ホームヘルパー2級取得を目指して



スクーリング開始
スクーリング第3日目(第5回・第6回)
平成15年1月30日
内容:第5回「基本介護技術」・介護者の健康管理(1)
                  ・介護者の心構え
                  ・寝具などの環境の整え方(ベッドメイキング)
    第6回「基本介護技術」・介護者の健康管理(2)(ボディーメカニクス)
                  ・起居動作、体位変換と褥瘡への対応


10:00〜13:00,14:00〜17:00

看護師で、看護・介護教育と共にケアマネージャーもされている先生が講師。厳しく、てきぱきとした指導で、緊張しました。
「何故、***が必要なのか?」
介護をする上で、今自分がやろうとしていることが、どういう意味を持ち、必要なのかをしっかり理解することが大切。ベッドメーキングも、体位変換もやるには意味があり、それをわかってヘルパー業務をしないといけないと。
何故ベッドメーキングが必要なのか?健康な日々を送るために安眠は必須の条件。特に寝たきりの人や病気の人にとってベッドは、就寝の場であると同時に生活の場でもあるので、よりいっそうの清潔保持が大切です。

実際にベッドメーキングを体験しました。リネン類のたたみ方、交換の仕方など、なるほどと思うものばかり。先生は手早く上手にできるのですが、私をはじめベッドメーキング初体験の受講者は、当然のことながらなかなかうまくできません。頭に順序がしっかり入って、頭で考えるよりも身体が先に動くぐらいにならないと、なかなかぴしっとはできなさそうです。練習あるのみかな?空床のベッドと利用者が臥床しているベッドの両方をやりました。人が寝ているベッドなんてシーツ交換が大変だと思ったのですが、きちんと手順をふめば、きちんとできるのです。また、利用者の体験もしました。臥床者のいるベッドは3人1組で臥床者・ベッド右側・左側とそれぞれの体験をしました。寝ているのは楽かな〜と思ったのですが、寝ているほうも結構大変。特に頭の方の作業をしている時、頭が何度も揺れるので目が回りそうになるし。手早くやらないと利用者も大変なんだということが実体験でわかりました。

それから体位交換。褥瘡(床ずれ)予防の為に必要なことで、寝たきりの人には2時間に1回必要。健康な人は15分に1回寝ているときに寝返りをしているそう。ただ、1日中深夜でも2時間おきとなると、介護者も大変なので、体圧が変わるようなベッドもあるので、そういうものも実際には利用した方が良いみたいです。(1)仰臥位から端座位(あお向けで寝ているところからベッド端に座らせる)、(2)仰臥位から水平移動で側臥位にし(あお向けで寝ているところを横向きに寝させる)、クッションなどを利用して楽な体勢を作るということをやりました。手順に従ってやると、想像以上に介護者に体力的に負担がかかりません。適当に「ヨイショッ!」と動かすのとは全く違います。ボディメカニクスを理解した動きをするとこんなにも違うのかと、驚きました。

ベッドメーキング・体位交換、移動。本当に介護の基礎の基礎のことなのですが、介護を1年以上やっていながら、きちんと知らなかった訳で…。でも、学ぶ機会がなかったのだから、知らなくて当然なのです。だからこそ、今日は学べて良かったと本当に思いました。これからは来ていただいているヘルパーさんまかせのベッドメーキングも、できそうです。しばらく実習させていただきます>おばあさん(笑)。

最後に受講証の返却があった時「レポートの提出が遅れている方は、来週のスクーリングまでに2までは提出してください」と催促がありました。私のことかなぁ〜(^_^;)。今日2回目のレポート、出しました。頑張らないと〜。でも、時間がないよ〜。
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