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1.Space Oddity
1.Watch That Man |
2005.04.12.Tue. 13: 20 p.m. BGM : DAVID BOWIE "SPACE ODDITY" & "ALADDIN SANE"
![]() フロムワンのすずき君が「まだかまだか」とうるさいので仕方なくデヴィッド・ボウイを聴いている……というのはウソで、すでに『ジギー・スターダスト』は何ヶ月も前に聴いて気に入っていたのだし、その前後に録音されたこの二作もかなり好きなわけだが、そんなことより、金曜の晩にフロムワンの方々と明大前で飲んでいて驚いたのは、かつて彼らの同僚だったスポナビYさんが「エアギター」の名手であるという事実だった。あの酒もあまり飲まない真面目そうな人がエアギタリストだというのだから、人は見かけに寄らないものである。実体ギターは弾けないYさんだが、自分の送別会のときにカラオケ屋でガンガン空気を弾きまくり、挙げ句の果てに背面弾きまでやってのけたというのだから、見たくて見たくてしょうがない。私自身はエアギターさえまともに弾けない段階なので、その観察力と探求心は見習いたいと思う。もっとも私も、レッスン中につい「痛そうな顔」をしてしまい、師匠に「顔はいいから、ちゃんと弾きなさい」と叱られることはあるのだが。ところで明大前では、「シャーラタンズはかなりイイ」という私に、初対面の女性編集者Yさんが「だったらこれも気に入るはず」とHurricane #1(ハリケーン・ナンバーワン)というロックバンドを勧めてくれた。すずき君はデヴィッド・ボウイ、スポナビYさんはレディオヘッドと、サッカー関係者なのにロックのことばかり教えてくれてありがたい。そして、自分の好きなロックの話をしているとき、人はとても楽しそうだ。
![]() 土曜日は、誕生日が近い私に、親が「何か欲しいものを買ってやる」と言うので、ほんとうはザ・バンドの『ラスト・ワルツ』4枚組ボックスセットが欲しかったのだが、四十を過ぎて親にCDを買ってもらうのはいかがなものかと愚妻が言うし、プレゼントした物の価値がよくわからないというのも考えてみれば気の毒な話なので、吉祥寺の丸井で靴を買ってもらった。靴なら、それが私にどう役に立つのか親にもわかるであろう。前にも書いた記憶があるが、メレルというメーカーのウォーキングシューズはすばらしく履き心地がよろしい。初めて履いた瞬間から、何ヶ月もつきあっているようなフィット感。 日曜日は、ひさしぶりにセガレのサッカーを見物。シュート練習ではボールをしっかり見て蹴り、グラウンダーのシュートをすべて枠に飛ばしていた。私が行く前には、ゲーム形式の練習で友達と「ツイン・シュート」を決めたらしい。たぶんセガレが触らなくても入ったのだろうと思うが、楽しそうにやっているので何よりである。私は小学生の頃、リトルリーグの練習をあまり楽しそうにやっていなかったので、父はつまらない思いをしていたかもしれない。ろくに技術を教えないくせに怖い顔で厳しいことばかり言うコーチが嫌いだったせいなのだが、お金を出してくれていた親には申し訳ないことをしたと今さらながら思う。そういえば、練習に行く前に私がどんなに憂鬱そうな顔をしていても、父は「そんなにイヤならやめてしまえ!」と怒ったりしなかった。それを含めて基本的に私のやること(やらないこと)に対して何も言わない父だったが、いま思うと、よく黙っていられたものだと感心する。「何も言わない父親」は「何もしない父親」ではないのであるなぁ。「放っておく勇気」を、私は持てるだろうか。
![]() チェルシー×バーミンガム(プレミア第28週)は1-1のドロー。ビッグゲーム続きで強豪相手の戦い方ばかり練習しているせいなのか、マケレレさんがお休みだったせいなのか、優勝へのプレッシャーなのか何なのか知らないが、メリハリに欠けるぼんやりしたゲーム運びだった。どうやらユナイテッドは負けたらしいので、勝ち点1でも取れて御の字というところ。たぶん残り6試合で勝ち点8取ればいいんだから、案ずることはない。と言いつつ、ユナイテッドとアーセナルに連敗したら……と悪い想像をしてしまうのが私の弱気なところである。最後まで勝ち切るのは、そう簡単なことではない。
![]() もっと暗雲が立ちこめてきたのがバルサなのであって、レアル・マドリー×バルセロナ(リーガ第31節)は4-2。「ニアに飛び込むラウール」は相変わらずセクシーだった。プジョルとマルケスがいても4失点というのは辛いが、しかし、この試合はカシージャスが調子よすぎたよなぁ。あれだけ止められたのに2点は取ったということのほうが、今となっては意外な感じ。ところで、私はマドリーの試合を久しぶりに見たわけだが、ジダンはいつからあんなにボールを奪われる選手になっていたのか。見ていてちょっと寂しい。
![]() プレミア、リーガと来れば次はセリエということになるわけだが、ラツィオ戦は例によって放送なし。どうやらリヴォルノを3-1で木っ端微塵に粉砕したらしいので、見られないのがとても残念である。まあ、しばらく見ないあいだに、税金が払えなくてマジで破産寸前になっていたらしいから、クラブが存続しているだけでもありがたい話ではある。なんでも、クラニョッティ時代から滞納していた税金を20年以上のローンで払うということで勘弁してもらったらしい。なんという甘やかし方かと呆れるが、その1年目の支払いさえ危ぶまれているというのだから物悲しい話である。
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古い試合だが、週末にはニューカッスル×アストンヴィラ(プレミア第27週)もビデオで観た。えらいことが起きたから見たほうがいいと、月プレのニューカッスルファンSさんが教えてくれたからだ。えらいことが起きていた。ボウヤーとダイアーが殴り合いを演じて二人とも退場。味方同士の揉め事といえばシモーネとディ・カーニオのPK争奪戦が有名だが、あれとは全然レベルが違う。グーで殴ってたもんなぁ。オリアリー(現アストンヴィラ監督)がリーズ時代にちゃんと教育しておかないからこういうことになるんじゃねえかとも思うが、ボウヤーの場合、必要なのは教育じゃなくて治療かもしれない。ともあれサッカーでは味方を殴っても退場になるということがわかったので、シモーネには気をつけてもらいたいものだ。とっくの昔にラツィオからは退場させられているわけだが。
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1.Nine Acre Court |
2005.04.08.Fri. 14: 35 p.m. BGM : THE CHARLATANS "THE CHARLATANS"
きょうは午前中、月例の商品紹介記事2ページを執筆。前回は〆切を失念していて迷惑をかけたので、今回は〆切の2時間前に送ってやった。グッチ、ジャガー、ブルガリ、ダンヒル、メルセデス・ベンツの新製品情報を、いちいち「要らねえよこんなモン」と内心で罵りながら書く。サッカー日本代表のオフィシャルスーツをダンヒルが提供していることを初めて知った。3月のドイツ遠征から選手たちが着用している2005年バージョンが、来月9日から150着限定で発売されるそうだ。袖口のボタンや裏地に日本サッカー協会のエンブレムも入っているとか。誰がいつ着るんだろう。平壌に乗り込むサポーター? ほかの4つはくれるなら貰うが、このスーツだけは本当に要らない。 そんな感じで、小仕事の4月。来週は『月刊PLAYBOY』の座談会取材も入っている。まだまだ隙間は山ほどあるので、その筋の人々は遠慮なく発注したまへ。つまり「お小遣いちょうだい」と言っている。
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ゆうべは、ミラン×インテル(CL準々決勝第1戦)をビデオ観戦。準々決勝4カードのうち最大の「無風区」はココ、という印象の2-0。前半終了直前、ピルロのFKをスタムが頭で決めた時点で、ミランに「当確」を打ちたくなるような内容だった。インテルって、どうして誰もボールを追い越していかないんだろう。どうやら、ボールのほうを後ろに下げることで、相対的に選手がそれを「追い越す」という作戦のようだ。しかしゴールは固定されているので、なかなか近づけないのだった。ミランもミランでセットプレイ以外はあまり可能性を感じさせず、眠い。出場選手の3分の1ぐらいが元ラツィオじゃなかったら、最後まで見ていられなかったかも。パンカロの姿が見えなかったのが寂しいが、ミハイロさんは相変わらず目も当てられないようなファウル(というか暴力)を披露していたので安心した。安心しちゃいけません。で、スタンコビッチは一体どこで何をしていたのか。そしてファバッリは一体なんの役に立っているのか。ときおりカメラがとらえるマンチーニの横顔が、なんだか老けちゃったように見えたのは、決して気のせいではないと思う。
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1.Metal Guru |
2005.04.07.Thu. 12: 55 p.m. BGM : T.REX "The Slider"
![]() というわけで今朝は、ようやく交通安全用の黄色いカバーの取れた黒いランドセルを背負って登校したセガレを見送ったのち、チェルシー×バイエルン・ミュンヘン(CL準々決勝第1戦)をビデオ観戦。モウリーニョが異常としか思えない厳罰を食らって2試合のベンチ入り禁止、ロッベンとフェレイラが代表戦で故障という逆境にあるチェルシーだが、バイエルンもマカーイとピサロ(だったっけ?)を欠いていたので、まあ、どっこいどっこいの条件といえよう。立ち上がり、意外にバイエルンに押されてヤな感じだったが、ジョー・コールの枠をぜんぜんとらえていないミドルシュートがルシオの足に当たってゴールイン。先日のサウサンプトン戦のランパードのFKもそんな感じだったと記憶しているが、このところのチェルシーにはツキもある。先制点だけではない。ゴール前に放り込まれたボールを胸でゼ・ロベルトの足下に落としてしまうという、ジョンソンの史上空前の大ぼけプレイが失点につながらなかったのは、バカヅキとしか言いようがない。ボールが空中にあるあいだ、どう処理しようかさんざん悩んだ挙げ句に最悪の選択。ほんと、もうジョンソンは勘弁してください。ブリッジとフェレイラが使えないなら、3バックにしたほうがいいんじゃないかと思うぐらいだ。前半は1-0。 後半、セットプレイからチェフが弾いたボールを、シュバインシュタイガーというとても強そうな名前の人に押し込まれて同点にされたが、取られたらすぐに取り返すのが、今のチェルシーのカッコイイところである。ジョンソンの蹴ったロングボールを、完璧にヘッドの競り合いを制したドログバが落とし、ランパードが左足でゲット。いやっほう。でも、えらいのは空中戦で連戦連勝していたドログバなので、ジョンソン君はいい気にならないようにしてください。あれだけ時間と空間がありゃ、あれぐらいのボールを入れるのはごく当たり前の仕事です。 3点目もランパードの左足。相手の中途半端なクリアボールを拾ったマケレレさんが、めずらしく必殺のラストパスを逆サイドに放り込み、くるりと回転したランパードが見事にカーンの逆をついて決めたものだった。いやっほう、いやっほう。さらに、あれはセットプレイからだったかもしれないし、そうじゃなかったかもしれないが、ゴール前の押しくらまんじゅうからグジョンセンがシュート、カーンが胸で弾いたボールをドログバが無駄とも思える強烈さで叩き込んで4-1である。いやっほう、いやっほう、いやっほう。ざまあみろ、ボコボコにしてやったぜ! ……と浮かれていたら、ロスタイム、無駄に図体のでかいオランダ人レフェリーがバラックのシミュレーションを見抜けずPKを与えくさって4-2になってしまったのだった。ったく。何年たっても日本語が上手にならないブラジル人解説者が最初から最後まで「アウエーゴールの重み」の話ばっかりしてっから、こういうことになるのだ。ああ、もう、ややこしいスコアになっちまいやがったよなぁ。第2戦、もし2-0で負けたりしたら、雑誌か何かで「100%チェルシーの勝ち」とスポーツを冒涜していると言われても仕方のないような大胆予想をし、先日のサウサンプトン戦の放送中に「モウリーニョがベンチに入れないから97%ぐらいかな」と下方修正していた解説者のせいにすることにしよう。「あんたにチェルシーの勝利を予想してほしくないわ」と迷惑がっているファンもいるんです。せめて「チェルシーファンの方には申し訳ありませんが、チェルシーが勝つと思う」と言え。
それにしても、この試合はグジョンセンがすばらしかった。背中どころか体中に目がついているのではないかと思うぐらいの視野の広さと、抜け目のない巧みな配球。やはり、人を使うのも人に使われるのも上手い(しかも守備も真面目にやる)彼には、下がり目のポジションが合っている。敵地での第2戦、モウリーニョはグジョンセンを同じ位置で使うだろうか、どうだろうか。きっと、ティアゴを使って守るんだろうなぁ。でも、1点取るまではグジョンセンで行ってほしいなぁ。
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1 Sundown in Mexico |
2005.04.06.Wed. 15: 35 p.m. BGM : NICKY HOPKINS "The Tin Man Was A Dreamer"
![]() というわけで、久しぶりの更新。徹夜で脱稿した土曜日は、「よく終わらせた」と妻子の称賛を受けながら自宅でゴロゴロと過ごす。お父さん、がんばりました。翌日の日曜日は、横浜までドライブ。赤レンガ倉庫で藤永みたかさんという造形作家の『MOSQUITO展』を鑑賞した。大分在住の藤永さんは、セガレの幼馴染みR君一家のお友達で、それで我が家にも案内状が送られてきたのである。鉄で造られた巨大な蚊は相当なインパクト。なぜ蚊なんだろう。ひとつの作品にどれだけの時間とコストがかかるのか知らないけれど、愚妻がおりがみで作るカマキリの比ではあるまい。造形作家の衝動と情熱はかなり謎だ。おもしろい。衝動によって作られるのは、ロックだけでも音楽だけでもないのである。その後、中華街で昼飯を食って、氷川丸の船内を見学。そこに氷川丸があることは知っていたが、入ったのは初めて。迷路のような空間がおもしろいのか、セガレはやけに楽しそうだった。徹夜のダメージが癒えていない私は、さんざん歩かされて倒れそうだったが。
![]() 月曜日は、近所の眼科へ。あまりにも疲れ目がひどいので、いよいよ老眼鏡でも使ったほうがいいのではないかと思って相談しに行ったのである。緑内障などの心配はないと言われて安心したし、まだ老眼というわけでもないようだが、検眼の結果はけっこうショックなものだった。視力は右が1.0、左が0.8。昔は両目とも2.0で、それが私にとって唯一の他人に誇れる身体能力だったのに。それがもはや半減以下というのは、なんとも寂しいのである。数字が半分以下になったことが「視力が半分以下」になったことを意味するのかどうかは知らないが、ともかく仮性近視のせいで疲れやすくなっているらしい。とりあえず目薬を処方してもらい、しばらく様子を見て、2週間後にメガネを作るかどうか判断することになった。様子を見るったって、これから2週間はあんまり仕事がないので参考にならないのが困ったものだ。代わりに、一生懸命テレビでサッカーを観ることにしよう。
![]() きのうの火曜日は、上野の国立科学博物館で開催中の恐竜博2005へ。朝日新聞の販売所がチケットをタダでくれたのでべつにいいのだが、例年の恐竜博と比べるとスケールが小さく、ティラノサウルスの「スー」を頼りに無理やり開催したような印象。狭い展示スペースが大混雑で、ひじょうに疲れた。恐竜博は小一時間で見終えて、去年の秋にオープンした新館の常設展を見たのだが、こちらのほうがよほど見応えがある。レイアウトやライティングがおしゃれになっていて、なかなかのモノ。恐竜博開催は、この常設展のすばらしさをアピールする機会としての意味が大きいのかもしれない。上野では、まだチラホラとしか咲いていない桜の下で無理やり花見を開催しているネクタイ業界の集団がいくつも見られた。平日の昼間っから、百人規模の大宴会だ。あいつらはヒマなのか? あるいはヤケクソ? まあ、こっちも平日の昼間っから恐竜博なんか見てるんだからアレだけどさ。
![]() 脱稿後、サッカーもけっこう観た。日曜の夜は、サウサンプトン×チェルシー(プレミア第27週)を録画放送で観戦。1-3でチェルシーの勝ち。観戦から時間が経ってしまったので記憶があやふやだが、あれは2点目か3点目だったか、グジョンセンがワンツーを駆使して相手守備陣を切り裂きながら決めたゴールがすばらしかった。グジョンセンという人は、壁パスの「ワン」のほうも「ツー」のほうもとても上手い。この試合、彼は中盤に引いたポジションでプレイしていたのだが、じつに適材適所の起用だと思う。
![]() ゆうべは、バルセロナ×ベティス(リーガ第30節)をビデオ観戦。プジョールとマルケスを欠いたバルサ守備陣はカウンターへの対処がボロボロで、これまで守備を個人の能力に頼っていたことさらけ出していた。いつの間にか3位に浮上していたベティスが常に先手を奪い、バルサが無理やりPKをもらいながら追いすがる展開。早い時間帯に10人になったベティスは中央の守備がすばらしく、とくに途中出場のレンボというCBは立派な仕事をしていたように見えた。しかし、サイドからのクロスはうまく処理していたものの、最初にPKを与えた場面もそうだったように、タテに放り込まれると二列目からの飛び出しを抑えきれない。で、ロスタイム、デコのループパスをGKの鼻先で突いたファン・ブロンクホルストのゴールで3-3のドロー。PKや退場の判定といい、5分もあったロスタイムといい、主審がバルサに勝ち点1をプレゼントしたっていう感じでしょうか。ベティスには気の毒なゲームだった。
![]() 引き続き、ゆうべはビジャレアル×ビルバオ(リーガ第30節)をビデオ観戦。リケルメ、ホセ・マリ、ソリン、フォルランなどビッグ・クラブをお払い箱になった人たちが集まって奮闘しているビジャレアルはずっと気になっていたので、久しぶりにじっくり観ることができて楽しかった。気がつくとなぜかセンターフォワードの位置でゴールを狙っているソリンは相変わらずのアニマルな爆走ぶり。リケルメはバルサ時代に一瞬たりとも見せなかった王様感を漂わせていた。試合はホセ・マリの2ゴールとフォルランの駄目押しゴールで3-1。ビルバオもアグレッシブなプレイを見せており、中盤でのインターセプトの多い愉快なゲームだった。初めて見た(というか初めて存在に気づいたのかもしれないが)ビジャレアルのマルコス・セナというブラジル人がいい。マケレレさんと同じ仕事を期待できる数少ないタレントの一人かも。いや、フォルランのゴールをアシストしたスルーパスなどを見ると、「攻撃センスを持ったマケレレさん」になれるような気もする。マケレレさん、攻撃にかかるとめっちゃ頼りないからなぁ。でも、もしチェルシーが二冠を獲ったら、バロンドールはランパードやテリーではなくマケレレさんに差し上げてほしいと私は思っている。若い二人はまだチャンスあるだろうからね。話が逸れたが、ビジャレアルにはメンバーそのままで来季のCLに出場してもらいたいものである。 ![]()
ここ数日、年明けからぶっ続けで書いてきた3冊の著者や編集者から次々と「OK」の連絡をもらい、とても気分がいい。去年の終盤に書いた2冊が、どちらも著者の怠慢で刊行自体が危ぶまれていることもあり、「やってられっか」とゴースト稼業へのモチベーションがすっかり低下していたのだが、「自分が映画のスターか何かになったみたいな気分」とか「江戸川さんと仕事ができて良かった!」といった著者の言葉を編集者経由で伝え聞いたりすると、やっぱりこの商売も捨てたもんじゃないよな、と思ったりする。自分の衝動でモノを作っているわけではない以上、「お役に立てた実感」が得られなきゃ続けていけないのがこの仕事なのです。
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