授業コーナー(聴講している学生さんへ)
2023年10月9日更新

涛ョ画事典の活用new

◆オンライン動画事典
 2023年7月から『現代宗教オンライン動画事典』が公開されました。
 2023年10月事典で35本の動画がリンクされています。
 テーマ別、団体別の索引もありますから、非常に便利です。
https://rirc.or.jp/database/?page_id=67307

梼業の基本的方針

学生さんには次のようなことを目指してもらいたいと思っています。
・自分で考える力を養うこと
・自分でいろいろな方法で分からないことを調べる能力を身に付けること
・新しい知識を柔軟に吸収する態度を身に付けること
・知識をなるべく実際の出来事とむすびつけては把握する訓練をすること
  
→→→そして、これらの結果、なるべく心の広い人間になること。


梼業を聴くにあたって心がけること

・丸暗記は求めない。話のポイントがなんであったかを理解するように努めること
・分からないことは授業終了時に質問してください。
・人数が多い場合はうるさくなりがちです。ときどき注意をしますが、限界もありますので、なるべく前の席に座るとか工夫もしてください。
「ともかく授業中のおしゃべりは厳禁。」
 →自分たちは楽しいでしょうが、周りは迷惑千万。人のことを考えるという第一歩です。


棟天堂大学国際教養学部の講義の2023年度の方針
・教科書にした『グローバル化時代の宗教文化教育』(弘文堂)は早めに入手して、じっくり読むこと。
・コロナ禍によってグローバル化の進行がやや実感しにくい状況となっているが、これを乗り越えた後の社会を見据えて、学生時代に広い視野を養うこと。


梼詞アについて
・だいたい教科書、参考書、ノートを見ていいという方式ですが、これはとくに暗記を求めないという上記の方針からです。
・自分の意見を明確に、そしてわかりやすく説明する。試験もそういうことを重視します。
・「就職が決まっています」「この単位だけで卒業できます」そういうことを書いた答案は逆効果だと心得てください。

唐謔ュある質問・要望から

「先週配られたプリントが欲しいんですが」
プリント類は配った週しかもってきません。ただ病欠、実習、その他止むを得ない事情で当日休んだ人は申し出れば、翌週持ってきます。
*そうした依頼をした人は翌週やすまないように。せっかくもってきたのに、頼んだ当人がそれを忘れたり、欠席したりということも、ままあります。

「授業で使ったパワーポイントをコピーさせてください。」

いろいろな情報がはいっているので、これはできません。授業中に注意深く見ていてください。
複雑な図などはコピーして配布しますので、それを参照してください。


「授業で見たビデオ・DVDを借りたいのですが」
これはちょっと無理です。個人的にビデオやDVDを貸し出すことはしていません。でもそのビデオ・DVDに関する情報を詳しく知りたいときには質問してください。

「授業中に書かせたものは評価に関係するのですか?」

少し評価に加えます。とくにしっかりとした意見を書いてあれば、それは授業を聞く姿勢が良かったという評価になります。
逆にふざけたものとか、名前しか書いてないもの、友達の分まで書いたものは減点です。

「単位はやさしいんですか?」
 試験では難問・奇問は出さない方針です。授業を聞いていればごくふつうに答えられる問題です。どこまで自分の頭で考えたかを一つのポイントにします。
なお最初から聴く気のない人は本来すべて落とせばいいことですが、宗教を対象にした学問には興味がない、しかしカリキュラムの関係上、単位だけが欲しいという要望を、むげに切り捨てるわけにもいきません。
そういう人は、教科書、参考書を事前に読めばなんとかクリアできるようにしてあります。
教える側からすれば、こういう学生が少ないほど嬉しいわけですが、現実はなかなか・・・。


唐烽チと知りたくなった人のために

授業を聞いて、関連するテーマに関心がわいた人はどうすればいいか。さしあたって次のような方法があります。
1.メールで私に質問する
メールアドレスはトップページにありますから、氏名、学年、所属学科を書いて、質問内容をメールしてください。
なるべく具体的な質問にしてください。答えられる範囲で回答します。

2.口頭で私に質問する

 簡単なものは授業終了時に
質問してください。

3.自分で調べる
 といっても、どう調べたらといいかよく分からないというときは、とりあえず下記の基本文献紹介の頁を眺めてください。

4.同輩・先輩に聞く

 さて、これは意外にむずかしいかもしれません。でも友達同士、あるいは先輩に恥ずかしがらずに聞くというのは大事なことです。相手が予想外の知識をもっている場合もあります。ただし、当たり外れがあるので、これだけに頼るというのは避けた方がいいでしょう。

5.他の先生に聞く
 国学院大学には宗教に関係した講義が数多くあります。講義名やその先生が書いた本などを参考に、その先生に直接聞くという方法があります。こうしたことを嫌がる先生もなかにはいますが、たいていは応じてくれるはずです。
*とくに4と5の場合、いろいろトライして、失敗などしながら、人間を見る目を養ってください。


投本文献の紹介

a. 役に立つ事典の紹介
事典・辞典を使いこなせるようになるのが、大学時代の一つの重要な課題です。
 インターネットでの検索も大変役に立ちますが、どういうときにインターネットが便利でどういうときに事典が便利かということを体験的に分かるようになってください。


b. 新宗教研究の基本文献紹介
新宗教に関しては、信頼の置けない本もけっこうあるので、注意して選んでください。

c. 神道研究の基本文献紹介
 神道についての本も、だんだん充実してきています。ただ、これもいろんな立場からの本がありますから注意してください。

d. 最近の授業で使用している書

e. いろいろな宗教についての基礎知識を得たいときの文献紹介
 
宗教文化教育推進センターの参考文献が役に立ちます。



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