2001年、2002年と
大道芸ワールドカップ in 静岡
で素晴らしいショーを見せてくれた
l'Éléphant Vert
が遂に東京に登場。
18日の夕方、六本木ヒルズのアリーナを使って、
一時間弱のパフォーマンスを行ったものを観ました。
上演作品は、静岡のときと同じ Faunèmes。
効果音と喉に仕込んだコンタクトマイクによるほとんど声にならない音だけをうまく使いながら、
それに合せた動きで、衣装や音も併せて Sci-Fi 仕立ての物語を巧く展開する作品です。
静岡のときの写真
(2001年、
2002年)
も参考までに。
上演時間が18:00〜19:00だったため、既に暗くなっていました。
フラッシュを焚くわけにもいかず、シャッター速度を遅くせざるを得ないので、
動きが早いときはどうしてもブレしまいます。
少々見辛い写真もありますが、ご了承下さい。
全体の話の流れは、静岡でのロングヴァージョンとほぼ同じでした。
フェスティバルと違って、弄られる客が仕事帰りの普通のサラリーマンだったりショッピングに来た人だったりするのが、いいですね。
通りがかりの人を捕まえて、一緒に踊ったり。
って、他人を見て笑って油断していると、自分も別のところで捕まって一緒に踊るハメに……。
例年より涼しいといっても日本の夏です。役者さんは汗だくでした。
人垣で観るのも大変な静岡と違って、客は多くありません。
静岡よりも自由に空間を使ってパフォーマンスできます。
観る方も自由に動き回わって観られます。
最後のアリーナのサークルでのパフォーマンスは、静岡と全然違いました。
水の霧や噴水も演出に使って、ちょっと幻想的に。これはカッコ良かったですね。
六本木ヒルズの空間も作品の Sci-Fi っぽさに合っていて、静岡駿府公園とはまた違って面白かったです。
追加:
明19日、ヴァージンシネマズ六本木ヒルズへ Jacques Tati の映画を観に行ったのですが。
15時頃に映画館を出ると、
ちょうど Louise Bourgeois の大きな蜘蛛の彫刻をステージに見立てて上演中でした。
携帯電話のカメラで撮影しました。
静岡の時と同様の約30分のショートバージョンだったようです。
昨晩ほどは客弄りをしてませんでした。
さすがに、週末で人出が多く、人垣ができていました。
そのまま音を出して練り歩きつつ、控えの場所に戻っていきました。