ゴールデンウィーク恒例の親子向けパフォーミングフェスティバル TACT (Theater Arts for Children and Teens) Festival は、 今年は東京芸術劇場が設備更新中で休館ということで、 劇場前広場やグローバルリングを使った野外フェスティバルとして開催されました。 そのプログラムとして、このサーカスを観ました。
ドイツ拠点の2009年結成の男女ペアによるアクロバット, エアリアル, ジャグリングなどを組み合わせたショーです
(『Happy Ever After』は邦題で、公式サイトでのショーのタイトルはカンパニー名と同じです)。
ステージトラスを高さ約10 mに組んだ物を足場に使い、その上でのクラブ・ジャグリング、
縄ハシゴを使ったエアリアル、トラスの柱を使ったヴァーティカル・ダンス的な動きに、
合間に Andreas ソロやペアでのハンド・トゥ・ハンドのアクロバットなども交えつつ、
最後は Lisa のダイナミックな空中ブランコ (swinging trapeze) で盛り上げました。
アーティなコンテンポラリーサーカスの劇場公演は最近も観続けていますが、
ちょっとロマンチックな男女の関係をコミカルに演じつつ技を見せていく
大道芸フェスの海外招聘枠で来るような野外サーカス・ショーを観るのは久しぶりでした。
このようなショーも楽しいものです。
しかし、この男女ペアは、コンテンポラリーサーカスのカンパニー
Common Ground
のメンバーとしても活動しています。このカンパニーでの公演も是非観たいものです。