
 南イタリア ![]()
ポンペイ、アマルフィー、ナポリ、カプリ島
アルベロベッロ、マテーラ、ローマ
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アルベロベッロ、マテーラ

アルベロベッロの トゥルッリ (とんがり屋根の家)
| このページでは、住居として興味深い、共に世界遺産の「アルベロベッロのトゥルッリ(トンガリ屋根の家)」と「マテーラのサッシ(洞窟住居)」をご紹介します。 | 
    
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| 3 | アルベロベッロ、マテーラ | Page3 | 
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| アルベロベッロ(世界遺産) イタリア地図(上記)のかかと部分にあたる所がアルベルベッロ 
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 トゥルッリ断面図  | 
      
 中央が井戸への雨水導入口  | 
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| 屋根から雨水が壁の中を通り、家の下の井戸へ溜まる仕組みになっている。 | ||||
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 ポポロ広場からのトゥルッリ群の眺め  | 
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 市庁舎  | 
      
 ポポロ広場 市庁舎前で楽隊が演奏  | 
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トゥルッリの町で茶色の壺をよく見かける。 壺はオリーブオイル等の保管に使われる。  | 
      
 サンタルチア教会 女性の聖人「サンタルチア」が奉られている  | 
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楽隊のお兄さん達がポーズ!  | 
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 屋根の先端の飾りと、屋根に描かれた絵 (絵はシンボル化した魚、鳥、心臓等、また ギリシャ語で神を表す文字等が描かれている。)  | 
      
 左の屋根:キリストの心臓、 中央:木星(射手座)、 右:世界を象徴する門の中のキリストを表すIHS IHSとは"Iesus Hominum Salvator"(人類の救い主イエス) 魔除け、呪術的意味があるとされる。  | 
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 立体的で素敵な宣伝  | 
      
 5月の花々も白壁に映えて美しいですね。  | 
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トゥルッリの街並み  | 
      トゥルッリの土産物屋やレストランが並ぶ  | 
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| トゥルッリの内部を拝見!(Yoko's Shop) お店にはトゥルッリの形のパスタや小物など、可愛いお土産があります。  | 
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| プライベートルーム | ||||
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| 内部は意外と広く、素敵なお部屋です! | ||||
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 屋上より  | 
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 屋上からの市街の眺め  | 
      
 煙突トップのデザインも面白い  | 
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 牧草地を抜けて、次は「マテーラ」へ  | 
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| マテーラ (世界遺産) 洞窟住居(サッシ)の町、マテーラを訪れて、 まずは、数えきれないほどのサッシ群に圧倒される。 
 
 戦後は南イタリアの貧しさの象徴、近代化イタリアの恥部とも云われたが、 その景色は幻想的であり、強く印象に残る。 ここは、イエス・キリストが処刑 されるまでを描いた映画「パッション」他、「マリア」、「オーメン」、「ベン・ハー (2016)」等、キリストに関する映画のロケ地として多く使われ、また宮崎駿監督 が「天空の城ラピュタ」を思いついたとも言われ、景観としてとても興味深い。  | 
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| マテーラのサッシ(洞窟住居) | ||||
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 左奥に見えるのがドゥオーモと鐘楼  | 
      
 丘斜面の洞窟住居サッシ群  | 
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| 丘の上にはドゥオーモ(大聖堂)や教会、美術館、レストランなどのお店がある。 裕福な人々は高台に住み、貧しい人々は洞窟住居に取り残された。  | 
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 銅細工師  | 
      セディーレ広場 16世紀に建てられた旧市庁舎、現在音楽学校  | 
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 パン屋さん(Panificio)の前の巨大なパン マテーラのサッシの形にも似ているような? 「マテーラのパン」はこの町の自慢のパンです。 特産のリコッタチーズ、蜂蜜と一緒に食べる。  | 
      
 「ランフランキ宮殿」 この中に「バジリカータ州中世・近代美術館」がある。 宮殿左側に展望広場があり、そこから マテーラの洞窟住居群が見渡せる。  | 
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 奇妙な形の岩。よく見ると上に十字架が。 →  | 
      
 洞窟教会「サンタ・マリア・デ・イドリス教会」でした。  | 
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| 丘を下りて行きます。 | ||||
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 洞窟住居(サッシ)の中に入ってみましょう。 1956年まで住居として使われていました。 当時の農民の生活の知恵と厳しさがわかります。 サッシの特徴は上下水道がなく、家内部に家畜スペースがあること。  | 
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 狭い入口を入ると、  | 
      
 高さのあるベッドと整理ダンス。  | 
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 機能的にまとめられた台所  | 
      
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 この部屋の右側が家畜スペース ➝  | 
      
 家畜スペース。人畜同居だった。  | 
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 雨水を内部に入れる工夫がされている。  | 
      
 当時の人間とロバが家屋内に住む様子  | 
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| 戦後、農地解放前の小作農民が住んでいたが、当時は電気も水道もなく、 貧しい、現代文明から取り残された人々の住居だった。  | 
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| また、丘の上へ。 | ||||
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 「サン・フランチェスコ・ダッシジ教会」 「チヴィタの丘」に建つ。 バロック様式。12世紀に創建。その後改築、18世紀に完成。 ファザード上部に天使に囲まれた聖母の彫像がある。  | 
      
 「サン・フランチェスコ・ダッシジ教会」前 「フランチェスコ広場」 13世紀、ドイツの王フリードリッヒ2世がこの地方を 愛したために、短期間だけ文化や芸術が発展した。 チヴィタの丘は、かつて町の中心で、貴族たちの邸宅があった。  | 
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 「ヴィットリオ・ベネト広場」  | 
      可愛いジェラートが店の看板  | 
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 町の裏側に広がるグラヴィーナ渓谷 渓谷の岩肌にも無数の洞窟住居の跡が見られる。 トルコ カッパドキア地方のカイマクル地下都市に似た光景だった。  | 
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| おとぎの国の様な可愛らしい住居の町「アルベルベッロ」と、時が止まった様な巨大な洞窟住居の町「マテーラ」 南イタリアの対照的な2つの町を訪れ、それぞれに地域の歴史や文化を知る再発見の一日でした。  | 
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