ヨコハマみなとみらい21の Queen's Square のセンターサークルで、 Musici e Sbandieratori della Citta Murata のパフォーマンスをやっていたので観てきました。 去年の夏に続いて二度目の来日です。(って、去年は見逃したんですが。)
検索すると、Sbandieratori というのは英語で Flag-Wavers 、 日本語だと旗手団と訳されているようです。 イタリアの伝統芸能の 楽隊付きで大旗のトワリング・ジャグリングのパフォーマンスをするグループです。 旗の大きさは一辺約1メートルの正方形で、棹の長さは1メートル半はあるでしょうか。 重さも1キログラムはあるということです。 楽隊は喇叭と太鼓からなります。 衣装は中世のスタイルのものをそのまま使っているようです。 街のフェスティヴァルに欠かせない存在だそうで、 連盟もあって、 沢山の旗手団が競い合っていて、競技会もあるそうです。 といっても、似たようなパフォーマンスはイタリア外にもあるわけで、 スイスにもアルペンホルンをバックにフラッグ・トワリングをする 伝統的なパフォーマンスがあったように思います。 このような伝統芸能が近代化されたのがバトン・トワラー付きのブラスバンドで、 近代スポーツ化されるとバトン・トワリング競技とか新体操のリボン競技になるわけですね。
かなりダイナミックなパフォーマンスで、観ていてゾクゾクするほどでした。 大道芸やダンス・パフォーマンスが好きな人なら、 一度は観ておいて損はないように思います。
ちなみに、この日は天気も良かっただけに会場が屋内だったのが残念でした。 横浜美術館前の広場とかの方が、綺麗だったんではないかなぁ、と思ってしまいました。