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今日は午前中、ニシ浜で貝拾いをして昼寝してまた午後海へでた。
白くて、青くて大変。ワクワクして大変。 いいなぁ、海ってぇ〜。なんて、うきわでぷかぷかしながら水中眼鏡で水の中をみたら。 な、ナマコ。ナマコだ。 はじめは何かわからなかった。黒いきゅうりみたいなのが落ちてる…。 そう思った。でもナマコだった。ナマコだった…。 こころの底から絶望感がこみあげる。 楽しそうにしてるノリちゃんに申し訳ないが、報告してしまった。 気付かせないほうが幸せだったかもしれない。 なんとでかいことか。気持ちを強くもとうとするが、精神的、生理的に勝てない。 どうしても。なんでもない…と思うんだけど。 海の恐怖がフツフツと全身に行き渡り、また浜で貝拾いを始める。 もともと、私たちは海のないところ(栃木県)で育ったせいか、海に対して憧れは強いが親しみがない。未知、というのと恐怖は隣り合わせだと思う。 …っていうかただ、ナマコが嫌なだけなんだけどね。なんでまだらなの…そしてどうして太かったり、長かったりするの…。ああ。 ナマコのことは忘れよう。
朝ご飯にでてきた生卵を熱い砂に埋めたらゆで卵になるかも、と思ってそうしておいたのを掘り返す。…どうにもなってないみたい。
夕ご飯を食べる前に、夕日が海に沈むのを見にいく。
夜、星空観測センターへ行く。それは島の外れにあり、8人くらいでおじさんのワゴンに乗せてもらって向かった。岬に立つ、白い建物。一面の星空。海風も今夜はやさしい。
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