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ディスク: 1 |
2005.02.24.Thu. 10: 15 a.m. BGM : BOB DYLAN & THE BAND "THE BASEMENT TAPES"
日誌休眠。
CL未見。 情報遮断。 通報厳禁。
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1.You |
2005.02.22.Tue. 9: 45 a.m. BGM : RADIOHEAD "PABLO HONEY"
後半は、チェルシーが何人でサッカーをしているのかが気になって、試合に集中できなかった。ダフ、グジョンセン、ランパードを投入した後に、ブリッジがシアラーに強襲されて負傷退場したんだと思っていたのに、実況では「故障のブリッジに替わってグジョンセン投入」というニュアンスで話が進んでいたのだ。しかしどう見ても、チェルシーはジョー・コール、ジェレミ、ティアゴ、ブリッジの4人がスタメンから消えている。4人いなくなって3人が入ったんだから、私の計算が正しければチェルシーは10人だ。最初に12人いたなら話は別だが、まずそんなことはあるまい。ところが(私が聞き逃したのでなければ)金子アナは最後までそれに気づいていなかったようだ。たぶん、なぜかロベールがボールを持つたびに「ロベール!」と、試合後にエイドリアンを呼ぶロッキーのごとく腹の底から大声を絞り出して視聴者を驚かしたり、風間さんのことをいちいち「カザマヤヒロさん」とフルネームで呼んで視聴者を苛つかせたり、例によってパンカロ以下のダメダメクロスでも「いいボールだ!」と意味の欠落した言葉を発して視聴者を笑わせたり、ときどき「ぬお」とか言ってみたりするのに忙しくて、選手交替にまで気が回らなかったのだろう。プロのスポーツ実況者にあるまじき大失態だと思うのだがどうだろうか。 ともあれ、わさわさ雪の降りしきる悪コンディションの中でブリッジが骨折の疑いもあるほどの重傷を負い、ダフとギャラスも故障っぽい感じになるなど、数々の災厄に見舞われた悪夢のような試合だった。ババヤロを返せ。唯一のいいことは、ロスタイムに一発レッドを食らったクディチーニに替わってGKを務めたジョンソンが、ロベールのFKをセーブしてみせたこと。あれは面白かった。ジョンソンにとっても、一生の思い出になることだろう。まあ、試合に負けたのはしょうがない。FAカップなんてアレだろ? 要するにUEFAカップの予選みたいなもんだろ? それに、今回はアウエーだったからね。で、第2戦はいつなのよ………………ええっ!?
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きのうから始めた「昼飯までに10枚書くぞ運動」は、あろうことか初日から大失敗に終わったのだった。なぜ失敗したかというと、朝飯をあまり食べなかったので11時過ぎに腹が減ってしまい、3枚も書かないうちに昼飯を食わざるを得なかったからである。ゲームプランが前半の早い時間帯に狂ったことで気持ちが挫けてしまい、結局、「晩飯までに10枚」になってしまった。では今後この運動を成功させるためにどうしたらいいかというと、まず朝飯をしっかり食わなければいけないということだ。それがわかったのは大きな収穫だった。失敗は成功の元とはよく言ったものである。成功の失敗は失敗なのだ。失敗の成功は成功なのだ。さて、朝飯をしっかり食うにはどうしたらいいかというと、これはもう、よく寝ることである。眠いと食欲がわかないからね。うんうん、わかないわかない。じゃあ、よく寝るにはどうしたらいいですか。そりゃ早く家に帰るにかぎるよ。当たり前じゃんそんなの。そして早く家に帰るには、早く一日の仕事を終わらせる以外にない。そして早く一日の仕事を終わらせるためにはどうすべきかと考えるに、たぶん、昼飯までに10枚書くといいんじゃないかと思う。サンセイのハンタイはハンタイなのだ。ハンタイのサンセイもハンタイなのだ。
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1.Steve McQueen |
2005.02.21.Mon. 9: 30 a.m. BGM : SHERYL CROW "C'mon C'mon"
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1.Planet Telex |
2005.02.20.Sun. 13: 40 p.m. BGM : RADIOHEAD "THE BENDS"
あっさりしすぎだろ、それ。おまえは誰で、何を売ろうとしたのだ。休日に電話するのを申し訳ないと思っているなら、仕事中の私とは堂々と話せばいいじゃないか。せめて「いえ、二度と電話しなくて結構です」まで言わせろ。 というわけで、日曜日だが仕事。昼飯はコンビニのおにぎり。ようやく「昼は麺」と決めているわけではないことが証明された。もっとも、そばめしのおにぎりには当然そばも入っていましたが。かなり不味かった。焼きそばパンのほうが、企画としては正解かも。まあ、五十歩百歩だが。しかし五十歩百歩って、半額のすばらしさを否定する物言いだよな。
レディオヘッド初体験。先日、レディオヘッド好きなスポナビY氏に「レディオヘッドってどんな感じ?」と質問したら、「えーと……レディオヘッドって感じですかね」と謎めいたことを言うので、一体どんな感じがレディオヘッドな感じなんだろうと思っていたのだが、なるほど、こんな感じか。バラード系の曲がいい感じ。とくに「High and Dry」と「Black Star」は名曲な感じ。
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1.My Favorite Mistake
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2005.02.19.Sat. 17: 15 p.m. BGM : SHERYL CROW "THE GLOBE SESSIONS"
起きるなり、愚妻のこしらえてくれた焼きそばを朝昼兼用でいただく。くどいようだが、べつに「昼は麺」と決めているわけではない。天候不良でセガレはサッカーの練習がお休み。借りたCDを返却するため、一家3人で浜田山のTSUTAYAへ行く。むろん返すだけでは済まない。愚妻が半額サービス券を持っていたこともあり、シェリル・クロウやらレディオ・ヘッドやら7枚も借りてしまった。半額ってすばらしい。倍額とは少しも似ていない。 セガレは一階の書店で、プロイスラー『大どろぼうホッツェンプロッツ三たびあらわる』(中村浩三・訳/偕成社 )を図書券でゲットしていた。ホッツェンプロッツってタイプするのがすごく面倒臭いが、これは、セガレがすでに前二作を読破しているシリーズの最終作である。私も子供の頃に愛読していたので、我が子が同じものをすっかり気に入ったようなのが、なんだかうれしい。「四たびあらわるはないの?」と言うので、「大きくなったら自分で書けば?」と言っておいた。「父さんが書いてよ」と言われなくてよかった。
TSUTAYAから仕事場までクルマで運んでもらって、14時頃からひたすら原稿。いや、日誌も書いてるから「ひたすら」ではないが。 |
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1.I Smell Trouble |
2005.02.18.Fri. 16: 30 p.m. BGM : BUDDY GUY "SLIPPIN' IN"
引き続き、きのう片づけられなかったわしズムのインタビュー原稿。テーマが二つあってまとめにくい話だったが、なんとか「一つの記事」として着地させられたような気がする。気のせいじゃないといいな。15時半にシギーに送稿。さて、ゆうべの4時間に及ぶ座談会テープを愚妻に起こしてもらっているあいだ、わしズムのことは忘れて単行本を進めておかなければ。だいたい、単行本はもう一冊ある。例のエログロ猟奇系がまだ終わっていないのだ。こちらの担当はシギー。なんで幻冬舎の仕事ばかり三つも重なるんだ? エログロのほうは「3月のはじめまで」と言われているので、ゆうべ取材現場でシギーに「はじめって何日?」と訊いたら、「9日ってはじめだと思う?」と訊き返された。「9日は、はじめじゃない。7日が微妙なところ」と答えると、「同じ認識を共有してるね」とのこと。なるほど。何が「なるほど」なのかよくわからないが、まあ、わかった。たぶん、9日まで引っ張ると少しイヤな顔をされる、ということだと思う。人は皆、〆切を自分の都合で解釈する。腹が減った。
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1.Daddy, Brother, Lover, Little Boy (The Electric Drill Song)
2.Alive and Kickin' |
2005.02.17.Thu. 12: 20 p.m. BGM : MR.BIG "LEAN INTO IT"
と、およそどうでもいいことに感心しながら出勤。昼は単行本ワークにあてるつもりだったが、昨夜わしズムの原稿が思ったほど進まなかったため、今朝もその続き。今夜7時から座談会取材があるので、それまでにこっちを片づけてしまいたいのだが。だが。だが。だが。だがががががががががが。このクソ忙しいのに、いったい何をやっとるんだ。んだ。んだ。んだ。んだだだだだだだだだだ。ギターのドリル奏法みたいでおもしろいなこれ。ドリル奏法って、どうやるのか知らないけど。けど。けど。けど。けどどどどどどど。
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1.Bombtrack |
2005.02.16.Wed. 17: 45 p.m. BGM : "RAGE AGAINST THE MACHINE"
聴いているのは、RAGE AGAINST THE MACHINEのデビューアルバム。ジャケットの写真は、1963年、南ベトナムのカトリック化政策に抗議して焼身自殺をしている僧侶。だと言われているが、本当かどうかは知らない。人が自ら死を選ぶ理由は、本人にも判然としないところがあるのではないかと、私はいつも思う。そして、殺す理由も。死んだことも殺したこともないので、わからないけれど。ちなみにマンションの玄関でガラスを割ったこともないので、ガラスを割る人の気持ちもわからない。7曲目の「Wake Up」は、レッド・ツェッペリンの「カシミール」にとてもよく似ている。と、下北沢のパブで聴いたときも思った。
◇12: 20 p.m.
◇17: 30 p.m. |
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1.Maybe Angels |
2005.02.15.Tue. 24: 00 a.m. BGM : SHERYL CROW "SHERYL CROW"
ちなみにラツィオは、後半44分にリベラーニの決勝ゴールで2-1の勝利。やったねパパ! ローマダービー以来の白星だ! わーお! そんなに勝ってなかったんだ! 2点目は、オッドがテキトーに折り返したボールが、どういうわけか敵味方合わせて7人が押しくらまんじゅうしていた密集をスルスルと抜けて逆サイドに通るというミラクルが生んだものだった。前半ロスタイムの同点ゴールも、突如として神の啓示を受けたかのように闇雲な大暴走を始めたGKタイービが「出過ぎた真似」をしてくれたおかげだったので、かなりミラクルだったが。ミラクルが「かなり」とか「わりかし」とかいった程度問題なのかどうかは不明。
![]() 今朝は7時半起床。どう考えても時間が足りないので、昨夜やっていたテープ起こしの続きをまた愚妻に依頼して仕事場へ。単行本の構成を煮詰める作業。最初に設計図をちゃんと描かないと後が大変になるのでじっくり考えたいが、日程を考えると今日中に原稿に着手したい(それでも遅い)ので焦る。 昼飯は、吉祥寺南口バス通りの「心らぁめん」で特製辛味油そば。こころらぁめん、である。いったいラーメンを何だと思っているのかと問い質したくなる店名だが、店内には相田みつを風の書体で出汁や麺についての能書きが大書してあって、さすが心らぁめんだけのことはある、と唸らせる。べつに嬉しくはないけれど、コンセプトは一貫しているんだもの。ただし特製辛味油そばは油ギトギトであんまり心を感じさせなかった。油そばってそういうものなんだろうけど、途中で飽きる。油そば体験が極端に浅いので、心らぁめんの油そばがダメなのか、そもそも油そばという企画そのものがダメなのかがわからない。特殊相対性理論を当てはめるのか一般相対性理論を当てはめるのかという難しい問題。ではない。 帰り道、また冷やかすつもりで立ち寄ったブックオフで、ついシェリル・クロウのセカンド・アルバムを見つけて買ってしまった。いまさら言わなくてもわかると思うが、最近シェリル・クロウが好き。渋いけどキャッチー。キャッチーなのに渋い。どこか矢野真紀と似たところがあるような気がするが、それが何なのかはわからない。ブックオフは店員たちがロボットのように同じ抑揚で繰り返す「いらっしゃいませコンニチハァ〜」「いらっしゃいませコンニチハァ〜」を聞いていると気が狂いそうになるので、行くたびに「二度と入るものか」と思うのだが、結局また入ってしまう。あれは客への嫌がらせなんだろうか何なんだろうか。あの愚行をやめさせるには、客が全員でいちいち「どうもコンニチハァ〜」と挨拶を返すのがいいんじゃないかと思う。 夕刻、構成に目鼻がついたので、それに沿って口述原稿を整理。プリントアウトしたものを定規を使って切り裂いたりホッチキスで留めたりして章ごとに束ねてゆく。昔、出版社に入社してすぐ「定規を使って紙(おもにトレペ)を切る」という方法を知ったときは、目から鱗が落ちたっけ。その作業を終えた頃、シギーから電話。コラム2本、編集長も面白がってくださったとのことで安心安心。どっちを載せるかは未定。18時半にいったん帰宅。セガレと風呂。晩飯。セガレは学校で描いたライオンの絵を先生や友達にものすごく褒められたとかでやけに機嫌が良く、私に折り紙のセミの折り方を教えてくれた。風呂では膝の傷を痛がっていたのでどうしたのかと訊くと、体育の時間に縄跳びをしていて転んだらしい。得手不得手がはっきりした男だ。20時に再び仕事場へ。第一章の仮タイトルを書いて、原稿に着手。入浴中に一行目を思いついていたので、スムースな滑り出し。
![]() 厚紙で応急手当されていた仕事場のマンションの玄関のガラスが、修復された。先週の土曜日に、割れたのだ。大きな地震でもないかぎり自然に割れることは考えにくいので、故意か過失かはわからないが何者かによって「割られた」のであろう。土曜日は仕事を休んだので私は割れた状態を見ていないが、どうやら建物の内側から割られたらしい。物騒だ。応急手当は下から50センチぐらいの範囲だったから、「蹴破った」のかもしれない。だとしたら、すごいキック力。そんなスタムが住人だったら怖い。宅配業者か何かが「誤って運搬用の台車をぶつけた」が正解かもしれないけどね。だとしたら、シュートの精度が低すぎる。そんなアントニオ・フィリッピーニがトラックも運転してたら危なくてしょうがない。
それにしても、不穏なマンションだ。この玄関のガラス、十年ほど前にもピストルの銃弾を撃ち込まれて粉々になったことがある。あのときはテレビや新聞で報道されるわ、高井戸警察の刑事や共同通信の記者が来るわで大騒ぎだった。「住人が狙われた可能性もある」とかで、刑事にいろいろ仕事のことを聞かれ、ものすごく一生懸命に説明した記憶がある。ゴーストライターの仕事について刑事に説明するのは、あまり気持ちのいいものではない。「いや、あの、出版の世界では少しも珍しくないごくごく当たり前の仕事でして……」だの「本の内容が恨みを買ったとしても、狙われるのは私じゃなくて著者だと思いますが」だの、なんで汗かきながら刑事に言い訳しなきゃいけないんだよ。
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1.All I Wanna Do |
2005.02.14.Mon. 21: 25 p.m. BGM : SHERYL CROW "THE VERY BEST OF SHERYL CROW"
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1.Run, Baby, Run |
2005.02.13.Sun. 23: 10 p.m. BGM : SHERYL CROW "TUESDAY NIGHT MUSIC CLUB"
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ゆうべは、エバートン×チェルシー(プレミア第23週)をライブ観戦。なんだか知らないがチェルシーは全員がシュートの精度を欠いている感じで、10人のエバートンを攻めあぐんでヤキモキさせられたものの、あれは70分ぐらいだったか、グジョンセンがようやく決めてくれて0-1の辛勝。ロッベンがいなくなった途端に、とても苦労しているのです。うーむ。しかし、だからこそ大きな大きな勝ち点3である。グジョンセンのゴールは、いま酔っ払ってへろへろなので、どういう経緯だったのか思い出せない。何だっけなー。何だっけなー。あ、そうか。思い出した思い出した。ギャラスのシュートがポストを叩いて、そのリバウンドを押し込んだのだ、たぶん。最近わりかし流行っているタイプのゴールだよね。そうでもないか。このあいだクレスポにやられたから印象が強いだけか。それにしても、試合開始早々に一発レッドを食らったビーティの行為(ボールと関係ないところでギャラスの背後から頭突き2発)はひどいものだった。暴力のための暴力にしか見えなかった。今後、彼がどんなにすばらしいプレイをしても、私は拍手をしたくない。ギャラスがボールを持つたびにブーイングしていたエバートンのサポーターも、どうかしていると思いました。いったいぜんたい、ギャラスが何したっていうんだよ。
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