パフォーマー名演目名については、自分で調べがつけられたものについては、 パフォーマーの公式サイトや、 海外の大道芸関係のフェスティヴァルのプログラムなどで一般的に用いられている 表記に従っています。 大道芸ワールドカップ in 静岡 の公式サイトや公式パンフレットに 用いられているものは、できる限り用いていません。

日本の大道芸関係のフェスティヴァルで、 パフォーマー名や演目名がいかにいいかげんに扱われているかについては、 ここをお読み下さい。 (2002/11/30追記)

11/1 11:30〜
日本を拠点に活動する、US出身のパフォーマー。 いわゆるコミック・ジャグリング。一つ目立つ技があると良かったでしょうか。
11/1 12:00〜
US から来たジャグラー。ジャグリングをしながら、 ボールで地面に置いたキーボードを演奏。 和音も弾いてしまうくらいで、とても巧いんだけど。 ショーのステージなら良さそうに思うのですが、 大道芸として見せるとなると掴みの演出に一工夫必要だったでしょうか。
11/1 13:00〜
UK のアクロバット2人組。 アクロバットの技もあるし、危険な火芸もするのですが、 かなりおバカというかコミカルな演出がとても楽しいです。 実は1995年に観てとても気に入っていただけに、 こうして再び観ることができて嬉しかったです。 Cirque Bijou のサイトを観ていると、 Skate Naked の他にも、Heir of Insanity や Stickleback Plasticus とか、 以前に観てそれなりに楽しんだパフォーマーもいますし。 他のパフォーマーたちも気になります。
11/1 14:15〜
France のカンパニーによる、 スプリング付きスティルト男性4人組のパフォーマンス。 特にこれといった演劇的な演出無しに、技を見せるだけの演技。 それなりの技を見せてくれたし、それはそれで面白かったけれど。 もっと演劇的な面も期待したところもあったので、ちょっと残念。 サイトを観るともっと演劇的な感じで、女性メンバーとかもいるようで、 もっと面白そうなのですが…。フルで来日して欲しかったです。
11/1 15:15〜
Spain のカンパニーによる、 男性1人女性4人のフラメンコな人形劇+コメディパフォーマンス。 技が云々ではなく、そのしょーもなさが可笑しかったです。 しかし、最前列に座って観ていたら、引き出されて踊らされてしまいました。 サイトを観ると、小屋でやった方が面白そうなネタもあって、気になります。
La Trop Courte Histoire de l'Homme-Calebasse
11/1 16:00〜
France の2人組による、生演奏+ジャグリング・パントマイム。 あまりコミックでないので客のウケが悪かったけれども、 こういう繊細な表現も良いと思いと思います。 演奏する楽器も、ディジェリドゥーや親指ピアノ、と渋めで良かったです。 こういうのは、小さいハコで演劇的にやっても良いように思いました。
ちなみに、フランスでのレヴュー
Inko'Nito et Cie des Quidams
Rêve d'Herbert (Herbert's Dream)
11/1 18:30〜
France のスティルト5人組によるダンス的なパフォーマンス。 技が高度、というより、照明を内蔵したバルーン状の白い衣装の 造形的な面白さと動きの面白さの組み合わせが、とっても良かったです。
11/1 19:15〜 & 11/2 19:15〜
France のマーチングバンド+女性クラウン。 演奏しながら客をかきわけて登場し、クレーンに吊るされた巨大なモービルに乗って、 空高く演奏に乗って女性クラウンによる空中ブランコ。 規模の大きさだけで持っていかれてしまった、という気もしましたが、 ダイナミックで優雅な素晴らしいスペクタクルでした。
11/2 10:30〜
Germany のクラウン。客いじりはほとんどせずに、 ロマンチックなジャグリングとパントマイム。 朝一番ということもあってか、技の切れがいまいちだったのが、残念でした。
Faunèmes
11/2 11:15〜 & 11/3 11:45〜
France のカンパニーによる野外無言劇。衣装の中にスピーカーを仕込んで、 効果音だけをうまく使いながらパフォーマンスを展開。 音と動作の組み合わせや、客いじりの間合いなど、とても面白かったです。 ちなみに、初日は短いヴァージョンでしたが、二日目は長いヴァージョン。 二日目のステージを移動しながらのパフォーマンスは一時間余り、 小雨の中でしたが、ちょっとSFがかった野外劇が堪能できました。 しかし、音のシンクロのさせかたなど、その実現方法など気になりました。 喉にコンタクトマイクを仕込んで、 ポケットの中にコントローラーを入れていたように見えましたが。
The Art Of Food
11/2 11:45〜
Australia から来た調理器具とニンジンを使った音楽パフォーマンス。 単に叩いたり吹いたりして音を鳴らすだけでなく、 サンプラーやデジタルループを使ってリズミカルに音を組み立てていきます。 Matthew Herbert のパフォーマンスをコメディ大道芸寄りにした、という感じでしょうか。 けっこう面白かったのですが、客の方のノリがいまいちだったような気がしました。
11/2 12:30〜
Canada のメーキャップ・アーティスト。 フェスティヴァルだし、ハーフフェースで描いてもらいました。 というわけで、2日は午後はずっとメーキャップした顔で観て歩いてました。 けっこう声を掛けられたり…。
The Bells
11/2 13:15〜
Australia からの5人組による無言劇。ユダヤ人な格好で、 吊るされた綱を引いて鐘を鳴らす音と動作で、パフォーマンスを組み立てていました。 もっとアクロバティックな動きもするかと期待していたところもあって、 いささか地味に感じてしまいました。
11/2 14:15〜
高さ4mの一輪車に乗ってのファイアトーチのジャグリングが決め技の、 Canada/Holland のジャグラー二人組。 野毛とかで何回か観たことがあるコンビだったのですが。 久々のコンビ再結成ということで、 久々に観ることができたのですが、やっぱり楽しかったです。 「この技はとってもあぶなーい。あ、な、た、た、ち、がー。」というか。
11/2 15:15〜
Australia の巨大パペットというか被り物を被ってのパフォーマンス。 ほのぼの、で、ちょっとグロテスク。
11/2 17:00〜
France の男女2人組による空中芸。 空が暗くなる17時を待ってパフォーマンス開始。 モービル状に繋がったブランコとバーを使って、 優雅なスペクタクルを楽しませてくれました。 衣装がとてもバウハウスっぽかったのも印象的でした。 ロマンチックな感じとそれを突き放すようなモダンな感じのバランスが良かったです。
ちなみに、違う演目、Fée l'Un pour l'Ogreフランスでの紹介記事
11/2 18:00〜
France のカンパニーによる街中ハップニング。 軍服、というか、特殊部隊の格好をしてビルの上から綱を伝って降りてきて登場。 そのまま街中をどたばたを動き回って、突然、「だるまさんがころんだ」をしたり。 で、最後は店の軒上からヌイグルミの犬を救出しておしまい。 意外と可愛らしいパフォーマンス、というか。
ちなみに、フランスでの紹介記事
11/2 18:30〜
Australia から来たというちょっと音楽入ったコメディ3人組。 単なるバカな魚、と称して、 ドゥワップしたりチューブを細工した楽器を吹いたりしながら、 変な仕草で歩き回ったり、客を弄って茶化してちゃかしたり。 日本語ネタをよく仕込んできたなぁ、とちょっと感心。
11/3 13:00〜
Germany からのスティルト+アクロバット2人組。 高足パフォーマンスを期待していたのだけれども、 ちょっとしたジャグリングとアクロバットを披露しただけ。 雨の中ということで、他のパフォーマーが軒並み中止となる中で頑張ってました。