開館30周年のコレクションを核に構成した展覧会です。 現代物に比較的強いというくらいの予備知識しかない状態で臨んだのですが、 岡上 淑子 [鑑賞メモ] や 合田 佐和子 って高知出身だったのか、とか、 具体 [鑑賞メモ] のコレクションが多いと思ったら 高知出身の関係者が2名 (正延 正俊、高﨑 元尚) いたのか、とか、 出身の県まで意識して観たことがほとんど無かったので、地元に縁のある作家のコレクションが新鮮でした。 海外の作家の展示では、1980年代のニュー・ペインティングで一部屋あったのが圧巻でした。
もちろん、石元泰博フォトセンターというか石元康博コレクション展示室を訪れる、というのも、今回の訪問の目的の一つ。 2020年に包括的な回顧展を見ているので [鑑賞メモ]、 写真展示よりもむしろ、リビング再現展示などを見つつ、このように地元で顕彰されているのかと感慨がありました。
コンテンポラリーダンス追ってると、この美術館ホールの単独招聘による海外カンパニー (例えば Michael Clark Company とか) の公演がたびたびあって気になっていました。 ホールでは貸切イベントをやっていて中には入れませんでしたが、美術館と併設された雰囲気良さげなホールでした。