氷を使った楽器による音楽 Ice Music で知られる Terje Isungset。。 彼のライブは、今まで2回観ているけれども [レビュー]、完全ソロで観るのは初めて。 最近では、氷の楽器だけでなはくガラスの楽器によるプロジェクトも初めており [レビュー]、 ガラスの楽器も演奏するかと期待したけれども、それはなし。 bass drum, floor tom, cymbal など通常の drumset の中央から右に加え、 石や木で自作した percussion を左に配したようなセットで、jew's harp や goat horn, whirly tube も使用。 アンコール1回を含めて約1時間半のライブだった。
左側の木や石の percussion の音はリバーブを深くかけたうえで大きく響かせ、 jew's harp、goat horn、whirl tube の音も手持ちの小型マイクで拾った上でリバーブをかけ エフェクト無しの細やかな音とは異なるテクスチャのような音響に。 この音が鳴っただけで、まるで北国の森林の奥から響いてくるかのよう。 それは相変わらずではあるのだけど、ソロだったこともあり、そんな響きの中に時折かすかにメロディやリズムが浮き上がってくるような音楽を楽しむことができた。