[近況報告]

大橋晃太は現在、東大医学部付属病院血液内科
(北病棟703)に入院しています
今回も今までと同様に、現状維持のための入院加療です。
おそらく1ヶ月半〜2ヶ月の入院となります。
ちなみに今回の入院が計12回の維持療法のうち7回目、
後半戦突入です。残り1年半を切りました。多少中だるみですが。



1999年11月24日(水)

今日、退院することができました!
今度はほんとです!
完全にオオカミ少年 になってて誰も信じてくれない..(ToT)
何かとお騒がせしました...特に最後のほう。

昨日は以前いた病棟とか、患者さんにあいさつにいったり
したんですが...こころなしか、みんな元気なかったです (x_x)

航空機事故は続けて起こる、っていいますよね、何故か。
病院もちょっと似たところがありますね...なんか、勢いというか。
バレーの試合だって1回ブロックが決まると何故か立て続けに決まるし。
それは全然違うかな。

きっと気持ちの問題なんでしょう。
最近、反動で妙にへらへらしてるんですが、もうしばらく敢えて
へらへらしてようかなと思ってます。
周りからは締まりがない、と言われておりますが。

研究室に復帰するのは来週月曜の外来後になりそうです。
ちょっとそれまで精神修養いたします...。

もう気持ちがへなへなになってるんで、
結婚サギとか引っかからないように気をつけます...。ほんと。

なんか全体的につまんない話が多くてすいませんでした。


1999年11月22日(月)

今日、退院することができました。
(↑実はうそです...詳細は下記参照)
今までの退院とは違う、不思議な気持ちです。
悪く言えば後味が悪い...よく言えば...何と言っていいのか分かりません。

先週の金曜の深夜、僕と似たような病気でずっと治療を
続けていた、病棟の中でも数少ない「ともだち」と言える人が
亡くなってしまいました。
毎晩駆けずり回るお医者さんや看護婦さんを後目に、
何もできないでただびくびくしているだけの自分に
本当にいやになりました。24時間そのことが頭にあって、
何をしても落ち着かないし、変な夢を見るし、こんなに不安定に
なったことは初めてでした。病気に関わらず、これほどまで
自分の無力さを思いしらされたことはなかったと思います。
この悔しさは白髪のじいさんになっても忘れません...。
そこまで生きられるかどうかなんて、関係ないです。

酸素吸入器の電源が切られているのを見た瞬間、
空気が止まったような感じがしました。
今やっとその止まった空気がゆっくり動き出したって感じです

本当に「勇敢な人」でした。

いつもお医者さんと治療法のことで言い争っていましたが、
最後に僕が話したときは、
「最後は自分で決めたことだから」と、はっきり言い切っていました。

もしご家族の了承が得られたら、homepageに何らかの形で
お名前を残したいなあ、と思っています。

僕は発病したときは間違いなく「死ぬ」と思っていました。
そして今は「生きる」と思っています。
でも「死ぬかもしれない」と思っている状態が一番多いし、
同時に一番つらいことだと想像します。
自分だけについて言えば、本当にラッキーだけで今まで
闘病生活を乗り切ってきました。
近い将来、自分がその苦しい状況に置かれるかも知れません。
ただ、その時も絶対に後ずさりしない覚悟ができました。
前に「病院で何かを得ようとしてしまう」とか書きましたが、
それ以前にできるかぎり何も失わないことを考えた方が
よさそうです。それすら叶うかどうか分からないのだから。

なんか最後もユーウツな話になってすいません。
でも正直言って頭の中はこんな感じです。

とにかく、周りの方々、家族、友人、病院の方々、
大変お世話になりました。今度2000年3月に入院する際は
もうすこししっかりしなければ!と思っています。

...と、最後の〆のhomepageを書いて、さあ退院するか、と思いきや、
採血結果で血中Na+が高いことが判明!!!
なんと土壇場でポシャりました(悲)。
明日は休日、明後日の採血を待つことになります。
土俵際でうっちゃられ、負けただけじゃなくて土俵下に転落!
という感じです。なんでこういうオチがつくんでしょう...。
すいません、うそついて。


1999年11月21日(日)

昨日今日とやけ食いしてるので、絶対明日は血球が上がってると
思います!なんとなく上がってる感じがします(けっこう当たる)。
ただし、国家権力を従えた、新たなる強大な敵が...!!!
休日です!勤労感謝の日です。
手続き上の理由でもしかしたら火曜は休みだから水曜日以降退院
なんてことも...。今交渉中です(たぶん何とかなると思う)。

全然話が変わりますが、病院の大部屋、男性と女性でこうまで
違うか!というくらい雰囲気が違います(外見的な話ですが)。
男性部屋はみんなカーテンを閉め、お互いほとんど干渉しません。
ごくまれに以前俺が5Fにいた時のような特異な場合もありますが、
大体はこんな感じです。今の自分のいる部屋もそうです。
それに対して、女性部屋のほうは、もんのすごいオープンです。
みんなカーテンを開けて、笑い声が絶えません。
特筆すべきなのは「おばちゃん族」です!年齢もかなり違う人も多い
だろうというのに、どうしてああもまあ社交的にできるんでしょうか?
あのバイタリティを分けてほしいです。

病院には病院独特の異文化が存在します。かへる信仰がその例です。
お金がカエル、とか、縁がカエル、とか、そういうげんかつぎは
よくあるけど、ひと味違います。

今回の入院、治療としては順調でしたが、いろいろありました...。
そのことは明日書きます。お願いだから白血球上がってますように。


1999年11月19日(金)

いよいよ明日退院です!!!というのはうそです。
今日の採血、白血球減ってました(ToT)。
月曜に期待、です...一応心の中では木曜以降になることも覚悟しつつ...。
(この2,3日の違いが修論提出前にはでかいんです。)
みごとに特異体質ぶりを発揮してます。
先生たちもあきれています。
もし来週の木曜までいたら、教授回診でバカにされること必至です...。

今日はやけ食いです!また胃もたれが復活しないといいけど...。
駒場祭(11/21〜23)で売り上げに貢献するからとか、後輩にでかい口たたいといて、
それどころじゃあないです。大体白血球少ないときに駒祭の出店の食べ物は
危険だと思う...5年前に作ってた当事者が思うんだからホントです。
要冷蔵のものを外にほっぽらかしといたりするんで(うちのサークルではありません!)。
最近の若い人はもっとちゃんとしてるんでしょうか...。
すいません、全然関係ない話で。

p.s.全然関係ないですけど、「インターネット対応電子レンジ」
発売されましたね。最初は「んなあほな!」と思ったけど、
無性にやってみたくなりました。
帰り道に携帯で献立選んで、帰宅する頃にはできあがってるならいいんだけど。
今のところ、ただレシピがダウンロードできるだけのようですが。
なんか落ちのない話ですいません。


1999年11月17日(水)

やっぱり知り合いの患者さんは調子悪いようです。
お母様が悲壮な面持ちで毎日病院に通っていらっしゃいます。

...うっ、また陰気路線になりそうなんでやめます。

なんか緊張の糸が胸焼けで完全に切れちゃって、
最近はほんとにグロッキーです。
ハニワみたいな顔して寝ています。あまり見られたくない...。
急に力が入らないような感じです。

今日あたり多少胃もたれも改善してきました。
今週の土曜に退院しそうな雰囲気です。気持ち悪いまま。

突然芦ノ湖で釣りしたくなってきました。湖面が見たい!
前世はきっとワカサギかなんかだったんでしょう。
バイクツーリングしてルアーフィッシング!なんてアウトドアな!
えせアウトドア派です。
ほんとは秋葉原をうろちょろしてる、超インドア・マニア人間ですが。


1999年11月15日(月)

突然ですが、気持ち悪いです!
キョーレツな胃もたれです、カビキラーによる。
昨日の晩は「リバース祭り’99」でした。
抗ガン剤じゃなくてあんなになったのはお初☆です。

もうなんか寝てばっかいます、脳が動いてません。
貧血もけっこう進んでるから、ナマケモノのようです。
(今日赤血球の輸血しました)
・・・・・・・・・・・・
前に老人ホームで痴呆のお年寄りが「足が痛い!」って言って
動いてくれなかったときに、「動かないと歩けなくなりますよ」などど
今考えるととんでもないこと言ったのを、ふと思い出して後悔したりしてます。

あんまりリバースしてると、だんだん食うのがおっくうになってきます。
なにごとも取り込むことは簡単だけど、
一旦取り込むと離れるのは大変なことですねえ。

くうのがおっくう...これ、ダジャレじゃあないです!誤解です!
どおりでさっきの看護婦さんがニヒルな笑いを浮かべてたと思ったら...。
言葉ってこわいです。そして人間も...。


1999年11月14日(日)

点滴のせいでなんとなく胃もたれです。なんかやたらと喉が渇きます。
あとステロイドの薬入れてるせいか、なんだかイラつきます。

今日も夜中に談話室で修論書こうと思ったら、よくあること、
といえばよくあることですが、深夜なのに患者さんのご家族が集まって
いました。調子の悪い患者さんがいるんでしょう。

いつも、知ってる患者さんだったらどうしよう、というのが先に立って、
ご家族の顔を直視することができません。
結局、「よくなりますように」とお祈りするしかありません。
時々、自分は原始人と何ら変わらないな、と思ってしまいます。
昼間は調子に乗ってのうのうと生きているけれど、
いざ日が沈んで夜になれば、祈るくらいしかできなくて
おどおどと時間が流れるのを待つのみです。

<なんか暗ーい話になってしまいましたが、話題を変えまして・・・>

病院での食事を見てると....毎日変わりばえしないです。というか
もう1年半も入退院を繰り返してると、メニューが分かるくらいです。
一皿隠されてて、「さて残りの一皿は?」っていうクイズが出ても
答えられるひとが多いのでは。
でも栄養士の人たちも一応いろいろ飽きないように工夫してくれて
います。それがちゃんと患者に認知されているかは疑問ですが...。
土用の丑の日にはうなぎらしきもの(?)が出るし、以前紹介したように
クリスマスにはチキンとケーキが出ます。

全然イベントのない日でも、小技が効いてるときがあります。
その最たる例は、朝のチーズです。

Qちゃんチーズ(default)

Qちゃんチーズ(サンリオバージョン)
この他にもKittyちゃんバージョンなどがあります。

おそらく栄養士のひと、というより仕入れ業者の人の気遣いなんでしょう。
これまた患者に理解されてるかは別問題ですが...。


1999年11月12日(金)

まだ血球が少ないながらも、今日から上昇に転じました!
これはいつもに比べたら格段に早いペースです!
この調子だと来週末に退院できそうな感じです。
まあそんなこといって2週間以上入院が伸びたりすることも
ざらなんですが、今回はいけそうです。
治療が弱かったんでしょうか?
「強い治療を続けた方が再発しにくいんじゃないですか?」
との問いに、
「そういう風に信じられてはいます。」とのお答え。科学的根拠はないようです。
「まだ大橋君も移植する可能性もあるわけだからねえ」と
クギをさされました。ごもっともです。
担当の先生、たいへんわかりやすいです。ストレートだし。
まいどまいど強い治療をしてたら、万が一移植が必要になったとき
体がもちませーん、ということになりかねないので。
でも移植にちょっとリアリティを感じなくなってるところに
そう言われると、ドキッとしますね。


1999年11月10日(水)

今日からカビキラーの点滴が始まりました。
でも今回ははじめから熱冷ましを同時に点滴してるんで、
おかげさまで熱は出てないです。
昨日爆睡したせいか、今日は既に熱が下がってます。

病室に卒業式で撮った写真をおいてるんですが、看護婦さんに
「この写真、大橋さんはどこにいるんですか?」ってよく言われます。
もしかしてすっごい変わった?3年前だけど。見る影もなく。
たしかに当時より15キロ減量してるんで、なんかイメージ違うかも。

友人の結婚披露宴の出欠返信ハガキが戻ってこない!!!
催促のメールもだんだん日榮の人っぽくなってきました。
そうとう感じ悪くなってきています。法律ぎりぎりです。


1999年11月9日(火)

朝からちょっと発熱してきました。全然大したことないですが、
いろいろ点滴がスタートしました。
その中にはカビキラーも...(ファンギゾンです)。
またどーせ気持ち悪くなって、食えなくなること必至です。
いいダイエットになりそうです。


1999年11月8日(月)

今日も血球が減ってるかな、と思ったらそれほど減ってなくて、
輸血なしです。もしかしたら今回は輸血1回きりかもしれません。
調子悪いところと言えば(探さないとないくらいですが)
前に交通事故った時に痛めた右足首と左手首が朝痛いのと、
くちびるが痛んでいること、やたら肩がこることぐらいです。
きっと1日中パソコンの画面を見てるせいもあるでしょう。
遊びも仕事も全部パソコンの中、なんで...。
ほんと、肩が甲羅みたいになってます。運動不足だし。
いい景色でもゆっったりと眺めたいです...。


1999年11月6日(土)

体調は相変わらずで、血球が底を打っています。
いつもの治療に比べたら大したことないですが。

なんか憂鬱っぽいことをhomepageに書いてしまったので、
何人かの方から「大丈夫かい?」とのメールを頂きました。
すいません、何か書くことなかったから、ついつい変なこと書いて
しまいました。おもしろくないですよね。
あんまり誰も見てないかなと思って独り言みたいに
なってたもんで。ご心配おかけしております。

来週当たりから元気出そうかと思います。
(そんな微調整効くなら最初っからシャキッとせんかい!という感じですが)

今回、いまのところ髪の毛が抜けません。どうも今回使った薬は
髪が抜けないようです、以前やったときも抜けませんでした。
ほんと、抜ける薬をやると、眉毛まできれいさっぱりなんですが。
もうどうせ抜けるからいいやと思って、髪の毛ボサボサで入院したから、
もう組んずほぐれつのすごいことになってます!
たぶん世界天然パーマランキングでも上位にいくと思います。
今朝だって起きたら寝グセでオカメインコ(↓)みたいになってました。

どうも髪の毛って弱るとちぢれるみたいだなあ。
抗ガン剤治療した患者さんはみんなちぢれっ毛です。何故か。

ちょっと極端に前の日の内容と文体が変わりすぎてて、
精神分裂っぽいですね、そうかもしれません...。


1999年11月4日(木)

体調は特に変化なしです。

知らず知らずのうちに、病気を治すこと以上のことを
病院に、というより病院生活に期待してしまっています。
友人を増やそうとか、いろいろな経験をつもうとか、
人脈をつくろう(言い方がいやらしい)とか...。
心のどこかで、これだけ我慢したんだから、何かいいことが
突然転がってきてもいいんじゃないかな、と期待しているのです。
でもふと振り返ってみると、何が残ったのかよくわかりません。
残ったと思ったものが意外に簡単に消えてしまうのです。
やっぱり病院生活は俺にとっては「夢の中」のことのようです。
初期条件と境界条件が与えられて、いくらかの偶然条件が加味されて
淡々と物事の解が与えられていくのをただボーっと見てるだけの日々です。

なんかすごくブルーなんですが、きわめて順調に治療はすすんでいます。
もうちょっと血球が少ない時期が続き、そのあと(来週末ぐらい?)
回復して、退院することになると思います。


1999年11月2日(火)

血球が減ってきたことと、その他の理由から、しばらく面会を
我慢することにしました。まあほとんど面会に来る方は
いらっしゃらないと思いますが、お会いできないかも
しれませんのでご勘弁を。


1999年11月1日(月)

今日はいくらなんでも輸血しないとムリだろう、と思ってたら、
それほどでもなく、自分でもびっくりしています。
さすがに明日明後日中に血小板を輸血しますが。

とにかく治療によるダメージが予想以上に少ないです。
逆に今までの治療は何だったの?って感じさえしてしまいます。
80%以上再発するって脅かされてるにもかかわらず、
今まで何ともなくこれたのは、自分にとってやや強すぎの
薬を使ってたからなんじゃないのかなあ、と思ってしまいます。
...と言い出すと逆に今回の弱い治療で大丈夫なのかなあ...。

でもそんなこと心配する以前に、今年修士論文書けなくて
大学をリストラされるほうを心配するべきです、現状から見て。
(来年の9月に卒業できなかったらクビです)
文章書き、なかなか進んでないです。困ったもんです。
中身が進んでないのはもちろんのこと。


1999年10月31日(日)

体調は大変よいです。きわめて順調です、とのことです。

なんだけど、あんまり気分が晴れません。理由は、

  1. 6人部屋での相性が何となく悪い
  2. 友達の患者さんが調子悪い  

ということです。
俺自体は全然相性悪いと思ってないんだけど、
どうも感じ悪く思われてるみたいです。誤解です(ほんとかいな)。
まあそっちの悩みはどうでもいいんですが、大問題は2番目のほうです。

大学入った頃はお守りなんてライターで火つけて燃やせるくらい
無神論者だったのに、今では最後はいつもお守りだのみ。
結局、神だのみになってしまいます、力がないと。
何でもいいから何とかしてほしいです。

今日はHalloweenですね。


1999年10月29日(金)

今日からクリーンルームになりました...といっても
カーテンでまわりを囲まれただけですが。
血球が減ってきました。自覚症状はないですが。

でも今回は血球の減り方が今までの治療に比べて
全然緩やかです。薬との相性と、体調の問題のようです。
本来はこのぐらいのはずなのに、いつもが激減しすぎなんです。
ということはお医者さん方がいつも言ってる「だいたい1ヶ月ぐらいの
入院です」っていうのが初めて現実になるかもしれません。
ただし何にも感染しなかったら、の話です。

あんまり期待しすぎると裏切られたとき発狂するので
期待しないでおきます。

病院の中は暑すぎます。脳が溶けます。


1999年10月27日(水)

なんか気持ち悪さが消えると、一時的に妙にハイになります。
「逆ドラッグ」とでも言うんでしょうか?
なんかへらへらしてるような気がしてしょうがないです。
あほか!と自分のことながら思ってしまいます。

今日、去年発病して5Fに入院したときからずっと一緒だった患者さんが
また入院してきたようです。そのころ同室の患者みんなで撮った写真を
今も持ち歩いていますが、5人のうち4人は今でも自分も含め病院暮らしです。
なかなか治らない病気なんだなあ、と当然のことながら思ってしまいます。
自分のまわりだけは統計則通りにならずに、いいことばかり
起こるんじゃないかと思いたいのですが、いざ振り返って全体をみると
あまりに統計どおりになっているのに悲しくなります。

体調的には、まだ白血球がそんなに減ってないですし、順調です。
これから減ってきます。


1999年10月26日(火)

やっと気持ち悪さがおさまりました。
気持ち悪くないとは、なんと楽なことでしょう。

さすがに入院も回数を重ねてくると、なんとなく
マンネリになってしまって、あまり感激することが
なくなってきてます、良くも悪くも。
homepageに書くこともあまりなくなってきます、
今日で便秘5日目です...とかこんなことしかないです。
なんか考えます。


1999年10月25日(月)

今日から点滴する薬が1種類減って、すこしづつ楽になってきました。
まだなんとなくきもいですが。一応、はとサブレぐらいは
食べれるようになりました。たすかりました。
それにしても何で他の患者さんはリバースしないんだろう。
ほんと不思議です。やっぱり俺は吐き気に弱いのかな。
すいません、きたない話で。

もうそろそろ研究室のみなさんは中国に行ってることでしょう。
中華料理三昧...今きもちわるいからあまりうらやましくないですね。
あぶらっこそうだし。胃がもたれそう。


1999年10月24日(日)

かなり気持ち悪くなってきました。案の定。
もういいかげんやめにしたいです。


1999年10月23日(土)

予想通り気持ち悪くなってきました。でも思ったよりは
それほどでもないです、いまのところ。
今回の治療に使う薬は、1年半前に発病したときに
はじめて使った抗ガン剤と同じやつです(DCM療法)。
「赤インク」みたいなのです(ダウノマイシン)。

アセロラドリンクみたいでもあります

・新病棟建築はものすごい勢いで進んでいます。
(ここに入院するのだけはちょっと遠慮したいです)
(ちなみに血液内科は14階、スカイレストランの下だそうです)
  
    4ヶ月前         現在(下の方のが今の病棟)


1999年10月21日(木)

今日から抗ガン剤投与が始まりました。当初の予定より
強めの治療をすることになりました。べつに状況が悪化した
というわけではないそうです。
とりあえず1週間は薬が続きます。
homepageが何にも更新されなかったら、気持ち悪くて
ダウンしてるということですので、よろしく。


1999年10月19日(火)

夜9時消灯の生活に慣れるには時間を要します。
室内で本を読むということに関しては図書館と同じなのに、
どうして病室だとこうもまあ頭が働かないのでしょうか。
入院前にいろいろ計画していたものが、1日でムリと判明しました。

何度やっても骨髄穿刺はイタイです。
あさってぐらいから抗ガン剤が入る予定です。


1999年10月18日(月)

今日からまた入院しました。前回と部屋も一緒だし、なんだか退院していたのが
ウソのようです。3ヶ月以上も退院していたのに。
退院してる間は入院してたのがウソのように感じるのですが。

そんなことを言ってるより、とにかく早いとこ修論の文章だけ書いて、
早く退院しないと、明日はない!です...。
ほんと3ヶ月も退院してたのに、何してたんでしょう。



1999.5.〜7.の入院記録:維持療法6回目@北病棟7F

1998.12.〜1999.2.の入院記録:維持療法5回目@北病棟6F

1998.9.〜10.の入院記録:維持療法4回目@北病棟無菌室