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::: IN OXFORD :::
 −オックスフォード 〜アリスを探しに−
Christ Church
Christ Church (1525年創立)
2000年6月28日、ルイス・キャロルが47年間過ごしたオックスフォード、クライスト・チャーチを訪ねてきました。ヴィジター用の門をくぐり、手入れの行き届いた花や草木に迎えられ、まず目にしたのが上の建物です。第一印象は、これが学校!? こんなに美しく荘厳な建物の中で、学生として、講師として過ごしたキャロルの人生とは…。
食堂の壁一面には、歴代の学寮長や卒業生で著名となった人々の肖像画が掛けられていました。もちろんキャロルも入ってすぐ右側に。アリスウィンドウと呼ばれるステンドグラスの窓があり、上段の左がアリス、右がキャロルでした。
このときのカレッジ内の見学料は£3でした。
Tom Tower  
Tom Tower
このトム・タワーには、グレート・トムと呼ばれる重さ6トンの鐘が吊されていて、毎日午後9時5分に101回鳴ります。
20世紀初頭までは、鐘の音が鳴りやむと門は閉められ、それまでに帰ってこなかった者は罰金を払わされたそうです。
今回見学できなかったのですが、クライスト・チャーチ・カレッジに付属する図書館には、貴重な蔵書のほか、キャロルとアリス・リデルの遺品や手紙類、写真、当時のアリス・グッズが展示されているようです。さながら「アリス・コレクション」ギャラリーの様相だというから、興味のある方はぜひ。
私の場合、ヴィジター用の矢印通りに進んでいたら、どうも見逃してしまったようです。とても残念…。
Alice's Shop = The Old Sheep Shop
『鏡の国のアリス』に登場する、編み物をしている羊のおばあさんのお店“オールド・シープ・ショップ”は、17世紀に雑貨屋として開店した、三角屋根の小さなかわいいお店 (写真右) がモデル。
ジョン・テニエルはこの店の窓や扉、暖炉など細部にわたって極めて正確に写生したうえで、それらの位置を左右逆にするという念の入れ方だったそうです。
そして現在のアリス・ショップ (写真左)。店内は一面アリス・グッズで、お店の扉を開けた瞬間に、どれから手に取ってみればいいものか興奮してしまって心臓バクバクでした。でも、ここではどれだけグッズを見つめても「品物が逃げて棚が空っぽ」になっちゃうことはなかったですよ。
ショップのふたつ右隣には、イギリス文学の集められている喫茶店が出来ていました。アリス・ショップの店長さんが経営されていて、店員さんには日本人の女性もいらっしゃいました。心強いです。
 
Alice's Shop The Old Sheep Shop
Alice's Shop ネット通販できます 83 St Aldates, Oxford, OX1 1RA U.K. Tel. 01865 723793 (Int. 0044 1865 723793)
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