YUKAPONのつぶやきdiary
2001年4月
01/4/27 (金) 春は終電近い電車がいつも混んでる気がする。
4月になってからは、駅の階段を降りる人混みが濃紺の波になる。あたらしげなダークスーツの人が多いから。
みんな歓迎会だのナンだので飲んでるハズなのに、年末年始と違っていかにも酔ってる風の人が少ないのは、緊張しながらのお付き合いの始まりだからだろうか。
咳と鼻水が抜けきらない私は、一日中それこそ混み合った電車でも、ずっと鼻をかみ続けていた。恥ずかしいけど仕方ない。とめどなく鼻水が溢れるんだモン。。。
たくさん持って出たハズのポケットティッシュがなくなりコンビニに駆け込んだら、ナンと売り切れ。花粉症の人もまだまだ多いってことかな。。。
やっと化粧品屋さんで手に入れたティッシュは、しっとりしていて鼻に優しく、かんでもかんでもヒリヒリしない。だけど、ティッシュを広げたり重ねたりするのに手間取り、またも鼻水がこぼれ落ちてくる。
あーぁ、やっぱ箱ごと持ち歩けばよかったかなぁ。。。(^^;;
01/4/23 (月) 久しぶりに高熱風邪をひいてしまった。
薬で無理に解熱させたので、いまひとつすっきりしない。
しっかり熱を出しきりたっぷり眠って自然に治せた時は、熱が下がり始めた時の汗のかき方も気持ちよく、身体が蘇った感じになるのになぁ。。。
それにしてもこんな時期に高熱を出すなんて、これは「洗濯熱」じゃないかと秘かに思う。洗濯疲れ、いや洗濯はもうたくさん、との拒否反応かもしれない。(笑)
ところが、この反応は更なる悪循環を引き起こしてしまった。だって汗をかいて何度もパジャマやら下着やらタオルやら、シーツやら枕カバーも取り替え、洗濯物が山のようになってしまったんだモン。。。
溜めすぎないようにと、一度だけダーリンさんに洗濯機を回してもらったのもいけなかった。彼にまで「洗濯熱」が伝染してしまったのだ(笑)。お陰で洗い物のお山が倍の倍に増えてしまった。。。(泣)
まだまだ洗濯機との闘いの日々は続くんだ。。。
あー、カミサマ、わかりました。もうお洗濯を嫌がりませんから、どうかおニューが届くまで「爆発」させないでくださいまし、いくらでも洗いますから。。。(^^;;
01/4/18 (水) どうにもおぼつかなくて、洗濯機を注文に行った。
以前カタログであれこれ見比べていたので、選ぶのは早かった。
現物を見ながら気に入ったのはいいけれど、「この商品のお届けは5月上旬になります」という札が目に留まった。店員さんを捕まえて確認してみる。
リサイクル法の施行に合わせて駆け込みで注文した人が、メーカーの予想を遙かに上回ったらしい。というよりも、その時期だけいきなり生産を増やすなんてコトも難しかったんだろうし。。。
違う機種ならそんなに待たされないのかと思ったら、洗濯機全部やられました、と言う。3月末に注文した人の分をやっと今頃届けているそうだ。
この心理ってなんだろ? 世のためリサイクルのため地球のためと、アタマではわかっているのに、今まで払わなくてすんだモノを、日付が変わった途端自分が払わねばならないんだモン。たかが○千円、でも、、、?を感じたらそれは、されど○千円になってしまう。それが嫌でまだ使えるのに買い換えたヒトが多いそうだ。
リサイクル法に合わせた買い換えを見送ったにもかかわらず、4月になった途端に洗濯機が壊れてしまい、おまけに3週間近く待たされるあたしとしては、ただただツイテナイってことかぁ。。。(^^;;
おニューが届くまでどうか「爆発」しないで欲しいと思い、一度に洗っていたモノを二度にわけ、更にその間普段やらない手洗いもし、なんだか自分がずーっと洗濯し続けている気がしてくる。そして、なんて便利な暮らしに慣れきってたんだろうかと思う。洗濯機のなかった時代の人達は、たいへんだったよねぇ。
お洗濯しながら、いつだかに見たTVを思い出した。女達が洗濯物の話しをしていた。パジャマは毎日洗うのかという話。3人のウチ一人が毎日。あとの二人は2〜3日おきだそうだ。私も後者である。そして、じゃ、シーツは? トレーナーは? と話が続いた。
そうだよ、そうだよ、こんな時はいつもより洗う回数減らせばいいんだっ!
いまのヒトは、さほど汚れてなくても洗っちゃうけど、昔のヒトはそんなにガシガシ洗ってなかったはずだモン。
洗濯機が洗ってくれるからと、ポイポイ放り込んでいたけど、お洗濯もあたしの掃除感覚でいいってコトか、、、あれっ?(笑)
01/4/14 (土) 桜と一緒に彼女は散ってしまった。
今年の桜と同じで、もう少しと思っていたのに、、、早かった。
親の世代の訃報も多くなっているけれど、友の死はやはりショックが大きい。
Sさんは、ダンスカンパニー時代の先輩である。
身体の痛みを職業病で済ませていたのが、数年前に病気が発覚した。
治療を始め、調子いいからどうしても舞台に立ちたいといった時も、皆一応はもっと休んでからにしたらと言いつつも、彼女の気持ちが痛いほどわかるだけに誰もそれ以上止めなかった。案の定、舞台の後また悪化したが彼女は懸命に病魔と闘い、さすがにその後は舞台にこそ立たないが、調子がよくなると少しずつ稽古しその日に備えることを励みに闘い続けていた。
Sさんは、私にとっては先輩でもあるし、当時の大事な飲み友達だった。
彼女の口癖は「あれからついてないのよねー。」
あれからというのは「岸辺のアルバム」というテレビ番組にもなった、多摩川が決壊したことで家庭が壊れていった話のことだ。当時お見合いの予定があって、自分としては乗り気だったのに、多摩川とともに全てが流れてしまったというのである。その後家を建て直したが、お父様も亡くなってしまうし何だかずっとヘンなのよ、と。私は、クチではそんなコトを言いながら自由奔放に生きている彼女が好きだった。
ちょうど私が自分が飲めることに目覚めた頃だったので、Sさんと舞台美術家のM氏に鍛えられたようなモノである。その3人で飲んでいると「我等飲み友、イェーイッ!」と決まって朝になっていた。そして飲みながら、ニューヨークでも活躍し始めていたMさんのホットな最前線の話しで盛り上がり「一緒にニューヨークに行こう!」と何度となく話していた。
そして、ついに飲んだ時の話しが本当になったのである。
仕事でM氏が行っている時に合わせて私とSさんも旅立った。私にとっては、海外公演じゃなくプライベートで唯一の海外旅行だった。
盛り上がりつつも貧乏で貯金など皆無な私は、その実どうやって最低限の旅費を確保しようかと秘かに悩んでいた。いまさら行けないとは言えないし、というよりも、私自身どーしても行きたかった。ニューヨークの空気を吸ってニューヨークの匂いを感じたかった。いっぱい観たいモノがあったし、受けたいレッスンがあったし、会いたい人達がいた。私はありとあらゆる手段を使って、事後承諾せざるを得ない状況をつくり、親に借用書を書いて当座を凌ぎ実行した。
あまりに楽しくて充実していて、帰りたくなくなって予定を延長して、いろんな人のご好意に甘えた旅だった。すっかり甘えて押し切ってしまった両親へのお土産も、花模様と匂いのついたトレペだったな、たしか。(^^;;
そんな関係だったSさんとMさんが、数年前ほぼ同じ時期に発病した。
やっぱり仲がいいんだね、と病院情報をやりとりしながら励まし合ってたよね。
そしてM氏が3年前に亡くなった。そしてあなたが亡くなった。。。
今夜のお通夜で会ったあなたのお顔は、とっても安らかできれいだったよ。
トレードマークの腰まで届く黒髪はすっかりなくなってしまってたけど、フッと微笑んでたね。いつも、細く長く生きるより太く短く生きたいと言ってたよね。M氏と再会の祝杯をあげてね。
ウチに帰ってからも、私は一人であなた達のことを想いながら飲んでるよ。すっかり夜も更けてしまったけど。いまAM 3:00、さすがに眠くて、帰ろうか始発まで粘ろうか悩む時間だったよね。
でも、私のことを呼ぶのはもう少し先にしてね。お願いだから。
だってM氏は最後まで私に、大丈夫、もう一度やろう、何でも協力するからと言ってくれたじゃない? その気になった私を置いてM氏は逝ってしまい、あの時もかなりのショックだったけど、私はちゃんとまたやり始めたんだよ。
でもね、まだまだいっぱいやりたいことも、やんなきゃいけないこともあるの。
二人がやり残したと思う分までやんなくちゃ。
だから、あたしのこと見守っててね。だって人生は一回こっきりだモンね。
もう一度3人で飲みたかったね。
・・・やっぱり寂しいよぉっ!
01/4/11 (水) 昨年暮れからの家電の呪いがまた起こってしまった。
PCの次が冷蔵庫。そして今回は最も危惧していた洗濯機である。
リサイクル法の施行に合わせて洗濯機は買い換えも考えていたのに、予定外でPCがやられ冷蔵庫がやられたモンだから、洗濯機は大事に大事に使い続けるつもりでいた。
時折ヘンな音がしていたので詰め込み過ぎかと思い、いつもなら一度に洗ってた分量をちゃぁんと二度に分けて使っていたのに。。。
気になっているので洗濯機を使っている間、どこかでその音を聴いていた。「静か」が売り言葉だったはずのに、かなり古くなっているモンで今では相当デカイ音がする。そのデカイ音の合間に何度かぶぉ〜んという音が聞こえてくる。空回りしてるのかな?・・・やな予感。終わりを告げるピピピッって音がしたにもかかわらず、洗濯物はたっぷり水分を含んだまま、洗剤がちょっと残ってぬるっとしたまま脱水できていない。
やれやれと思って、ススギと脱水をもう一度。そんなことをここ何日か続けていた。倍の時間はかかるけどまだ使えるモンねー、と思っていた。
ところが、、、ぶぉ〜んの音とともに焦げ臭い匂いが漂ってきたのである。
マズイッ!と思いつつもセコイあたしはその回の洗濯を全うしようとしてハタと思う。途中で爆発したらどうしようかと。
電化製品の原理を理解していないあたしは、トラブルがあるとすぐに「爆発」「炎上」という言葉を連想してしまう。
マジでびくびくしながら、それでもあたしは中途半端な洗濯を全うした。(笑)
無事終わったモノの、焦げ臭さはひどくなってしまった。
弱った洗濯機を無理矢理使った後ろめたさから、その後の外出先でも留守中に爆発していたらどうしようかと気になってしょうがない。
あーぁ、明日洗濯機を使うのが怖いな。。。
01/4/6 (金) 携帯電話への間違い電話を以前にもぼやいたことがあったかもしれないが、先日も印象深い(笑)間違い電話があった。
待ち合わせしている時以外私はほとんど電源を切っているし、マメにチェックするわけでもないので、留守電に気付くのもやたらと遅い。
その日もナニゲにチェックしたら、4本の留守電が入っていた。am.10:00 〜pm.2:00 の間にほぼ1時間おきに入っている。
1本目「いま東京駅に着いたから、至急連絡してくれ。」
2本目「いま東京駅にいるんだけど、どうしたらいいのかわからないから、至急連絡してくれ。」
3本目も4本目も声はどんどん荒ぶってくるが同じ繰り返しが続いていた。
カンペキに勘違いしている様子の中年男性が気の毒に思えて、電源をONにしておいたら3時にまたかかってきた。私が出ただけで声が違うと思ったようだが、「あれーっ、おっかしいなぁ。」と切れてしまった。
折り返しかかってこなかったから解決したものと思っていたら、また4時にも5時にもかかってきた。
かけたい相手の番号を聞いて一緒に間違い探しをしてあげるつもりでいるのに、私が出ただけで「あれーっ、おっかしいなぁ。」とすぐ切れてしまう。
背後ではずっと同じ駅の雑踏が聞こえている。まだ東京駅にいるようだ。
7本目、5時の電話を最後にかからなくなった。
このヒト、もしかして10時から5時までずっと東京駅にいたんだろか?どこでどうしてたんだろ。それにしてもどーして一時間おきなんだろ???
気が短いんだか長いんだかわからないが、火曜サスペンス劇場になりそうな出来事だった。(笑)
01/4/1 (日) きょうから、禁煙します。
きょうから、夜更かししません。
きょうから、忘れ物をしません。
きょうから、道を覚えます。
きょうから、目覚ましがなったらすぐ起きます。
きょうから、自主稽古に励みます。
きょうから、お掃除を嫌がりません。
きょうから、お料理のレパートリーを増やします。
きょうから、禁酒・・・・・あ、こりゃ無理だな。(笑)
以上、4月1日じゃない日に言えるよう、努力します。(^^;;
(C) 1998-2002 Yukari Hayakawa
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