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オランダ・ベルギー
(オランダ)アムステルダム、キューケンホフ、キンデルダイク、ユトレヒト
(ベルギー)アントワープ、ブリュッセル、ブルージュ、ゲント

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(ベルギー)ブルージュ、ゲント


ブルージュ

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アントワープ(ベルギー) Page1
アムステルダム、キューケンホフ(オランダ) Page2
キンデルダイク、ユトレヒト(オランダ)、ブリュッセル(ベルギー) Page3
ブルージュ、ゲント(ベルギー) Page4

ブルージュ(ブルッヘ)歴史地区 (世界遺産)
ブルージュはフランドルの「水の都」とも呼ばれるとても美しい街。 Bruggeとは「橋」の意味で、街を縦横に流れる運河には50以上の美しい橋が架かっている。
一歩、街に入ると、そこはもう中世にタイムスリップしたかの様な錯覚に陥る。
北海と水路で結ばれていた12,3世紀には、ヨーロッパ第1の貿易港で、商業の中心として繁栄していたが、15世紀に入ると水路に泥が溜まって浅くなり、船が出入りできなくなってしまい、中世のままの町となった。
この地区には、2つの世界遺産 「フランドル地方のベギン会修道院群」と「ベルギーとフランスの鐘楼群」に登録されている建築物が含まれる。
ブルージュ (ブルッヘ)

ブルージュに到着!

橋を渡るとブルージュの街が見えてくる。

愛の湖公園
目の前にロマンティックな絵の様な光景が広がる。

赤レンガの街並み


階段状の破風が特徴

レースの街らしい、美しいレース飾りの窓辺

水仙が美しいベギン会修道院
1245年フランドル伯夫人により設立された。
ベギン会修道院(世界遺産)


現在はベギン派ではなくベネディクト派の
修道女達が暮らしている。

水辺の美しい白鳥

白鳥の遊ぶ「愛の湖公園」

こんにちは!

馬の水飲み場 発見!

馬車のオブジェ

街では馬車もよく見かけますが、
馬の似合う街ですね。

春でもクリスマスの飾り付け

ブルージュ特産の繊細なレース

朗らかな修道女達
世界遺産ベギン会修道院で有名な
街らしい人形ですね。

愉快な魔女達
街のshopには魔女の人形がいっぱい!
玩具店内を魔女人形が飛んでいました。

運河クルーズ

運河とレース
街のどこを撮っても絵になりますね。
聖母教会

13~15世紀建立。何度も改築され、さまざまな建築様式が混合している。
ミケランジェロの「聖母子像」があることで有名。手祭壇に続くパイプオルガンも必見。

気品のある聖母教会の塔

では聖母教会に入ってみましょう。

聖母教会の主祭壇


中央が注目のパイプオルガン

ミケランジェロの「聖母子像」
(Wikipediaより)


 

メムリンク美術館
元聖ヨハネ施療院。12世紀建立。
ブルージュ出身のメムリンクの代表作を中心に
患者が安らぐようにと集められた宗教画等を展示。

中世の美しい橋と建築物

ブルージュの運河

この通りを抜けると・・・
ブルグ広場

ベルギー最古の市庁舎

市庁舎の西隣に聖血礼拝堂(右写真)がある。

聖血礼拝堂

この通りを抜け、ブルグ広場からマルクト広場へ
左にマルクト広場の鐘楼が見える。
マルクト広場

街の中心のマルクト広場 (北側)
北側と西側に切妻屋根のレストラン、カフェ、
土産物店、銀行等が並ぶ。

鐘楼 (南側) 
13~15世紀建立。高さ83m。366段のらせん階段を登る。

ネオゴシック様式の州庁舎(東側)


中央の銅像はブルージュの英雄ヤン・ブレーデルと
ピーテル・デ・コーニング。フランスの圧政に対して
立ち上がった。


鐘楼前で皆がベルギーの定番スナック
フリッツクロケットを食べていたので、私も挑戦。
ベルギーではポテトフライにマヨネーズが定番。
カロリー高そう! クロケット(コロッケのこと)は、
ベーコン入りだったからか、ちょっと塩っぱかった。

チョコ、ラムレーズン、ピスタチオ等の味のマジパン
(マジパンとはアーモンド粉と砂糖を混ぜて捏ねたもの)

運河と聖母教会
美しい教会が最もよく見える所から

ブルージュ特産レースでできた街の地図
珍しい地図ですね。きっとここだけのものでしょう。

ブルージュの教会

ベンチの脚はドラゴンの形?

おとぎの国の様な美しいブルージュの街でしたね。
お疲れ様でした。 次は ゲント です。
ゲント
「ゲント」はケルト語で「合流点」を示す「ガンダ」が語源。東フランドルの州都で「花の都」とも呼ばれる。中世には毛織物業でブルージュと繁栄を競った。 
ギルドハウス等当時の面影を色濃く残す、中世そのままの様な街。 現在では産業都市として、また大学都市として発展している。
特に、聖バーフ大聖堂にあるファンアイク兄弟の絵画「神秘の子羊」は必見!
また、ゲントは1911年「青い鳥」でノーベル文学賞を受賞したモーリス・メーテルリンクの郷里でもある。
彼は1932年ベルギー国より伯爵位を叙爵しているが、第2次世界大戦でナチス・ドイツの侵攻をさけ、リスボンに逃れ、その後アメリカに渡った。戦後はフランスのニースに住み、その地で亡くなる。地元のゲントではメーテルリンクのことは意外と知られていない。
レースの街ブルージュとはまた違った、燻し銀の様な中世の街「ゲント」を散策してみましょう。

聖ヤコブ教会

街のシンボル 鐘楼

市庁舎
15世紀に建設が始まり、18世紀に完成した為、ゴシック、バロック様式等の建築様式が混在している。ルネッサンス様式の窓やロココ様式の部屋もある。1576年ゲントの講和条約が結ばれた場所。

鐘楼に近づいてきました。


バーフ広場
(西の「鐘楼」と東の「聖バーフ大聖堂」が向かい合う、ゲント中心の広場)


繊維ホールと鐘楼 (広場西側)

フランドル王立劇場 (広場北側)

聖バーフ広場から見た鐘楼と繊維ホール(正面)、
右がフランドル王立劇場

聖バーフ広場 王立劇場前の噴水

聖バーフ大聖堂
(広場東側)
12世紀に建設が始まり、16世紀に完成。数々の傑作が収録されている。

現在修復中ですが、中の見学は可能です。
フランドルの至宝、ファン・アイク兄弟作「神秘の仔羊」は必見!

聖バーフ大聖堂内部

ベネルクス最大のパイプオルガン

至宝! ファン・アイク兄弟作の「ゲント祭壇画」 (中央下が「神秘の仔羊」)


「ゲント祭壇画」は上下2層に分かれ、複数の絵画で構成されている。
翼画はその裏面にも絵が描かれている。
 中央下に黙示録に
述べられている「神秘の仔羊」が描かれている。
(これらはレプリカ)
フーベルト・ファン・アイクによって着手され、1432年、ヤン・ファン・アイクによって完成された。
実画は現在修復中で、大聖堂内の別室にて鑑賞することができました。(残念ながら本物は撮影は禁止)
  
「ゲント祭壇画」を閉じた裏側の絵

画面左:デルボー作「真理の説教壇」   右端の絵が →

ルーベンス作 「聖バーフの修道院入門」

中央祭壇

ローラン・デルボー作 「真理の説教壇」
ファン・アイク兄弟の傑作「ゲント祭壇画」だけでなく、ここでもルーベンスの絵を見ることができました。
聖ニコラス教会

鐘楼の西には、荘厳な聖ニコラス教会が見えてきました。
この右の白いテントがマーケット
聖ニコラス教会の近くでは定期的にマーケットが開かれる。

ゲント市マーケットホール
中世の街の中に近代的な建物

美味しそうなチーズがいっぱい!

トナカイの角が店頭に沢山置かれていた。
何に使うのでしょう。
薬として粉末にする? またはインテリアや工芸品に加工?


トナカイの角が店頭に置かれていた土産店
トナカイの人形がカワイイ!

たこ焼きそっくりのスイーツ「ポッフェルチェ」


Ail はにんにくの意味。 I Love You
 をもじって Ail Love You.
郵便局ホール

郵便局ホールもクラシックで素敵ですね。
聖ミカエル教会

聖ミカエル橋を渡ると、左側が聖ミカエル教会


聖ミカエル橋から見た「聖ニコラス教会」
(入口側も壮麗ですね。)

レイエ川」アーチの美しい「聖ミカエル橋」
後ろが聖ミカエル教会

川向こうのレイエ川西岸(コーンレイ)を見ながら、東岸(グラスレイ)を歩いてみましょう。
「コーンレイ」(レイエ西岸)
穀物河岸の意味。ギルドハウスやビール醸造所が並ぶ。

「グラスレイ」(レイエ東岸)
香草河岸の意味。様々な建築様式のギルドハウスが並ぶ。

左:旧税関     グラスレイのギルドハウス      

レイエ川東岸の大肉市場  吊るした靴は何でしょう?

ギザギザ屋根のゲントの街並み
これでオランダ・ベルギーの旅は終わりです。長いページをご覧頂き、ありがとうございました。

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まとめています。こちらもどうぞご覧下さい。
「ベルギー・オランダの食べ物」 (「What's New」の28番)はこちらから!
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