『風の歌を聴け』

『1973年のピンボール』

『羊をめぐる冒険』

の哲学!


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♪ ひつじ・わーるど
◆ もうちょっと、ハルキ
☆ 哲学的!ハルキ
○ 哲学的?エッセイ
♪ 羊通信



村上春樹の一貫してる主人公の”僕”って、

”僕が一歩踏み出すと、決まって、誰かを踏みつける”

みたいな自覚があって、それゆえ、他者に向かって

”一歩踏み出さない”

ことを誓って生きてるヤツでしょ。




で、それに関係した主張が、いろんなシーンでくり返えされてて。

「殆どだれとも友達になんかなれない」
 それが僕の1970年代におけるライフスタイルであった。
 ドストエフスキーが予言し、僕が固めた。

                      ・・・『1973年のピンボール』
とか。

「私には何もないわ」
 「失くさずにすむ」

「楽しくないの?」
 「どうかな? 考えたこともないね」

てな具合に、とにかくクール?に見えるんだけど、
その”クール”でいられる、または、クールに見えるスタンスのポイントをポロっと
披露してるとこがあるでしょ。

「遠くから見れば、」
 「大抵のものは奇麗に見える」

っていう女の子との会話の中のコトバとか。




そいでもって、友達の”鼠”が

「みんながそんな風に問わず語らずに理解しあったって何処へもいけやしないんだ」

と言って街を出て行く・・・。 これが、実を言うという深く大きな伏線。
『羊をめぐる冒険』で、主人公の”僕”に、一歩を踏みださせるための ”鼠”の仕掛
けのスタートになるわけですね。




などと、勝手に解釈してますが、何と言っても、ボクは春樹ワールドファン。
結局、言いたいのは コレだけっだたりする。(^_-)


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