存在を周知せず管理者の承諾を受けた人のみ利用できるメーリングリスト
社員への連絡やサークルの打ち合わせなど内輪の活動に有用
非公開型のメーリングリストでは、入会処理は管理人を介して行います。したがって、管理人が承認しない人はメーリングリストへ登録できないため、部外者の参加を完全に防げます。入会を希望する際は直接管理人にメールや口頭で依頼します。あるいは、メールフォーム形式のウェブページを用意して必要事項を記入してもらう方法もあります。メーリングリスト管理ソフトや開設サービスのシステムによっては、管理人による承認形式に設定しておくと同様の手続きができます。参加者のメールアドレスを変更したいときも管理人が作業しなければなりません。退会処理も同様ですが、必要に応じて参加者自身で手続きができる自動処理にしてもかまいません。
非公開型のメーリングリストは、事務作業をすべて管理人自身が行わなければなりません。そのため、少人数でメンバーの入れ替わりの少ない活動であれば支障はありませんが、人数が多くメンバーの入れ替わりが頻繁な場合は事務処理も増えるため注意が必要です。活動規模と目的を絞った連絡手段として活用していくのが最適です。