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10月27日(日)八幡野 <利用ショップ>AQUAQU・ドライスーツSP

講習地は富戸の予定でしたが、26日(土)に引き続き台風でクローズ。
八幡野がビーチだけオープンしたため、八幡野に変更になりました。
講習は、簡単な講義と2ビーチダイブで終了でした。

講習内容は以下の通りです。 ただし、私のいい加減な記憶のため、PADIの規定による講習と、イントラの個人的アドバイスがごっちゃになっているかも知れません。あと、習ったのに忘れてしまっていることがあるかも知れません。お許しください。


《講義》・ドライとウエットの違い
	・ドライの欠点
	   価格が高い/丁寧な手入れが必要/かさばる など
	・ドライの長所
	   保温性/すぐに普通の服装に戻れる/体が濡れず疲れが少ない など
	・構造
	・簡単な修理
	・ネオプレーンとシェルの違い
	・インナーについて
	・ウエイト調整
	・手入れの方法
	   排気バルブは時々分解して洗った方が良い  などなど
	・保存方法

《実技》1本目	・水底でフィンピボット
		・中層でホバリング
		・水面でBCDの脱着
		・水面でウエイトの脱着

	2本目	・水底で中圧ホースの脱着
		・水底でドライスーツへの給気と排気を同時に行う
		・袖口からの排気
	       ・吹き上げからのリカバリー
		・吹き上がる体勢の練習

【中圧ホースの脱着】は、給気バルブが故障した場合を想定してのことのようです。エアが入りっぱなしの状態になってしまったら、ホースを引っこ抜いてしまえ、ってことでしょう。BCDの脱着などをする場合にも必要ですね。

【水底でドライスーツへの給気と排気を同時に行う】も、給気バルブの故障を想定してのことのようです。左手で給気ボタンを、右手で排気ボタンを押し続けるというものでした。単位時間あたりの給気量と排気量は同量のようで(考えてみればあたりまえ?)、両方のボタンを押し続けている限り、浮力の変化は感じませんでした。

【袖口からの排気】は、排気バルブが故障した場合の対処方法です。片手を高く上げて、手を握り、力を入れて手首に筋を立て、シールとの間にすき間を作ってそこからエアを抜く、というものでした。上手に止めれば水没しないそうです。それでもダメな場合は、 首のシールを開けて、排気しましょう とのことです。 水没しますが、吹き上がって急激な水圧の変化で減圧症になるよりずっとマシとのことです。

【吹き上げからのリカバリー】は、足が浮いて吹き上がりそうになった場合に、鉄棒の「ダルマさん」の要領で体を小さく丸めてクルッと一回転してリカバーするというものです。

【吹き上がる体勢の練習】は、それでも吹き上がってしまってリカバーできない場合、体を水平に保ち、手足を広げて大の字になり、抵抗を大きくして、なるべく浮上速度を緩めるというものです。実際に水深−5mのところから水面までその体勢で吹き上がって見ました。

講習内容はここまでです。

ところで、ドライスーツは、ウエットと比べたら、泳ぎづらいことこの上ないです。
慣れの問題もあるのでしょうが、
・ウエットスーツよりかさばる分、水の抵抗が大きい。
・ブーツが固いため足首を完全に伸ばすことが出来ず、フィンを十分に 蹴り込めない。
(ソックスタイプなら問題ない?)
という2点については、我慢するしかないようです。
でも冬も潜りたいので、我慢しなくちゃ。

1年ぶりの八幡野でしたが、 台風のせいもあるのでしょうけど、魚は全然いませんでした。2本目のエントリー直後に、カマスの群れを見た程度です。あとは、キタマクラ、オハグロベラ、ウツボ。 オハグロベラはいつもこちらを見ているような気がして、気になる魚です。キタマクラも好きです。 そうそう、体長1cm弱の赤いミノウミウシの仲間を見つけました。以上です。
誰か私に、八幡野ビーチの魅力を教えてください。



10月26日(土)雲見 曇り 気温20度 CMAS-jメーリングリスト伊豆オフ
 <利用ショップ>ジャパン・リーフレイダース
9時13分の伊豆急線で城ヶ崎海岸駅に着いた。リーフレイダースに電話して、迎えに来てもらう。リーフレイダースのクラブハウスは、ダイビング・フラッグの看板が付いていなければ、ただの民家のようだ。
全員が揃ったところで自己紹介。参加者は、Kさん夫妻、Nさん、Sさん、Yさん、Aさんカップル、私とバディの9人。お互いにほぼ初対面なので、名前と顔が一致しない。
富戸が台風の影響でクローズなので、行く先は雲見に変更になって、車で来た人は各自の車で、Nさんと私たちはリーフレイダースの車に乗せてもらって、雲見に向かう。約2時間かかって、12時過ぎに到着。早速着替えてセッティング。

雲見のダイビング用施設は新しくて、整っている。シャワーと更衣室は大瀬崎のマンボウや八幡野ダイビングセンターと同レベルかやや上。更衣室にはコインロッカーが完備。器材洗い場はやや貧弱。すぐ近くに飲食店が無いのは不便。お弁当を手配するか、ちょっと歩く。

雲見は全部ボートダイビングだそうだ。ダイビング用施設のまん前からボートが出る。頑張れば泳いでいけそうな(?)近くに、大牛、小牛という名の2つの小島(岩?)があって2つ合わせて牛着岩と呼ばれている。
港と牛着岩の間はボートが常時往復していて、ダイバーがエントリーすると、そのボートは港に戻ってしまい、エグジットの時は次にやって来たボートに乗って港に戻るというシステムのようだ。他にも外洋にポイントがある。
ここのボートはダイビング専用で、後部に水面と同じ位の高さのタラップがあるので、フィンを履いたままでエグジット可能。

1本目 <ポイント名>牛着岩 <水温>水面、水底とも23度 <透視度>10m

エントリーしたところで、水深−10m位。大牛と小牛の間の亀裂の入り口の目立つところに黄色いイザリウオがいるのをYさんが見つけた。周りの色合い(白〜赤)に全然溶け込んでなくて、なんだか浮いている。体長10cm位で、大き過ぎてあんまりカワイクない。

大牛と小牛の間を通り、時々穴を通り抜けたりしながら進む。たまに流れがあるけど、全体には穏やかだった。伊東や安良里ほどではないけれど、小さ目のソフトコーラルがびっしり生えているところも時々あって、なかなかきれいだ。穴の中にはミナミハタンポの大きなのがたくさんいる。

ムチヤギにガラスハゼを見つけた。他にいたのはクマノミ、ミツボシクロスズメ、体長5cm位のミゾレチョウチョウウオの幼魚など。

一周して戻って来たところで安全停止。透明度がそこそこ良いので、各自散らばって水中に浮かんでる様子は、うまく言えないけど「楽しいダイビング」という感じで、ワイドの写真を撮りたくなった。体長8cm位のキビナゴの大きな群れがキラキラと光った。

昼休み

1本目が終わって戻って来たのが14:10 頃。
「2本目は14:50にボートに乗りましょう。」と言われて、ウエットのままお昼を食べるなら、港のあっちの方にお店があるよ、と教えてもらった。

セッティングをして、えんえんと歩き、そのお店を探し当てたのが14:30 頃(?)。
カツ丼×3とやさいラーメン×6を注文して、それらが出て来たのが14:50(!!!) 。

おおあわてで食べて、順番に清算していた15:00 頃、とうとうスタッフの人が呼びにきたので、さみだれ的にボートの方に戻る。

1本目 <ポイント名>牛着岩から軍艦 <水温>水面、水底とも23度 <透視度>10m

ブリーフィングによれば、あちこちの穴にイセエビがいるらしい。

1本目はずっと岩の間を通るコースだったけど、今回は砂地も通る。大牛と小牛の大きな根(島)を除けば、ここは広々とした砂地に大小の根が点在するポイントのようだ。砂地には幅の広い砂紋が出来ている。地形ポイントという評判にふさわしい広大な感じがしてなかなか良い。

またミナミハタンポのいる穴を何度かくぐった後で、いよいよイセエビがいるらしい穴に到着した。この穴はくぐり抜けることは出来ず、行き止まりになっているようだ。先に何人かが入って、何やら怪訝そうな顔をして出て来た。私の番になって入って行くと、穴の手前の方に大きなゴンズイの群れがいる。穴は奥の方に続いているけれど、ゴンズイが気になって入って行きたくない。ライトでちょっと照らして見たけどイセエビらしきものは見当たらないので、スゴスゴと後退する。

大き目の岩のてっぺんで5mm〜4cm位のミツボシクロスズメが10数匹と、3〜4cmのきれいなオレンジ色のクマノミが5匹、イソギンチャクにくるまっていた。 そこだけ沖縄(?)のような雰囲気だった。

透視度が比較的良いでの各自が好き勝手に魚を探しながら泳ぐ。
その代わり人によって見たものが違っていて、カスミアジ、シマアジ、ガラスハゼ、大きめのルリハタ、ノコギリヨウジ、ビシャモンエビなどがいたそうだ。
ノコギリヨウジKさんが見つけて、みんなに教えてくれたのに、私は隣のトラウツボに気を取られていて、見つけられなかった。残念!
私はといえば、サキシマミノウミウシ3匹が1個所にいるのを見つけた。

安全停止ではさっきと同じキビナゴの群れ。カンパチでも出てくれれば良いのにな!

エグジット

港に戻ったら、蛍の光が鳴っていた。あわてて後片づけをする。

みんなでログブックにサインをし合っていたら、富戸に帰るリーフレイダースのスタッフの人が呼びに来たので、最後に記念写真を撮ってNさんと車に乗り込む。もっとゆっくり話をしたかっなあ。
車で来た人たちは、みんなで晩ごはんを食べてから帰るそうだ。うらやましい〜〜。

下田駅でNさんは電車に乗り込み、私とバディはリーフレイダースのスタッフや他のお客さんと一緒に中華屋さんで晩ごはんを食べた。富戸に着いたのが8時過ぎ。AQUAQUのクラブハウスに行ったら、みんな大瀬崎に行ってまだ帰って来てなかった。
AQUAQU泊。



10月19日(土)富戸 晴れ 気温20度 <利用ショップ>アクアク(タンクレンタル)
今日はドライスーツのウエイト調整を兼ねてタンクレンタルです。

AQUAQUに着くと、イントラのひろみさんが、「今ねえ、富戸港にイルカがいるの。」と言った。今年のイルカ漁が木曜から金曜にかけて行われたそうで、沖の方から追い込まれたイルカ300頭が、富戸港内にいるのだそうだ。

1本目 <ポイント名>ヨコバマ <水温>水面、水底とも22度 <透視度>10〜15m

温泉丸のところで「シーフロント」の篠原さんに会ったので、「クマドリ君まだいますか?」と聞いたら、「水曜日からいなくなっちゃった。」とのこと。が〜っかり。でも、居るのに見つけられないよりは、居ないとわかっていた方があきらめもつくかな、と変な納得をする。
富戸の温泉丸はみんなが集まってくるので、情報交換の場でもある。
図々しくも富戸の常連Aさんに、サザナミヤッコの幼魚の居場所を教えてもらって、ヨコバマへ向かう。

ボートダイビングの時に使う桟橋まで行ったら、いるわ、いるわ。イルカの背びれがたくさん水面から出ている。

インナーがトレーナーとスウェットパンツなので、とりあえず、ウエイトを3kg増しの6kgにして、ドライスーツの空気を抜いて、エントリー。ところが、まったく沈む気配がない。 ヘッドファーストで潜行しようとしても、なんせ、フィンが水面下に入らないのだから、キックのしようが無いという、情けないありさま。
しばらくジタバタしてみたが、息が上がって来たので、ようやくあきらめてエグジットする。
陸に上がったはいいものの、予備に持って来た1kgでは、とても足りそうにないので、AQUAQUに取りに戻る。トホホ。

ウエイト8kgで無理矢理ヘッドファーストして、やっとのことで潜行できたけど、岩にしがみついていないと、あっという間に水面に戻ってしまいそうだ。
水深5m位まで行って、ようやく体が安定したので、泳ぎ出す。あ〜、くたびれた。

とてもじゃないけど浅場のサザナミヤッコは見に行けそうにないので、あきらめて砂地を沖に向かうが、ドライスーツの泳ぎにくいことといったら!!
体全体に変な浮力がついていて、思った通りに動けない。
水深が深くなると、今度は急に浮力がなくなって、オーバーウエイト
になり、水底すれすれをはうように泳ぐ羽目になった。まるで、ヨメゴチのようだ。

透明度が良く、日差しも入って来ていて、明るく、気持ちの良い海だ。でも、泳ぐことに神経を使ってばかりいたので、それを楽しむどころじゃなくて、魚もあまり 見つけられなかった。 見たものは、砂地でハナハゼ、ヨメゴチ、小さいアカエイ。産卵床でヨスジフエダイの子供、ハタタテダイの子供。左の根の方の砂地でインドヒメジの子供。左の根でイセエビ。


2本目 <ポイント名>ヨコバマ <水温>水面、水底とも22度 <透視度>10〜15m

AQUAQUに戻ってお弁当を食べたあと、インナーを薄手の長袖Tシャツとスパッツに変えて6kgでトライ。やはりヘッドファーストでなんとか潜行する。
ヨコバマに行く途中でAさんに会って、クマドリイザリウオが復活したことを教えてもらったので、捜しに行くことにする。

右の根沿いに一気に深場を目指すが、やはり泳ぎずらい。ネオプレーン製のドライスーツなので、体の動きを妨げるようなことはないのだけれど、あい変わらず妙にプカプカしていて、1回のフィンキックで進む距離が普段の1/3位に感じる。フィンも硬すぎたようだ。もて余している気がする。

目指す地点に着いてクマドリ君を捜したけれど、見つからない!
20分近くも捜しただろうか?もうそろそろ戻らなくちゃと思いながらも、「もしかすると50cm先にはいるかも知れない・・・」などと思うと、なかなかあきらめられない。いつの間にかバディとも10m位離れている。「ああ、こうやって、事故が起こるんだなあ。」残圧70になって、あわてて引き返した。

見た魚は、クロフチススキベラ幼魚のペア、体長5mmのクマノミ、同じく体長5mmのミツボシクロスズメなど。


イルカ

富戸港内のイルカの群れ
着替えたあとで、イルカを見に行く。
ボートダイビングの時に使う桟橋と、灯台のある桟橋の間に網が張ってあって、いけす状態になった富戸港に、船と一緒にイルカ達がいる。人口(イルカ)密度が高くてきゅうくつそうだ。

イルカ達はジャンプをしたりはしていないけれど、数十匹分の背びれが常時水面に出ていて、時々息つぎのために顔からひたい、背中、しっぽにかけて姿を見せる。親子みたいなのもいる。じっぽで水しぶきを立てているコもいる。

木曜日には、船が15〜20隻も出て、鉄パイプなどで大きな音をたてて、イルカの群れを追い込んで来たそうだ。AQUAQUで「そのイルカ、どうなるんですか?」と聞いたら、ひろみさんは「月曜日に水族館の人が引き取りに来るの。」としか、言わなかったけど、あとで別の人から、「水族館に引き取られるのは1部だけで、残りは食用として売られてしまう。」と聞いてしまった。

イルカ達の運命を考えると悲しくて、それなのに彼らが泳いでいるのを見ているとなんだか心がなごむということも悲しかった。

みんな港のあちこちで、言葉もなくイルカ達を見ていた。


後日談

テレビのニュースによると、イルカの種類はバンドウイルカで、保護団体からの抗議があって、大部分は海に放されたそうです。
テレビ局によって数が違っているので正確なところは分からないのですが、7〜30頭が水族館に引き取られ、30〜50頭が解体され(T_T)、残りは解放されたようです。手放しては喜べないけど、少しは良かった。



10月14日(月)神田 <ショップ名>AQUAQU
ドライスーツが出来上がったので、会社が終わってから取りに行きました。
買ったのは、アポロの3−バルブ・ウエットスーツです。両足首のところにフットバルブが付いていて、吹き上げになりにくいそうです。エコダイバーの緑×黒のです。

首・手首をサイズオーダーしたのですが、思ったより安くしてもらえました。
サイズオーダー料込みだと、池袋のMAUIで買うより安かった!

フィンとドライ用バッグは、13日(日)にMAUIで買って来ました。
フィンはなんとなくGULLのパワーエムデンを買って来てしまいましたが、今日になってから心配。私に使いこなせるでしょうか?
ボニート(の方が柔らかい)にすれば、良かったかなあ。
ちなみに普段はフルフットタイプのミューを履いています。とっても良いです。

27日にドライスーツ・スペシャリティーを受けてきます。
ドライを買った人は講習料がタダなのです。(2ビーチ分のツアー料金はかかります。)

ところで、自宅で着てみたのですが、1人で脱げないのです!!(^^;;;;;;;)
特に、頭が抜けな〜い!!手伝ってもらってようやく脱いだのですが、まだ顔がヒリヒリしています。こんなんで、本番はだいじょぶだろうか??


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