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数字 | … | 転送速度を表す。10/100/1000はそれぞれ10/100/1000Mbps。 |
Base | … | 符号化したデータを変調せずにそのままメディアに乗せるベースバンド(Base Band)方式を意味する。 |
T | … | ツイストペアケーブル(Twisted pair cable=撚り対線)を使用した形態を意味する。 |
名前 | 接続 | 内容・伝送距離・台数・標準化規格など | |
Ethernet | 10Base-2 | バス型 | 同軸ケーブル(Thin coax)を用いたバス型接続形態のLAN。ちなみに名前の「2」は規格上の伝送距離200mを意味する。 ※全長185m、30台までを接続する。 |
10Base-5 | バス型 | 同軸ケーブル(Thick coax)を用いたバス型接続形態のLAN。名前の「5」は500mを意味する。 ※全長500m、100台までを接続する。 |
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10Base-T | スター型 | UTPツイストペアケーブル(撚り対線)カテゴリー3以上を用いたLAN、HUB(集線装置)を使ったスター型。ちなみに8本の端子のうち4つ=2対のツイストペアしか使っていない。 ※一ケーブル最大100m、HUB多段接続能力は4段。 ※標準化規格=IEEE802.3 |
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10Base-FX | 光ファイバーを用いたLAN、HUBを使うスター型接続。 |
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Fast Ethernet |
100Base-FX | スター型 | 光ファイバーを用いたLAN、HUBを使うスター型接続。 ※マルチモード光ファイバーを用いた場合は412m(半二重)、2km(全二重) ※シングルモード光ファイバーを用いた場合は20km(全二重) |
100Base-T規格群 … FastEthernetのうちでツイストペアケーブルを使用した規格群の総称。従来の10BASE-Tとある程度の互換性があるため、置き換えや混在がわりと楽である。 | |||
100Base-TX | スター型 | UTPツイストペアケーブル(撚り対線)カテゴリー5以上を用いたLAN、HUBを使ったスター型、8本の端子のうち4つ=2対のツイストペアしか使っていない。 国内では一番流行っているFast Ethernetだろう。また10BASE-T設置時にも将来の100BASE-TX化を目論んでカテゴリー5のケーブルを使うのは今では常識。 ※伝送距離100m、HUB多段接続=2段まで ※標準化規格=IEEE802.3u |
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100Base-2 | スター型 | UTPツイストペアケーブル(撚り対線)カテゴリー3以上を用いたLAN、HUBを使ったスター型、10BASE-Tのケーブルとの置き換えが可能なため(8本の端子のうち4つ=2対のツイストペアしか使っていない)。 元々10BASE-Tが普及していた北米では流行っていると聞く。 ※伝送距離100m、HUB多段接続=2段まで ※標準化規格=IEEE802.3u |
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100Base-4 | スター型 | UTPツイストペアケーブル(撚り対線)カテゴリー3以上を用いたLAN、HUBを使ったスター型、10BASE-Tのケーブルとの置き換えが可能だが(8本の端子のうち8つ=4対のツイストペアすべてを使う)。 既存の10BASE-Tの配線が実は内部で4本しか繋がっていないというガッカリなケースが多いので普及が阻まれていると聞く(真偽まではしらんけど)。 ※伝送距離100m、HUB多段接続=2段まで ※標準化規格=IEEE802.3u |
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100VG-AnyLAN…これもいちおうFast Ethernetの仲間なのかな?普及しなかったけど。 | |||
Gigabit Ethernet |
1000Base-SX | 光ファイバーを用いたLAN。 ※伝送距離550m(マルチモード、シングルモードは最長270m) ※標準化規格=IEEE802.3z |
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1000Base-LX | 光ファイバーを用いたLAN。 ※標準化規格=IEEE802.3z |
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1000BASE-T | カテゴリー5撚り対線を用いた規格。エンハンスドカテゴリー5以上(カテゴリー6を含む)ケーブルを使う。 ※標準化規格=IEEE802.3ab |