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<< 訳 本 >> | |
完訳 水滸伝1〜10 吉川幸次郎・ 清水茂 訳 岩波文庫 (蔵書) |
![]() 図書館で借りて読んでいたのに、あまりの面白さに、 結局全巻買い揃えてしまいました〜(^^; これは100回本なので、今度は120回本が読みたいです♪ |
水滸伝 上・中・下 駒田信二 訳 平凡社 (蔵書) |
![]() 100回本に田虎と王慶2つの遠征が加わっているが、 闘いの描写に始終してるので、ちょっと中だるみぎみかも(^^; しかし好漢達の活躍の場が増えるのはなんともうれしい ものです(笑) |
水滸後伝1・2・3巻 陳 忱 著 鳥居久靖 訳 東洋文庫(平凡社)(蔵書) |
![]() 大活躍! なんとも破天荒な話ではあるけれど、 本編前半の明るい雰囲気そのままに楽しませて くれます! 溜飲が下がった〜(≧▽≦) |
新・水滸伝 −「水滸新伝より」 1〜5巻 楮同慶 著 今戸榮一 訳編 コーエー(蔵書) |
![]() 見つからなかったこの第5巻は、親切な人が 見つけてくれました!o(^o^)o ありがとうございました〜!! 注)作者 楮同慶の「楮」は衣編です。 |
中国講談選 立間祥介 編訳 東洋文庫(平凡社)(蔵書) |
中国の講談6編が収められている。その中のひとつがお馴染みの 『武松の虎退治』。講談師がこれを語るのを想像し、自分がそれを 聴いている状況を思い浮かべながら読むとなかなか楽しい(笑) 一緒に収められている『包公、天斎廟に太后を救う』(『包公案』)は、 水滸伝最初の「引首」にも名前が見受けられる仁宗の時代の賢臣 包拯(ほうじょう)の話。大岡越前のように名裁判で有名な人です。 『岳飛伝』を読んだ方には この中の1編『牛皐の講釈』(『岳説』より)もお薦め。 |
<< 解 説 書 >> | |
水滸伝 -虚構のなかの史実 宮崎市定 著 中公新書 (蔵書) |
水滸伝の登場人物を取り上げながら、当時の史実との対比を通して その文学的特色を描きだそうという内容。宋の時代に関する知識が 全く無かったわたしには、かなり参考になりました。 |
梁山泊 -水滸伝・108人の豪傑たち 佐竹靖彦 著 中公新書 (蔵書) |
水滸伝の舞台やその成り立ちの分析と解説に加え、後半は 登場人物の性格やその位置付けの分析を通して、水滸伝という 物語の魅力に迫るという内容。話題が多くてうまくまとまらないです(^^; |
水滸伝−梁山泊の英雄たち -別冊歴史読本第二十一巻十一号 新人物往来社 (蔵書) |
![]() ほぼ満遍なく得られるなかなか上手くまとまった一冊。 主だった好漢の紹介や時代背景の解説、登場人物事典や 「水滸後伝」の紹介までも載っています。 今戸榮一氏が提供したという好漢の切り絵がなかなか素敵。 |
水滸伝と日本人 -江戸から昭和まで 高島俊夫 著 大修館書店 (蔵書) |
![]() 日本人がこの物語をどんな風に読んできたのか、 その300年以上の歴史を追った本です。 専門的な話になるので、順に読むのは結構キツかったけど、 興味深い記述もたくさんあって面白い。通勤電車で読んで いたのだが、思わずニヤリと笑ってしまうこともしばしば。 |
<< 物 語 本 >> | |
快僧魯智深〜水滸外伝 歳森薫信 著 踏青社 (蔵書) |
![]() なのですが、物語は120回本で、表題の通り魯智深を中心に ストーリーが語られています。原作には無い魯智深の心情が 細かく描かれていてなかなか面白い。一読の価値あり。 |
水滸伝 1〜 北方謙三 著 集英社 |
賛否両論の北方水滸伝ですが、わたしは面白いと思いました〜。 昔からの水滸伝として読むと、受け入れられない部分があるので しょうが、水滸伝の登場人物と舞台と物語を使って新たに作られた お話として読むならば、面白いっす…と思っていたけど、だんだん 許せなくなってきた…。8巻で打ち切りです……。 この朝日新聞の 書評は若干誉めすぎだけど、的を射てる所もあるのでご参考に。 |
悲華 水滸伝 上中下 杉本 苑子 著 中央公論社 |
うーんなんと言いましょうか、一言で言えば同人誌っぽい本ですか。 好漢たちは皆原作より若くてかっこ良くなってるし、一部あやしい 記述(笑)があるし…。そのあやしい記述を探すために読むのも 一興かと…(笑) >宋江( ̄Q ̄)べろ〜ん(笑) |
ものがたり水滸伝 陳 舜臣 著 朝日文庫 (蔵書) |
古本市を物色中に発見。梁山泊に108人が集結する70回までの物語が コンパクトにまとめられています。難しい言葉の解説も親切なので 分かり易く、水滸伝を手っ取り早く読みたい人にはお勧めです。 |
<< 画 本 ・ ま ん が ・ 絵 本 >> | |
画本 水滸伝 1〜6巻 駒田 信二 訳 中央公論社 (蔵書) |
![]() 2〜4行程度のストーリーが書いてあるという形式。 非常にしっかりした絵で服装や道具の参考にもなりそう。 好漢達が梁山泊に集まるまでが描かれている70回本。 絵を描いた人物の名前がなくて残念。 |
井上洋介の絵本水滸伝 駒田 信二 監修 講談社 (蔵書) |
![]() 駒田信二先生が各回の解説をしています。 カラーの回もありますが、ほとんどは白黒。 見ての通りなかなか可愛らしい好漢が活躍して いますが結構おどろおどろしい場面も…。 絵が120枚もある絵本なんて、なんて贅沢な(笑) |
水滸伝 故事 黒龍江少年児童出版社 (蔵書) |
![]() じゃなくて、かわいい好漢たちが描かれています。 文章が中国語なので詳しい記述は分かりませんが、 ちゃんと王進が史進と出会う場面から、呉用と花栄が 宋江の後を追う場面まであります。 どこをどうやって端折ってるんだろう…?(笑) |
画帖 水滸傳 杉本健吉 画 吉川英治 著 杉本苑子 解説 講談社 (蔵書) |
![]() 『新水滸伝』の挿し絵ですね(*^^*) 昭和三十八年に三千部限定で発売されたもの。 古本屋で偶然発見。感動のあまり涙を流しながら レジに走りました(笑) 見開きのページの左に挿絵、右にその場面の抜粋が綴られている構成。 (画像をクリックするとイメージが見られます)杉本氏の軽やかな筆による すっきりした、でも躍動感あふれる好漢が素敵です♪ |
日テレ水滸伝のシナリオ 第3話、第26話 日本テレビ (蔵書) |
![]() 1973年に日本テレビ二十周年記念番組として製作された『水滸伝』の シナリオです。中村敦夫(林中*)、あおい輝彦(史進)、土田早苗(扈三娘)等 そうそうたるメンバーが出演していました。 第三話「熱砂の決闘」林中と楊志が四日四晩にらみ合った末、 林中が勝利をおさめるという回。決闘内容がとっても日本的(笑) 第二十六話(最終回)林中が高求を倒し、扈三娘と仲良く轡を並べて立ち去るまで。 (*)シナリオ中では林冲ではなく林中と書かれている。 |
水滸伝 1〜3 さいとうたかを 著 中公文庫コミック版 (蔵書) |
ゴルゴ顔の好漢達が活躍する水滸伝(^^; 短いけれど、内容は 原作に忠実。かっこよすぎる宋江とか老人な呉用とかがなんですが よく描けてると思います。(あくまでも私見) でも、下まつげだけは勘弁して…!(笑) |
<< 参 考 書 >> | |
武器と防具 中国編 篠田耕一 著 新紀元社 (蔵書) |
水滸伝のイラストが描きたいのに、登場人物が持つ武器がさっぱり 分からない。蛇矛ってどんな矛!? 狼牙棒ってどんな武器〜? という疑問に答えてくれます。本屋で見つけて重宝してます(^^) |
水滸伝 108星のプロフィール 草野 巧 著 新紀元社 (蔵書) |
108人それぞれが梁山泊入りしたいきさつの説明と、入山後の活躍を 年表でまとめてある。かなり分厚い本なのだが、あれはどこだっけ? と訳本をひっくり返す時に重宝しそうだったので購入。 |
<< そ の 他 >> | |
中央電視台 水滸伝 全十巻・完全版 (株)コニービデオ (蔵DVD) |
![]() 中央電視台水滸伝のDVDコンプリート版です〜♪ 水滸伝は多々映像化されていますが、その中でも これはぴか一! 原作から抜け出したような、いや それ以上にカッコいい好漢達が暴れまくってます〜。 |
中央電視台 水滸伝 オリジナルサウンドトラック 上海声像出版社 (蔵CD) |
![]() 主題歌の『好漢歌』を始めドラマで使われたお馴染みの 曲や挿入歌が盛りだくさん〜(≧▽≦)/ 『阮小七漁歌』がめっちゃいいっす! |
水滸伝 天命の誓い (株)コーエー (蔵ソフト) |
言わずと知れた水滸伝ゲームです(^^; 普段はゲームは全然 やらないんですが、思わず見つけてゲットしました。 一番低いレベルでも、すぐにやられてしまいます…(T-T) |
<< 歴 史 本 >> | |
新十八史略 1〜6 駒田信二・常石茂 他 河出文庫(蔵書) |
駒田先生をはじめとする7名の研究者により、中国の創生から元代 までの壮大な歴史が語られる。広大な中国において様々な人々が 時代に運命に翻弄されつつも逞しく生きてゆく姿には感動します。 むさぼる様に読んでしまいました(笑) |
中国武将列伝 上・下 田中芳樹 著 中公文庫(蔵書) |
田中氏が選んだ中国歴代の名将100人を、時代を追って紹介してゆく。 非常に分かりやすく説明してあるので、初心者にとってはありがたい 本です。上記「新十八史略」と併せて読むとさらにGOOD (^^; |
<< 物 語 本 >> | |
岳飛伝1〜4 田中芳樹 編訳 中央公論新社(蔵書) |
宋の時代、抗金の名将とうたわれた悲劇の英雄岳飛(がくひ)の物語。 日本ではあまり知られていませんが、中国では史上最高のヒーロー。 岳飛のことをもっと知りたい〜と思っていたらこの本が良いタイミングで 出版されました。本邦初訳! なんとこの物語の中には水滸伝のキャラクターも登場してます(^^) 阮小二の息子、阮良は岳家軍に加わり大活躍、燕青・呼延灼(T-T)も ちょっぴり顔を出してますので、水滸伝ファンの方は一読の価値あり。 水滸伝キャラ登場は第2巻。いいぞ!牛皐〜♪ |
山月記・李陵 中島 敦 著 岩波文庫(蔵書) |
”漢の飛将軍”李広の孫である李陵の物語。匈奴に対し寡兵で善戦する ものの、裏切りによって匈奴に捕まる李陵。李陵の苦しい心情が淡々と 語られる…。文体からそう感じるのであろうと思われるが、なんとも ”重い”物語である。しかしその重たさはしっかり受け止めてみたく なる類のもので、久しぶりに”文学”を感じさせる物語であった。 「「わが西遊記」の中」という断り書きのついた「悟浄出世」と 「悟浄歎異」。西遊記を悟浄の視点から描いた珍しい物語だが、 未完なのが非常に惜しまれる程、ずしんと響くものがある作品である。 ああ上手く表現できないなぁ。語彙が貧弱なのが悔やまれる…(T-T) |
中国大盗伝 駒田信二 著 ちくま文庫(蔵書) |
秦から宋にかけての5つの小品集。"天下"や"命"など大きなものを 盗んだ(盗もうとした)人物の話が楽しく語られています。 なかなか面白い。表紙を見ると一見魯知深・武松らしき人物が 描かれているのですが中身は水滸伝とは何の関係もないです(笑) 陳勝・呉広、朱全忠、無名氏等のお話。 |
女将軍伝 井上祐美子 著 学研M文庫(蔵書) |
中国の正史(『明史』)に名が残る女将軍 秦良玉(しんりょうぎょく)の 物語。四川の石チュウ宣撫使 馬千乗(ばせんじょう)の妻であったが 夫亡き後宣撫使を継ぎ、数々の戦いで功績をあげた人である。 梁紅玉もいいですが、秦良玉もあこがれちゃいますね〜(笑) *石チュウ…石[石主] |
孟嘗君(もうしょうくん) 宮城谷昌光 著 講談社 |
戦国時代の斉の人、孟嘗君 田文(でんぶん)の物語。しかしこの物語、 半分以上は田文ではなくて白圭(はくけい)という人物が大活躍。これが ハラハラドキドキものの活躍で、田文の活躍以上に面白いから困った もの(^^; 孟嘗君って『鶏鳴狗盗』があまりにも有名で、実際何を した人かいまひとつ分からず影が薄かったんですが、ここでも主役 取られてるので思わず苦笑ものでした〜(^^; |
重耳(ちょうじ) 上・中・下 宮城谷昌光 著 講談社 |
春秋時代、覇者となった晋の文公の物語。晋の太子であった頃、 陰謀に巻き込まれ国外へ脱出、亡命生活を余儀なくされ結局19年間 も諸国を放浪した。一時重耳は帰国する意志をなくしていたが、 一緒に逃亡生活を送っていた家臣たちに無理矢理つれ出され、 帰国を果たしたのである。 人間、どんな逆境に陥ってもあきらめちゃイカンということですな。 |
敦煌(とんこう) 井上 靖 著 新潮文庫(蔵書) |
うーむ。すごく昔に読んだから内容忘れました(^^; でも非常に印象強く 残ってる作品です。この物語で初めて西夏という国と西夏文字の存在を 知りました。もう一回読んでから書きなおしますね。 |
風よ、万里を翔けよ 田中芳樹 著 徳間書店(蔵書) |
隋代・煬帝(ようだい)が三度に渡って行った「征遼之役」に従軍した 一人の女性−花木蘭(かもくらん)の物語。主人公の木蘭自身は実在の 人物かよく分からないようですが、その時代の出来事や実際に活躍した 人物(張須陀・羅士信・沈光 等)はよく書き込まれていると思います。 |