フランスのカンパニー Groupe Entorse による約1時間のダンス作品。 Peeping Tom [レビュー] にも参加する Samuel Lefeuver が ミュージシャンやグラフィック/ビデオ作家として活動する Raphaëlle Latini と結成したカンパニー。 ということで、ビジュアルな効果も使ったシュールな舞台を期待したところもあったのですが、 むしろ、舞台美術も含めてビジュアルはかなりミニマルな舞台。 男女2人のダンサーとラジコンカー的なオブジェが動き回るのですが、 ラジコンカーが何を狙っているのかピンときませんでkした。 音楽というか電子音響がきっちり立体音響だったので、ラジコンカーから音が出ているのか、立体音響でそう聞こえるのかはっきりわかりませんでした。 踊るというより引き攣ったような動きで、動きから音楽のライブ感を感じることもありませんでしたし。 なんとも掴みかねた1時間でした。 自分の体調が万全であれば、少しは違ったかもしれませが、こういう時もあるでしょうか。