YUKAPONのつぶやきdiary
1999年10月

99/10/29 (金)

ちょっとご無沙汰でした。(^^;;
私は案の定風邪が悪化し、久々にお熱出ちゃって寝込んでました。

雷・暴風雨の後の晴れやかな空と共に、私の風邪も回復し、出歩けるようになった途端の友人達とのお酒で、ホント、すっかり治った感じです。 (^^;;

飲んでいた間に決着の付いた日本シリーズ、6対4まで見届けたんですが、そのままだったんですねー。終末のテレビ観戦のお楽しみはなくなったものの、あたしゃ今度こそ、明日から始まる近所のダイエーバーゲンに、いざ出陣じゃぁ〜!! (^0^)

99/10/24 (日)

・・・っくしゅん。うぅ、はらみすも。。。
風邪ひいちゃった、、、カナ? しっかり寝れば治るカナ。。。

いつものバーボンか焼酎のオンザロック、ウチで飲んでそのまま眠る時はいいんですが、外で飲むと、お店を出てしばらく経って身体が冷えてくることがあるんですよね。サイド・ウォーターなるものは、途中であまり飲まない私も、最近はちっとばかし体をいたわって飲むようにしているんです。

でも寒くなってくると、ますますサイド・ウォーターを飲む気になれなくて。。。熱燗やお湯割りも、匂いで酔いがまわっちゃって、、、ま、気のせいでしょうが。(^^;; 何かいい飲み方はないモノかと思っていたら、行きつけのお店で、友人がサイド・ティー(暖かい緑茶)を飲んでいるのを目撃! 早速私も試してみたら、なかなかよかったですよー。

さ、ウチでもやろぉっと。ウーロン茶にしてもいいかも。。。
えっ? お茶飲んでまでお酒のむなって? しかも風邪気味なのに。ハハハ…、おっしゃる通りですねぇ。でもね、お茶も飲むんだからいいでしょう? ・・・って。 (^^;;

99/10/22 (金)

目がコロコロすると思ったら、まつげが抜けて白目にピタッとくっついていました。それほど密集しているわけではないので、抜けたまつげを恨めしく思いながら、白目にくっついたまつげをとろうとしても、なかなかうまくいきません。

右へ左へ、そして上に、あ、上にいくと黒目にくっついてもっとゴロゴロして痛くなりそう。。。と思った瞬間にまばたきをしたら、まつげの居所がわからなくなってしまいました。あ、きっと今度は下に入っていっちゃうんだ、どうしよう、下に入ると痛くはないけれど、目の裏側に行っちゃう。。。目の裏側に行ったらいつ帰ってこられるかわからないし、、、と行方不明になってしまったまつげを案じた瞬間、またまばたきをしました。。。ふ〜っ、、、やっと戻ってきた頃、ちょっと涙目になったお陰で無事とれました。(^^ゞ

昔、友人が酔っぱらって、てっきりコンタクトレンズをなくしたと思い、新調したら、10日後にコンタクトが2個でてきたと話していたのが忘れられず、それ以来、一体目の裏側は自分の感覚の及ばない暗闇のようなところなのかな、、、と折りに触れ気になっていたんです。だから、私はコンタクトがずれた時、いつも本気で取り組み(笑)、決して目の裏側に行っちゃわないように必死になるんです。今日はコンタクトレンズじゃなくてまつげだったけど、同じ反応をしてたんですねぇ。(^^;;

それにしても秋になると髪の毛が抜けやすくなるけれど、まつげもそうなのかなぁ。髪の毛は多い方なので、抜けても気にならないんですが、まつげはねぇ。。。だってまつげって、髪の毛みたいにはえたりのびたりするイメージがわかないんだモン。。。もしまつげが髪の毛みたいに、年齢を重ねるにつれて、薄くなったりなくなっていくとしたら…やだやだ、そんなの! ま、そのときは、まつげ用アデランスでも作りましょうかねぇ。(爆)

99/10/19 (火)

情報コーナーにのせ忘れていました。ごめんなさい。間近に迫ったお知らせです。
「第8回 わたぼうし語り部コンクール」が、’99.10.23(土)開催されます。開演:pm 5:00(会場:pm4:30) 終演:pm 8:00 、 料金:2500円(当日料金 3000円)、会場:銀座セゾン劇場

このコンクールは、全国の障害のある人達が、自らの障害や言語障害を個性として生かし、民話や童話、自分史などを語る”語り芸”を競い合います。予選を通過した8組の語り部達が出演します。(主催:財団法人たんぽぽの家)

私も、障害のある人達の”語り”に心を揺さぶられました。言語障害があって聞き取りにくくても、自分の言葉を自ら発する時、その言葉には魂が宿るような気がします。また、まるでプロのように流暢な”語り芸”の域に達していらっしゃる方もいらしたり、幅広い”語り”に出会えるかと思います。

皆様お誘い合わせの上、ぜひお出かけ下さいね。

99/10/18 (月)

♪あーきのゆ〜ひに、てーるーやまも〜み〜じ♪

ふぉわわわ〜ん、としたハッピーな気分です。
何故って、ひっっっさしぶりに、めっっっちゃうまなモノをたっっっらふく食べたからでーす。(笑)(^^;; ネットで知り合ったAさんとご一緒したんですが、さすがに大阪は、おいしいモノがたくさんあるんですねー。

ネットでの出会いや関係の取り方は、ひとそれぞれと思いますが、私の場合、ネットで知り合いその後リアルなお付き合いもしている方達が何人かいます。旧友達とも違うし、きっとネットの経験のない方には想像しづらい関係かもしれませんね。日は浅くても深いところでわかりあえる不思議な関係。そしてバーチャルな関係がある日リアルな関係になった時、お互いのイメージに修正が加えられ、再認識できるんでしょうね。その感覚は、初めて会った人とダンスする時とも似通っています。

おそらくネットやっていなかったら、出会うこともなかったであろう人達、きっと長ーーーいお付き合いになりそうな方達に出会えてし・あ・わ・せ!(*^-^*)

99/10/16 (土)

あーん、しゃむ〜い。。。
そりゃもう晩秋だし、金木犀の香りも、これくらいの冷気の方がお似合いだし、凛とした澄んだ空気が秋らしくて気持ちいいんだけれど、、、でもでもでーもー、この落差にはついてけないよぉ。(--;;

先週いきなり寒くなった時、そろそろ衣替えしなくちゃ、と思いつつできないでいたら暑さが戻り、まだそのまんまなんです。。。セーターを出さなくちゃ。
夏物を出す衣替えは、ルンルン気分でいそいそと入れ替えるんだけどなぁ。冬物を出す時は、暖冬であることを祈りつつ、私は冬への心の準備をするんです。(ハハ…ちょっと大袈裟?)

でも涼しくなると、それなりにいいこともたくさんあって、ナント言っても食べ物がおいしいですよね。あったかーいラーメンを筆頭に汁の麺モノ。お鍋におでんにシチューにジュージュー焼き肉。要するに何でもおいしいってことですね〜。それに私の大好物のチョコレートが、常温でも大丈夫になるんですもの。これは私にとっては重大な問題で、買い置きしているチョコを隠す場所が増えるってことで。。。あー、食べたくなってきちゃった。。。

そうだ! 最後の一つを隠しておいたんだ! (^-^) 到来物の横浜・元町、喜久屋さんのラムボールを。大きなトリュフみたいにチョココーティングしてある中味は、ラムをたっぷり含んだレーズンの入りの、なんといいましょうかスポンジケーキってことになるのかなぁ。ぎゅっと詰まった生地で、例えようのない、まさにオリジナル、ラムボールとしか言いようがないんですよね、これ。

さぁ、あったかい紅茶をいれようーっと。(^0^)

99/10/14 (木)

手が滑ちゃった、また。。。以前はほとんどなかったのに、この頃よく滑って、洗っていたコップを割ったり、卵を落としたり。

今日も手が滑ってお米をばらまいてしまった。。。ビニール袋から移し替えようと思って、持ち上げたら、持っていたビニールが切れちゃって、、、バラバラバラっと次から次から流れ出てしまいました。

せっかく新米を買ってきたっちゅうに〜。慌ててかき集めようとしたら、床の埃が目について、、、そうだ、お掃除の前にお米を移し替えるところだったんだ。。。そおーっと上のきれいなところをすくい上げ、しばしぼんやりと石庭のような米つぶを眺め、やっとあきらめて掃除機を持ってきました。

ジャリジャリジャリッ…カリッジャリジャリッ…
思いがけず出現した箱庭の石タチは、ムナシク消えていったのでありました。。。

いつもおウチはきれいにね。重いモノは下を抱えよう。
今日の反省デシタ。。。(シュン)

99/10/12 (火)

珍しく朝の通勤電車に乗ると、連休明けのぼぉーっとした顔がひしめき合っていました。お出かけ疲れの方も多いでしょうが、出かけなくても連休明けの出勤は、誰しもイヤなモンですよねぇ。

今日はまた少し暑さが戻ったし、空はどこまでも青いし、風はカラッと爽やかだし、んもぅ〜〜どこか行きたいよ〜! と思わず心の中で叫んでました。紅葉を眺めながら温泉、なんていいでしょうねぇ。。。

これがちょっとでも寒さが増しただけで、途端に風船がしぼむみたいに元気なくなって静かになっちゃう私も、この秋晴れにはそそられます。。。(^^;;

99/10/10 (日)

世の中、3連休なんですよね。お出かけになった方達も多いんでしょうねぇ。私も久しぶりの日曜休日で、あまりに秋晴れの行楽日和だったから、急に思い立って近くにドライブに行ってきました。出かけたのが午後だったから、往きは道もすいていたんですが、帰りは渋滞にはまってもうたいへんでした。こんなことなら首都高の渋滞が終わる頃まで時間潰せばよかったなぁ。。。

しかもこういう時に限って、、、、、トイレに行きたくなってしまって、、、困ってしまいました。。。まいった、まいった。。。(^^;;
首都高は、パーキングエリアがほとんどないし、次で降りようか、いや降りてもトイレを探すのに手間取りそう、と思い直し、結局ウチまで我慢! 思わず自分を誉めてしまいました。(笑)

やっぱり車には携帯トイレを積んでおくのがいいのかなぁ。
パーキングエリアを探しながら、同時に料金所のこともアテにしていました。常時おじさん達がいるわけだから、きっと近くにトイレがあるはずだと思ったんですが、、、でも首都高のどこの料金所も近くにそれらしきモノは見当たらないでしょう? さりとてあの狭い料金所の中にトイレを設置するには、匂いが強すぎるでしょうし、、、おじさん達、どうしてるんでしょう? 急ぎの時もあるだろうに、、、そもそもあの料金所におじさん達はどうやって来て、いつ交替しているのかしらんなどと、おじさん達の一日を想像しているウチに、次々に疑問がわいてきて、私は自分がトイレに行きたかったことを、しばし忘れることができたんです。。。ハハハ… (^^;;

99/10/8 (金)

毎日天気予報で雨といいながらも、うまくはずれて爽やかなお天気が続いています。(笑)

やっとこのページの絵も模様替えしました。紅葉の絵を探していたんですが、いいのがなくって、、、これ、渡り鳥かな? 海を渡る鳥というよりも彼の惑星で迷子になった鳥みたいでしょ? まぬけな顔がかわいいな。(^^;;

いつだったか、皇居の近くで信号待ちしていたら、皇居の森からバタバタバタッと鳥達が一斉に飛び立ちました。なんていう鳥かもわからなかったけれど、凄いスピードでした。整然と隊形を組んで飛びながら、すーっと転回して散り散りになる。電線に止まったかと思うとまたいつの間にか列を組んでいる。そんなのを間近に見たモンだから、思わずうぉ〜っと声をあげて見とれていました。

鳥達のダンスは、スバラシイ。。。

99/10/6 (水)

爽やかな秋晴れですね〜。
昨日は悲しくなるほどとっても寒かったけど、今日はちょうどいい感じ。

……私は秋になります。(^.^)

99/10/4 (月)

ベトナムから初来日した、カンパニー・エア・ソーラの「ヴォワラ、ヴォワラ」を観た。(’99.10.3 於:シアターコクーン)

ダンスカンパニーと呼ばれているが、どちらかというと比重は音楽にあるような作品だった。ダンサー達は歌手でもある。いや、逆に歌手がダンスも、そして時には楽器もやると言った方が適切かもしれない。

エア・ソーラは、ベトナム人の父とフランス人の母の間に北ベトナムで生まれ、幼少期を森の中で過ごした。戦争後は、長くフランスに渡っていたが、90年にベトナムに戻り民俗芸能の記録を丹念にとり、本格的な表現活動を始め、独自の世界を創り上げた。

コンセプト・振付・装置・衣裳・音楽アレンジの全てをエア・ソーラが受け持っている。悠久の年月の中でのたゆたうような音楽とダンスに、実に「アジア的な時間」を感じた。私の周辺の席でこっくりし始めた若い観客も何人かいたようだが、日常や普段接している最近のダンスのスピードに浸りきっている故かもしれないが…。全体の印象としては、能の世界とも通ずるモノがあり、とてもシンプルで、ソリッドで洗練された舞台であった。この限りなくアジア的な時間の中で、エア・ソーラは更なる「間」を随所に盛り込んでいる。それは、音楽もダンスも自分の中で「起こってくる」まで「待つ」時間があるのだ。

動きそのものは、エア・ソーラ自身も言っているように特に上半身の垂直性を意識した動きからなっている。舞台を大きく横切って行くときには、ゆっくりとした歩行をするか、もしくは、両手を前に伸ばし、ホンの少しルルベ(つま先立ち)してパドブレ(小刻みに進む)する。なんだか飛ばないキョンシーみたいな印象的な移動の仕方で舞台をデザインしていくのだ。そしてこの時、リノリウムに敷かれた布の衣擦れの音がする。

不思議なことに、動きの部分に限っては、私がかつて師事していた石井みどり先生(日本の創作舞踊の草分けの一人、石井漠の愛弟子)の昔の作品と共通するものが感じられたのである。日本の現在のコンテンポラリーダンス以前の、モダンダンス以前の、のどかでおおらかな舞踊が舞踊であった頃のダンスに通ずるモノがあったのだ。

ただ、、このよく練られた作品が、洗練された仕上がりになっているのは、エア・ソーラがフランス滞在中に培われた感性あってこそかもしれない、とも思う。今日は、実に静かで不思議な時間を過ごせたようだ。

99/10/1 (金)

日印共同制作の演劇公演「三輪MIWA」のプレビューを観た。(9/25 於:国際交流フォーラム)

この作品は、能「三輪」、浄瑠璃「妹背山婦女庭訓」、インドの民俗物語「シリ物語」を題材にした物語である。俳優、音楽家、スタッフすべてが日本とインドの共同作業で成り立っている。言葉もすべて日本語! インドの役者さん達は、1ヶ月半ほど日本に滞在しているそうだが、来日してから日本語でやると聞かされたらしく、歌の部分が多いという助けがあるものの、その努力はたいへんなモノだったに違いない。また彼らと絡む日本の役者さん達も、多くの苦労があったことだろう。この言葉を全て日本語でやるという選択の是非に関しては、私は堂々巡りになってしまい、よくわからないままだ。

それにしても、いろんな意味でなんともゴージャスな舞台だった。インドの方達に日本の最新の舞台技術を学んでもらうという目的もあるので、当然かもしれないが。。。ただ観終わってからも、私の中にどこか懐かしい匂いが漂っていた。それは超ゴージャスな学校巡回演劇公演のようでもあったし、昔テレビ中継でたまたま観た芝居のようでもあったし、言ってみれば、贅沢なレクチャーを受けている感じだったのだ。シンプルな筋立ての物語に色づけされた要素が多く、またそれらをきっちりと額縁に納めようとする演出が、レクチャー的な印象をもたらしたのかもしれない。

おそらく演出家は、演劇人に向けては「異文化交流」の捉え方を、一旦日本側に取り込むという切り口で提示し、そして研究者にとってはあらたな糸口をつくり、また民俗芸能の基礎知識を何ら持たない人には、わかりやすい大衆演劇として観て欲しかったのだろうか。

今回の物語の進行も背負っていた音楽は、多大な制約にもかかわらずよく纏まっていた。歌が語り部となり、シンセが情景を生み出す役割も担っていたが、演出同様、若干説明的すぎる部分もあったと思う。だが、デジタルな音にヴォイス、邦楽、インド楽器が加わるという異色の編成が効を奏し、幾層もの薄いヒダが膨らみをもたらしていた。芝居を離れて音楽だけのセッションをもう少し続け、時空の歪むところまで聴いてみたいと思ったシーンも幾つかあった。

そしてとりわけ私が魅せられたのは笙である。スーッと笙が入ってくるとふわーっと空間が拡がり、劇場の空気が満たされていき、なんとも心地よいのである。これは笙という楽器が、呼吸と非常に密な楽器だからかもしれない。
いずれにしても、いろいろと考えさせられた舞台であった。



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