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7月10日(木)〜13日(日)奄美大島 <利用サービス>テトラマリン

【7月10日(木)】
羽田6時30分発のJASの直行便で奄美大島へ。8時45分奄美空港着。
迎えに来ていたテトラマリン(宿泊&ダイビング・サービス)の車に乗り込む。約15分でテトラマリンに到着。
ハナヒゲウツボ

10時半、今日の1本目、ボートに出発。ポイントは「インオアシス」
もうすぐポイントに到着という時になって、メガネをはずそうとしたら、自分がメガネを掛けてないことに気付く。コンタクトレンズを入れたままだ!(@_@)はずしたコンタクトを、ガイドの橋本さんからもらった麦茶の氷と一緒にマスクケースに入れる。
白い砂地にポツンと根があって、テンジクダイの仲間とキンギョハナダイが群れている。丸々と太った大きなハタタテハゼ、タテキン幼魚他。エグジット間際にウミヘビと超接近遭遇。約20cmの距離。舌をチョロチョロ出しているのまで分かった。(^^;;;; ちょっと硬直。

昼食はレストランのテラスで食べることにする。海を見下ろしながらの屋外での食事は、なかなかリゾートしていて気持ちが良い。
昼食のメニューは肉野菜炒め定食。テラスにはアメリカンショートヘアー風模様のネコが1匹住み着いていて、肉をやったら立ち上がって両前足で受け取って食べていた。

14時、2本目のボートに出発。「山本スペシャル」
ここは砂地に根が2つある。1本目のポイントより魚が多い。
ケラマハナダイとヨスジフエダイとテンジクダイの仲間の群れ。白いハダカハオコゼ。目がキラキラ光っていて、とてもきれい。ササムロとノコギリダイの群れが通りかかる。セジロクマノミ。
誰かに呼ばれた気がして振り返って見ると、大きなミツボシクロスズメが私のフィンを突っついていた。

3本目のセッティングの途中、レギュレータのマウスピースが噛み切れているのに気付く。水中ではまったく気付かなかった。(^^;)予備のに交換。

17時、3本目、「倉崎ビーチ」(テトラマリンのすぐそば)でバディダイブ
もらった水中地図をスレートに書き写してエントリー。
目標は沖側の水面に張ってある真珠養殖用のロープ製いかだ。水中には目印用のロープが何本も張ってあるが、最初の目印の岩を見逃したので、コンパスを見ながらテキトーにすすむ。

ここの魚影は伊豆のビーチと同じ位で、とりたてて濃いという感じではないけど、魚種は多い。
クマノミ、ハマクマノミ、ハナビラクマノミはあちこちにたくさんいる。
大きなクマノミのペアが住んでいるイソギンチャクの中に、ハナビラクマノミの赤ちゃんがたくさんいる。こういうのって、あり?
水深5〜10mは、まるでハゼ畑だ。
サンゴの陰に、クレナイニセスズメを見つけて感激。
浅場に戻ってきたら、青いハナビゲウツボがいた。水深5m!!
おととしモルジブで(決死の覚悟で)水深30mまで見に行ったのは何だったんだ??
エダサンゴの中に、キイロサンゴハゼを見つけてまた感激する。

夕食前、橋本さんに翌日分のダイビング計画表を提出。
「1本目が11時半(遅い)!!?」と驚かれる。

夕食は、スープから始まるフルコース。ボリュームたっぷりでおいしい。

20時、4本目、「倉崎ビーチ」
目標は眠っているクマノミの写真を撮ること。
日没が19時38分なので、ようやく暗くなりかかっている中エントリー。
しかし、クマノミの居場所がうろ覚えだったため、発見できず。
魚はイシモチ系と、イットウダイ系のが少しいる程度。
オレンジ色の腔腸類がきれい。蛍光ブルーのボツボツのあるタコ。大きなハリセンボン、フグ、エビいろいろ。
ダツ対策で、水深3m以浅は水中ライトを消灯。少し不安になるが、テトラマリンの殺虫灯(?)がこうこうと明るく、良い目印になった。

カクレクマノミ
【7月11日(金)】
11時、1本目のボートに出発。「ハナゴイ」

ここは、サンゴの根がずっと続いていて、5種類のクマノミ(トウアカ以外)がいるポイント。
ヒレナガスズメダイの赤ちゃん。
ポイント名のハナゴイは今は成魚が10数匹と、幼魚の群れがいるだけ。
浅場に戻って、ボートの下でしばらく遊ぶ。赤、黄、青、緑、白、黒、色とりどりのクリスマスツリーがきれいだ。
エグジット直後、ボートの上のフィンの山を見て頭を抱える人続出。ミューとプロミューだらけだったのだ。名前は書いておきましょう。

14時半、2本目、「倉崎ビーチ」
17時半、3本目、「倉崎ビーチ」

浅場ではオニハタタテダイが、やや深場では大きなハマフエフキがず〜〜っと後をついて来てかわいい。
ニシキテグリを探して、水深20m近辺の砂泥のあたりをウロウロするが、目指すガレ場の場所がわからない。
ウサ晴らしに、昨日のハナヒゲ君と遊んで帰る。指揮するように指を振って誘うと、ニョローっと穴から出て来るのだ。
アブラヤッコ、チリメンヤッコ、ヒレナガハギ。エダサンゴの中にスズメダイの幼魚がたくさん。チョウチョウウオの幼魚もたくさんいる。キリンミノカサゴの赤ちゃん、オウゴンニジギンポ、イシガキカエルウオなど。

今日の夕食は和食。わ〜豪華!と思ってから更に2品出て来た。とってもおいしいんだけど、私には量が多すぎて残してしまった。もったいないおばけが出るぞ〜。
今日もナイトをするのでアルコールが飲めず、バディは不満たらたらである。

20時、4本目、「倉崎ビーチ」
昼間潜った時に、クマノミの居場所をスレートの地図に書き込んでおいたので、難なく居場所をつきとめる。
しかし、ここのイソギンチャクは皆、触手が長いので、クマノミは全身埋もれてしまっていて、期待してた絵といまいち違った。残念。
大きなクマノミのそばの岩に、オレンジ色の卵を発見。
ミナミホタテウミヘビ、卵を抱いたオトヒメエビ。
水中ライトをつけたままじっとしていると、まわりにプランクトンがたくさん寄って来て、夏場の虫みたいでうるさい。
ここの夜光虫は、青というか、黄緑というか。混ざっているのかも知れない。

【7月12日(土)】
体が重い・・・。
1日4本も潜ったのは今回が初めてなので、疲れがたまっている。やっとのことで起床。

スズメダイの赤ちゃん
7時、1本目、「倉崎ビーチ」
朝食のあと一眠りして、
10時、2本目、「倉崎ビーチ」
昨日の夜、ニシキテグリのいる場所を詳しく聞いておいたので、捜しに行く。直径2m位ある大きなキャベツサンゴの右上だ。
場所はわかったが、ニシキテグリは見つからず。日没前に出て来るのだそうだ。
ガレ場の辺りには、ヒレフリサンカクハゼという、共棲ハゼではないハゼがいて、背ビレをピッピッと動かす様がなかなかカワイイ。
初日に感激したクレナイニセスズメが実は結構いて、キイロサンゴハゼにいたってはウジャウジャいることが分かった。
タテスジコバンハゼ(?)、キツネダイの幼魚(?)、マダラハタの赤ちゃん。きれいなウミウシがたくさん。(写真はスズメダイの赤ちゃんです。)

13時半、3本目、ボートに出発。再び「インオアシス」
おとといよりも、キンギョの群れが大きい。フタイロハナゴイまで混ざっている。私はハナダイの仲間が大好きなので、とても嬉しい。
ヒトデヤドリエビ。エグジット前に遊ぶ浅場のサンゴがきれい。

16時半、4本目、「倉崎ビーチ」
テトラマリンのスタッフの人と、1人で来ていたニコノスRSを持った50代男性と4人で潜る。私たちが黒いハナヒゲをまだ見ていないと言ったので、連れて行ってあげると言ってくださったのだ。
図々しくお願いして、(しつこく)ニシキテグリも見に行ったが、見つからず。時間が早すぎるとのこと。
黒いハナヒゲウツボは、水深3.8m、波打ち際から10mと離れていない場所にいた。このハナヒゲ君も、とてもフレンドリーで、写真は撮り放題。トータル75分もねばった後で、別れを惜しみつつエグジット。

【7月13日(土)】
バディがなんと免許証を忘れて来てしまったので、豪勢にも観光タクシーをチャーターする。
1日18000円なり。(ちなみにレンタカーは、ガソリン込みで1日8000円位)

「大島紬村」「西郷隆盛が流されていた時住んでいた家」「浜千鳥(黒糖焼酎工場)」「大島紬の織元」と回り、昼食は「ひさ倉」で郷土料理鶏飯をいただく。とってもおいしい。

昼食後は赤名木集落の「さとスーパー」へ。
おみやげのパッションフルーツやら、もずくやら、黒砂糖のお菓子やらを買い込む。1番面白かったのは鮮魚のコーナーで、アザハタとかアイゴとかタカサゴとか、ダイビングポイントで見るような魚たちが売っていたこと。でもハマフエフキまでいた。お友達なのに・・・(;_;)

その後は景色の良い場所を回ってもらう。
「がもう崎」(東シナ海を見下ろす、夕日のきれいな場所。)
「用(よう)集落」(サンゴがきれい。シュノーケリングに最適)
「笠利崎」(灯台があって、左に東シナ海、右に太平洋が見える。)
「あやまる岬」(240度位?のパノラマに広がる太平洋がとてもきれいな場所。)

空港着が17時位。空港でもおみやげを買い込んで、18時5分発のJASで東京へ。


6月28日(土)富戸  <利用サービス>AQUAQU・タンクレンタル

1本目 <ポイント名>ヨコバマ砂地から右の根  <水温>水底20度 <透視度>7〜15m

前回以来ドライスーツに嫌気がさして潜っていなかったのだけど、奄美大島に備えて、ニコノスVの練習もしなくてはいけないし、伊豆の水温も上がって来て、ウエットでも平気だと聞いたのでダイビング再開。
富戸はウエットスーツの人が7割位。

この季節、当然アオリイカを探しに行くが産卵床の近くに1匹いただけ。代りと言ってはなんだけど、スジコウイカがたくさんいた。
今年は魚の成長が早いようで、サビハゼの群れはすでに着底していた。体長5cm位。彼らが一斉にザッザッと動くと、砂が舞い上がって視界が曇る。
産卵床の近くに、ミノカサゴの赤ちゃん。赤ちゃんはヒレがいたんでないのでとてもキレイだ。
あと、何だかわからない小魚の群れ。最初、砂が舞い上がっているのかと思ったのだけれど間違いで、体長1mm位の幼魚がビーチボール大の塊になって水底近くに浮いていた。


2本目 <ポイント名>ヨコバマ砂地から右の根  <水温>水底20度 <透視度>5〜10m

水中に人が多くなり、透視度もやや悪くなった。

砂地に30cm位の長さの白い塊が落ちていて、カワハギたちが突っついている。どうやらアオリイカの胴体らしい。見ていたら小さいウツボが寄ってきて、がぶりと噛みついた。噛みちぎろうとして引っ張っているらしいのだけれどちぎれないようで、噛みついている口を軸に、細長い体がグネグネとのたうちまわる。
見た感じはなんか凶暴そうな動きなんだけど、もしかしたら、「え〜ん、噛み切れないよぉ〜。」とか言ってるのかも知れないと想像して水中で大笑いしてしまった。
小さいウツボはそのうちあきらめたのかどこかへ行ってしまった。少しは口に入っていれば良いけど。



1月31日(金)富戸  <利用サービス>シーフロント

1本目 <ポイント名>ヨコバマ右の根  <水温>水底16度 <透視度>10m

友人のK夫妻とご一緒させてもらって、すっごく久々の平日ダイブ。
冬だし、当然ガイドさんは独占状態だろう・・・と思っていたら、他にもお客さん達がいたので驚いた。でもその人達とは別の組で潜ることになった。

水温が下がってると聞いていたので、ドライスーツの下はめちゃめちゃ厚着をした。上はスウェットと厚手のフリース、下はふかふかのスウェット。でも、K夫人は薄手のフリースの上下だけだ。同じドライスーツなのに・・・。

ガイドは松本さん。何を見たいかと聞かれて、トウシマコケギンポとリクエストする。

ウエイトを貸してもらう段になって、10kg!と申告すると、「え〜?その体格で10kgは重いんじゃない?足りなかったら水中であげるから、9kgで入ってみなよ。」と言われ、こちらもウエイトの重いのはいかにもドライスーツに不慣れなようでかっこう悪いという思いがあるから、お言葉に甘えて9kgにすることに。
しかし、この時インナーにどれだけ着ているかをちゃんと申告しなかったのは大きな誤りであった・・・

さてエントリー。「う〜む、やっぱり潜降できない・・・助けて!!」さっそくウエイトを1kgもらって、ヘッドファーストで無理やり潜降し、岩にしがみついて、何とか浮き上がるのをこらえる。

「深場に行けばなんとか・・・」
しかし、自分でリクエストしたトウシマコケギンポたちは水深3〜4mの浅場に住んでいるのだった。ひいぃ〜。写真を撮るなんて余裕はまったくなく、石を拾って抱えて進む。

十字トサカまで行ったら、ハタタテダイの群れがまだ生き残っていた。十数匹。ついつい追いかけて、ニコノスVに15mmをつけていたKさんの邪魔をする。

浅場に戻って来たら、案の定浮いて来た。カメラを持っているのさえもつらくなってきたのでバディに押し付け、松本さんからウエイトをもう1kgもらう。これで11kgだ!!!それでもつらくて、最後は水深3m位のところで自ら浮き上がって、みんなを見下ろしながら水面を泳いでエグジット。

ゼエゼエ。エグジットしてからも、陸上を歩くのがつらいのなんのって。
あ〜、腰が痛い。

他に見た魚は、トウシマコケギンポとコケギンポたくさん、ウミウシたくさん、ボロボロになってかわいそうなアカマツカサ、ベニイザリウオ数匹。
あといろいろ見せてもらったけど、記憶がない・・・。


2本目 <ポイント名>ヨコバマ  <水温>水底16度 <透視度>10m

2本目は最初から10kgつけて、10kgのまま浮かずにエグジットできたけど、終始バタバタしていて、どういうコースを通ったのかよく覚えていない。
すみません。魚のことはまったく記憶にございません。


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