フランス・パリで毎年1月下旬頃に開催されているサーカス・アーティストの競技会 (コンクール) です。 レベルの高いサーカスのパフォーマンスが観られるので、例年 ARTE Concert で配信されるのを楽しみにしています [2017年の鑑賞メモ]。 年によってはジオブロックされることもあるのですが、今年 (2026年の第25回) はされず、観ることができました。
高度な身体能力という点では、 hair hang なども交え2つの hoop を介して人をぶら下げるなど複雑な構成で見せた aerial hoops [cerceaux aériens] の女性2男性1のTrio Rig'Humaine (Médaille d'Argent 受賞)、 大人数のチームでダイナミックな flying trapeze [trapèze volant] (空中ブランコ) をみせた Poésie Tribale が、特に見応えありました。
コミカルな演技では、女性 harp 生伴奏でクラウン的な危うげな演技を交えつつの balance on chairs [equilibres sur chaises] (椅子を積み上げてのバランス芸) の Colin André-Heriaud (Médaille de Bronze 受賞)、 Buster Keaton のようなデッドパンの演技で contortion (軟体芸) を交えつつの Chinese pole [mât chinois] を演技した Eline Guélat (Prix spéciau 受賞) を楽しみました。 これらは、日本の大道芸フェスや公共劇場の親子向け公演 (座・高円寺の『世界をみよう!』とか) にも合いそうです。
ラストは度々来日している Machine de Cirque (Grand Prix 受賞) [2024年の来日公演の鑑賞メモ]。 来日公演でも使っていた rotating teeterboard [planche coréenne rotative] (回転するシーソー) を女性1名を含む7名で演技するのですが、 普段着のような衣装で淡々と演じることで、大技を見るというより、自然なパフォーマー間の交流を見るよう。そんな演出が気に入りました。