森美術館でアニュアル開催されている、日本の現代アートシーンを取り上げる展覧会です。 取り上げられるアーティストの数も多く、作風もテーマも雑多ではありますが、 こまめなギャラリー巡りどころか美術展チェックもしなくなり、最近の日本の現代アートの作家や作風から疎くなっているので、 まとめてチェックできる良い機会かと、足を運びました。 気になった作家について備忘を兼ねてコメント。
青木 千絵 の立体作品は、 漆という素材と漆器とは程遠いその形状のギャップ、素地が木彫とかではなく発泡スチロールだというギャップが興味深い作品でした。 玉山 拓郎 のインスタレーションは、 抽象化されたモダニズム住宅のようですが、モダニズムらしからぬ機能性の無さと強烈な赤い照明が、ディストピア的な不条理を感じさせます。 SIDE CORE / EVERYDAY HOLIDAY SQUAD は立体作品と映像作品からなるインスタレーションでしたが、 立体作品は 東恩納 裕一 の蛍光灯を使った立体作品の 夜間工事用照明機材版のよう。 その素材違いでここまで禍々しいものになるのかと面白く感じました。
などと、(グループ展で観たことがあるかもしれませんが、おそらく) 初めて観る作家も楽しみましたが、 会場終わり近くに 青木 野枝 [関連する鑑賞メモ] の立体作品があって、 自分はやはりこういう作品が好みだなと思ってしまいました。