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      モニュメント・バレー 
      (モニュメント・バレー・ナバホ・トライバル公園) 
       
      
      
        
          
            モニュメントバレーはユタ州とアリゾナ州の境に位置し、「駅馬車」等、ジョン・フォード監督、ジョン・ウェイン主演の一連の西部劇や、「イージー・ライダー」、「バック・トゥー・ザ・フューチャーⅢ」や「2001年宇宙の旅」等、数々の映画の舞台となった所で、映像で観たことのあるおなじみの風景や、地球とは思えない様な迫力ある風景が目の前に迫ってくる。 
            この地域はアメリカ先住民ナバホ族によって管理運営されていて、この周辺の道は4WD以外は入れない所が多く、内部の道はナバホ族のガイドツアーのみ通行可能となっている。 | 
           
          
            
 
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      西部劇の世界に入ってしまった様! | 
    
    
      
 
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      ナバホ・ネイション(Navajo Nation) アメリカの最大の先住民居留地 
      
        
          
            アリゾナ州北部を中心に約25万人のナバホ族の人々が住む居留地があり、独自の自治権を持つ。 
       
            ナバホ族は神聖な山々の谷で農耕と牧畜の生活を営んでいた。また、スペイン人、メキシコ人、アパッチ族、コマンチ族などとの抗争が繰り返されていた。合衆国白人入植者も加わり、知事達は部族の首に報奨金を付けて、インディアン部族の絶滅を図ろうとした。  
       
            合衆国は西部の植民地、フロンティア拡大の障害になるインディアン部族を年金(食糧や物資)と引き換えに指定居留地に移住させるという条約を締結。 
      1864年、この地の人々は過酷な強制移住を強いられ、500kmに及ぶ徒歩の長旅の途中数百人が命を落とした。(ロングウォーク・オブ・ナバホ) 収容所ははるかに収容人数を超え、条約の食糧供給は放置され、劣悪状態で強制労働を強いられた。強制移住した9000人の内、2000人が亡くなった。 
       
      4年後、酋長の切なる訴えにより、合衆国は強制収容の非を認め、地元の一部が居留地(reservation)となり、やっと故郷に戻った。しかし、郷里には既に、隣族のホピ族が定住していて、土地をめぐっての争いが起こる。現在もこの問題は解決しておらず、ホピ族とは敵対関係にある。 
       
      母系家族のナバホ族の男性達は年金に頼って勤労意欲を失い、アルコールに浸ることも多かった。 
      その後禁酒法が布かれたが、現在でも失業率は40~45%となっている。 
            この地域は、観光産業の他、石炭、石油、ウランなど豊富な資源があり、外部企業との契約により鉱物採掘、発電、工場誘致などが行われ、その土地のリース代も大きな収入源となっていて、工場や鉱山は一部の雇用を作り出している。 しかし、環境汚染や、先住民のウラン被爆も引き起こし、ウラン開発反対運動なども起こっている。 | 
           
        
       
        
      
        
          
            1970年の「ソルジャーブルー」という映画、ご存知でしょうか。 
      「サンドリークの大虐殺」(1964年 米軍が無抵抗のシャイアン族とアラパホー族の村に対して行った無差別虐殺)を描いた問題作で、以前からとても気になっていた映画です。アメリカの負の歴史を知る上でも、ショッキングですが、観てみたいです。「小さな巨人」も同じくネイティブアメリカンをテーマにした映画史に残る作品です。 | 
           
        
       
       
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      ナバホ族の伝統的住居「ホーガン」 
      妊婦のおなかをイメージした半球形。ホーガンに入ると母に抱かれた気持ちになる。 
      また、ナバホにとって空は「父」。天井中央の穴から「空」を眺めると、父なる「空」に通じる。 
      自然を敬い、家族の結びつきを大切にするナバホの思想。 
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      軍艦の様な「シップロック Ship Rock」 
      ナバホネイションには印象的な一枚岩が多い | 
    
    
       
      モニュメント・バレーの迫力の風景をスライドでどうぞ 
        (20枚) 
        
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      「ナバホタコ」 ナバホスタイルのタコス。 
      メキシコの薄いトルティーヤと違って、分厚い揚げパンの上に 
      具が乗っている。チリソースを付けて食べると美味しい。 | 
    
    
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      グルーディングス博物館 
      
        
          
                  1921年、白人のグルーディング夫妻がこの地にナバホ族との物々交換の交易所を作り、その後店と宿屋を開業。 
      博物館はグルーディングス・ロッジ(ホテル)の敷地内にあり、1940年代の生活様式が見られる。 
            モニュメント・バレーでの映画の撮影は、このロッジが基地となり、ジョン・フォード監督、ジョン・ウェイン等、有名人も多く宿泊している。 すぐ横には、ジョン・ウェインが気に入って使った部屋「ジョン・ウェイン・キャビン」も再現。 | 
           
        
       
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        John Wayne's Cabin 
        (10枚) 
        
 
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      グランドキャニオン(世界遺産) 
      
      
        
          
            |  コロラド川が600万年の時をかけて台地を削り、18億年前の地層を露出させた大渓谷「グランドキャニオン」ユネスコの世界自然遺産の中でも1度は観てみたい屈指の絶景。 とてつもなく巨大な大自然の造形美は感動そのもの! 時間ごと表情を変える雄大なグランドキャニオン、特に太陽の低い朝夕の光景は素晴らしい。夕日に染まるグランドキャニオンはこのコーナーの最後です。 | 
           
        
       
       
       
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            歩くすぐそばに大きなシカが出現!  
            「エルク(アメリカアカシカ)」です。 
            全長2m以上で、かなり大きい。お尻が白いのが特徴。 
            目を合わせない様に、そっと通り過ぎました。 | 
           
        
       
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      夕日に染まるグランドキャニオン | 
    
    
      
  
      ホピ・ハウス 
      古代のホピ・インディアンの家をモデルに20世紀初頭に建てられた。(民芸品などのショップ) | 
    
    
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      グランドキャニオン スライドショー 
      (24枚) 
        
        
 
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      | 参考:グランドサークル&セドナ、地球の歩き方(ダイヤモンド社) |