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IBM PC/AT【アイビーエムピーシーエーティー、ピーシーエーティー、エーティー】
▼1985年発売のパソコン。
▼米IBMが1982年10月に発売したIBM PCの後継として開発した16bits拡張バス(ISAまたはATバスと呼ばれる)を持つ機種。現在の国際業界標準はこのパソコンの延長上にあり、ゆえに「IBM PC/AT互換機」と称する。1998年現在、Appleと富士通以外の多くのパソコンメーカーがこの互換機を作っている。
▼海外で単に「PC」といえばIBM PC/AT互換機のことを指す。
IC()【アイシー】
▼集積回路。従来は抵抗・コンデンサー・ダイオードなどを電子基板上に並べて作っていた回路を、高度に発達したトランジスター技術で小型化した物。普通はICパッケージの中に封入されている。大量生産が可能で、サイズ的にも小さく、コストを低減できる。一時期では集積度の違いによりIC(集積回路)・LSI(大規模集積回路)・VLSI(超大規模集積回路)などと呼んで自慢していたが、最近では言葉で表しきれなくなったのか意味が無くなったのか、LSI以上の区別は聞かなくなった。
▼シリコンに極少量の不純物混ぜた半導体の単結晶合金の板に色々して回路を作るため、シリコンとか半導体と呼ぶこともある。
ICパッケージ (IC package)【アイシーパッケージ】
▼集積回路の本体であるシリコンのコア部分を外部から隔離し、湿気・酸素・衝撃などから守るためのプラスティックやセラミックのケースのこと。形状により色々な名前がある。
(注:PC関係では実相密度の問題からか通常では見られないタイプもある)
樹脂封止
パッケージ
挿入形 1側面 SIP (Single Inline Package)
HSIP (SIP with Heat sink)
ZIP (Zigzag Inline Package)
2側面 DIP (Dual Inline Package)
SDIP (Shrink Dual Inline Package)
面実装形 2側面 SOP (Small Outline Package)
SSOP (Shrink Small Outline Package)
TSOP (Thin Small Outline Package)
SOJ (Small Outline J-leaded Package)
4側面 QFP (Quad Flat Package)
LQFP (Low profile Quad Flat Package)
TQFP (Thin Quad Flat Package)
QFJ (Quad Flat J-leaded Package)
面全体 CSP (Chip Scale Package)
BGA
パッケージ
(Ball
Grid
Array)
面実装形 面全体 BGA Cavity Up Type
BGA Cavity Down Type
TCP
パッケージ
面実装形 2側面 DTP (Dual Tape carrier Package)
※フィルム上に実装している
4側面 QTP (Quad Tape carrier Package)
※フィルム上に実装している
ID (Identification) 【アイディー】
▼利用者を識別するための符号や名前。アカウントとも言う。
▼用法「アメリカではIDカードを国がくれるのに、なぜ日本では運転免許証を金出して取得せなあかんねん?」
IDE【アイディーイー】
ATA
IEEE【アイトリプルイー】
▼Institute of Electrical and Electronics Engineers=(米国)電気電子技術者協会。
IEEE1284【アイトリプルイーイチニイハチヨン】
▼現在のPC/AT互換機のパラレルポートの規格
▼Centronics Data Computer社がプリンター用に開発したパラレル転送方式「(いわゆる)セントロニクス仕様」が長らくパラレルポートの標準となっていたが、各社が独自に仕様を拡張していたために1994年にIEEEが標準化を行った。当時存在していた規格、セントロニクス互換モード・ECPモード・EPPモードなどの寄せ集めみたいな規格になってしまった。
▼しばらく前のCanonプリンターはアレだが、ここでは多くは語るまい(笑)
▼ちなみに1994年頃までのPC-9800、EPSON PCなどのプリンターポートはセントロニクスのサブセット的存在である。
IEEE1394【アイトリプルイーイチサンキュウヨン】
▼Apple Computer主導で開発が進んでいた時期には「FireWire」と呼ばれた(今でもそう呼ぶことがある)、高速シリアル転送規格の一種。最大63台の機器をデイジーチェーン接続and/orツリー接続することができ、1999年6月現在は転送速度100Mbps、200Mbps、400Mbpsが規格化されている。またUSBのように機器を動作中に抜き差しすること(ホットスワップ)や、接続ケーブルによる電源供給もできる。
▼ちなみに次世代SCSI規格なんていわれるが逆である。SCSIは将来への模索の一つとして飲み込んだだけの話だ。
▼家電を相互接続する家庭内LANに利用する動きもあり、すでに、DV(デジタルビデオ)カメラやDV機器の外部出力端子「DV端子」に採用されてはいるものの、当初は乗り気だったはずのIntelからは嫌われたりと、まだまだ前途は多難だ。
iMac【アイマック】
▼1998年9月にAppleが国内市場に投入した陰極管ディスプレイ一体型パソコン。発想は30年前のSFなみの斬新さでデザインが素晴らしいとは全くもって言えない。(MOメディアや時計のシースルーじゃないんだからねぇ)
▼アオタカ自身は近所の床屋でカタログを見たときに拡張性の低さには驚いた物である。(USB機器すらまともに普及してなかったご時世だった)
▼用法「iMac買うぐらいなら今秋発売のDreamCast買った方が色々出来るじゃん」
iモード (i-mode) 【アイモード】
▼NTT移動通信網(NTT DoCoMo)が同社の携帯電話網を使って提供しているインターネット接続サービス。専用の携帯電話で利用できる。
▼携帯電話の狭い液晶画面でも効果的なサービスを提供するために開発されたCompact HTML(C-HTML、HTMLから余計な機能を省いた言語)でコンテンツを記述するWWWを利用した情報提供サービスと、インターネットバンキングやチケット予約などのアプリケーションサービス。ちなみに初代となる501系端末では1ページが2KB以内。(全容量が2KB以内ならば2値のGIF画像データも含められる)
▼銀行や証券、旅行、チケット販売など様々な業種の企業がiモード向けのサービスを提供している。
▼似たようなシステムに、携帯機器からインターネットを利用する規格「WAP」があるが、iモードは既存のHTML資産を有効活用する点を重点に設計し、また宣伝でもその点を強調したために素人受けがよく、(実際の利用者の主な使用用途はメールだろうにも関わらず)爆発的な人気を呼んだ。1999年現在では、WAPは勝機を逸したといえよう。
Internet【インターネット】
▼テレホーダイ時間になると国内中の「バカばっか」がぶら下がって動作が緩慢になる地球規模ネットワーク。英語では単にnetと表現することも多い。
▼全世界のネットワークを相互に接続した巨大なコンピューターネットワーク。起源は米国防総省の高等研究計画局(ARPA)が始めた分散型コンピューターネットワーク(ネットワークの一部が核攻撃などで破壊されても全体が崩壊することのないネットワークを研究する)の研究プロジェクトである「ARPAnet」であるといわれている。1986年にARPAnetで培った技術を元に学術機関を結ぶネットワーク「NFSnet」(NFS=全米科学財団)が構築。商用解禁を経て、1990年代中頃から次第に商用利用されるようになり、現在のインターネットに至る。
▼電子メールやネットニュースが主だったが、ハイパーリンク機能を備えたドキュメントシステム「WWW」が1994年に登場すると、急速に普及し、世界規模の情報通信インフラとしての地位を得た。TCP/IP(通信プロトコル)はインターネットで使われる通信プロトコルである。
▼Internet(最初が大文字)は世界でもっとも大きなinternetである。
Internet Service Provider (ISP) 【インターネットサービスプロバイダー、アイエスピー】
▼インターネット接続業者。ユーザーとインターネットの接続を仲介したり、メールやWebページ開設のためにディスクスペースを貸したりする。
▼メールサービスだけ、ダイアルアップ接続サービスだけといったように特定のサービスに特化した業者もある。
Internet time → Swatch Beat
IP Address【アイピーアドレス】(Internet Protocol Address)
▼インターネットやイントラネット(構内ネットワーク)などのIPネットワークに接続されたコンピューター1台1台に割り振られた識別番号。
▼同一ネットワーク上ではIPアドレスに重複があってはならないため、インターネットのIP割り当て・管理は各国のNICが行っている(日本ではJPNIC)。イントラネットなどではローカルIPと呼ばれるアドレスを使って、外とは無関係に割り当て・管理を行うことができる。
▼単なる数値の羅列では覚えにくいため、コンピューターに名前(ドメイン名・ドメインネーム)がつけられている場合もあり、DNS(ドメインネームサーバー)によってIPアドレスとの相互変換が可能となっている。
IPv6
▼次世代のIP方式。IPv4によるIPアドレスの不足問題などに対しての解決策として標準化が進んでいる。
▼1999年現在のIPはIPv4である。これは4バイト(32ビット)の数値が使われており「123.45.67.89」(人間が把握しやすいように8ビットごとに10進数で表記する)のように表現される。IPv4では理論値約42億台のコンピューター等が接続できることになっているが、大まかな管理しか行っていないために無駄が多く、既にアドレス不足に陥っていたため、IPv6の標準化が進行している。IPv6では8バイト(128ビット)もの長さを持つため、アドレス不足は長い期間に渡り回避されるであろう。
▼IPv4のアドレス不足の解説で、コンピューターの台数が増えたためにIPが無くなった事のみを書いた記事が目に付くが、実際にはインターネットという緩い管理の弊害である。言い換えれば出来うる限りの自由と引き替えに多少の無駄が伴ったのである。実際に数十億台もコンピューターが繋がっているわけではない、60億人類はそこまで裕福ではないのだよ(爆死)
ISM (Industry, Science, and Medical Band)
▼11Mbps無線LANや、AirMac(どちらもIEEE802.11b)やBluetoothなどで利用される無線局免許不要な周波数帯。産業科学医療用に使用されている2.4GHzの周波数帯で、従来より電子レンジや医療用のメスなどに利用されていた。
※AirMac…Macintosh内蔵用の11Mbps無線LANの名称。1999-07-21のMacWorldExpo NYでiBookと同時に発表された「AirPort」の日本名。日本では2000-01-25に「AirMac」として販売。これは既にAirportという無線LAN製品があったため。
▼国内では従来、2471〜2497MHz(国内規格名RCR STD-33)のみ利用可能であったが、これは欧米で解放されている周波数をカバーしていなかったため、例えばApple社のAirMacなども利用不可能であった。しかし1999年10月の郵政省答申により、2400〜2483.5MHz(国内規格名ARIB STD-T66)が開放され、これにより初めて欧米の無線LAN製品が利用できるようになった。
郵政省関係資料 ⇒www.mpt.go.jp/pressrelease/japanese/denki/990917j602.html
ISP【アイエスピー】→Internet Service Provider

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