2025/12/06, 18:00-19:00.
Texte, mise en scène et chorégraphie: Kaori Ito
[演出・振付・テキスト: 伊藤郁女]
Avec: Kaori Ito
Collaboration à la chorégraphie [演出協力]: Gabriel Wong;
Collaboration univers plastique [造形美術協力]: Erhard Stiefel et Aurore Thibout;
Composition [音楽]: Joan Cambon;
Direction technique et création lumière [照明]: Arno Veyrat;
Manipulation et régie plateau [舞台]: Yann Ledebt;
Regards extérieurs: Julien Mages, Zaven Paré (roboticien), Jean-Yves Ruf;
Assistante à la chorégraphie: Chiharu Mamiya;
Régie générale et design sonore [音響]: Adrien Maury;
Régie lumière: François Dareys;
Décor: Pierre Dequivre, Delphine Houdas et Cyril Trupin.
Production: Compagnie Himé
Création janvier 2018
協力: TJP, Centre dramatique national de Strasbourg - Grand Est;
主催: 新国立劇場.
2000年代以来フランスを拠点とし、2023年にフランスの TJP, Centre dramatique national de Strasbourg - Grand Est (ストラスブール・グランデスト国立演劇センターTJP) のディレクターに就任した、ダンサー・振付家 伊藤 郁女 [Kaori Ito] のソロでの公演です。
2020年代に入って度々日本で公演するようになっていますが、観るのは2021年の 笈田 ヨシ [Yoshi Oïda] とのコラボレーション [鑑賞メモ] ぶりです。
作品は2018年に自身のカンパニー Compagnie Himé で制作したものです。
自身の多忙なダンサー時代の体験に基づく作品です。
スケジュールに追われて自分を見失っている様を、
奈落に抜ける方形の穴が2箇所に空いた斜めに置かれた白い方形の舞台と、
その上に敷かれた薄布や、腕や膝を固定するような型なども使って、
奈落に落ちたり這い出たりする様な動きや、型にハマってままならない身の動きで、読み上げられる自身のスケジュールに合わせて、自身が疎外されている様を描くようでした。
自身の体験に基いた自伝的な作品で、時折、観客へ問いかけ応答を求める所など、
少し前に観た Aya Ogawa: The Nosebleed [鑑賞メモ] も思い出しましたが、同じようにはいかず、
ソロで自身を演じているという距離感の無さなのか、もしくは、ダンサーの生活の多忙さが自分の生活とはかなり縁遠く感じたせいか、作品の世界に入り難いものを感じてしまいました。