スイス アルプスの旅
3大名峰 モンブラン、マッターホルン、ユングフラウ
&山麓の町 シャモニー、ツェルマット、インターラーケン、
世界遺産ベルン、チューリッヒ、ライン滝
1 | モンブラン(シャモニー、ガイアン湖)、テーシュ | Page1 |
2 | マッターホルン(ツェルマット、スネガ展望台、ライ湖)、ブリーク | Page2 |
3 | 氷河特急、ユングフラウ(ハーダークルム展望台)、インターラーケン | Page3 |
4 | ベルン、ライン滝、チューリッヒ | Page4 |
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スイスの首都 「ベルン」 (世界遺産) スイスの首都と言えば、ジュネーブとかチューリッヒと思う人も多いかもしれませんが、実は「ベルン」が首都なのです。 「チューリッヒ」はチューリッヒ国際空港がある、スイス最大の都市で、金融機関や銀行の集まる世界都市。 「ジュネーブ」は国連欧州本部、国際赤十字、ILO、WHOなど国際機関の本部が多数集まる国際都市で、スイス第2の都市。 ベルンはアルプスの清らかな水を集めたアーレ川が台地にぶつかり大きく湾曲して周囲が削られ、 三方が断崖となった半島の様な地形。 この自然の砦に、1191年ツェーリンゲン公が要塞都市を築いた。 12世紀に神聖ローマ皇帝フリードリッヒ2世によって自由都市となり、都市国家を形成していく。 当時は木造の町並みだったが、1405年の大火で焼失し、その後石造りで再建された。 1798年のフランス革命中は、ベルンはフランス軍によって占領されたが、 1815年パリ条約によりスイスは 永世中立国となり、1831年、街はベルン州の州都となり、1848年にスイス連邦の首都となった。 首都「ベルン」は殆ど無傷で中世の姿を残している。 石造りのアーケード、約100箇所ある美しい彫像の泉(水飲み場)が印象的な街。 まずは旧市街近くの「ローズガーデン」からベルンの街を眺めてみましょう。 |
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「ローズガーデン」(バラ公園) 旧市街の入口に架かる「ニーデック橋」から5分ほど 上った所にあるバラの公園で、旧市街全体を見渡せる。 |
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アーレ川で囲まれた街の中央に「ベルン大聖堂」が見えます。 |
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バラの時期もそろそろ終わりですね。 |
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ローズガーデンの丘を下りて、ニーテック橋へ向かいます。 空には熊の綱渡りが見えてきましたよ。 ベルンの語源は熊とされていて、熊が市の紋章となっている。 |
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ニーテック橋を渡る手前に「クマ公園」(ベーレン・グラーベン)があります。 | ||
右手に見える「ニーテック橋」を渡るとベルン旧市街です。 |
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「ベルン旧市街」 | ||
橋を渡り、ベルン旧市街に入りました。 |
通りにはスイスの旗(赤地に白十字)と ベルンの旗(熊)が並んでいます。 |
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「正義の女神の泉」 |
目隠しをして天秤を持つことで正義 を表す女神像。刀は強さを表す。 |
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壁にも彫像。見えますか? 壁を修理している人に見えます。 |
「ザムソンの泉」 旧約聖書のサムソンがライオンを倒すシーン。 |
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「アインシュタインの家」 ★このアパート暮らしで、アインシュタインは壁と天井を 結ぶ線が直線ではなく、歪曲していることが気になり、 これがのちに一般相対性理論を生み出す元となった。 |
石造りのアーケード |
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「ツェーリンゲンの泉」 ベルンの創始者ツェーリンゲンを称える泉。 黄金の獅子の旗と盾を持った熊の像。 |
「ツェーリンゲンの泉」 鉄兜の中の顔は熊です。 足元にいる子熊は金色の葡萄を食べている。 |
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「時計塔」 メインストリートの中央に位置する。 1218年より時を刻んできた時計塔。 |
時計の下の「天文時計」と「仕掛け時計」 1530年作。毎時56分から動き出す。 |
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時計塔を通り過ぎて見えて来るのが → |
「射手の泉」 銃の絵の旗を持つ甲冑姿の人物 の下に銃を構える子熊がいる。 |
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「牢獄塔」 1256年より敵の攻撃や火事を知らせる要塞として使われ たが、1405年以降は牢獄として使用された。(1897年まで) |
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「ベルン大聖堂」 |
「ベルン大聖堂」 1421年着工、1893年完成。後期ゴシック様式。 5040本のパイプを持つパイプオルガンは有名。 スイス随一の高さ100.6mを誇る尖塔のてっぺん まで344段の階段が付けられていて、ベルンの町 と郊外の森、ベルナーアルプスまで見晴らせる。 |
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ベルン市首相府 |
ベルンのマスコット「熊」と子供がカワイイ! |
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アーレ川に囲まれた半島の様なベルンの街を観光して、「ニーテック橋」まで戻りました。 | ||
ニーテック橋から見える南側風景 |
ニーテック橋から見える北側風景 |
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ベルンから「ライン滝」へ |
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「ライン滝」 ヨーロッパ最大の水量を誇る名瀑で、ゲーテも讃える景勝地。 横幅約150mで、春は雪解けシーズで最も水量が多い。 この滝を利用した水力発電が19世紀後半より始められた。 近郊の町シャフハウゼンの工業化にも貢献している。 |
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スイスにこんなに大きい滝があったとは! |
すごい水しぶき! |
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滝の脇からも小さい滝が・・・ |
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小滝の流れを利用した水車 |
滝で魚釣りをする人も。 イワナ? マス? |
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滝の横からかなり近づけます。 |
すごい迫力! |
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滝を渡る橋 「展望ブリッジ」 鉄道に乗って滝観光ができます! |
滝の遊覧船 |
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チューリッヒ 金融、商工業、文化、芸術の中心であるスイス最大の都市「チューリッヒ」。 チューリッヒ湖畔の街で、16世紀宗教改革が始まった歴史都市でもある。 (数年前にチューリッヒを訪れた時の内容は 「旅のアルバム」のNo.18でもご紹介しています。) |
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チューリッヒ市内に入りました。 |
リマト川 |
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「大聖堂」 カール大帝が築いた教会堂の跡に建てら れたと云われる。(11~12C初 建築) 地下にカール大帝の像がある。 |
「ミュンスター橋」 左が「大聖堂」、2本の塔を持つ。 右(手前)が「ハンス・ヴァルトマン像」 |
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「ハンス・ヴァルトマン像」 長年チューリッヒ市長を務めた。(1435~89年) 「大聖堂」から「ミュンスター橋」を渡り切った所 の左側に立つ像。 |
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大聖堂から「ミュンスター橋」を渡り、橋の 右手に見える「聖ペーター教会」(写真左) ヨーロッパ最大の時計がある。 (後程、中に入ってみます。) |
ミュンスター橋から「聖ペーター教会」の反対方向 を見ると、橋の向こうは「チューリッヒ湖」。 |
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「大聖堂」の対岸に立つ「聖母聖堂」 |
「聖母聖堂」(フラウミュンスター) シャガールのステンドグラスで有名 |
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聖母聖堂 正面入口横の気になる絵。 よく見ると左右の人は自分 の首を抱いています。 チューリッヒの伝説の聖人の絵でしょう。 |
「旅のアルバム」No.18「南ドイツ・スイス・北イタリア」 (↑クリックすると 別ウィンドウ で開きます) のPage3「スイス」に、聖母聖堂、大聖堂、 宗教改革のこと等をもう少し詳しく説明して いますので、よかったらご覧ください。 |
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今まで見たのとはちょっと違う モダンな蛇のデザインの噴水 |
ケーキデコレーションの参考になりますね。 |
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可愛いディスプレイ 何屋さん? ポマードや頭のマッサージ器具など 髪や頭皮用の商品のお店の様ですね。 |
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路地を入ると、素敵な看板やディスプレイがいっぱいです。 | ||
看板には「農家居酒屋」 |
トンカチとペンチに絡む蛇とホルンの看板 建築関係のお店かな? |
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スイス料理のレストラン "oepfel"はリンゴの意味。 |
一見、無造作の様だけれど、ちゃんと ディスプレイされていて、インパクト大。 |
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可愛いパッチワークのぬいぐるみ |
人形にネックレスがかけてあるので、 アクセサリーのお店かな? |
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路地を抜けると、「聖ペーター教会」の時計塔が見えてきました。 |
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「聖ペーター教会」 チューリッヒで最も古い教会で、857年には既に あったとされる。13世紀と1705年に大きく改築。 特に、1534年に建てられた時計塔の時計は ヨーロッパ最大で有名。(文字盤は直径8.7m、 時針3m、分針4m。) 1911年まで火の見やぐらとして使用されていた。 |
数年前チューリッヒを訪れた時は、この教会は 「ミュンスター橋」辺りから眺めただけだったので、 今回は中に入ることができ、ラッキーでした。 「聖母聖堂」等と同様、プロテスタントなので、 キリストの像はありません。 |
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「リンデンホフの丘」 | ||
チューリッヒにも壁画がありますね。 |
「聖ペーター教会」から200m北にある、 「リンデンホフの丘」に登ってきました。 |
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リンデンホフの丘からの眺め |
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プレディガー教会 チューリッヒで一番高い塔(97m)を持つ、バロック建築 の教会。付属の修道院は1887年に火災に遭い、再建され 現在は中央図書館。この教会の向こうがチューリッヒ大学。 |
大聖堂(写真右) |
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「アルペンマカロニ」(リンゴソース添え) 生クリーム、白ワイン、チーズであえる。 茹でたジャガイモを入れることもある。 さすがにスイスはチーズや生クリームを 使う料理が多いですね。 |
チューリッヒ料理「ゲシュネッツェルテス」 仔牛肉のクリーム煮(こちらはチキン) (肉、玉ねぎ、ニンニクを炒め、スープ、生クリーム、 チーズを入れて煮るだけで簡単に作れます。 チキンやポークに替えてもOK。) |
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「スイス アルプスの旅」はここで終わりです。 | ||
今回見学しなかった大学、聖母聖堂、チューリッヒ湖などは、 「旅のアルバム」No.18「南ドイツ・スイス・北イタリア」 (↑クリックすると No.18 に切り替わります) のPage3「スイス」チューリッヒ、ルツェルンにも紹介していますので、 よかったらこちらもご覧ください。 |
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参考:地球の歩き方スイス、スイスアルプス旅辞典 | ||
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