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にし・たかヲのサッカー日誌
1999-2000/vol.07



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「お願い」という名の宣伝。

『誰かに解かせたくなる算数・数学の本』(秋山 仁・幻冬舎文庫・税抜571円)……というタイトルの本を店頭で見かけたら、迷わず1冊手にとり、そそくさとレジへ持ってゆき、黙って言われたとおりの代金を払ってください。べつに2冊でもいいです。それがどうしてもイヤだというのなら、平積みの棚から本書を1冊抜き出して、隣の本の上に置いてから立ち去りましょう。ひとつ、よろしく。人助けだと思って。
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8月13日(金)14:10 p.m.
 昨日は愚妻が友人とスターウォーズを見に行ったので、愚息を連れて小金井の実家に里帰り。久しぶりに親父と巨人戦(対ヤクルト)を観戦し、二岡の逆転満塁ホームランに興奮する。入来兄が出てきたとき、親父は長嶋をバカ呼ばわりしていた。血は争えない。しかし入来がなんとか抑えると、親父は「よしっ」と膝を叩いていた。ほんとうに血は争えない。てのひらの返し方までDNAに決められているような気がして恐ろしかった。

 帰宅後、アヤックス×サントス(アムステルダム・トーナメント準決勝)を観戦。アヤックス、ぜんぜんダメ。きれいに点を取ろうとしすぎて迫力がない・すぐ後ろに返す・エリア内で勝負しない・GKとの1対1が決められないなどなど、まるで日本代表の情けなさが乗り移ったかのような雰囲気である。まさか岡野が持ち込んだわけではあるまいが。だいたい、インテルから出戻りのヴィンターがキャプテンマークをつけているってだけで、なんか弱そう。

8月12日(木)10:40 a.m.
 生活パターン改善のため(?)、ゆうべは深夜3時までサッカー観戦。トッテナム・ホットスパーズ×ニューカッスル・ユナイテッド(プレミア第2節)は3-1でスパーズの勝ち。ニューカッスルはペルー代表ソラーノのゴールで先制するも、あっさり逆転されて「セクシー・フットボール」を標榜するフリット監督を怒らせていた。セクシー・フットボールって何なんだよ。スパーズは素早いパス交換が小気味の良い好感の持てるチームである。両サイドのジノラ、アンダートンが効いている感じ。それにしてもこの試合、第1節から中1日しか空いていない。プレミアのスケジュールはきつい。

 そのあと同じチャンネルで「アムステルダム・トーナメント準決勝」という番組が始まったので何かと思ったら、ラツィオ×アトレチコ・マドリードのプレシーズンマッチだった。アヤックスとサントスを加えた4チームによる大会らしい。準決勝って、要するに1回戦ってことか? ともあれ、ラツィオが見られたのはラッキー。ボクシッチとアンダーソンの2トップだった。ボクシッチ、今季は復活の予感がする。ミハイロビッチはベンチだったため、CKもFKもヴェーロンの担当。シーズンが始まったらどうするんだろう。ミハイロの負担が軽くなるのはいいことだけど、FKはなるべく蹴ってもらいたいもんだ。試合のほうは、コウト、ネドベド、インザーギ弟という「危機感たっぷりトリオ」のゴールでラツィオの勝ち(3-1)。でもインザーギ弟はイイとこ見せようとしすぎてオフサイド取られまくっていた。お兄ちゃんそっくりでやんの。ネドベドはやたらキレていた印象。コウトは長髪をばっさり切っていたので、ゴールを決めて宙返りするまで誰だかわからなかった。そういえば去年も、あの宙返りを見て彼がラツィオにいることに気付いたような気がする。

8月11日(水)17:30 p.m.
 ゆうべ、深夜0時からFAカップ準決勝マンチェスターU×アーセナルを見るつもりだったのに、愚息を寝かせつけているうちに一緒に眠ってしまった。9時半に寝てどーすんだ。おかげで今朝は7時にすっきり覚醒。こんな生活サイクルを続けていたのでは、これからの長いサッカー・シーズンを乗り切れない。

 ところで、カズの移籍先はまだ決まらないらしい。J復帰の可能性もあるとか。だったら、札幌に来てみないか。W杯直前に彼を切った岡ちゃんとタッグを組んでJ1昇格を目指すっちゅうのも、日本人好みの物語としてはアリ、だと思うんだけどなぁ。

8月10日(火)12:30 a.m.
 バカンスが終わったとたんに雨。海で降られなかったのはラッキーだったが、なんだか溜め息が出る。ゆうべ見たエバートン×マンチェスターU(プレミア第1節)も溜め息の出るゲームだった。開始から10分もたたないうちにヨークのゴールで先制したマンチェスターが楽勝かと思ったら、87分にスタムが痛恨のオウンゴール。スタム、すげー怖い顔してた。逆ギレ、という言葉が脳裡をかすめた。暴れてはいなかったようだが、おっかない人だ。結局1-1のドローで終わり。チャリティーシールドもそうだったが、マンチェスターは最後まで集中力が持たない感じがした。極限まで気持ちを張り詰めて3冠を達成してから3ヶ月もたってないんじゃ無理もないか。ひと仕事終えて、伸びきったゴムのような精神状態のときに見ると、その気持ちが少しはわかるような気がする。あーあ。休んだばっかりだけど休みてー。

8月9日(月)
 朝から海。昼、久しぶりに海の家で食べるラーメンがやけに旨かった。めちゃめちゃ夏休みらしい夏休みである。通俗的ジャパニーズ・バカンスも、やってみると意外に楽しい。ビールも旨いし。夕刻、ビューわかしお号で帰京。背中がひりひりする。

8月8日(日)
 義父、義母、義妹、その夫、その長男(5歳)、その次男(2歳)、愚妻、愚息(2歳)、俺の9人で上総一ノ宮へ一泊旅行。昼過ぎに宿に到着し、さっそく海へ。はじめは怖がっていたセガレだが、やがて楽しくなってきたようで、「ちょっと休もうよ」と言っても「うみいくー、うみいくー」と言って聞かなかった。それにしても、男の子3人集まるとやかましい。見ているだけで目が回る。

8月7日(土)
 プレミアリーグ開幕。一発目の生中継はチェルシー×サンダーランドだった。実況は金子勝彦氏。この人、たしかダイヤモンドサッカーで活躍してたアナウンサーだよねぇ。俺は見てなかったけど、昔からのファンには懐かしい感じなんだろうな。ドーハの悲劇のとき、スタジオで沈痛な顔をしていたのを思い出す。サンダーランドというのは、1部から昇格してきた名門チームであるとのことだが、実力差は歴然としていて、チェルシーが4-0で圧勝。2点目のゾラのゴールを生んだパス交換、4点目のポジェのゴールを生んだゾラのループ気味のパスなど、いずれもスペクタクルであった。デシャンも実に効いている感じ。チェルシー、面白い。スカパーに入って良かった。

8月6日(金)
 マンチェスター・ユナイテッド×アーセナル(チャリティーシールド)観戦。チャリティーシールドというのは、前季のリーグ戦覇者とカップ戦覇者が戦うものらしい。ただし両方ともマンチェスターが獲ったんで、2位のアーセナルが相手ってことである。「チャリティー」だからダルな試合かと思いきや、けっこう両チームとも本気だった。1-2でアーセナルの勝ち。ベルカンプもオフェルマルスも不在だったが、1トップのカヌ君は好調のようである。

8月5日(木)
 スカパー導入完了。チューナーを置くために、LDプレイヤーは撤去せざるを得なかった。ほとんど使用していないとはいえ、どうすんだこれ。不慣れなせいもあろうが、スカパーは総じてディレクよりも使い勝手が悪い。何より、パーフェクTVとスカイTVが別系統になっているため、いちいち切り替えねばならぬのが面倒である。チャンネルの数字を押すだけで自動的に切り替わるようにはでけんのか。左手にディレク、右手にスカパーのリモコンを握りしめて忙しなくチャンネルを替えながら、「なんでどっちもサッカーやってねーんだよー」などとぶつぶつ言っている自分が、とてもダメな人間のように感じた。



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