日比谷共同溝虎ノ門立坑の工事現場が
Tokyo Geo-Site Project
というイベント仕立ての一般公開を行なっている。
去年の11月の第一回は行かれなかったので、第二回にリベンジしてきました。
ちなみに、プロジェクトのプロデュースは
東京ジオサイトプロジェクト制作委員会
(事務局はクリエイティヴアダック)、
今回の一般公開である『沈黙のシールドマシン』展の技術プロデュースは
前田建設ファンタジー事業部。
入口近くから路下ヤードに設けられた「アンダーグラウンジ」を望む。
入場制限を行なっているため、中はそれほど混雑していません。
シールドマシーンから出てくる泥水を処理する泥水再生プラントが路下ヤードに設置されてます。
これは、サンドコレクタ、土砂脱水用の振動篩です。
泥水再生プラントの裏込めプラント (トンネルの裏込材を作るプラント) 回りの配管。
泥水再生プラントは下水処理場とかの公共プラントとかに近い雰囲気です。
路下ヤード「アンダーグラウンジ」から立坑下の
日比谷共同溝掘削用の泥水式シールドマシーンを見下ろす。
日比谷共同溝掘削用シールドマシーンのカッタ。掘削する部分ですね。
掘削中はここが土砂岩盤に接するわけで、
青地に白赤黄でペンキで彩色されているのは展示のための化粧ではないかと。
しかし、色のセンスがロボットアニメ風だなぁ。
シールドマシンの中は自動制御用の機器類でぎっしり。ロボットですね。
虎ノ門立坑に繋がる麻布共同溝は、未供用のようですが既に完成していました。
内山 英明 『JAPAN UNDERGROUND II』 写真展がここで行なわれていました。
中央管理室の監視制御システムの操作卓。
PC / Windows ベースの SCADA で、泥水再生プラントとシールドマシンの監視制御を行なってるように見えました。
今の工事現場は機械化自動化が進んでいてほとんどプラントと同じになってるんですね。