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日記 1999 8/15〜8/31

8/31(火)

”円谷英二”って本当に凄い人だ

先日、ノモンハン事件の関係で円谷英二にふれたところ、
D氏から円谷英二に関するメールを頂きました。
ありがとうございます。
以下、D氏から頂いたメールを掲載します。
改行は私がしました。他は原文のママです。

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円谷監督はかの長谷川一夫が「林長二郎」という芸名で活躍していた頃から、
現場におられた方で、当初はただの撮影技師でした。
ところが、1933年の白黒版「キング・コング」を観て以来、
特殊技術に関心を持たれ、独自に研究を重ねるようになったのです。

しかし、旧態依然とした撮影所の方針に合わず、
閑職に追いやられていたところへ、その実力を発揮する機会が来たわけで、
それが昭和17年の「ハワイ・マレー沖海戦」をはじめとする戦時中の戦争映画でした。

「ハワイ」は真珠湾攻撃の1周年記念映画として、
早くから企画されていたのですが、
肝腎の報道班を攻撃に連れていかなかったため、
代わりに円谷監督の特撮で攻撃シーンを再現したわけです。

戦後、同作品のフィルムを没収したGHQをして、
「これは実写か?」と言わしめたほど、当時としてはすぐれた特撮シーンで、
大ヒットしたわけですが、円谷監督や本編の山本嘉次郎監督は
「この映画を観て戦争に行く気になった若者が多くなったかもしれない」と後悔されていたとか。
その戦争に対する円谷監督の思いが後の「ゴジラ」に繋がったのだと思います。

「ゴジラ」の公開された昭和29年から、
遺作となった昭和44年の「日本海大海戦」までが
円谷監督の全盛だったのではと思います。
器用な監督のこと、今生きておられたら
CGを駆使した斬新な映像を産み出していたかも知れません。
===================================

どうもありがとうございました。Dさん。

そこでgooで調べたところ250件あって、ほとんどは以下のページの記事である。
鈴木和幸さんの円谷英二さんのページ
円谷英二に関する著作もあるという鈴木さん。愛情が感じられます。
生誕地、福島県須賀川市には2001年に円谷英二記念館が設立されるらしい。

上記のページから円谷英二年表を作ると以下のような感じである。
日本映画というと黒沢明の名前がでるが、
こうやってみてみると円谷英二は凄い人であることがわかる。
関わった映画、テレビ番組の本数などのデータはみつからないが、
膨大な数になることは間違いない。

幼少の頃に飛行機に出会ったのが、この人の生涯を決めたようだ。
相当、手先が器用だったようで、絵もうまかったらしい。
ちょうど上手い具合に天職に出会った感じがする。
考えてみると、黒沢明より日本人に対する影響が大きかったかもしれない。
ほとんどの日本人は、黒沢明を見る時間より、
円谷英二の作品を見る時間のが長いに違いない。
とにかく凄いぞ、円谷英二


1901年生まれ
1909年 日本で初めて飛行機が飛んだのを知って飛行機ファンとなる。
模型作りは小さい頃から上手かった。発明家志望。

小学校を出て就職し、その後、日本飛行学校(学校とイベントをする会社)へ転職。
飛行学校廃校で、おもちゃ会社へ。英二が製作したおもちゃ「スクーター」が人気商品に
花見で喧嘩の仲裁で出会った、天然色活動写真株式会社の枝正義郎から入社を請われる。
枝正義郎のもとで働く。

1921年 甲種合格で会津若松歩兵連隊に入隊
1923年 兵役終了 家に帰るがすぐに上京。

松竹傘下の衣笠映画連盟の所属。
監督、カメラマン、主演、俳優がそれぞれデビュー作という「稚児の剣法」で
英二はカメラマンを担当。これがヒットする。

1938年 ノモンハン事件をもとにした「燃ゆる大空」の爆撃シーンの撮影を担当。
この頃、たくさんの特撮を経験する。

1947年 戦争責任で公職追放処分となり、円谷特殊技術研究所を設立
      「透明人間現わる」などいろいろな特撮を請け負う。

1952年 公職追放指定が解ける

1954年「さらばラバウル」本多猪四郎監督と製作。快作となる。
1954年11月3日「ゴジラ」公開。大ヒット。海外でも大ヒット
      外貨を稼ぐ唯一の映画となる。

1960年「ハワイ・ミッドウェイ大海戦・太平洋の嵐」

1963年 株式会社円谷特技プロダクションを設立
「ウルトラQ」、「ウルトラマン」などのヒット作を製作する。
1970年 69歳で逝去


*以上、適当に抜粋しました。もっと知りたい方は上記のページを参照
なんか、この人の伝記映画を見たくなってきた。
誰か作らないかなあ


8/30(月)

NHK 世紀を越えて 地雷の話
地雷
戦争の話の中でも最も陰湿な感じがする話です。
アンゴラの人口1100万人。
その土地には地雷も同じくらいの数、埋まっているらしい。
地雷で死傷した人数10万人。約100人に1人である。
全世界では毎日70人、地雷にやられているとのこと。


アンゴラの内戦は今も続いており、地雷はまだ増え続けている。
ダイヤモンド鉱山は反政府勢力、海洋油田は政府勢力が押さえており、
その金で地雷などの武器を入手している。
アメリカ、ロシアが介入しなければ、これほどのことにはなっていなかった。
アメリカ、ロシア、中国は地雷撤廃条約に調印していない。
アメリカ、ロシアの責任は重いと思う。

地雷はアメリカ製のもの1個200円くらいと格安。
取り除くのは大変で、完璧に除去するには手作業が必要となる。
今のペースでは1000年?!かかるらしい。

驚いたのはロシアとアメリカの地雷開発者の話である。
ロシアの地雷開発者
「膝より下が飛ぶくらいの破壊力がいいんです。
殺してしまうより、負傷者を助けたりすることで相手の攻撃力が落ちますから」
アメリカの地雷開発者
「必要なんだから作りました」
と特に反省の弁はない。

テレビの編集でその部分はなかったのかもしれないが、
やはり反省の弁を聞きたいと思った。
地面から飛び出して、散弾銃のように銃弾状のものが飛び出す地雷。
クレイモア・・・・ある方向だけに銃弾状のものが飛び出す地雷。
人間が考え出すものは、恐ろしい。
このシリーズの中で、最も陰湿で嫌な気分の残る放送分であった。


セリエA
●ペルージャ対パルマ 1:1
ワウワウで放映しないので、フジテレビで30分間見ただけだ。
中田は好調そうであった。GKのマッツルティーニ?が良かった
パルマと引き分けたのは、いいスタートです。
パルマ、凄い補強してますから。

見ていると、やはり、Jリーグとはスピードが違う。
最近、Jリーグ人気が落ちたというのも無理はないと思った。
日本人はスピードがある。というが、Jリーグの試合はそうでもない。
ワールドカップ、セリエAを見た人にとってJリーグってかったるい。
もう少し、Jリーグもテンポアップした試合ができると思うけどなあ。

セリエAのちゃんとした放送を見たい。やはりスカパーに加入するしかないのか?
ワウワウでずーーとセリエA見てきたのになあ。

●ベネチア対ウディネーゼ 1:1
試合みてない。ウディネーゼに引き分けはいいんじゃないですか?


8/29(日)

フルーツサンデイ NHK第2 日曜午前11時
偶然、上記の番組を見た。
つぶやきシロー司会の子供番組である。
つぶやきシローのまわりに宇宙服っぽいのを着た子供達が8人くらい。
それで番組を進めていく。

驚いたのは音楽の質である。プリンス調の曲で子供達が歌う。
結構、曲も良く、歌も踊りうまい。
なんか世の中変わったなあ、という感じである。
黒人の子供がラップやってるし。
なかなか、よろしい。
第2のダンゴ兄弟になるかな? 無理かな
という気がしたぐらいである。

つぶやきシローもなんとかうまく司会をしていた。
と思ったら、次の番組でガダルカナル・タカが司会をしていた。
NHK、捨て身だな。何かが変わったらしい、NHK


建築家 伊藤忠太・・・・TV『世界不思議発見』
築地本願寺、湯島聖堂、一橋大学兼松講堂を設計した建築家、伊藤忠太を紹介していた。
外国にいって鼻の高さ、形状を記録していたのは面白い。
おもしろかったので、インフォシークで検索したが、
30件ほどしかない。以下に集めた情報を列記する。

法華経寺聖教殿(千葉県市川市)
大倉集古館(財団法人 大倉文化財団)東京都港区虎ノ門2

廃線跡を旅する からの情報は以下のとおり。このページは面白いです
明治神宮、東京国立博物館、旧国鉄大社線大社駅(現在廃線)も設計
大社駅は、黒を基調とした瓦屋根をもった白壁木造大社造り


結構、有名どころを設計しているが、意外と情報が少ない。
建築界では、少し異端になるのだろうか?


ついでに ばか建築 のホームページを発見。
まあまあ笑える。


8/28(土)

椎名林檎 コンサート情報
椎名林檎のコンサートメンバーのインタビューの話である。
「一番前に両手に手錠した人がいるんですよ」
「その横には 顔に大きく『否』と書いた女の子がいますしねえ」
なかなかのものである。
この2人ともセンスがいい。
やっぱ行けばよかったなあ、コンサート。

先日、椎名林檎ファンクラブ『風雲ディストーション』
の入会申込書が届いた。
入会金と1年会費で6300円である。
うーーーん、CDが2枚買えるではないか。
会報年4回、コンサートチケットの先行販売、会員証、グッズプレゼントというのもある。
しかし、今回はやめた。なんか、もうひとつ、そういう気になれない。
最近は、このあたりも結構、商売になるんだろうなあ、と思った。
少し冷静である。郵便切手160円を使った情報でした。


ネアンデルタール人
NHKの人体をビデオで見る。
6万年前に花を手向けて埋葬したらしい。
3万年前にクロマニヨン人が登場?!
前頭葉が発達したものらしい。そのまま現代人につながっている。
3万年前って、ほんの少し前ではないか? 我々自身も変化しつつあるのだろうか? きっとそうに違いない。


8/27(金)

2000年に嫁が誤作動?!
「私も誤作動するわ、2000年」
と嫁がのたもうた。
嫁もこの世に発売されてから○○年たつので、仕方ないかもしれない。
そこらへんのコンピュータより相当歳をくっているのだ。
しかし、誤作動宣言することもない。
しかし、誤作動することがわかっていれば、それはそれでいいかも。
こちらとしても心構えができる。

本物の2000年問題は、何にもないかもしれないし、
ハルマゲンドン状態になるかもしれない。
恐ろしく可能性の幅が広いのだ。
家庭内備蓄をしようと決めたのだが、
「やっぱり何にもなかったら、バカみたいだな」
という気持ちが心の隅に残っている。
この中途半端さが、たまらなく嫌だ。

その点、嫁の誤作動は本人が宣言しているから間違いない。
間違いなく誤作動するだろうし、その程度もしれている。
ありがたいことである。


キャプション『42才の変態』
先週の文春の記事、
「おさわりで逮捕、高校教師に前科続々」(P173 8/26号)を見ていたら、
その犯人の顔写真の下に『42才の変態』とキャプションがあった。
その通りなんだけど、少し笑ってしまった。
誌面を見ないとピンとこないかと思いますが、想像してみて下さい。

自分の顔写真の下に『42才の変態』と書かれると、
どんな気分がするものだろう?
せめて、名前にしてもらえないだろうか?
とか考えるんじゃないだろうか?
名前じゃなくて『42才の変態』と書かれちゃ、人間やめたくなる。
『42才の変態』に少し同情してしまった。
僕は今まで、これほど哀しいキャプションを見たことがない。


8/26(木)

毒ガス兵器工場の島、今はウサギの天国?!
青酸ガスのお話 NHK教育『20世紀の化学物質』

今回は面白かった。
以下、番組内容と感想をごっちゃに書いてみる。

青酸の話であった。青酸=HCN(シアン化水素)である。
意外と簡単な物質だったんだな、と思った。

中国には日本軍が残した70万本の毒ガス兵器が処理もされず、
今も残されている。
ひどい話である。
カメラマン相馬一成さんのページにある 遺棄毒ガス問題によれば、
「日本軍は中国で毒ガスを2000回以上使用、90000人が被害を被り、
毒ガス兵器を200万発を遺棄した」
とある。この事実については正確なデータがよくわからないらしい。


青酸ガス兵器(チャビン)は、昨年、沖縄で見つかったということである。
中国だけでなく、東南アジア全域に運んだらしい。


たしか、世界にはまだ恐ろしい量の化学兵器があるはずだ。
核兵器も核廃棄物も同じようにして、残っている。

第1次大戦以降に人類が製造した化学兵器、核廃棄物は
将来、おそろしいことになるのではないだろうか?
ダイオキシンは身近で恐ろしいようだが、こちらも相当なものだ。


瀬戸内海に 大久野島という小さな島がある。
太平洋戦争時代に青酸ガスなどの毒ガス兵器工場があった場所である。
未だに立ち入り禁止地区がある。
大阪書籍の社会科によれば、
地元の運動によって毒ガス施設の保存が決まったらしい。


ここにはこの毒ガス工場で被曝した人の政府資料がある。
現在でも10数名の人に後遺症があるようである。


現在、ここは島全体が観光地となっている。
毒ガス実験で使われたウサギが増えて、ウサギの天国?になっているらしい。
飼えなくなったウサギを捨てにくる人もいるとのこと。
ただし、この島には未だに毒となる物質が土の中にあり、
目がなかったり、障害を持つウサギが多くいるとの報告もある。

外国に化学兵器を放置したまま禁止条約に署名した日本の厚顔というページもある。
化学兵器を捨てた場所は日本国内では屈斜路湖、千葉県銚子沖など。
漁網にかかることもあるという。静岡、神奈川沖にも捨てたらしい。
油断禁物である。


H5C5N5はアデニン(DNAの塩基のひとつ)。
青酸=HCNが5つ集まったもの、といってもつながり方が全然違う。
しかし、要素は同じだ。面白いものである。


このテキストがNHK出版から届いた。
文字で読むと面白さが半減であるが、内容を確認できておもしろい。
ダイオキシン問題が最後の講義のようだ。


<メモ>
放射線影響研究所
日本ジャーナリスト協会賞
単独無寄港世界一周/ 鹿島郁夫70才の挑戦


8/25(水)

北野タケシ 泣く
恐るべしテレビ・リポーター。
タケシの母上逝去でテレビリポーターのつっこみは凄かった。
応援するような感じで、タケシを泣かせるようにし向けるテレビリポーター。
これぞプロだ。タケシの本物の泣き顔はもう見られないだろう。
でも、ちょっとしつこいなあ。タケシは後で怒るよな、これ。


キュウリ豚肉炒め 成功する
昼間の料理番組を見習って、キュウリ豚肉炒めを作る。
まず、キュウリを縦に二つ切り、スプーンで種をとる。
3,4センチぐらいに切って、油で炒めるオイスターソース、胡麻油使用。
大蒜と椎茸細切れを炒めて、豚肉を炒める、醤油、砂糖、オイスターソース、
塩、胡椒にて味つけ。
キュウリと合わせて、ネギみじん切りをいれて、少し炒めて出来上がり。
とてもおいしかった。お薦めです。


パトリック・コーンウエル『死因』を読了
面白い。
以前、NHKでコーンウエルのインタビューを見た。
なかなかの美人である。
今では、数人のアシスタントを使って、小説を書いている。
『死因』はダイビングから原子力の話まで、細かい描写や説明があって、
面白い。主人公のスカーペッタ、姪のルーシーなど配役もよくできている。
映画になりそうだが、映画になっているかは知らない。
エンターテイメントとして文句のつけようがない。

コーンウエルの趣味はヘリコプターに乗ること。


<メモ>
●バリ写真集『バリマジック』CD−ROM 写真家 古谷均
面白そうである。チェック。
●ついでに 東南アジアの子供の写真 フォトギャラリー


8/24(火)

ノモンハン事件(ハルハ河戦争)をインターネットで調べる
気になったので、ノモンハン事件を調べてみた。
いくつか気になったのを抜粋する。


ノモンハン事件 フィルム見つかる
モンゴルの博物館と映画センターでフィルムを発見したそうだ。
日本軍の死傷者2万人。
ノモンハン事件の関連では、
捕虜・抑留者のうち1600人がウランバートルの捕虜収容所で
極寒や飢えなどで死去。


中島97式戦闘機 活躍する
ノモンハンでは当初、空中戦で日本が優勢であったらしい。
そのとき活躍した飛行機がこれである。


映画 燃ゆる大空
ノモンハン当時に作られた映画。歌も映画も大ヒットしたらしい。
円谷英二が裏方で戦闘シーンなどを作っているという。
円谷英二ってそんな古い人だったのか?


モンゴルの歴史年表
・1274年元軍、日本遠征:元寇(ゲンコウ)〔文永の役〕 ◇暴風雨等で失敗
チンギス汗のあとのフビライ汗のころ、日本に攻めてきた。
これが神風の始まりだった?

・1992年2月 モンゴル国憲法施行、国名変更”モンゴル国”
モンゴルはつい最近、国名が変更したらしい。
知らなかった。

現在、人口:225万人、国土は日本の4倍。

「ノモンハンの夏」(半藤一利、文芸春秋社、\1,619) への書評
この本に関するページが多い。今度、読んでみよう。
多くの人が銀行の経営破綻などの責任が曖昧になってることを
ノモンハン事件と結びつけている。
半藤一利氏と猪瀬直樹氏との対談でも、そのことが話されていた。
日本のトップ陣は責任を取らない。
3銀行のグループ化でも、リストラされる6000人が割をくうだけだ。
確かにノモンハン事件後の陸軍の体制に似ている。

やはり、それはある程度、真実なのだろう、と思う。
戦争が終わっても、その当時の体質はそのまま引き継がれている。
政治家、官僚組織、大企業の経営陣の体質は、第2次大戦の頃と
それほど変わっていないのだろう。
個人の中にも、そのようなものが潜んでいると考えるべきだろう。
嫌になるが、そうなのだからしょうがない。


<今日の体重> 61.2kg 23% (1:30 8/25)

8/23(月)

自動販売機が禁煙を薦める
近くの自販機にケント1を2箱買いに行くと、ひとつ買ったら売り切れになった。
週に1回ほど、このようなことがある。
あの自販機はオレに禁煙を薦めているのかもしれない。
と最近、思っている。

「この人、最近、吸いすぎだなあ。もう、売るのをやめとこう。
”売り切れ”表示、点灯ーーーー」
ってな感じかな。

自動販売機の将来は、これに近いものがあるのかもしれない。
ボタンを押すときに指紋を判定して、個人情報を確認して、判断する。
「この人、糖尿病じゃん。これは買っちゃいけないよな。
はい、”お売りできません”表示、点灯ーーーー」
ということがあるかもしれない。

ずっと前に読んだ雑誌で
自販機ヘルスマッサージというのが書いてあったのを思い出した。
公衆トイレみたいなところで、お金を入れてマッサージ。
お手軽である。
これも将来、実現化するのではないか?
幸せか?


中国人の小説家 葉青(ようせい)さん
朝日新聞にでていた。 モンゴルの王族の末裔として生まれ、ロシア、オランダ、中国で暮らした。
日本語を学び、わずか4年で日本語で小説を書いている。驚異だ。
そういえば、最近、外人が書く日本語小説がいくつかある。
国際化といえば国際化だろう。
しかし、英語を勉強して10年以上だが、英語で小説なんか書ける訳ない。
凄まじい才能なのかもしれない。おそるべし

NHKの戦争特集を見る
核兵器の特集であった。
●アメリカの放射線バリア
高空で核爆発を起こし、放射能の膜をつくる。
そこを通過する核爆弾の核が放射能によって変化を起こし、不発になる。
というものだ。
これは実験でも有用だったが、
アメリカ全土をこれで守るためには数千発の核爆発が必要で
とりやめになった。

●ロシアの秘密基地アルザンス16 純粋水爆開発中
ロシアは未だに核開発中だ。
重水素を直接、圧縮する方法の水爆を開発中らしい。
担当者は素直にそう言っていた。
”アルザンス”って名前がなんか、とってもいい。
純粋水爆あるざんす。あ、ほんとにすいません。

それにしても、超大国は自分の実験がおわると
その実験を禁止する条約を結ぼうとしている。
まあ、当事者にとってはあたりまえだけど、弱者にとっては腹が立つ。


<今日の体重> 61.4kg 23%
一昨日、昨日と野球にでかける。

8/22(日)

インターネットの可能性。作家のメールマガジン

先日、 こちらのサイトで布施英利Bメールを申し込みました。
作家で美術評論家である
布施さんがひとりでやっているメールマガジンです。
申し込むと布施さん本人から返事がきます。

有料メールマガジンを、ひとりでやっている作家は、
布施さんだけかもしれません。
将来の作家の形のひとつかもしれません。
布施さんは「ひとりで作家・編集者・出版社・書店」
というキャッチフレーズでこのメールマガジンをやっている。

これは情報が早く、情報料が安く、
情報量が多く、情報内容の質が高くなることにつながる。
ぜひ、これからもガンバッテ欲しい。
2,3年経つと、布施さんはこのメールマガジンだけに絞り込む可能性もある。
インターネットの可能性を感じる企画である。

布施さんはアート、小説、ゲーム、自然関係のエッセイを雑誌に執筆している。
最近は、自然関係のエッセイが多いようです。
解剖学の養老先生の弟子でもあります。
関心のある方には是非ともお薦め。

8/21(土)

電波を体で受信する?
昨夜、セブンイレブンの帰り道。
道端の暗闇から『それでさーー ユウコのやつ・・・・』
と突然、男の声が聞こえてきた。
携帯電話で会話しているのである。

そのとき、ふと、
「今、この空には携帯電話の電波が飛びまくっている」
と思った。

携帯電話は1000万台を超えたというニュースを聞いた。
そうすると、近年、この空気の中には恐ろしい量の電波が増えたことになる。
そう考えると、この体が電波をキャッチすることもあるような気がしてきた。

突然、 「ケイコ聞いてる?
ユウコなんだけど、タカシうっざいのよねーー なんとかしてよ」
とか脳の中かから聞こえてくるかもしれない。
そうなったらどうしよう?
ただ、聞こえてくるだけだと困るよなあ。

と思って、嫁にその心配を話すと
「遠い将来はそうなるかもよ」
と嫁が答える。
確かにそうかもしれない。
100年後ぐらいには、頭に埋め込まれたアンテナで
電話を受信するようになるかもしれない。

そうなると、ときどき設定に間違いがあって
「ケイコ! あんた 最近 オヤジくさいいいい!!!」
とか頭の中で叫ばれたりしたらどうしよう。
と、また心配してしまった。


心配事の多い暑い夜である。


余談だが、といっても、すべて余談な訳だが、
ワイドショーで「CDプレーヤーが止まる交差点」を紹介していた。
その交差点に行くと、再生していたCDプレーヤーが止まったり、
音がブチ切れたりするのだ。
近くの家のクーラーも勝手に電源が切れるらしい。

その番組が言うには、
どうも近くにある携帯電話会社が建設した中継局の大きなアンテナが原因らしい。
そこから強烈な電波がでていて、障害を起こすとのこと。
携帯電話会社では、そんなことはない、というが
どうも、そういうことらしい。

最近、携帯電話の受信感度3本柱が元気に立っているのは、そういうことらしい。
この未曾有の電波量は、人類始まって以来であろう。
意外な障害があるかもしれない。
要警戒である。


<本日の体重> 61.4kg 24% (24:00 8/21)

<今日の体重> 60.2kg 25% (09:00 8/21)

8/20(金)

流れるプール もいいんじゃない?
先日、流れるプールへ行った。
1周100メートルくらいの緩やかな流れのプールである。
水深100センチ程。

浮き袋につかまって漂うこと、10周以上。
流氷の上のトドのように浮き袋に乗ったまま、漂うばかり。
それが結構、気持ちいい。
顔が陽に焼けてしょうがない。
ときどき元気な子供たちがはしゃいでいて、水がかかる。
そんなことも気にせず、ただ漂う。

おばさんたち3人が浮き袋の上に並んで寝転がっていた。
死体がころがっているようだった。
カップルが抱き合いながら流れていく。
おかしな浮き袋に乗った子供がはしゃぐ。

最近、どこの大型プールでも、この施設があるようだ。
泳げなくても充分、楽しめる。
川の疑似体験である。バーチャルなのである。
『波があるプールはないんですか?』
と係員に聞いている人もいた。

そう、とにかくバーチャルである。
キレイで危険がなく、快適である。
人が集まるのも無理はない。
それはそれでいいんじゃない? と思いつつ帰ってきた。
バーチャルでも水は本物、太陽も本物なんだから。
子供には本当の海と川に触れさせたほうがいいと思うけど。
おじさんには これで充分である。
もちろん、サイパンやバリや沖縄の海のがいいに決まっているが・・・・


8/19(木)

草野球 インターネット放送

私が所属している草野球チームはミューズ。
メンバーはほとんどがインターネットで集まった人である
現在はホームページで文字と写真を掲載している。
暇な方はぜひ、ご覧ください
でも 何の足しにもなりません

でも、そのうち、この草野球の実況放送ができたら面白いだろうなあ
とか考えている
誰が見るか? と考えると
●仕事で参加できないメンバー
●メンバーの家族、友人、親戚、子供、ライバル、ほか
●ミューズファン?
●全然、関係ない人

まあ、今のところは通信費用と手間を考えると
まだ、やることはないだろうが、そのへんがクリアできれば
ぜひ、やってみようと思う

ミューズのページを始めてから思ったことは、
野球1ゲームのなかには、たくさんの要素がつまっている
ということだ。
毎試合の様子を日記に書いているが、
起こったことを、すべて書いたらキリがない。
面白いと思われること、記録に残したいことを掲載しているが、
それでも、キリがない。そこから何を書くかは本能のおもむくままである。
それが楽しい。

野望がある。
見知らぬファンがいっぱいいる草野球球団である。
インターネットがそれを実現できるかもしれない。
実現できなくても、全然かまわないが・・・・。
とりあえず、見知らぬファンが今のところ約2名。


この土日は、野球である。
いろいろ熱い


8/18(水)

東芝ビデオデッキ問題 新たな展開 文春の記者の音声が・・・・?
今週発売の文春です。
当該HPのA氏が「本物の苦情屋?(クレーマー)だった」
という記事である。
17日夜にこのHPを見ると、文春に対する抗議文が書いてあった。
18日21時にみると、休止のお知らせがでていた。
8/24に再開するとのこと。

文春を今日、読んだところ、よくわからない。
データはあるというが、実際にあるかどうかはわからない。
根拠がいまいち、わからない。
「各メーカーの広報担当は、以前からA氏を知っていた」
とあるが、本物のクレーマーであったとしても、それはないと思う。
ちょっと怪しい。

どちらにしても真実がわからない。
恐ろしいことだ。
私は両者の文面からするに、A氏のほうが現在、有利というか優勢というか、
そういう感じだ。
A氏はきっと、文春を告訴するのではないか、と思う。
文春の記者の音声も掲載すると昨日は書いてあった。
新しい展開となるかどうか?
とにかく決着をつけるには、法廷しかないだろう、これは。


ノモンハン事件(ハルハ河戦争)
昨夜のNHKで放送していた。
ちょうど今月号の『諸君』でも猪瀬氏と後藤氏が対談している。
司馬遼太郎氏もこの事件にふれて、
『もはや私の手には負えない』といった意味のことを述べている。
村上春樹氏の小説『ねじまき鳥のクロニクル』でも、この戦争を扱っている。

(以下、テレビの内容と感想をごっちゃにして記載)

日露戦争の後、ロシアとの2度目の戦争であるハルハ河戦争。
これは事件ではなく、完全に戦争である。
モンゴルでハルハ河戦争と呼んでいるように、日本でもそうのように呼ぶべきであろう。
事件としたのは、その惨敗を隠すためである。
現在も、そのような呼び方をするのは、犯罪に近いものがある。

日本軍、13万人(違うかもしれない?)が出陣して、
75%ぐらいの死傷率というから凄まじい。
世界史上、最悪の戦争である。これ以上の死傷率はない。
確か10%を超える死傷率自体が珍しいのではなかったかと思う。
太平洋戦争の激戦地、ガダルカナルでも35%ぐらいの死傷率というから、
その凄まじさがわかる。

NHKの番組ではロシアの資料が多く使われていた。
60年目にして、やっと閲覧できるようになったのだろう。
近代史というのは、難しいものだ。
モンゴルの反スターリンの首相が銃殺されたのを、
その娘が知ったのは、その50年後だったという。
暗澹とする思いである。

ロシアのジューコフ司令官は有能であった。
そして、日本軍の決死の闘いにつられて
ロシア兵士にも決死に闘いを強制した。
仕方ない面もあっただろう。しかしアメリカとは少し違う。
スターリン政権下のため、国家権力主義の色が強かったかもしれない。

最も悲惨なのはモンゴル人である。
ロシアと日本に別れて闘い、自分の土地を踏みつけにされて、
そして殺される。最悪である。
(親兄弟、親戚がそれぞれロシア、モンゴル、中国と別れている場合もあるという)

日本人の捕虜1000人あまり。
帰国できたのは150人ほど。 日本ではまともに社会生活ができない立場になったという。
あとの人の行方はしれず、
恥のため「帰国したくない」という人も若干、いたという。
あんまりな話である。

この戦争の後、近代戦争の闘い方、国際情勢への認識を反省することなく
太平洋戦争に突入していったのだが、この無反省はなんなんだろう。
バブル後の無反省と結びつけたくなるのは、安易すぎるだろうか?

ノモンハン事件、日本の恥部である。
今も知ることのできない事実があるのだろう。


<本日の体重 夜> 61.7kg 24.0%(20:00 8/17)
体重が増えて脂肪率が減った? プールへ行く


8/17(火)

続 宇多田ヒカルとカラオケ
カラオケには実は困っていた。
歌いたい歌がなかったのだ。
ここ最近、売れ線の人(椎名林檎、宇多田ヒカル)が好きになって
この2人の曲を歌うことができる。

考えてみると一番好きなミュージシャンは
日本人では友部正人
外人ではニールヤングである。
マイナーである。
友部正人は以前、2曲、カラオケに入っていたのを見つけたが、今はない。
ニールヤングにいたっては約30年前の『heart of gold』だけである。
オレの趣味はとことんマイナーだな、と思っていた。
ボブディランも4曲ぐらいだし。
レニークラビッツも3曲ぐらいだ。

宇多田ヒカルのアルバムは全曲!?、カラオケに入っている。
椎名林檎のアルバムはは半分ぐらいカラオケに入っている。
というわけで、歌ってみたのだ。

先日、ここに書いた宇多田ヒカルの『First Love』には転調がなかったこと
に気がついた。
転調っぽいキメだったのだが、転調じゃなかったのだ。甘い。
それに音域が広いのか、歌える曲が少ない。
歌えるのはFirst LoveとIn My roomぐあいである。
恐るべし 宇多田ヒカル


あとフリカラというのがあった。
振り付けをポリゴン人形が教えてくれる
沢田研二をやってみる。
つまらない。
単調だ。
マッチをやってみる。
歌がわからない。

というわけで私には有用ではないが、これは流行る。
っていうか? 流行ってるのか?
世の中進歩するばかりである。


<本日の体重 夜> 59.8kg 26.0%(20:00 8/17)
<本日の体重 朝> 60.0kg 27.0%(9:00 8/17)
何故か脂肪率が高い。
水がなくなって筋肉が減少したとの噂も。
本日、プールへ行く。


8/16(月)

坂本龍一 energy flow
シングルで売り上げが1番になったとは驚きである。
つい買ってしまった。
ちなみに坂本氏のアルバムは3枚ぐらい持っている。
うーーん、なんで売れてるんだろう?
そんなに売れるもんじゃないと思う。
きっと、僕みたいに売れてるから買う、という人が後押ししているのだろう。
あとはCMの威力だろうなあ。

そして
日本人は、本当に疲れているのだろう。

このCDの帯には『教授 ごめんなさい』
とあったが、これはなんなんだろう。
黙ってCD出したのか?
謝るなら、CDの帯で謝らなくてもいいだろう。
くさい。

以前、『戦場のメリークリスマスのテーマは恥ずかしい』
という意味のことを坂本氏は言っていたが、
きっと、この曲もそうなんだろうなあ、と思う。
その恥ずかしさは、売れ線のメロディーという意味合いもあるが、
抒情に流されちゃったかな という感じなのだろうか?
なんとも説明のしようがない感じである。
でも、やはり傑作であることは間違いないだろう。
今回の曲が戦場のメリークリスマスよりいいとは思えない。


英語は地球語です イーオン
英会話学校イーオンの宣伝文句は『英語は地球語です』である。
え、そうなの?
そうすると僕は地球語を片言しか話せない。
僕は地球人ではないのだろうか?
僕は宇宙人なのか?
いったい英語は地球語なのか?
だんだん腹が立ってきた。

これを考えたコピーライターの顔が見たい。
僕は国粋主義者ではないのだが、
民族主義者を集めて、このコピーライターに抗議に行きたいと思う。
イーオン、無神経だぞ。それで本当に国際派になれるのか?




8/15(日)

新型携帯電話を考える
私の携帯電話はブルブルと震える。
ちょっと気色悪い。
一度、ブルブル震える機能を使って、
携帯電話相撲を試みたが、つまらなかった。

携帯電話の着信の仕方にはまだいろいろ工夫があってもいい。
私は、この春から、ずーーと、そのことを考えてきた。
以下がその成果である。

1.水を漏らす
2.銃弾を放つ
3.味がする
4.臭いがする
5.針で刺す

1.水を漏らす
これはお薦めである。
ポケットに入っている携帯電話からジワーと水がでてくる。
素早く携帯電話を手にしないとポケットはびしょ濡れである。
手に取ったとしても携帯電話から水が滴り、手はびしょ濡れである。
夏には最高かもしれない。熱射病対策になる。
できたら海水にするとよいかもしれない。
海に行った気分が味わえる。

2.銃弾を放つ
これはお薦めできない。
死にます。もしくは殺します。
いつも危険と隣合わせのゴルゴ13にお薦めしたい。

3.味がする
これは忙しい。
着信すると味がするのだが、いつも舐めていないといけない。
だいたいが手遅れになること請け合いだ。
携帯電話にビタミン剤を塗っておくと健康にいいかもしれない。

4.臭いがする
これは実用可能である。
香水の薫りにすれば、それがプワーーンと漂う。
まともだな。コレ。

5.針で刺す
マゾにお薦めである。
着信のたびにチクチクする。


いくら考えても 1.水を漏らす を越える着信方法を思いつかない。
ぜひ、どこかで製作してもらいたいものだ。
着信はこれから 水漏れ方法に限る、という法律を作ると
日本も楽しくなるかもしれない。
『うわ、電話きちゃったよ。ああーー また濡れちゃった』


<本日の体重> 59.8kg 24.0% (00:00 8/16)



6/30〜 7/10〜 7/20〜 8/01〜 9/01〜

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