YUKAPONのつぶやきdiary
1999年3月

99/3/31 (水)

「DANCEPAS 99」というダンス公演の昼の部を観に行った。
(於:シアターX(カイ))

今日の4作品の2番目が、先日連絡のあった坂東扇菊さんの出品によるものだった。
「不」とわたし(その2)というタイトルで、「不」は否定ではなく、「無」や「空」と同じに、相対分別を越えること…。と添え書きしてある。

舞台で扇菊さんの踊りを観るのは初めてだった。私は彼女にいわゆる女らしい感じで芯が強く情念的な印象を抱いていた。今日の踊りはそんな私のイメージ通りのものだった。
終演後彼女に「色っぽいわねー。」というと「そう?ホントは、色っぽく見えちゃいけなかったんだけど。」と笑っていた。
作品の意図からすると彼女の言わんとする事はわかるが…

この作品には車椅子に乗った淳さんと、軽度な知的障害のあるみづほちゃんも出演していた。舞台を横切るのに車椅子が必要なのもわかる。けれども車椅子を降りてからの踊りをもっと観たかった。全体の時間(30分の作品)に対して、もう少し扇菊さんと淳さんのからみのシーンが長くても良かったような気がする。

そしておそらく今日が初舞台だったであろうみづほちゃんは、段取りもよく覚えていたが、もっと踊り込んでもよかったのではないだろうか。
扇菊さんとみづほちゃんのシーンは、ワークショップの時、布を使って即興でやさしさに溢れるダンスをみているだけに、今回は同じように布を用いていながらも、どうしても振りを追っているのがみえてしまう。大人の舞台に子供を出演させる時は、できるだけ段取りは少ない方がうまくいくと思う。

扇菊さんはみづほちゃんが、今回の出演で踊りが嫌いになるのだけは避けたいと言っていたから、稽古でも無理のないよう遠慮がちだったのかもしれない。
今後のみづほちゃんの成長を楽しみにしよう。

それから今日のような公演に日本舞踊の方が出品するのは珍しいことだ。
そのせいか、日舞の所作をもとにした振りは新鮮だった。
そして、淳さんとみづほちゃんが障害者であるとはどこにも書かれていなかったので、淳さんの踊りを観ているウチに客席にはある種の緊張感が漂っていた。ましてやみづほちゃんのことは、おそらく誰も障害児とは気付かなかっただろう。扇菊さんの今後の活躍に期待したい。

99/3/29 (月)

この風邪はしばらく治りそうもないとあきらめ、今日は久しぶりに外出しました。
朝早く出かけたのですが、よりによって寒いこと、寒いこと!
ご出勤の方達のお顔も、寒さのせいかこわばっていました。

あちらこちらで用を済ませながら、千鳥が淵辺りを通りかかると、桜がきれいに咲いていました。でも残念ながら今日のような花曇りでは、桜の花びらも色あせ北風に震えているように見えてしまいました。
やはり晴れた日の柔らかなピンク色が見たい!しばらく不安定なお天気が続きそうですが、せめて散らないで欲しいな〜。

ところで久しぶりに日本橋高島屋に寄ったのですが、自分の買ったデパートの紙袋を見てびっくりしました。
だって「三越」の紙袋なんですもの!
「あら?ここは高島屋のはず…」と思ってよく見ると、紙袋の片面が高島屋、もう片面が三越だったんです!!

こんなこと今までは考えられませんでしたよね。日本橋東急がなくなって、日本橋のデパート目当ての人が減りそうだからと、デパートの老舗、三越本店と高島屋が腰を上げ、初の共同企画を打ち出すようです。日本橋という街に人を呼び戻そうということでしょうね。

デパートの存続自体が危ぶまれているのですから、当然かもしれませんが…
デパートがスーパー化するのでもなくテナント重視でもなく、デパートらしさを取り戻せるのはいつになるのでしょうね?

99/3/27 (土)

すっきりしないまま週末になってしまいました。
この週末は仕事もオフだったので、久しぶりに学生時代の友人達と会う約束をしていました。

でもまだお熱が上がったり下がったりしているので、結局キャンセルしました。
いつもなら「なんとかなるさ」と、このくらいなら仕事でも遊びでも行くんですが… (--;

そういえばこの日記を書き始めて6ヶ月が経ちました。
子供の頃から日記はいつも3日坊主だった私としては、快挙です!!

こんな「つぶやき」でも「楽しみにしています。」とメールを頂くと、恥ずかしくなってしまうのですが、嬉しくもあり励まされます。
皆さん、どうもありがとう!! (^@^)

先日も何人かのメールフレンドの方から、4月からメールアドレスが「ne.」に変わるのでは?とご心配頂いたのですが、私のプロバイダーは、今のままで大丈夫なようです。
皆さんはいかがですか?

もうアドレスがかわっているところもあるようですが、つながらないサイトやメールは「or. 」を「ne.」にかえてみるといいかもしれません。しばらくちょっと混乱するかもしれませんね。

99/3/25 (木)

ここのところのお天気同様、私の風邪もいまひとつすっきりしません。

昨日、おとなしくお昼寝したりタラタラしていたら、夜になって元気が出てきて「もう、大丈夫だわ!」と夜更かししたからでしょうか、ちょっとぶり返してしまったようです。うーん、歳のせいか治りが遅い…(泣)

ちょうど今週は暇なんだから、やっぱり無理せずきちんと休みなさいってことなのでしょうね。

は〜い。わっかりました〜。しばしおとなしくしてますね。 (^^;

99/3/23 (火)

とうとう風邪をひいてしまいました。春へ足踏みしている間に鼻水と咳がひどくなったと思っていたら、昨日から珍しくお熱もでてしまいました。

昨日はだるくて朝からずーっと寝ていたのですが、午後になって38度くらいになっていたのでひたすら眠っておりました。
寝ても寝てもまだまだ眠れそうです。

きっと「寝不足風邪」「食べ過ぎ飲み過ぎ風邪」なのでしょう。今日はいくらか楽になっていますが、まだまだ眠れそうです。節々の痛みがとれるまで、そして「もう眠くなーい」と言えるまでゆっくりと休むことにいたしましょう。

そういえば例年私は冬の間は、あまり動き回らず「冬眠」していることが多かったのよねー。この冬の眠りを一気に挽回しますよ〜。
ふぁ〜〜〜。お・や・す・み・な・さ・い・・・・Zzz……

99/3/21 (日)

この2日間「障害と共に生きる人たちのパフォーミングアーツ研究集会『身体と表現』」に参加した。(於:横浜ラポール)

研究集会なんていう堅苦しいものではなく、もちろん真面目に討論するのだけれどもどこかアットホームな催しものだった。それは、全体の人数は少なかったにもかかわらず実にいろいろな人達の集いだったからかもしれない。

本気で現場でやっている人達がやっと同じ方を向き始めていることを、お互いに確認し合う場であったのかもしれない。それは夢を語り合う場でもあり、また現実に戻って各々が抱えている現場での問題に立ち向かうのだろう。

もっともっと、ふらりとアーティストも立ち寄って欲しいと思う。そしてあちらこちらでそのアーティスト自身の活動にいつの間にか自然に障害者と呼ばれる人達も入っていた、そんな緩やかな結びつきが広まっていくといいのかもしれない。福祉の中から出発しようが、極めて個人的な関係の中で起こってこようが、偶然の成り行きで起こってこようがそんなことは構わない。実社会の中にすっと入ってきてほしいと思う。

99/3/20 (土)

17日に観たウィリアム・フォーサイスとフランクフルトバレエ団の感想を記憶の新たなうちに書き記しておこうと思う。

記憶の新たなうちにと言ったが、普通ダンス等の舞台を観た後、いくつかの印象的なもしくは感動的なシーンやいくつかの効果的な振り(動き)を思い出せるが、フォーサイスに関しては、それらはとても曖昧で朧気な全体像しか残っていないことに気付いた。

その理由は猛烈なスピードで複雑な動きが連続していて、あらゆる意味や物語を排除しているからだと思う。数学的、幾何学的実験ともいえるだろうし、例えばものすごく速くてカット数の多いCMを見たときの感じとも似ている。

フォーサイスの作品は「バレエの解体」、「脱構築」と評され純粋バレエともいわれる。しかし解体といってもバレエの様式やパを解体したのであり、あくまでも「バレエ」の範疇の中でのことである。従って解体したり実験したりするに当たっては、逆に非常に厳格なバレエに行きつ戻りつすることで実証していたように思う。

フォーサイスの数々の試みや多大なる影響力は、舞踊史(バレエ史)を塗り替える程の評価に値するものだ。そしてダンサー達のスキがなくそれでいてゆとりのある熟達した身体は、バレエ団としての層の厚さを感じる。

しかしながら、フォーサイスは研究者にとって興味の尽きない対象かもしれないが、今の私にとっては興味の対象ではない。「すごい」とは思ってもそれ以上心を動かされるものではないということだ。

私が強く心を奪われたり感動するものは、どんなふうに私の前に立ち現れるのだろうか。遙か彼方にあるようにも思うし、またごく身近なところにあるようにも思えるが…

99/3/17(水)

夕方、東京都美術館(上野・〜3月22日まで)で開催されているエイブル・アート’99「このアートで元気になる」(全国から選ばれた障害を持つアーティスト達の作品展)に行き、その後新国立劇場(中)でウィリアム・フォーサイスとフランクフルト・バレエ団の公演を観た。

ジャンルは異なるが、続けてみると対照的な妙な気分になる取り合わせだった。

今日は美術展の感想だけで、フォーサイスの方の感想は長くなりそうなので、また日を改めて書きたいと思う。

たしか2月の始めに観た映画「まひるの星」(過去の日記をご覧下さい)に出演していたアーティストも何人か出品していた。
全国の20以上の福祉施設からの出展で展示も施設によってエリアが分かれており、中には日頃作品置き場に使っている拾ってきた下駄箱を搬入し、それがまた立派なオブジェの役割になっていたところもあった。

こうして数多くの作品をみて気付いたことがいくつかある。
まず、各エリアの中にはその指導者によるのか、カラー(共通の特色)が感じられるエリアがあったこと。

次に映画に出ていたアーティスト達はやはりうまいということ。多くの作品から選ばれたわけだから当然かもしれないが、「障害者の〜」という冠をはずしても十分芸術的評価を得られる作品には、技術も備わっていると再確認できたこと。

そしてもう一つは、技術は未熟だがその発想に思わずふっと笑ってしまったり、気付かされたり感心してしまう作品も、出展されていたこと。このことはおそらくその才能の発芽を見出されたのであり、また見る人が元気になるのはこういった作品ではないかと思うと、主催者の意図に好感が持てた。

ここまで書いていたら、あらまあ、なんと今まさにTBSの筑紫さんのニュース23でこの展覧会が取り上げられている! (ちょっと見てから続きを書きますね。)

どんな捉え方をされるかと思っていたが、出品している指導者の方と主催のキュレーターの方が、きちんと説明していてホッとした。
指導者の方は、この展覧会の主旨に対して、まだはっきりと考えが纏まらないと正直におっしゃっていた。そのお気持ちはよくわかる。
そしてキュレーターの方は、アートには「障害者の〜」等という区別は本来必要ないが、まだまだ日本では認知されていないこと、そしていわゆる閉塞した美術界に問いかける意味もあり、敢えて冠をつけたものもあってよいのではないかとおっしゃっていた。

障害者の方達とダンスをしている私も、どのようにして世に問いかけていけばよいのか、いつも考えていることであり、このお二人の発言は今一度考えてみたい。

99/3/16 (火)

1月のヴォルフガング・シュタンゲのワークショップは、実に多くの出会いを授けてくれました。

ワークショップに参加していた、日本舞踊家の坂東扇菊さんから先程お電話がありました。月末のダンスの公演に創作の作品を出すとのことでした。

そしてその作品にあの時一緒に踊った淳さん(彼は四肢障害の方で、プロのダンサーとして活躍中)と、みずほちゃん(彼女は軽い知的障害を持つダンスの好きなあどけない少女)に出演してもらうことになり、いま稽古の真っ最中だというのです!

まあ、なんてステキなお知らせなのでしょう!
チラシを送ってもらうことにしたので、皆さんにも詳細はまたお知らせしますね。

みずほちゃんは、扇菊さんのことがよほど気に入ったみたいで、初日からずっと扇菊さんを独占して踊ったりおしゃべりしていました。

そして扇菊さんとみずほちゃんの布を使ったデュエットは、本物の親子と勘違いされるくらい、息のあった優しさに溢れるダンスで、参加者達の胸に強く残っています。

淳さんもワークショップ中盤でインフルエンザになったものの、最終日はなんとしても参加したいと、まだ治りきっていないのに踊っていた、プロ根性のある方です。

こんなに早く皆の舞台が観られるなんてうれしい〜!

99/3/14 (日)

昨日、夜中にビデオの編集の下準備をしていたら、ボゴボゴッ、ボゴボゴッ、と妙な音が聞こえてきた。いやーな予感は見事に当たり、トイレのお水が今にも溢れそうになっていた。

最近どうもつまりやすかったのよねー。
前にも同じようになったことがあって、その時に買ったポンプのようなものを探したけれど見あたらず、ブラシを突っ込んでみたけれど変わらない。

「これは、もうそろそろ寝なさい。」っていうことなんだわと思い、なるべくトイレの事は考えないようにして眠って忘れることにした。

幸い朝には少しずつお水はひいていたけれど、1〜2度使うと全然流れなくなってしまった。
もう一度、家中そのポンプのようなものを探してみたが(とはいえ、そんなモノをしまいそうな場所は限られているが)見つからない。困り果てて出張中の夫に電話したがわからない。…仕方ない。こうして探しているうちに日が暮れてしまうし、トイレを我慢するのも限界だし、買ってくるしかない!

またも「ラバーカップ・洋式・小」なるものを仕入れ、やっとトイレのことから解放された。 (^_^)

さて、どこにしまおうかしら?
家の中であちこち置き場を探してもうまく収まらない。
ベランダの物置には入れたくないし……、でも物置しか収まらないから仕方ないかしら? と思って扉を開けると…ここだったんですね。この間買ったのをしまったのも。 (^^;;

我ながら絶句。。。同じ状況をつくって思考を辿っていかないと、私はどうも思い出せないみたい。。。

ホントに情けないですよね。それにしてもこんなモノ、2個あってどーするんだろう? せっかくだから今度詰まったら、両手に持ってやればいいのかしら?(笑)

あーあ、冗談にもなりませんね。こうして我が家はどんどんモノが増えていくのです。(泣)

99/3/12 (金)

今日は風の強い寒い中、重ーいビデオと三脚を持ち、
えっさほいさと「CRYSTAL TROUPE」の稽古の様子を撮影してきました。

今日は残念ながら集まりも悪かったのですが、久しぶりに会ったメンバーは、それぞれ元気そうでした。
この舞踊団のメンバーには四肢障害の方も多いのですが、それぞれの身体の歪みを調整していく稽古が中心なので、みんな少しずつできることが増えていました。

例えば車椅子を降りたら、這うことしかできなかったT君は、以前はうつ伏せから仰向けになるのもドサッ、という感じだったのが、ゴロンと自然な感じでできるようになっていたり、歩くのもやっとだったS君は、かえるとびジャンプができるようになっていました。

そうして少しずつ動けるようになることが、彼らにとっては大きな喜びになっていて、みんな一生懸命稽古に励んでいました。まだまだ表現とまではいきませんが、徐々にスタミナも集中力もついてくることでしょう。でもあまりトレーニングに心を奪われて、肝心な踊る心を忘れないでね〜。(笑)

99/3/11 (木)

明日はNさんに会える日だ、と思いつつも、急に寒くなってしまったし、お天気もどうかしら? Nさん大丈夫かしら? と気になっていました。

するとまた電話のベルが鳴りました。
そうです。やっぱり彼女からでした。

「あのねー。いまー、病院から帰ってきたのー。」
「えーっ? どうしたの?」
「友達がー、風邪で入院したのよー。それで付いて行ってたの。」

これは、明日はやめておきたいんだナ、と思い
「どうする? この寒さだから無理しない方がいいかもね?」と言うと
「ごめんねー。この次はいつ? …4月になっちゃうのかー。でもやっぱり…。」

いいのよ、Nさん、あなたの気持ちは十分伝わってるから。
またまたお流れになってしまったけれど、再会のお楽しみは、大事にとっておきましょう?
ね、Nさん!

99/3/10 (水)

寒い、寒い、さっぶーい!!

急に冬に逆戻りしたみたいですね。

あのまま春になってくれると思っていたのに…

陽気につられて這い出していた虫さん達もビックリでしょうね。

そういえば、ここのところやけにうるさくなっていた猫ちゃん達は、寒くなった昨日、今日と静かですねー。ノラ猫もどこかで寒さをしのいで、まーるくなっているのかしら?

99/3/9 (火)

以心伝心というか、テレパシーが通じることって、誰しも経験があると思います。
私は、特に気の力が強いわけではないのですが、わりとよく経験します。
電話をまさにかけようとしていたら、その人からかかってきたり、その人とばったり出くわしたり。

ゆうべのNさんからの電話もそうです。
彼女を「CRYSTAL TROUPE」(国籍・障害の有無を越え、身体・心・呼吸が統一された身体表現を目指す舞踊団)の稽古に連れていけるのは4月になってしまうかな、と思っていました。

そうしたら3月20日〜21日と横浜で障害者の方達のパフォーミングアーツに関する研究集会が開かれるのですが(詳細は情報コーナーをご覧下さい)、分科会でVTRを使うことが決まり、急きょ今週の稽古を私がビデオで撮ることにしました。

そこでNさんが、先日の電話の後、風邪をひかなかったかも気になっていたので、電話しようと受話器に手をかけたらベルが鳴ったのです。もしやと思ったら、やはりNさんでした。

「お芝居を観にいったらー、踊りのシーンもあってー、すごくよかったのー。観てたら、やっぱり踊りっていいなーと思ったのよー!」と、とても元気そうな声でした。

「そうでしょ〜? 絶対あなたは踊りが好きな人だと思ったわ! じゃあ、今週の金曜日に一緒に行きましょうね。」と都電の駅で待ち合わせをしました。

今度の稽古は、私は撮影をするから一緒に踊れないし、普段もそっちの稽古にはほとんど行けないことを話すと、彼女はがっかりしたようでした。

「じゃあ、私もいつかNさんに振付けしてみようかな〜?」と言うと、
「ほんとうー?」とケラケラとうれしそうでした。
いつか実現させたいな〜。

99/3/8 (月)

悶々と気になっていた、着付け教室の実技テストが終わりました。

ほっほっほっ…
やればできるじゃないですか! わたくしも!

気合いを入れてやったら、神は私に微笑んでくれました。 (#^^#)
偶然の成り行きで、実力以上の出来映えに、にっこりです。

ふぅ〜っ。めでたしめでたし。
これからは真面目にやろうっと。

99/3/7 (日)

じゃ〜ん、春一番も吹いたことだし、模様替えしました。

レモンの木がいつの季節のものかは、よくわからないのですが
どことなく春っぽく思えませんか?

私がイメージして探していたものとは、若干雰囲気が違うのですが…

えっ? 
ちょっと可愛すぎる? 少女趣味? 似合わない?

やっぱしー。。。
でも「春の少女」の気分でいさせて!
束の間だから…(笑)

99/3/5 (金)

「だんご3兄弟」って曲、ご存じですか?
NHKの幼児番組「おかあさんといっしょ」の1月の歌で徐々に人気が高まり、3月3日CD発売からわずか2日でなんと200万枚だそうです。
すっご〜い!!

とてもシンプルな曲で、作詞は「ばざーるでござーる」や「ぽりんきー」などのCMを手掛けた佐藤正彦さん。キャラクターもほのぼのとしていて、キュートです。
曲想は「くろねこのタンゴ」とよく似ています。
短調だけど、モダンというのかしら? 一度聴いたら耳に残る曲ですね。

ヒットしそうな要素はたくさんあります。
親子で共有できるものがヒットするといわれますが、
「くろねこのタンゴ」を幼少時に聴いていた母親達。
「およげたいやきくん」同様、誰にも身近な食べ物。
世紀末や不況時は、潜在的に”大ヒット”を渇望していること。
現在は少なくなった3兄弟という設定。……etc

もちろん制作サイドはヒットを狙っていたのでしょうが、こうしていろんなファクターが作用し合って、つくり手の予想以上の相乗効果を生み出し、空前のヒットが生まれるんでしょうねー。

「およげたいやきくん」のヒットを生んだのと同じく、発売元はポニーキャニオンです。あの時は、作詞・作曲の方も、そして歌っていた子門まさとさんも、契約を印税方式にしていなかったので、結局一番儲かったのは、レコード会社でしたよね。その時建てたポニーキャニオンの立派なビルは、いまだに「たいやきビル」と呼ばれているとか…

今回歌っている「うたのおにいさん、おねえさん」がどういう契約だったかは、これまた人生の分かれ道でしょうが…(笑)

いずれにしても、お団子も売れているようだし、これからキャラクターものも出回るでしょうし、大きな経済効果を生み、夢を分けてもらえそうな明るい「だんご3兄弟」です。

99/3/4 (木)

今日はとーっても暖かな一日でしたね。

大好きな春がやってきたようで、嬉しい!

久しぶりにお散歩したくなりました。

陽射しも柔らかくなってきました。

公園のベンチに腰をおろし、目を閉じると

頬を優しい風が撫でていきます。

春の香りがほんのりと漂ってきます。

う〜ん、いい気持ち!

桜の蕾もぷっくりとしてきました。

あしたも、あさっても、しあさっても、

そのつぎも、そのつぎも、

このまま春になってね!

99/3/3 (水)

♪ 灯りをつけましょぼんぼりに〜 ♪

はい、今日は雛祭りですね。
この唄のタイトルは「雛祭り」だったかしら?
あちこちのお菓子屋さんから聴こえてきます。

この曲を初めて覚えた幼稚園のころ、子供心に日本的な曲だなと思いました。
そしてお祭りなのに、どうしてもの哀しさが漂うのか、不思議でした。

きっとそのころよく聴く曲は長調の童謡が多かったからかもしれませんね。

そして陰旋律の曲をことさら日本的と感じること自体、我々は陽旋律の曲に取り巻かれているのかもしれません。

そんなことを考えながら、桜餅に雛あられ、おまけで雛マシュマロも買い込みました。つい買ってしまったマシュマロですが、帰ってからよく見ると、普通のマシュマロがお雛様の絵柄の袋に入っていただけで、ガッカリ!

だって一つ一つのマシュマロがお雛様の顔になってるのかと思って買ったんだもん、、、でもよく考えてみるとそれも不気味かしら?(笑)

99/3/1 (月)

幾つになっても「テスト」と聞くと気が重くなってしまいます。
いつもの着付け教室で、来週テストがあるんです!
もちろん私は一番初歩のクラスなので、テストといってもそんなにシビアなものではありません。きちんとおさらいしましょう、という程度のものですが…

いつもはテレテレやっている私ですが、さすがに今日は、来週に備えて自ずと真剣になってしまいました。おまけに、先生もご心配下さったのか、なんと一時間半も延長して熱心にご指導下さいました。

でもでも、あー、やればやるほど、なーんにも理解していなかったことが判明し、情けなくなってしまいました。やっぱり不純な動機で始めるんじゃなかったナ。

延長授業というと聞こえはいいけれど、補習、いや居残りだったんですよね。今日は…(しゅ〜ん)



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