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マレーシア
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(クアラルンプール)


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クアラルンプール Page4

クアラ・ルンプール
クアラ・ルンプール(通称「KL」)とは、マレー語で「泥の川の合流地」という意味で、マレーシアの首都として急速に近代的発展を遂げている。
19世紀中頃、クラン川とゴンバック川の合流地でスズが見つかり、クアラ・ルンプールはスズ鉱山の町として開拓された。採掘された鉱石を川の水で洗った為、泥水の川となり、「泥の川の合流地」という名が付いたと云われる。
1974年、連邦政府の直轄地となり、1996年に「KLタワー」、1998年には「ペトロナス・ツイン・タワー」が完成した。近代的な高層ビル群の中に、イギリス統治時代の歴史的建造物も残り、モスクや寺院も混在する、多民族国家の独特の景観をもつ。
プトラジャヤ

クアラ・ルンプールから約30km南に位置する美しい都市「プトラジャヤ」。
国家最大のプロジェクトとして、1995年よりプトラジャヤが行政都市として
開発が進められ、1999年に政治・行政の中心がクアラ・ルンプールから
プトラジャヤへ移転が開始した。都市の38%を緑地として保存するように
計画されていて、豊かな緑の中で野鳥や動物なども生息している。


ホテルからのプトラジャヤの眺め

前日マラッカでのハプニングで皆疲れて、午前中のオプショナルツアー
は中止になり、クアラ・ルンプール郊外プトラジャヤのホテルでゆっくり
ホテルライフを楽しむことになりました。


プトラジャヤ・マリオット・ホテル

(24枚)

クアラ・ルンプール
クアラ・ルンプールの街

左にKLタワー、右にペトロナス・ツイン・タワーが見える。
クアラ・ルンプールのシンボル ペトロナス・ツイン・タワー

(KLタワーからの眺め)
ロイヤル・セランゴールピューター工場
マレーシアの伝統工芸品 ピューター(スズ製品)

ピューター製品の制作の様子

ギネス登録の世界一大きいピューター製ビアマグ
王宮
王宮

スズで財を成した華僑が1928年に建てた住居を後に国が
買い取って王宮となった。(日本軍が使用していた時代も
あった。)国王は5年任期で各州のスルタンから選ばれる。
宮殿になるくらいの住宅を建てた華僑の財力には驚く。

残念ながら、内部は見学できない。
国家記念碑

国家記念碑 入口の門

国家の紋章
5つの州のシンボルから成る

無名戦士の記念塔
 マレーシアの3つの戦いの年が刻まれている。
1914~1918年
1939~1945年
1948~1960年
(1942年に日本軍がマラヤ全域を
占領したことも忘れてはならない)


マレーシア独立の象徴 国家記念碑

マレーシア独立戦争で戦死した
兵士達の功績を讃える記念碑。
(第2次世界大戦後、1948年にマラヤ連邦が発足したが、
連邦の独立に共産党が反発し、12年戦いが続いた。)
1957年独立宣言

国家記念碑
硫黄島記念碑の作者でもあるアメリカ人彫刻家
フェリックス・デ・ウェルドンの作品。約15m。(1966年制作)
国立モスク(マスジッド・ネガラ

星状の形の青い屋根のモスク(右奥)と高さ73mの尖塔が象徴的。
礼拝中の為、中には入れなかった。

スルタン・アブドゥル・サマド・ビル(旧最高裁判所))
1894~1897年建築。イギリス統治時代は連邦事務局だった
が、その後最高裁判所、現在は通信、文化省のビル。
イギリスのビクトリア様式、イスラムのムーア建築様式、
インドのムガール様式の融合したKLの象徴的建物。

国立織物博物館(旧鉄道事務局)

1905年建築。外壁の縞模様はイギリスから、ドームはインドの
ムガール様式。マレーシアの民族衣装、装飾品などを展示。

ムルデカ・スクエア(独立広場)
1957年8月31日 独立宣言された歴史的場所。ムルデカはマレー語で独立の意味。
建物はイギリス統治時代に建てられたクラブハウスで、広場はクリケット競技場だった。
マレーシアのシンボル 2つのタワー
KLタワー

1996年完成。高さ421m
(コンクリートのタワーとしては世界一)。
イスラム伝統建築を参考にしたデザインで、276m
の展望台からは360度のパノラマが楽しめる。

このページのクアラ・ルンプール 2枚目の画像が
KLタワー展望台からの眺め
(ペトロナス・ツイン・タワーが見える)。
夜景

ペトロナス・ツイン・タワー

89階建ての高さ452m(ツインタワーとしては世界一の高さ)。
タワー1は日本、タワー2は韓国、連絡橋はフランスの
建設会社によって造られた。1998年完成。
国営石油会社ペトロナスの本部オフィスビル。
連絡橋のみ展望可能。(地上170m)


夜にはタワー全体が光り輝き、昼とはまた違った美しさですね。
夜景

KLタワー(左)とペトロナス・ツイン・タワー(右)

クアラ・ルンプールのハイライト
2つのシンボルタワーがひときわ目立ちます。

ニョニャ・クエ(ニョニャのお菓子) 「ケキ・ラピス
マレー語でケキはケーキ、ラピスとは層の意味。
カラフルな層になっているのが特徴。ニョニャ・クエ
の中で代表的な「クエ・ラピス」は紅白の層になっ
たウイロウの様な菓子だが、この「ケキ・ラピス」は
バウムクーヘンの様な味と食感。

マレー料理 サバカレー(右上)はキュウリなどの野菜、
小麦粉+卵+バターの生地を薄く焼いたロティ・チャナイ
(左)やご飯と一緒に頂く。
(バイキングなので、デザートも一緒に入れた)
マレーシアはマレー、中国、インド、少数民族の多民族国家であり、
また西欧の国々が統治してきた歴史もあり、それぞれの民族の文化
や伝統が残るだけでなく、それらが融合された独特の文化も作られて
いるところにこの国の特徴がある。
また、近代化の進む大都市クアラルンプールから少し離れると、まだ
手つかずのジャングルが残り、自然の中の質素な家で昔ながらの生
活をしている人々もいる。昔と今が共存している様な錯覚を覚える。
ジャングルにはドリアンやランブータン、ヤシの実などが自然に生り、熱
帯の大自然の恵みを感じた。何もなくても生きていけそうな気がする。

ひとことで言い表せない多様性がこの国の魅力でもあり、旅行者はい
くつもの国を旅したかのような盛りだくさんの経験ができ、ちょっと得を
した気分になる。
前にもマレーシアを旅した方が、以前とは風景が全然変わってしまった
と残念がっていたが、歴史や文化が近代化の波に飲まれないよう、また
美しい自然を残していってほしいと思う。

最後に一言。
日本に比べるとトイレ事情はあまり良くなく、また海の近くの店ではお茶
の中にボウフラの様な虫がピクピク泳いでいて、びっくり! 
やはり日本は清潔で、安全で住みやすい国だとつくづく思った。
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