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イギリス
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ウィンザー
テムズ川沿いの小高い丘に建つウィンザー城は現在イギリスで実際に使われている最大で最古の城で、ウィンザーは900年以上前から城下町として栄えてきました。 エリザベス女王のお気に入りの居城の1つで、女王の滞在中は中央のラウンド・タワーに国旗が揚げられます。

ウィンザーの駅 入口

町の素敵なハンギングバスケット
ガーデニングの参考になりますね。
      ウィンザー城すぐ近くの市役所
        (Windsor Guildhall)

地味婚と話題になったチャールズ皇太子とカミラ夫人の結婚式が行われた市役所(ギルドホール)。
          ウィンザー城

右に上がっていくとお城の門があります。
中央にはヴィクトリア女王の銅像が見えます。

1992年、ウィンザー城は大火に見舞われましたが、1997年に修復工事が完了しました。

珍しい女性のガード
後ろに見えるのがラウンド・タワー
女王の滞在時にはこの上に旗が揚げられます。
 この日、女王はご滞在でした。      

城内のランプの上には王冠が!
    城内の中庭 (東のアッパー・ウォード)

この建物の向いにあるステート・アパートメント(居住部分)では、貴重なロイヤル・コレクションや豪華な室内を見学できます。メアリー王妃の「人形の家」は12分の1の精巧なミニチュアで見事でした。(内部は撮影禁止の為、残念ながら写真はありません。)
       セント・ジョージ・チャペル

城の西側にある礼拝堂で、イギリス後期ゴシック建築の傑作といわれています。 堂内には10人の国王が埋葬されています。こちらも中に入ることができます。
            衛兵の交替

衛兵のユニフォームと言えば赤と黒が有名ですが、冬場は寒いので、グレーのコートを着ています。
           イートン校

ウィンザー城から見たイートン校。(写真中央に見えるクリーム色の建物)
ウィリアム王子が入学したことでも話題になった、イギリス名門のパブリックスクールです。
リッチモンド
ロンドンから地下鉄で西へ約20分、テムズ川沿いの緑豊かな美しい町、リッチモンドはかつて宮殿もあった王室ゆかりの町で、隣駅にある世界遺産のキュー・ガーデンズはじめ、近辺には宮殿跡や美しい庭園が点在します。
テムズ川沿いに遊歩道を10分ぐらい進んでいくと、その先に広大なリッチモンド・パークが広がります。王宮があったことから、廷臣たちの居住地として発展し、イギリスで緑のいちばん美しい町と云われています。
          リッチモンド

駅からテムズ川の方向に少し歩くとすぐに川沿いの遊歩道が見えてきます。ゆったりとした石畳の遊歩道で、美しい景色の中で散歩やジョギングを楽しんでいます。

疲れたら川沿いのベンチで

テムズ川と緑の長閑な風景
遊歩道の先には面積900万㎡の広大なリッチモンド・パークが広がります。駅から公園のゲートまでは徒歩で10分ですが、公園があまりに広いのでここで引き返しました。
この先には庭園で有名なハム・ハウスがありますが、私達はこの後隣駅のキュー・ガーデンズ(世界遺産)に行くことにしました。

センスのよいお花屋さん

駅から続くジョージ・ストリートには「ローラ・アシュレイ」などの素敵なブティックが並んでいます。
川沿いの遊歩道を歩いて楽しんで、疲れたらダブルデッカー(2階建てバス)に乗って移動。運転手さんは勝手に発車するので、2階に上がる時は両手で手すりをしっかり持って、怪我しないように。
デイ・トラベルカードを購入すれば、ロンドンから地下鉄もバスも1日中乗り放題で、安くて便利です。(リッチモンドまではゾーン4で約7ポンドです。帰りにロンドン市内を地下鉄とバスであちこちまわって、ホテルに帰るまで1日中使っても1000円くらいですから、信じられないですね。)
ただ、中には次の停留所の表示が出ないバスがあるので、その時は乗っている人に聞くしかないですね。
 またパブで一休み
昼でも女性が普通に飲んでいるのにはびっくり!

左から マグナーズ・アップル・サイダー
      (りんごの発泡酒)
       ギネス(アイルランドの黒ビール)
     ハイネケン(オランダのビール)

さて、私はどれを飲んだでしょう?
キュー・ガーデン(世界遺産)
Kew Garden
      キュー・ガーデン(世界遺産)
          
リッチモンドから地下鉄に乗って1駅でキュー・ガーデンに着きます。1759年にリッチモンド宮殿の付属施設として造られた植物園で、今年でちょうど250周年になります。広大な庭園の中には、さまざまな温室や美術館、中国の塔、日本建築などもあります。(面積は120万㎡)

      左はパーム・ハウス(Palm House)
1848年完成の温室で、さまざまな熱帯植物が集められています。中は背の高い植物も多く、ジャングルにいるようでした。
 パーム・ハウス側から見た池と「オランジュ」

オランジュとはオレンジ温室のことですが、現在はカフェと売店になっています。

東屋もイギリスらしい

オランダ風のキュー宮殿
最近では、エリザベス女王の80歳の
バースデー祝賀会がここで行われました。
この素敵な建物も温室かと思って入ってみたらギャラリーになっていました。

園内は広すぎて全部見るには1日かかりそうです。
園内で可愛いクロッカス(右画像)を見つけました。またここでもスノードロップが咲いていました。これからどんどん美しい花が咲きそろうことでしょう。
園内のさまざまな温室 まだまだあります 

温室の中はいつも美しい花の園

日本では見たことのない可憐な蘭

それぞれの温室では熱帯や温帯の美しい花々が咲き乱れ、まるで夢の世界です。
また別のページでお花を中心にご紹介します。
ロンドン
ロンドンといえば、世界有数の歴史ある近代都市ですが、有名なビッグ・ベン、ウエストミンスター寺院、バッキンガム宮殿、大英博物館、ナショナルギャラリー、ロンドン塔・・・など見どころがいっぱいの魅力ある都市です。1日や2日ではとても見て回ることができませんでしたが、そのいくつかをご紹介します。
世界遺産
国会議事堂(ウエストミンスター宮殿)

ビクトリア・タワー)
         (議事堂のシンボル)
            ビッグ・ベン

右画像の国会議事堂につながっています。
議事堂左端の時計台がビッグ・ベン。高さ96m。
1時間毎に大鐘が、15分毎に小鐘が鳴ります。

   国会議事堂(ウエストミンスター宮殿)

内部には1000室以上の部屋があります。中世は王宮でしたが、現在は国会議事堂として使われています。右端の塔がビクトリア・タワー。          
世界遺産
ウエストミンスター寺院 (Westminster Abbey)
    
      ウエストミンスター寺院

ロンドンで一番大きく、最も美しいゴシック様式の教会で、1000年もの間、歴代の国王・女王の戴冠式はじめ、王室の冠婚葬祭に使われてきました。近年ではダイアナ元妃の葬儀が行われたことで知られています。国王以外にも、シェイクスピアやダーウィンなど国に貢献した人の記念碑が祀られています。
ウエストミンスター寺院 西側正面
ウエストミンスター寺院前で面白い車発見!
船の様な面白い格好の自動車なので、よく見てみると横に「Amphibious(水陸両用)」と書いてありました。やっぱり水陸両用車だったのです。

世界遺産をバックに最新の乗り物というのも面白い組み合わせですね。
       セント・マーガレット教会

ウエストミンスター寺院すぐ横にひっそりと立つ下院の教会。チャーチルをはじめ歴代の政治家が結婚式を挙げた教会として知られています。
右がウエストミンスター寺院、後ろに見えているのが国会議事堂です。
バッキンガム宮殿
         バッキンガム宮殿

イギリス国王のロンドンの正式な住まいで、滞在中は王旗が、不在時には国旗が揚げられます。

1762年にジョージ3世がバッキンガム公爵から私邸として購入し、1820年代はじめに大改築され、ビクトリア女王の時代にイギリス王室の公式の宮殿となりました。(夏期に一部が一般公開されます。)
ビクトリア女王記念碑

バッキンガム宮殿前の広場
大英博物館
British Museum
        大英博物館 正面入口

世界の文化遺産を集めた博物館として、世界一の規模を誇っています。創立のきっかけは、内科医であり、考古学者、旅行家でもあったサー・ハンス・スローン(1753年没)の7万9000点という膨大なコレクションが国に寄贈されたことから博物館が建設されることになり、王室や貴族のコレクションもこちらにまとめられました。その後拡大を続け、現在は数百万点が収蔵されています。
とても一度では全てを見ることはできません。
(特別展以外は無料、写真撮影可)
         グレート・コート

正面入口から入ると、目の前にグレート・コートと呼ばれる明るく近代的な空間が広がります。(この部分はミレニアムを記念して2000年に完成) ガラスの屋根で覆われた壮大なこのグレート・コートは博物館の中心部で、中にはリーディング・ルーム(閲覧室)の他、インフォメーション、ショップ、レストラン等があります。
市民の為に木~土曜は夜11時頃まで開いているので、息子も居心地のよいリーディング・ルームをよく利用させて頂いたようです。マルクスは「資本論」執筆の為に30年間毎日通っていたそうです。

ラムセス2世の胸像(高さ2.67m)

約67年間、長期にエジプトを治め、多くの建築物を残し「建築王」と呼ばれました。最古の国際条約を結んだと云われています。

人面有翼牡牛像 ラマッソス
古代アッシリアで、悪霊から城を守るために城門に造られた像。正面からは2本足で止まっているように見え、横からは5本の足で歩いているように見えます。
(BC710~705年頃)
         ネレイド・モニュメント 

小アジアのリュキアの都クサントス(トルコ南西部)で発見された墓廟(高さ8.3m)。海の神ネレウスの娘のうちの一人が立っています。ネレウスの娘たちはネレイズとして知られていて、それがこの名前の由来となっています。(BC390~380年頃)


パルテノン神殿の破風彫刻 (全長8m以上、BC438~432年頃)
中央の女神アテナをはじめ、ギリシャの神々が配置されています。左端は酒と豊穣の神ディオニソス(バッカス)

女神バステットの化身の
(BC600年頃)

古代ガラス製品の傑作「ポートランドの壺(AD5~25頃)
これを元にウエッジウッドがジャスパーを作成。
ナショナル・ギャラリー
National Gallery
        ナショナル・ギャラリー

1824年にイギリス初の国立美術館として設立されました。現在は1260年から1900年までの西欧絵画2000点以上を所蔵。
入場無料。撮影不可。

イギリスの美術館、博物館の多くが無料(寄付制)で、嬉しいシステムですが、維持が大変とのこと。素晴らしい絵画の数々を見ることができたので、少しですが寄付して帰りました。

ナショナルギャラリー前の「トラファルガー広場

ナショナル・ギャラリー前でのストリート・パフォーマンス
ロンドンの街
  ソーホーの中華街(ピカデリー・サーカス近く)

旧正月近いということもあるからでしょうか、大変な賑わいでした。中華料理は安くて美味しいので人気があります。また、どこの町でも中華料理のお持ち帰りの店(イギリスではテイクアウトではなくテイクアウェイ take awayという) をよく見かけました。

ピカデリー・サーカス近くでロングラン ミュージカル「レ・ミゼラブル」を見て帰りました。素晴らしい迫力に圧倒されました。観客の中にはロングドレスにシャンペンという優雅な方もいらっしゃいました。週末の素敵な楽しみなのですね。
     ナショナルギャラリー近くのパブ

イギリス人は昼間からよくビールを飲んでいます。伝統的なイギリス料理などメニューもいろいろあるので、お酒が飲めなくてもレストラン感覚で気軽に利用できます。ビールは1パイントグラス(586ml)とハーフパイントがありますが、カウンターで支払ってビール等の飲み物を受取り、料理は後から持ってきてくれます。
HARRODS
ハロッズ

創業150年のロンドンの高級老舗デパート
モットーは「あらゆる商品を、あらゆる人々へ、あらゆる場所へ」で、商品の豊富さで知られています。

美しいエスカレータの上の天井

ハロッズ内部のインテリアもクラシックで高級な雰囲気
             HARRODS

       トイキングダム(子供用品売場) 
     子供用品のフロアーはまるで遊園地の様です。
     子供の年別にコーナーが分かれています。


1階には、お土産の定番ハロッズグッズが各種揃えられているハロッズショップがあります。(以前は地下1階) 日本の三越やヒースロー空港でもハロッズの製品は購入できますが、シリーズごとの全品揃えは本店ならではです。
デパートの雰囲気が日本橋の三越にとてもよく似ていると思ったのですが、やはり三越がハロッズを真似して作られたデパートだったからでした。ディスプレイやインテリアのセンスも抜群です。


     巨大スーパーマーケット TESCO

イギリスでおなじみのスーパーマーケットTESCO。
日本でも近所でいくつかTESCOを見かけるようになりましたが、日本では地元スーパーを買収したような小さい食料品店なので、あまりの違いにびっくり。日本のTESCOで外国人が店内の陳列を指図していたので、やはりTESCOだったのです。
ロンドンの街中では右画像より小さい店舗のTESCO EXPRESSをよく見かけました。日本食ブームでお寿司も売っていましたが、おしんこ巻の具が黄色のパプリカで、見かけだけは巻き寿司風でした。
           ロンドン塔
11世紀建造の城塞。ウィリアム征服王がロンドンを守るための要塞として建設し、一時期は王室の居城でしたが、その後牢獄として使われた期間の方が長く、映画にもなった「ブーリン家の姉妹」のアン・ブーリン(ヘンリー8世の2番目の妃)が姦通罪の名目で処刑されたり、「9日間の女王」レディ・ジェーン・グレイがメアリー1世に王位を奪われ反逆罪で処刑されるなど、多くの人がここで処刑されています。

また、ロンドン塔は中世の王室の宝物庫でもあり、世界最大530カラットのダイヤモンド「アフリカの星」がはめられた王笏などが保管されています。
           タワーブリッジ

上の画像(ロンドン塔)を左に進むとタワーブリッジが見えてきます。
テムズ河を往来する大型船舶の為、上げ下ろし可能な跳ね橋が1894年に完成しました。
夜のライトアップされたタワーブリッジは感動的です。いろいろロンドン市内を回った最後に、タワーブリッジに着いた時にはもう夜になっていましたが、ビクトリア朝様式の優雅な橋が夜空に輝き、とてもロマンティックな光景でした。
思いがけない最後の旅のプレゼントでした。

        リバプール・ストリート駅
金融街シティ・オブ・ロンドン(シティ)の北東に位置するターミナル駅。1875年にゴシック様式の大聖堂の様な駅が建設されましたが、現在は大規模な再開発により、近代的でかつクラシックな優雅さを持つ美しい駅舎になりました。ここにもイギリスのセンスの良さを感じますね。
私たちの行った2日後に、ネットの呼びかけで集まった人々の大パーフォーマンス(この駅で撮影されたテレビCMの集団ダンスを真似た)が右の場所であったそうです。これが話題のフラッシュ・モブですね。警察は取り締まることもなく、「愉快なイベントだった」とコメントしたそうです。(ロンドン情報)
ここで息子と別れ、楽しかった観光も終わりました。
今回の旅では、突然の大雪でストーンヘンジ、バース、コッツウォルズの中央部へは行けなかったのですが、以前ブログに「イギリス便り」でアップした写真がありますのでその一部をこちらにご紹介します。世界遺産が見られなかったのは残念でしたが、もう一度来るようにと楽しみを残してくれたのかもしれませんね。
私のセカンドサイト「Sugar Room」(http://www.geocities.jp/sugarroom2/)の中の
ブログのページ(コッツウォルズhttp://blogs.yahoo.co.jp/sugarroom2/44938346.html
           バースhttp://blogs.yahoo.co.jp/sugarroom2/45535907.html)より。
これらの地域の写真をもっと見たい方は上行のブログのページのアドレスをクリックしてご覧下さい。(ご覧になったら、ブラウザー左上の←でブログからこのページに戻ります。)
         ストーン・ヘンジ

紀元前3000年頃、太陽崇拝の祭祀場として造られたという説や、古代の天文台という説などがありますが、未だ謎に包まれています。
              バース

約2000年前、ローマ軍によって造られた浴場で、治療効果のある温泉として古くから人気があり、18世紀には温泉の町として最も栄えました。現在も1日200万リットルのお湯が湧き出ています。
コッツウォルズ(北はストラトフォード・アポン・エイボンから南はバースまでの丘陵地帯)
ライムストーンという蜂蜜色の石灰岩で作られた家々が特徴です。
click here!
イギリスのお菓子と料理
(こちらはWhat's New のページで紹介しています。上の行の
「イギリスのお菓子と料理」をクリックするとWhat's Newに飛びます。
スコーンの作り方も「お菓子の部屋」に紹介しています。)

     

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