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(1)あなたに夢中 |
2005.04.02.Sat. 8: 15 a.m. BGM : CANDIES "BEST COLLECTION"
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1.Didja Get Any Onya [Live] |
2005.04.01.Fri. 11: 55 a.m. BGM : FRANK ZAPPA/MOTHERS OF INVENTION "Weasels Ripped My Flesh"
四月馬鹿に何を聴こうかと思って最初に頭に浮かんだのが、フランク・ザッパの『いたち野郎』だった。仕事をしながら聴くには丁度いい穏やかな音楽。
もっとウソをつきたいが、考えている時間がない。 |
1.Hard Road |
2005.03.31.Thu. 11: 50 a.m. BGM : John Mayall & the Blues Breakers "A Hard Road"
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1.All Your Love |
2005.03.30.Wed. 12: 10 p.m. BGM : John Mayall & the Blues Breakers "Bluesbreakers With Eric Clapton"
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1.Power of Equality |
2005.03.29.Tue. 12: 45 p.m. BGM : RED HOT CHILI PEPPERS "BLOOD SUGAR SEX MAGIK"
ふう。仕事の合間にでたらめな文章を書くと気持ちがスッキリする。
そんなこんなで、憲法本のほうはあと約130枚だ。土曜日ぐらいまでには何とかなるだろう。何とかしないとセガレの春休みが終わってしまう。春休み中(4月5日まで)に恐竜博に連れて行かなければいけないのだ。何のことかよくわからないが「蚊」をモチーフにした展覧会にも行かなければいけないのだ。恐竜と蚊だ。約束したのだ。だいたい、原稿だって約束どおりに仕上げないといけない。ひたすら誰かとの約束を守るためだけに日々を暮らしているような気がする。しかし約束をする相手がいなくなったらおしまいだ。約束はありがたい。約束を守らない著者のせいで原稿を上げてもなかなか本にならないケースが近頃やたらと多いのはほんとうに頭に来るが、とりあえず私は私の約束を守ることだけを考えよう。約束を守らなくても仕事が来るような立場になったときが、もしかしたら人間にとって「終わりの始まり」なのかもしれない。そんなことより、きょうはまだ土曜日じゃないよな。なにしろ油断も隙もないからな。いいから、まだ近寄ってくんなよ。土曜日。
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1.Big Bad Bill (Is Sweet William Now) |
2005.03.28.Mon. 16: 15 p.m. BGM : RY COODER "JAZZ"
もうじきイスラエルに発つ平林君から、郵便が届いた。「会社の引き出しを整理していたら出てきました」というのは、3年前の私の写真だ。著者近影用に愚妻に撮影してもらい、「この中から適当に選んで」と渡したうちの2枚が、いまになって戻ってきたのである。あんまり戻ってきてほしくなかった。なにしろ、そこに写っているのは現在より15キロ体重が多い私である。ぼんよよよ〜〜〜ん。ぼんよよよ〜〜〜ん。と、のんきな音さえ聞こえてきそうな雰囲気。見たくねー。しかしまあ、本を何冊も出してから、どんどん肥えてシャープな印象を台無しにしてしまう言論人の姿など見ていると、「そんなに栄養状態が良くなったのか?」などと思わないでもないので、まあ、いいか。念のため言っておくが、私は本を出してから栄養状態が悪化したわけではない。良くなってもいないが、減量しようと思って減量したのである。そういえば体重が減り始めた頃に実家に帰った際、母親に「やっぱりね。あなた、本を出したら次はダイエットすると思ってたのよ」と言われたのはいまだに大いなる謎だが、まあ、実の母親がそう言うのだから何か関係があるのだろう。それにしても、あの本も含めて、世に出ている写真がすべて3年前のものだというのはモンダイだ。うっかりしていると当時の体重に戻りかねないので、早いうちに何とかしたいものである。
母親のことを書いたら、突如として思い出したことがある。私が高校生のときのことだ。茶の間で高橋ユキヒロの『音楽殺人』というレコードを聴いているときに、北海道に単身赴任していた父親から電話があった。おそらくは「いま何をしているのか」と訊かれたのであろう母親が口にした言葉に、私は耳を疑った。母親は、「いま、春太郎といっしょにジャズ聴いてたの」と言ったのだった。二重の意味で意外な発言である。「母親が何か用事をしている茶の間で、自分は高橋ユキヒロのレコードを聴いている」というのが私の意識だったのだが、母親は「いっしょに聴いて」いた。しかも、それは「ジャズ」だ。しかし私は、父親との電話を終えた母親に、「これはジャズじゃないよ」とは言わなかった。「じゃあ何なの?」と問われたらうまく答える自信がなかったし、もしかしたらジャズかもしれない、と思ったからだ。たぶん、さほど音楽を積極的に聴く趣味のない私の母親は、「ジャズ」という言葉を、「クラシックとは違う楽しげな音楽」(要は「軽音楽」か)ぐらいのニュアンスで理解していたのであろう。そして、それが通俗的な意味では大間違いだとも言えないような状況がかつてはあったのかもしれないなぁ、きっとロックが生まれる前はみんなジャズで踊ってたんだろうしなぁ、といったようなことを、ライ・クーダーの『ジャズ』を聴きながら思ったのだった。ロックも広いが、ジャズも広いのである。
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1.Tamp 'Em up Solid |
2005.03.27.Sun. 17: 15 p.m. BGM : RY COODER "Paradise And Lunch"
くたびれているのである。肩と背中がバリバリだ。言っておくが、全開バリバリなのではないぞ。そんな勢いはありません。バリバリのコリコリなのだ。ただしタイプミスのほうは、本日も全開バリバリである。きのうは「頓知機構」とタイプしてしまった「統治機構」だが、きょうは「統治」まではちゃんとタイプできたものの、ふと気づくと「統治亀甲」になっていた。どんな統治じゃそれは。と言いつつ、その字面に妙な説得力を感じてヘラヘラ笑っていたりもするわけだが、そもそも「きっこう」の変換最上位語が「拮抗」ではなく「亀甲」になっていること自体がモンダイだよな。そうなった理由は、『わしズム』14号の座談会記事を読むとわかる仕組みになっていますが。
一昨日(25日)の日誌では、「失望にまみれた別れ」なんぞと書いたせいで各方面にご心配をおかけしてしまったようで、ゴメンナサイ。なにごとも書いておかないと気持ちが収まらない人間だとはいえ、やはり、ああいう書き方はしちゃいけません。まだ何かと別れると決まったわけではないし、少なくとも『わしズム』のコラムは次号も書かせてもらえるはずなので、「打ち切りの予感」を抱いてしまった方々にはお詫び申し上げます。なるほど、そんなふうに読めるよなぁ。と、ご指摘を受けてから気づきました。もっとも、一挙二本掲載の14号で読者アンケートが二票未満だったりすると、どうなるかわからんけども。というか、いまだに書かせてもらっているのが不思議なぐらいの惨状が続いているので、打ち切りになってもそんなに嘆き悲しんだりしません。むう。
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1.Mambo Sun |
2005.03.26.Sat. 23: 05 p.m. BGM : T.REX "ELECTRIC WARRIOR"
イラン×日本(W杯アジア最終予選)は2-1の負け。いわゆるひとつの「想定済み」というヤツだからなのか、日常生活で頭に来ることとか哀しいこととか切ないこととかイロイロあって、なんだかんだと愚妻と世間話をしながら見ていたせいなのか、さして腹が立つこともなく、悔しさも中ぐらいで、われながら拍子抜けするほど穏やかな読後感。グループ3位でも可能性が残るんだから、当たり前といえば当たり前か。というか、来年もうワールドカップが開催されるということ自体に、なんとなく拍子抜けを感じるのはなぜだろう。またやんのかよ、というのが現状では正直なところ。どうせ、そのときが近づけばコーフンするに決まっているのだが、なんかこう、2002年以降、時間の経つのがやけに早い。
だいたい、近頃の1週間の短さといったらどうだ。土曜日に88円を握りしめてバッヂのライブに行ったのは3日ほど前のことだとしか思えないのに、きょうはまた土曜日だ。まったく、最近の土曜日ときたら油断も隙もない。今年の土曜日って、去年より多くないですか。そんなことないですか。
原稿執筆中、「統治機構」と書くつもりで「頓知機構」とミスタイプしてしまって驚いた。キーボードにおける「U」と「N」の配置はぜんぜん近くないのに。自分で自分のことが信じられない。ちなみに昨日は「国家からの自由」と書くつもりで「こっからの自由」とミスタイプした。われながら、いいボケ味を持った指だと感心。いよいよヘバってまいりました。
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1.Blue Blue Sky |
2005.03.25.Fri. 13: 10 p.m. BGM : ALAN PERSONS "ON AIR"
しかしまあ、あのような奇書を一冊でも世に送り出すことができたのは、お互いにとって得難い経験だった。2001年のあれは初夏だったか、そういう企画があることを聞かされ、「書いてみませんか?」と言われたときの猛烈にドキドキした気持ちは今でも忘れない。たぶん、死ぬまで忘れないだろう。そして、初めての著書が完成したときの感激も。あんな気持ち(どんな気持ちかはとても言葉では言い表せない)を味わうことは、もう二度とないと思う。本のあとがきにも書いたが、そうやって無事に本ができあがったのも、彼の的確なコーチングがあったればこそである。おかげで、物を書いていく上での自信のようなものを持てるようになった。ほんとうに感謝しています。それ以外にも彼とは、出会ってからおよそ3年のあいだに、ゴーストライターとして6冊の本をつくった。むずかしい仕事ばかりで苦労したけれど、そういう仕事を振られたのも、彼が私を信頼してくれていたからだと勝手に思うことにしよう。だからこそ、編集業をやめてしまうのは惜しいのだが。 というわけで、きのうは夕刻から茗荷谷でKay'n師匠のレッスンを受けてから神保町へ向かい、会社主催の送別会に二次会から出席。しばし歓談したのち、平林君が急に真顔になって「ひとつ相談したいことがあるのですが」というので、何事かと緊張した。聞けば、このたび日本を離れるにあたって、ある仕事関係者から餞別を受け取ったという。私の頭には「餞別」という概念が存在しなかったのでちょっと動揺したが、べつに彼は私に同じことを要求したわけではない。私に金がないことぐらい、この日誌を読んでいる彼は先刻承知である。餞別を受け取り、一人になってから封筒を開けてみたら「からっぽだったんですよぉ〜」という話だ。「この場合、どうしたらいいと思いますか?」っておれに訊かれてもなぁ。気持ちだけありがたく受け取っておくしかないわなぁ。その封筒に「気持ち」が入っていたかどうかも微妙なところではあるけれど。そんなことはともかく、「これで時差なしにヨーロッパのサッカーが観られるようになります」などと言って微笑んでいる、わりかし脳天気な平林君ではあった。イスラエルにスカパー!があるかどうかは知らないが、ともあれ、どうかお元気で。テルアビブからの書き込みを待ってます。
ところでその送別会の最中、べつの信頼する編集者から携帯に電話があった。状況が状況なので詳しい事情は聞けなかったが、こちらもまた大切なものとの「別れ」を予感させる内容だった。「人」との別れではないけれど、とても悔しく、そして哀しい気持ちになる話。いまはまだそれについて書くことはできない。いずれ書けるようになるだろう。世の中には希望に満ちた別れもあれば、失望にまみれた別れもある、とだけ言っておく。
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1.TUESDAY MORNING |
2005.03.24.Thu. 09: 30 a.m. BGM : PAUL KOSSOFF "Back Street Crawler"
それはもちろん、小林編集長の人柄と巨大な才能によってもたらされるものだが、それを受け止め、歯を食いしばってカタチにしようとする編集部のプロ根性の凄さも、周囲の人間を走らせる原動力のひとつであろう。いずれにしろ、こんな「仕事の快楽」を存分に味わわせてくれる雑誌(ほんとうは書籍だけど)にライターとして創刊号から携わることができたのは、じつに幸運かつ幸福なことだ。そして、そんな快楽を現場の人間に味わわせてくれなさそうに見えることが、私があの堀江という人に反感を抱く理由だったのかもなぁ−−と、編集長の巻頭言を読んで思った。どういう巻頭言かは、明日、書店でお求めになってからお読みください。ちなみに私のコラムは、西部邁先生を前後からサンドイッチするかたちで二つ載ってます。ひとつは何となく既視感があるかもしれないが気にしないように。そっちが製品版ということで。
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1.One Angry Dwarf and 200 Solemn Faces |
2005.03.23.Wed. 15: 05 p.m. BGM : BEN FOLDS FIVE "Whatever And Ever Amen"
しばらくセガレのサッカーについて書いていなかったのは、私自身あまり練習を見に行っていないし、たまに行ってもあまり見るべきところがなかったからなのだが、連休中の久我山イレブンの練習試合で、奴は初めて「ドリブルで2人か3人抜く」という偉業をやってのけたらしい。2人なのか3人なのかわからないあたりが、その瞬間の無我夢中っぷりを物語っているところだ。マラドーナはイングランド戦で何人抜いたか自分で覚えていただろうか。ともあれ本人、ドリブルしながら「うわ、ボクにこんなことができるんだ!」とビックリしていたという。そのわりに「蟹」という漢字や「鰐」という漢字が書ける自分にはビックリしていないようなのが不思議だが、まあ、いい話である。残念ながら3人目か4人目でボールを奪われて、シュートまでは持ち込めなかったようだけど。あと、リフティングはまだ一回しかできない。セガレが傷つくので、「それ、リフティングじゃなくて単なるパントキックだろ」とは言ってはいけない。セガレの成長っぷりを楽しみにしている方もおられるようなので、ちょっと報告してみました。 |
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