ビデオ・インスタレーション
『秋葉原TV』の会期は終了しました。
この site は、1999年2〜3月に秋葉原電気街と command N/□ で行われた
『秋葉原TV』について、僕が知った裏情報をお知らせするために作られ、
その活動の記録として保存されています。
2000年3月に開催されている『秋葉原TV 2』については、
Command N
のサイトをご覧下さい。(2000/3/20追加)
TFJ の 非公式サイト
last update: 1999/3/31
『秋葉原TV』
公式サイト [home page] |
TFJ's Sidewalk Cafe [home page] |
談話室
2月末から3月前半まで、秋葉原電気街を
会場に展開される国際ビデオ・アート展覧会が
『秋葉原TV』。
世界中の26人の作家のこの展覧会のために作成したビデオ作品が、
会期中、主な秋葉原の店頭店内に展示されているテレビで上映されます。
秋葉原にパソコン・パーツ買いに行くついでにでも、
あまり行かない家電のTV売場へ、是非見に行ってみてください。
いつものTV番組とは違う画面が楽しめるかもしれません。
この非公式サイトは、
『秋葉原TV』に関して、このサイトの作者 TFJ が仕入れた
口コミ、裏の話題・情報を、いち早くリークするためのサイトです。
このサイトに関する問い合わせは TFJまで
よろしくお願いします。
ここでの情報も出来るだけ正確を期するつもりですが、
公式 Web Site
も参照するようにしてください。
また、ここに載っていない『秋葉原TV』に関する情報をメディアでみかけたら、
TFJ までご一報下さると嬉しいです。
- 会期
- 1999年2月27日(土)〜3月14日(日)
- 会場
- 秋葉原電気街全域
(サトームセン、ヤマギワ、石丸電気、ナカウラ、九十九電気、
第一家庭電器などの電気店約30箇所の店頭店内)
- Command N/□ (台東区上野1-2-3犬塚ビルBF, tel.03-5812-7506)
- 参加作家
- 11ヶ国26名
- 河野 寛子, 石住 卓哉, イチハラ ヒロコ, 小金沢 健人, 鈴木 真吾, 関井 雅博,
立木 泉, Device Girls, 歳森 勲, 中村 政人, 藤 浩志, 眞島 竜男, 佐佐木 誠 (以上日本),
David D'Heilly (USA), Patricia Piccinini (Australia),
Katharina Copony (Austria), Gregory Maass (Germany), Peter Bellars (UK),
Alasdair Duncan (UK), Tracy Mackenna & Edwin Jansen (UK/Holland),
Didier Courbot (France), Kosit Juntaratip (Thailand), Lee Wen (Singapore),
Lee Sang-Yug (Korea), Kim Nayoung (Korea), Myeong-Eun Shin (Kerea)
リンク集
ニュース記事的なものもあり、リンク先が失われることもあります。
あらかじめご了承ください。
- 『秋葉原TV』公式 Web Site
- いわゆる、公式サイト。作家に関するドキュメントもあります。
- Peter Bellars のビデオ作品に"SPEECH BALLOON on the web"のメンバーが出演
- 現代美術 web site
SPEECH BALLOON on the web
の体験レポートコーナー
Document & Eyewitness
に掲載された、
出展作品の一つ Peter Bellers, Massage のロケ撮影の様子のレポート。
- やっぱり電気製品が好き!?
「akihabara TV」
- 美術 web site Town Art Gallery
のレヴューコーナー「美術遊覧」で取り上げられたレヴューです。
- 行ってみよう!
#001 ビデオアート展 AKIHABARA TV (RealAudio, 03:52, 56kモデム以上)
- 秋葉原の streaming web site
akibaTV.com
による紹介の RealAudio コンテンツ。
- 秋葉原がアートの街に、
実験的現代美術展“akihabara TV”開催
- ASCII の e-zine
ASCII24
のトピックスで取り上げられた紹介記事です。
- 秋葉原TV
- e-zine HotWired Japan の中の
ライフスタイル・コラム
Next Citizen
の中の月一連載
芹沢高志の
「惑星遊道民スタイル」
での紹介記事です。
- 『秋葉原TV』
インフォメーション
- 現代美術 web site
SPEECH BALLOON on the web
に掲載された『秋葉原TV』のプレス・リリース (報道資料) です。
- イベント・ガイド『秋葉原TV』
- 秋葉原電気街の公式 web site
Akihabara Home Page
での紹介記事です。
- ビデオアート展「秋葉原 TV」開催
- 映画・映像関係者のためのWebサイト
Marib の
Newstips ニュース欄で
紹介されています。
- 関東エリア展覧会情報 (1999/03)
- 大日本印刷の現代美術 web site
artscape
に載った展覧会情報です。
『秋葉原TV』情報掲載媒体一覧
2月23日時点て判明していたものです。
それ以降に取材があって、雑誌に掲載されたり、TVで放送されたものもあります。
TV
- フジTV『テレビ美術館』3月7日(日)5:45-6:00
- NHK教育『新日曜美術館』3月7日(日)9:00-,20:00-
- NHK総合『首都圏ニュース』2月28日(金)18:00-
- NHK world TV『Japan This Week』3月6日(土) BS1 24:00-
- テレビ東京『東京デイズ@』3月8日の週のいずれか一日
雑誌
- 『日経アート』3月号
- 『月刊ギャラリー』2月号
- 『Composite』2月号
- 『流行通信』4月号
- 『マリー・クレール』4月号 (2月28日発売)
- 『スタジオボイス』4月号
- 『モンスーン』
- 『Men's EX』
- 『週刊SPA!』アート&ステージ
- 『ぴあ』3月1日号 (2月22日発売)
- 『Can do ぴあ』(2月16日発売)
- 『TokyoWalker』(2月23日発売) 今週のアート欄
- 『TokyoWalker』(3月7日発売) 「この街を歩く」秋葉原編
- 『東京1週間』(2月23日発売) 「こんなに楽しめる! 100円異化の激安TOKYO」
- 『東京1週間』(3月2日発売) アート欄
- 総合電子専門学校発行『So Den News』
- 『日経クリック』3月8号
新聞
- 河北新報
- アサヒイブニングニュース (2月27日か3月6日)
インターネット
このサイトの経緯
3月12日
関係者の方から、見どころ店舗などのメールを頂きました。
せっかくなので、最後の土日に観に行く人の参考までに、
そのメールをリークしてしまいます。
見どころ店鋪
- 石丸2号店のテレビ売り場。本店テレビ売り場も2号店の店頭もいいのですが、
各テレビの取材でモニターにずらっと秋葉原TVを流していたのがここ2号店。
あれは特別ですが、ふだんもけっこう迫力。ただ、音がほとんどないのがとても残念。
- 同じく石丸2号店の店頭ショーウインドウ。フラット大画面2段のモニターでは
モーニング娘対秋葉原TV、というシュールなバトルがみられます。
かなり考えさせられる光景。
- 画質のよさならツクモ5号店。ここは、データをツクモ独自のハードで
全部コンピュータにとりこみそれをマスターにしているので画像が劣化せず、
とてもいい状態でみられます。
店頭だけでなく、店内のディスプレイもいろんなコンピュータ、液晶といった
モニターを使って展示していて、店員さんもとても協力的で大好き。
- 個人的に好きなのが宝田無線。
万国旗がはためくキッチュな店内の細いエスカレーターをのぼってのぼって
あやしいDUTYFREEをくぐりようやくたどりつく4Fに
一台だけですがとても大切に展示されています。胸の熱くなる光景。
高架下のナカウラ3号店もお気に入りです。
もしも流れていなかったりどこでやってるのかわからないときは
遠慮なく店員さんに尋ねてください。
営業のため番組にきりかえてそのままになってるときがありますが、
いえばすぐに戻してくれます。
ラオックスのBOSEシアターも (他のお客さんがいなければ) 流してくれます。
あそこが一番いごこちがいいでしょうね。
行ったけどみられなかった、思ってたよりもたいしたことなかった、
という感想は実はあちこちで聞かれます。
秋葉原をビデオアートが占拠!?なんてキャッチをよんだら
そりゃあすごい200台くらいのテレビモニターにばばーっと流れてる
ナムジュンパイクばりの光景を想像するのも無理はありませんが、
それでも毎日ボランティアスタッフが店鋪を回り、
店員に声をかけ、できるだけのコミュニケーションをとる努力をしているおかげで
だいぶ秋葉の街の人々の間にも秋葉原TVが浸透してきてはいます。
またたいしたことないといっても、
協力してくれた29店鋪全部回ると3時間以上はゆうにかかります。 (そんな人いるか!)
で、全部まわリ終わるころには、
次にテレビをかうならどこでどういうものを買うかだいたい決まってるという
面白い効果も。
それもシティビデオインスタレーションの楽しみ方のひとつでしょう。
正しい見方はやっぱりお買い物ついでにアートを楽しむ、これかもね。
3月7日
今日のNHK教育TVの『新・日曜美術館』(9:00〜, 再20:00〜) で、
『秋葉原TV』が取り上げられたのを、観てみました。
昨日観られなかったスーパーライザでの上映風景も取り上げられていましたが、
そこに映し出されていたのは…。
ところで、
LAOX本店壁面のスーパーライザでの詳細な上映時間を教えていただきました。
毎時3分30秒と33分30秒から各5分ずつ、とのことです。
スーパーライザで上映されているのを観たい人は、
この時間にチェックしに行ってください。
3月6日
今日は秋葉原電気街で
作品を観て回ってみました。
LAOX本店のスーパーライザ (屋外大画面のディスプレイ) で上映されているところを
観たかったのですが、「9:00〜21:00の間に5分ずつ24回に分けて上映」だったため、
上映されている瞬間に出会えませんでした。
同じく LAOX本店3FのBOSE劇場の時間帯が合わずにパス。
特殊な上映場所はさすがに難しいですね。
街を歩いていて歩道から目の入る場所は意外と少ないです。
LAOX本店入口は一番目についたように思います
[写真]。
あと、ナカウラの店頭のテレビは歩道に出ているせいか
立ち止まるほどではないものの「あれ?」と視線を向けている人もけっこういました
[写真]。
一番ずらりと並んでいたのは、カクタ本店、
一番上の段一列が全て『秋葉原TV』で歩道から観ていても目立っていました
[写真]。
その後、Command N へ行って Powwow。
東京近辺在住の出展作家によるアーティスト・トーク、といった感じでしょうか。
作品のビデオを売るべきかどうか、『秋葉原TV』は今後どう展開すべきか、
という点について、激しく議論が交わされて、面白かったです。
3月2日
『秋葉原TV』を企画主催している Command N は
定期的に Powwow という作家を囲んでのテーブルトークを開催しているのですが、
今度の土曜に東京近辺在住の『秋葉原TV』参加アーティストを招いての
Powwow を開催するそうです。概要は以下の通りです。
場所: Command N (台東区上野1-2-3犬塚ビルBF)
日時: 3月6日(土) 16:00-18:00
参加予定作家: 中村 政人, √R (桜井 たかあき, 鈴木 真吾, 戸澤 徹),
石住 卓哉, 申 明銀, 小金沢 健人, Peter Bellars, David D'Heilly,
眞島 竜男, 和田 一基 (Device Girls), Lee Wen
参加費: 2,000円 (学生1,500円) with drink+food
参加申込先: Command N
(tel: 03-5812-7506 / fax: 03-5812-7507 / e-mail:
chiaki-s@ga2.so-net.ne.jp)
参加した作家のアイデア、意見や感想を聞く絶好の機会ではないかと思います。
というわけで、お知らせまで。
2月28日
昨日27日は Command N でレセプション+オープニングパーティがありました。
会場が狭いうえ、沢山の方々が集まってくださり、
地下の会場にいると酸欠になるのではないか、と思うほどの熱気のときもありました
[写真]。
写真の左手奥に光るのは イチハラ ヒロコ『美術中』、
右手奥には 中村 政人『トラウマトラウマ』も光っています。
盲腸炎で倒れたスタッフも、無事復活して、パーティ出席していました。
まだ、秋葉原電気街を使った展示は
ほとんど観ていないのですが、
もう一つの会場であり、パーティ会場だった Command N/□ の様子を。
通りに面した壁は『秋葉原TV』仕様のカラーパターンに塗られ、
小さなディスプレイが埋め込まれて、そこでもヴィデオ作品が上映されています
[写真]。
ギャラリースペース Command N/□ に入ると、椅子が並べられており、
壁にディスプレイが埋め込まれており [写真]、
そこに作品が上映されています。
ディスプレイは正面だけでなく横の壁や後ろ頭上あたりとあちこちにあります
[写真]。
あと、グラストロンのコーナーもあって、
関係する作家の他のビデオ作品をそこで観ることもできるようになっています。
(いずれの写真の写りが悪くてすみません…。とりあえず参考までに、ということで。)
2月23日
今日は Command N へ行ってきました。
詳しいマップの載ったパンフレットが仕上がったので、それを受け取りに。
これからあちこちに撒きににいきます。
スタッフも明日、都内のギャラリーを回るようなので、
25日以降なら現代美術をよく扱っているようなギャラリーで
入手できると思います。
パンフレットには公式サイト
のURLが書かれています。
スタッフの話ではまだ情報がまだ載せきれていないようですが。
とりあえず、リンクしておきます。
暫くするともっと情報が充実するかと思います。
あと、まだ未完成だったのですが40分余りの上映作品を観せてもらいました。
もちろん、自分が写っている姿も…。
結構ポップな仕上がりで、気楽に楽しめそうな内容です。
あと、『秋葉原TV』は、あちこちのメディアで紹介される予定です。
その一覧を入手したので、ここに掲載します。
これはというものは、チェックしてみて下さい。
とりあえず、今週の『ぴあ』『TokyoWalker』を見せてもらいましたが、
いずれも1ページ使って取り上げてます。
それから、盲腸炎で倒れたスタッフですが、無事退院したとのことです。
しかし、戦線復帰はまだ無理。
スタッフのもう一人、中村 政人 さんも大阪での個展の搬出のために不在、
ということもあって、人手も足りなくてかなり大変そうでした。
2月18日
盲腸炎で倒れたスタッフですが、無事手術を終えた、とのことです。
オープニングまでに退院できるといいですね。
スタッフの皆さんも実動スタッフが一人減って大変そうですが、
ここ非公式サイトも、非力ながらですが、
オープニングに向けて盛り上げに協力していきたいものです。
2月16日
オープンまで10日ですが、
『秋葉原TV』を主催・企画をしている
Command N のスタッフの一人が盲腸炎で倒れたそうで、
スタッフは大変なことになっているようです。
嶋田 丈裕 / Takehiro Shimada
(a.k.a. "TFJ" or "Trout Fishing in Japan" / 「日本の鱒釣り」)
<tfj@kt.rim.or.jp>