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大道芸ワールドカップ in 静岡 2004

Text Last Update: 2004/11/07 | 撮影 on 2004/11/06 in 静岡市内

パフォーマー名演目名については、自分で調がつけられたものについては、 パフォーマーの公式サイトや、 海外の大道芸関係のフェスティヴァルのプログラムなどで一般的に用いられている 表記に従っています。 調べがつけられなかったものについてのみ、 大道芸ワールドカップ in 静岡 の公式サイトや公式パンフレットに 用いられているものを用いています。 日本の大道芸関係のフェスティヴァルで、 パフォーマー名や演目名がいかにいいかげんに扱われているかについては、 ここをお読み下さい。

11/6, 11:30〜 @ 常磐公園
Bencha Theater photo 1.jpg Bencha Theater photo 2.jpg Bencha Theater photo 3.jpg
オランダ (Netherlands) の空中芸 (aerial act) とアクロバットのカンパニー。 この演目では男性1人女性2人で ティッシュ (tissue; 布) を使った空中ダンス・アクロバットを見せました。 ティッシュの色もパフォーマのダイナミックな動きもシャープに映えます。 空が開けた駿府公園で観たかったです。
11/6, 12:00〜 @ 常磐公園
Alan Sulc photo 1.jpg
ちょうど14歳の誕生日だったというチェコ (Czech rep.) 出身の少年ジャグラー。 技は出来るだけれども単にそれを見せるだけなのは、この歳では仕方ないかな。
11/6, 12:30〜
Sofia Tsola photo 1.jpg Sofia Tsola photo 2.jpg
ギリシャ (Greece) 出身の女性パフォーマー。 トラペーズ (trapeze; 空中ブランコ) しながら セクシーに "16 Tons" や "Fever" といった jazz ナンバーを歌います。 トラペーズしながら安定して歌えるとは凄いと思いますが、 技というより雰囲気で観るものなので、昼の野外ではなく夜の劇場で観たかったです。
11/6, 13:00〜
Akita photo 1.jpg
ドイツ (Germany) 出身の女性パフォーマー。 日本のアニメか戦隊物に出てくる女性戦士をイメージしているのでしょうか。 ヴァーティカル・ロープ (vertical rope) をしながら、格闘技風のアクションです。
11/6, 14:00〜
Luka Luka photo 1.jpg
ドイツ出身の女性ジャグラーとイギリス (England, UK) 出身の男性ジャグラーのデュオ。 特に客弄りしたりコミカルなアクトをしたりせずに、ジャグリングの技だけで見せます。 しかし、それだけだといささか地味です。ダンスやアクロバットの要素がもっとあればとも思いました。
11/6, 15:00〜
Circo Imperfecto photo 1.jpg Circo Imperfecto photo 2.jpg
スペイン (Spain) の男性2人女性1人のカンパニーです。 このステージでは、"Imperfecto" の名のとおり完璧な技を見せるのではなく ダメっぽくコミカルな感じで見せる楽しいアクロバット・ショーでした。
11/6, 15:30〜
Andrey i Natalia photo 1.jpg Andrey i Natalia photo 2.jpg Andrey i Natalia photo 3.jpg
ウクライナ (Ukiraina) 出身の Andrey Ivakhnenko と ロシア (Russia) 出身の Natalia Leontieva の2人組ですが、 特に2人が絡んだ演出はなく、高度な技で見せるショーでした。 トゲトゲの付いた赤衣装の Andrey はローワイアー (low wire) の上でのバランス芸、 ワイアーの上に乗ってジャグリングするだけでなく、 一輪車乗りや梯子乗りまで見せました。 一方、Natalia は玉乗りしながらのフープ (hoop)、 最後には20個近くを回していました。
11/6, 16:15〜
Les Acrostiches photo 1.jpg Les Acrostiches photo 2.jpg
フランス (France) からの3人組。 2001年の Avignon Public Off で劇場公演を観たことがある (レビュー) のですが、その公演の構成要素からジャグリング、アクロバット、歌芸を軽めに披露。 高度な技に織り込まれた表情やさりげない仕草ややりとりがコミカルで楽しめました。 しかし、仕方ないことだとは思いますが、よく構成された劇場版に比べ 今回はちょっとした技見せに過ぎないとも感じました。
Tuch: Nomadin der Lüfte
11/6, 17:00〜
Christina Wintz photo 1.jpg Christina Wintz photo 2.jpg
ドイツ (Germany) 出身の女性パフォーマー。 床でリボンを演技してから、ティッシュ (tissue) で空中アクロバットを。 鳥をイメージしたゆったり舞うような演技が楽しめました。 日没後にフラッシュ無しで撮影したため、 動きのある所はブレています。
11/6, 17:45〜
The Wrong Size photo 1.jpg The Wrong Size photo 2.jpg
イギリスを拠点とするスティルト (stilt) と空中芸のカンパニー。 イギリスとノルウェー出身の2人の女性パフォーマーによる ティッシュのデュオを予定していたようですが、 片方のが初日に腰を傷めてしまったとのことで、ソロでの演技でした。 セクシーというよりちょっと可愛らしいという感じの演技でした。 日没後にフラッシュ無しで撮影したため、 動きのある所はブレています。
11/6, 18:30〜
The Flying Lotahs photo 1.jpg
オーストラリア (Australia) の空中芸のカンパニーです。 今回はクレーンで吊下げた円盤状宇宙船模型の下で 女性パフォーマーがトラペーズを、 男性パフォーマーが模型上でアクロバットを見せました。 地上十数メートルはあろう高さでパフォーマンスは凄いと思いましたが、 音楽を含め演出にいささか安直な印象を感じさせる所があったのが残念。