秋らしくない生暖かい日となった日曜は、なんとか昼過ぎに家事を済ませ、午後遅めの時間に横浜馬車道へ。 9月末に『ヨコハマトリエンナーレ2014』を観たときに 足を伸ばせなかった連携企画を軽く観てきました。
『ヨコハマトリエンナーレ』の第2回から続いているオフ展的な企画も今年で4回目。 テーマに見られるよう、日中韓の現代美術に焦点を当てた内容でした。 この展覧会のために製作された作品もありましたが、、再制作やアーカイブの展示が目立つ内容。 『続・朝鮮通信使』のプロジェクトの展示も、雑然とした感は否めず。 元倉庫という癖のある空間なので、プロジェクトの資料展示などより、 原口 典之 のオイルプールのような物質的存在感のある作品の方が映えるのかもしれません。
BankART Studio NYK のある馬車道を中心に、桜木町から関内の界隈で展開されている。街中アートプロジェクト。 こちらは、アニュアル開催しようとした年もあって5回目。 全て観て回る時間的余裕もなく、結局 旧帝蚕倉庫 での 石内 都 の作品のみ。 建物と関連する絹織産業関連の写真は良いと思ったが、 工事用パネルの装飾同然になっていたのは、微妙なところであった。
30分程北仲通北再開発地区を歩き回るも、近くにあるはずの 宮本 隆司 の写真は見つけられず。 アートフェスにありがちはありますが、パンフレットやパスポートにあるのは、アクセスの助けにならないような抽象的な地図。 いくら見栄え良くても使いものにならないものは、デザインではないと思うのですが。 NYKの窓口で尋ねるも、展示室のフロアガイドに相当するものを別途用意していないとのこと。 受付か行列するくらい賑わうNYKに対して、探してる他の観客に出会いませんでしたし、 そもそも関係者くらいしか観てないので、会期末まで問題にならなかった、ということなのでしょうか。