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新社会人におすすめしたい機械式腕時計を5本紹介する。

今や社会人にとって必携のアイテムではなくなった腕時計。そんな現代だからこそ、昔ながらの主ゼンマイで動く機械式腕時計に目を向けてみてはいかがだろうか。なお今回は、機械式腕時計の中でも比較的手頃な20万円以下のモデルから選定している。

社会人生活を伴走してくれる、とっておきの1本を選ぼう
徐々に日差しが暖かくなり、草花が景色を彩る4月。それ、入学や入社、あるいは転勤など、新生活が始まる季節でもある。中でも新社会人を目前に控えた方にとって、4月という節目は、長い人生における大きなターニングポイントのひとつ。残り少ない学生生活を謳歌しつつも、期待と不安の狭間でどこか落ち着かない日々を過ごしている方も少なくないだろう。そんな方にはぜひ、これからの長い社会人生活を伴走してくれる機械式腕時計を手にすることをおすすめしたい。

一昔前であれば、腕時計は社会人にとって必携のアイテムであった。時間を守れなければ、顧客や上司、同僚からの信頼を失いかねないからだ。しかし、スマートフォンやパソコンの普及によって、腕時計をしなくても簡単に時刻を知ることができるようになった。現代の社会人にとって、腕時計は必ずしも必要なものではないのだ。

口コミ第1位のカルティエスーパーコピー 代引き専門店しかしそんな今だからこそ、温かみにあふれた機械式腕時計に目を向けてみてほしい。機械式はクォーツ式に比べて精度に劣り、さらに定期的に主ゼンマイを巻き上げなければ数日で運針を停止してしまう手間のかかる存在だ。一方で、故障した場合でも使い捨てるのではなく、部品を新規に作り出すなどといった修理をすることで、長期間使い続けることができると言われている。正確な時間を簡単に得られる中、手元の時間が多少アバウトでも支障はないだろうし、仕事に使う道具の中で、愛着を持って数十年と使い続けられるものはそう多くない。もちろん、仕事では腕時計を着用せず、プライベートを楽しむために個性的なモデルをチョイスするということもできるのだ。

新社会人として社会の荒波に漕ぎ出すのは、人生の中で二度とない機会だ。その機会に決意とともに選び取った1本は、この先のさまざまなタイミングで励ましをくれることだろう。今から数年後に手元へ目をやれば、その頃のフレッシュな思いや熱意を思い起こさせてくれるはずだ。長い人生をともに歩む相棒として、納得のいく機械式腕時計を見つけ出していただきたい。

オリエントスター「ダイバー」Ref.RK-AU0309B
オリエントスター ダイバー RK-AU0309B
オリエントスター「ダイバー」Ref.RK-AU0309B
流れるようなフォルムが特徴のダイバーズウォッチ。パワーリザーブインジケーターを搭載しているため、初めての機械式腕時計としても使いやすい。自動巻き(Cal.F6N47)。22石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約50時間。SSケース(直径43.6mm、厚さ14mm)。200m防水。10万1200円(税込み)。(問)オリエントお客様相談室 Tel.042-847-3380
200m防水を誇る本格的なダイバーズウォッチでありながら、丸みを帯びたデザインが柔らかな印象をもたらす、オリエントスター「スポーツコレクション」のモデル。リュウズガードがなく、スリムなラグを備えたケースは過度な主張をせず、ビジネスシーンでも着用しやすい。逆回転防止ベゼルを用いることで経過時間を計測し、仕事のタスク管理にも活用することができる。

ブラックのダイアルには、蓄光塗料を塗布したインデックスと針が組み合わされ、日中はもちろん、暗所でも高い視認性を発揮する。3時位置には日付表示を配し、12時位置には主ゼンマイの残量を可視化するパワーリザーブインジケーターを備え、実用性に優れている点も魅力だ。

ステンレススティール製のブレスレットはスポーティーな3連タイプ。プッシュボタンによって開閉する、ダブルロック式のバックルが装着されている。交換用のラバーストラップも付属し、付け替えることでより軽快に着用することも可能だ。

セイコー プレザージュ「クラシックシリーズ」Ref.SARJ007
セイコー プレザージュ「クラシックシリーズ」Ref.SARJ007
9時位置のオープンハートによってテンプの動きを楽しむことができる、クラシカルなデザインのモデル。約72時間の実用的なパワーリザーブも魅力。自動巻き(Cal.6R5J)。24石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。SSケース(直径40.2mm、厚さ13mm)。10気圧防水。15万4000円(税込み)。(問)セイコーウオッチお客様相談室Tel.0120-061-012
日本の美意識を体現するブランド、セイコー プレザージュの「クラシックシリーズ」。その特徴は、日本の日常を彩ってきた伝統工芸品などの色彩や質感に着想を得たデザインが与えられていることにある。Ref.SARJ007では、アイボリー調のダイアルに絹を想起させる型打ちパターンが施されている。

シリーズ名の通り、クラシカルなデザインが与えられていることも本作の特徴だ。ダイアルは外周に向けて緩やかにカーブし、それに合わせてインデックスの上面や秒針と分針の先端、サファイアクリスタルも湾曲している。6時位置には24時間表示、9時位置にはテンプの鼓動を鑑賞することのできる開口部を配し、立体的な造形を楽しむことが可能だ。

オーソドックスなデザインのケースは、スーツスタイルにもマッチする。やや円錐型のリュウズや、ヘアラインとポリッシュで仕上げ分けた7連タイプのブレスレットが、クラシカルな印象だ。日常生活では十分な10気圧防水を備えている点も魅力である。

シチズン「メカニカルダイバー200m」Ref.NB6025-59H
プロマスター メカニカルダイバー200m
シチズン「プロマスター メカニカルダイバー200m」Ref.NB6025-59H
オールブラックの外装がクールなダイバーズウォッチ。スマートなデザインは、オンオフ問わず着用しやすい。軽量なスーパーチタニウム製であることも特徴のひとつ。自動巻き(Cal.9051)。24石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約42時間。スーパーチタニウムケース(直径41mm、厚さ12.3mm)。200m防水。18万1500円(税込み)。(問)シチズンお客様時計相談室 Tel.0120-78-4807
フジツボに覆われるほどの長期間、海中で稼働し続けたという逸話を持つ、“フジツボダイバー”こと「チャレンジダイバー」のデザインを受け継ぐモデル。グレーからブラックへとグラデーションするダイアルには、視認性に優れる幅広のスクエア型インデックスが配されている。3時位置には日付表示が搭載され、日常使いにも便利だ。

ケースとブレスレットは、耐アレルギー性と耐食性に優れ、軽量なチタンにデュラテクトDLCを施した、スーパーチタニウム製。デュラテクトDLCによって耐傷性が高められ、オールブラックのカラーリングが個性を主張する。ケースの厚さは12.3mmであり、200m防水のダイバーズウォッチとしては比較的スリムなサイズ感だ。ベゼルには逆回転防止機構が備わっており、ダイビングにも使用することができる。

ムーブメントは、機械式自動巻きのCal.9051を搭載する。1万6000A/mまでの磁界に耐えうる第2種耐磁を備えており、電子機器を使用する場面でも安心して着用することが可能。

ハミルトン「ジャズマスター オープンハート」Ref.H32705140
ハミルトン ジャズマスター
ハミルトン「ジャズマスター オープンハート」Ref.H32705140
宇宙を想起させるようなミッドナイトブルーのダイアルを採用した、「ジャズマスター オープンハート」の新作。36mmケースモデルもラインナップしているため、手首が細めの方はこちらも要チェックだ。自動巻き(Cal.H-10)。25石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約80時間。SSケース(直径42mm、厚さ11.44mm)。5気圧防水。16万9400円(税込み)。(問)ハミルトン/スウォッチ グループ ジャパン Tel.03-6254-7371
「ジャズマスター オープンハート」のラインナップに加わった、2025年新作。アベンチュリンをイメージしたダイアルは、深いブルーにゴールドカラーの粒子をちりばめることで、星々が瞬く宇宙を想起させるデザインに仕上がっている。大胆な開口部は、ジャズマスター オープンハートの最大の特徴だ。テンプや歯車など、機械式時計ならではの機構や、地板に施されたペルラージュ装飾を楽しむことができる。くさび型のインデックスやシャープな針はゴールドカラーに仕上げられ、視認性も確保されている。

ステンレススティール製のケースは、手元で確かな存在感を発揮する直径42mmサイズ。ヘアラインとポリッシュを施すことで、立体的に仕上げている。ステンレススティールブレスレットは、5連タイプの上品なデザインだ。両開き式のバックルを採用することで、装着感と着用時の見た目の一体感を高めている。

搭載するムーブメントは、Cal.H-10。耐磁性に優れるニヴァクロン™製ヒゲゼンマイを搭載し、約80時間のロングパワーリザーブを達成している。

ティソ「シュマン・デ・トゥレル 39mm」Ref.T139.807.11.061.00

ティソ「シュマン・デ・トゥレル 39mm」Ref.T139.807.11.061.00
グレーのダイアルが上品なクラシックウォッチ。過度に主張しないデザインは、スーツスタイルにも相応しい。自動巻き(Cal.パワーマティック80)。23石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約80時間。SSケース(直径39mm、厚さ11.22mm)。5気圧防水。12万7600円(税込み)。(問)ティソ Tel.03-6254-5321
1907年にティソが工房を設立した、ル・ロックルの通りの名前を冠した「シュマン・デ・トゥレル」。カルティエ時計コピー 代金引換優良サイト豊富なバリエーションを擁するシュマン・デ・トゥレルだが、今回紹介するのはその中でもさまざまなシーンで着用しやすいシンプルなデザインのモデルだ。

グレーのダイアルには、中心から外周に向けて光が走るサンレイ仕上げが施され、細身のインデックスが上品な印象を与える。アルファ型の時分針は、中央を境としてポリッシュとヘアラインに仕上げ分け、視認性を高めている。6時位置には日付表示を配し、シンメトリーなレイアウトを保ちつつ実用性を確保している。

直径39mmのステンレススティール製ケースは、ラグを短く切り詰めることによってコンパクトに仕上がっている。ドーム型のサファイアクリスタルと、一部のコマにポリッシュを施したブレスレットが、クラシカルなデザインを強調する。

搭載しているムーブメントは、Cal.パワーマティック80。ニヴァクロン™製ヒゲゼンマイを採用し、約80時間のロングパワーリザーブを備えている。

「リイシュー 1983 オートマティック」を実機レビュー!

「“分かっている人”に響く時計」として、2024年12月にタイメックスから打ち出された「リイシュー 1983 オートマティック」を着用レビューする。時計オタクオジサンたちの心をつかむ意匠とディテールに、オールドウォッチ好きの筆者もメロメロ。なお、実際の着用は男性社員が行い、着用感をヒアリングする形で原稿を作成している。

レビュー期間中に手首を怪我してしまって腕時計が着けにくかったので、自分ではこのモデルを着用しての生活はしていない。直径34mm、厚さ12mmという小径ケースは取り回しやすく、手首回り14.7cmの女性である私にとっても良好と感じる装着感で、実際に着用レビューしたら楽しかっただろうなぁと悔やまれる。

タイメックスの2024年新作「リイシュー 1983 オートマティック」を着用レビュー!
タイメックスは2024年12月、「リイシュー 1983 オートマティック」をリリースした。「リイシュー」は復刻を意味する通り、タイメックスが自社の名作をよみがえらせるというコンセプトのコレクションで、本作は1983年製のモデルにルーツを持つ。オリジナルはタイメックス本国の総合カタログで、ドレス向けモデルとして紹介されているとのこと。

スーパーコピー時計 代引き専門店タイメックス リイシュー 1983 オートマティック
タイメックス「リイシュー 1983 オートマティック」Ref.tx-tw2w70800
自動巻き。SSケース(直径34mm、厚さ12mm)。50m防水。4万2900円(税込み)。現在ホームページでは再入荷待ち。
最大の特徴は、まだブラウン管であった時代のテレビをモチーフとした“TVダイアル”だ。「ドレス向け」というように、細身のインデックスや針、シルバー文字盤は上品な一方で、スクエア型となることで、ユニークさをも獲得している。

なお、ムーブメントはMIYOTAとのこと。また、現在ホームページでは売り切れていて「再入荷待ち」となっており、次の入荷は2025年6〜7月が予定されている。

そんなリイシュー 1983 オートマティックを、他の従業員の協力も得ながら、実機レビューしていく。

時計オタクオジサンを引き付ける意匠
タイメックス リイシュー 1983 オートマティック
“TVダイアル”にボックス型風防、エッジの効いたケースとブレスレット……レトロフューチャーな雰囲気がオールドウォッチ好きに刺さりまくる。ちなみにこういったスクエア型文字盤を持つモデルというのは、1970年前後よりオメガやIWC、シチズンなどのブランドが手掛けてきた。しかし同じスクエア型とはいえモデルによってそれぞれ味があり、きちんと差別化されている。

1970年代以降の時計業界では、各ブランドがデザインによって他社と差別化を図ることを試みた結果、さまざまな意匠が生み出された。1980年代に入るとクォーツムーブメントが普及したこともあり、意匠の独創性や自由度はいっそう際立っていく。この時代に作られた時計が、現在再評価されている。よく「流行は繰り返す」などと言うが、レトロで現代にはない雰囲気やスタイルを持った腕時計というのは確かに面白く、多くのブランドがタイメックスと同じように「復刻」を行なっている。

もっとも1970〜80年代の時計デザインは前述の通り、本当に多種多彩で、復刻モデルもしかり、だ。そんな中でも本作のようにここまで“オジサン時計”を突き詰めたものとなると珍しく、タイメックスさん、よくやってくれたよと膝を打ちたくなる。なぜなら、こういったオジサン時計を求めている時計オタクオジサンは、自分も含めて(私はオジサンならぬオバサンですが)、少なくないためだ。「こういうので良いんだよ」的な。時計オタクはオリジナルを購入するケースもあるものの、半世紀近く昔の個体となると良いコンディションのものを見つけるのが途端に難しくなるということも相まって、現行品でこんなオジサン時計を購入できるというのが、本当にうれしいのだ。決して派手ではなく、むしろ地味な本作は、タイメックスの狙い通り「“分かっている人”に響く時計」である。

タイメックス リイシュー 1983 オートマティック

メーカーの広報画像より。過去のモデルを復刻させる際に多いのが、ケース径を拡大する、というものだ。しかし本作は、かつてのドレスウォッチに忠実な34mm径というコンパクトなケースを維持。この英断も素晴らしいと言わざるを得ない。

本作は、なぜここまでオジサンに徹底していると思わせられるのか? そのディテールを、さらに深掘りしたい。

繰り返し記しているように、本作の最大の特徴はブラウン管テレビを模した文字盤だ。この文字盤を守るアクリルガラスの風防はボックス型で、サイドから見ると風防が切り立った様子も、レトロ感が満載だ。

縦方向のヘアラインを施したシルバー文字盤も、渋い、渋すぎる! 時計オタクの中には「カレンダー表示の小窓はいらない」というノンデイト原理主義者もおられるだろうが、個人的には日付があることで、いっそうオジサン感が強調されているように思う。

細身の針・インデックスは控えめで、この点も「派手にならないオジサン時計」という要素を適格に備えていると言える。

タイメックス リイシュー 1983 オートマティック

蛇腹式ブレスレットも、本作の特徴のひとつ。サテン仕上げが多めで、コマ表面の両サイドはポリッシュ仕上げが与えられており、デザインにメリハリが効いている。
ブレスレットは懐かしの蛇腹式。男性用アクセサリーなんかでも見られた仕様で(あまりアクセサリーについて知らず、今も流行っているのかもしれないが、自分の祖父が身に着けていたこともあり、年配男性が着用するアクセサリーといったイメージ)、ゴムのようにある程度伸縮する。このブレスレットを軽く引っ張るだけで脱着できるため、急いでいる朝などにも簡単に着けて家を出られそうだし、伸縮性があるので、むくみやすい夏場に腕時計がキツイといった悩みを考えなくて良い。引っ張り続けることによる耐久性は少し気になった。

このように、細部にわたってオジサン時計を突き詰める本作。ちょっとシャレたアクセントを……などといった発想をせず、地味に徹する。この地味さがむしろ本作を非凡な存在に押し上げており、リイシューコレクションのみならず、「マーリン」や「MK1 メカニカル」などといった、過去のアーカイブに範を取ったモデルでヒットを飛ばすタイメックスの、復刻時計の名手としての「腕」が垣間見える。

オジサン時計を実際に着用してみてどうだったか?
タイメックス リイシュー 1983 オートマティック

Photograph by Yousuke Ohashi (Chronos-Japan)
34mmという小径ケースであるため、“細腕”の大橋の手首幅からもはみ出さず、収まっていることが分かるリストショット。薄型時計ではないので少し浮いている感じはするものの、軽量であるがゆえに、デスクワークの邪魔にもならなそうだ。
今回手首に怪我をしていたため、着用レビューは同僚の大橋洋介に行なってもらい、その着用感をヒアリングした。

直径34mmというケースサイズ
普段から小径ケースを好んで着けている大橋に、本作のサイズについてどう思ったか聞いたところ、「手首が細いので、比較的小さなサイズの腕時計を好む自分ですが、それでもこの腕時計は自分にとって小さな印象を覚えました。TVダイアルが小さく見える印象を与えているのかも」とのこと。確かに現代のスタンダードは40mm径前後であり、34mmというとかなり小さい。この小ささが何度も言ってる「よくやった!」なんですけどね。

蛇腹式ブレスレットも見どころ!
また、蛇腹式ブレスレットについて「本作の見どころ」として、印象的であったと語ってくれた。

「(腕時計で)蛇腹式ブレスレットを21世紀に復活させた、数少ない例がこの時計であると思います。最近、ほとんどこのタイプのブレスレットを見かけませんよね。現行品としては、ハミルトンの『ベンチュラ』くらいでしょう。ちなみに初代『カシオトロン』にも、これと同型のブレスレットを備えたモデルが存在していましたが、復刻版の製造にあたって、ブレスレットは再現されませんでした。それほど復刻から“漏れる”日陰の存在に光を当てたというのは、かなり挑戦的です」。うーん、なるほど。

「部分的にヘアライン仕上げが施され、残りがポリッシュで仕上げられている点と、ブレスレットの角が『立っている』点が、高級感を増していてグッド」とも話していた。「昔の蛇腹式ブレスレットは『プレスしただけ』感があって、どうしても安っぽさを感じてしまいます。そこを磨きで仕上げ、高級感を与えた意義は大きいです」という。

タイメックス リイシュー 1983 オートマティック

Photograph by Yousuke Ohashi (Chronos-Japan)
伸縮するのが便利な、蛇腹式ブレスレット。伸び縮みの遊びはそこまで大きくないため、指の腹を挟んでしまうといったことは気にならなかった。
「蛇腹式ブレスレットはバックルがないので、デスクワークをしている時に邪魔にならないというのもうれしいポイントでした」

また、私自身も本作が「昔のオジサン時計を忠実に再現しながら現代技術で復刻してくれて、タイメックスさんありがとうございます」とお礼を言いたくなるのが、工具なしでサイズ調整できるという本作の仕様だ。外すことのできるコマの裏側(手首に当たる部分)を押すと、カチッと簡単に外せるようになっているのだ。

タイメックス リイシュー 1983 オートマティック
コマの裏側を押しながら引くと、簡単にコマが外れた。着け直すのは少し難しいと感じた。脱着の際、傷付けてしまわないように要注意だ。
「昔の蛇腹式ブレスレットは、サイズ調整のためにコマを外すのが大変でした。ブレスレットを引っ張って、工具で突いて、どうのこうのしてやっと外せるんです。基本的には専門店に頼むものです。だから、工具を使わずにコマが外せる機構というのは、ユーザーにとってありがたいです。ただ、外せるコマの部分は、ブレスレットが伸縮しません。上下だけでなく左右にも伸縮する自由度の高さがこのブレスレットの売りなのに(そこは残念)」

私も前述したように、大橋も耐久面では懸念点があるようだった。

「耐久性の観点から、蛇腹式ブレスレットの採用を避ける場合もある、と聞きます。だから、このブレスレットの堅牢性というのは、少し不安にも思っています」

タイメックス リイシュー 1983 オートマティック
ケースバックはソリッド式で、オールポリッシュに仕上げられている。自動巻きムーブメントを搭載することもあって厚みはあるものの、12mmほどであるため、同機構として一般的なボリューム感であると言える。
使い勝手もヨシ!

インデックスや針が細く、またメタリックであるためシルバー文字盤に埋没するといったことはないかな? と思ったが、しっかり磨かれていることもあり、光源による視認性の違いは気にならなかったとのこと。

タイメックス リイシュー 1983 オートマティック

Photograph by Yousuke Ohashi (Chronos-Japan)
細身のインデックスと針が、ドレッシーな印象も醸し出している。カレンダーディスクが文字盤カラーと同様にシルバーとなっているため、全体的に落ち着いた、いや、オジサンな印象だ。
使用感について私から触れると、MIYOTAのムーブメントということで特筆すべき点はないが、リュウズの操作性が良かったということは取り上げておきたい。本作のようにドレッシーなモデルというのはデザイン上の理由からリュウズが小さく設計されている場合も少なくない。こういった小さいリュウズは爪の長い自分にとっては引き出しにくく、本作もそういった懸念があったものの、引き出しはもちろん、主ゼンマイの巻き上げや時刻合わせもやりやすかった。リュウズに装飾された切り込みによって指の腹が痛いといったこともない。日常的に使いやすい腕時計だと感じた。

巧みな戦略が感じられる1本、これは「買い」!
時計オタクオジサンが大好きな要素を盛り込んだ、タイメックスの「リイシュー 1983 オートマティック」を実機レビューした。渋くて地味で、しかも34mm径ケースというコンパクトなサイズ感は、「復刻時計」であることをとことん追求するという同ブランドの姿勢が感じられた。一方で1980年代当時にはまだ生まれていなかったような若い世代にとっては、現行品にはない新鮮な印象を持った腕時計であると同時に、4万2900円(税込み)という手の届きやすい販売価格が相まって、腕時計を購入する際の良い選択肢となるだろう。

この原稿を書いている最中、タイメックスを日本で取り扱う株式会社ウエニ貿易のマーケティング担当者N氏から、同ブランドの復刻時計の展開について、興味深い話を教えてもらった。もともとタイメックスのアーカイブを復刻させる試みを行ったのは日本からで、日本市場で人気に火が付いた結果、現在のような多彩な復刻時計の展開につながったというのだ。本文の中でタイメックスの復刻時計の腕前について言及したが、それが日本発というのだから、我が国の時計市場の成熟具合がうかがえるというものだ。そしてこの話を聞いたのが、今年のタイメックスの新作モデルの、プレス向け展示会。まだ情報解禁されていないため詳細は後日の発信となるが、オールドウォッチ好きでもそうでなくても、欲しくなる新作モデルがそろっていたことは記しておく。

時計デザインの可能性を追求する。

「あったらいいな、こんな腕時計!」を本気で創ってみた。セイコーのデザイナーたちが、夢の時計作りに取り組む恒例の「パワーデザインプロジェクト」。その最新版、原宿で開催中の「専用すぎる腕時計展2(ツー)」をお見逃しなく!

セイコーのデザイナーが“欲しい腕時計”を創ってみた!
「必要は発明の母」という言葉があるが、人は必要に迫られると、良いアイデアを思いつくもの。 このwebChronosをご覧になっている時計好きのみなさんは、どんな仕事をしているのだろうか?  そして自分の仕事のために「こんな機能やデザインの腕時計が欲しい!」と思ったことはないだろうか? もしかすると、それが特殊なものでも、他の人にとっては意外に魅力的なものかもしれない。

2024年12月20日から2025年2月16日まで、東京・JR山手線の原宿駅・表参道側の東口および東京メトロ千代田線・副都心線の明治神宮前駅・3番出口からすぐ近く、IKEAとユニクロの入っている商業施設「WITH HARAJUKU(ウイズ・ハラジュク)」の1階にあるイベントスペース「Seiko Seed(セイコーシード)」において開催中の「専用すぎる腕時計展2(ツー)」は、そんなアイデアをカタチにした、つまりデザインモックアップではなく、オメガスーパーコピー時計 代引き専門店“実際に使える道具”として本気で作ってみた6作品が展示されている、とてもゼイタクな腕時計のデザイン展だ。

専用すぎる腕時計展2

日本を代表する時計メーカーであるセイコーのデザイナーたちが、「特別な仕事をしている人の、特別な目的のための腕時計」を2次元ではなく3次元で創り上げた。しかもモノづくり、時計作りの面白さと可能性を実感できるので、時計好きはもちろん、子供たちも楽しめるはず。「これ欲しい!」という視点で観ても楽しめるのだ。

すでにこのwebChronosでは開催前日の2024年12月19日に記事がアップされているが、2025年2月16日に会期終了が迫っており、この貴重な機会を見逃してはモッタイナイので、改めて紹介する。ぜひ足を運んでいただきたい。

作品を展示している6人のデザイナーと作品
実は、今回作品を展示している6人のデザイナーさんたち、ひとりひとりにインタビューしたのだが、それは後日「時計デザインの今」のようなかたちで改めてご紹介したい。今ここで、作品の詳細を記してしまうと“ネタバレ”となって、「専用すぎる腕時計展2」を訪れた際の驚きと感動が減じてしまうので、ここでは6人のデザイナーさんとその作品、筆者の気になる点と感想を付けておくだけにとどめる。

※画像をクリックするとネタバレ写真を見ることができる。

忍びたるもの、針を見ずして時を読め!
① 忍者専用腕時計/Ninja Stealth Watch
菅沼佑哉(SUGANUMA Yuya)さん

忍者ファンなら欲しくなる!? ジャパニーズ・シークレットウォッチ!
その腕前と、その腕元で魅了する
② クラブDJ専用腕時計/Specialized Watch for Club DJs
伊藤絢人(ITO Kento)さん

ハーフミラーが生み出すサイバーな浮遊感がカッコイイ!
見る者たちを魅了する夜の支配者に捧ぐ
③ ヴァンパイア専用腕時計/Vampire-Exclusive Watch
石原 悠(ISHIHARA Yu)さん

ちょっと怪しくて面白い、大人のジュエリーウォッチ!
ゆで卵の腕前、半熟からの大脱出!
④ ゆで卵好き専用腕時計/Egg-Boiling Watch for Boiled Egg Lovers
酒井清隆(SAKAI Kiyotaka)さん

ゆで卵好きならぜひ欲しい! ヒョコヒョコとジャンプする針の動きも楽しい。
すべての子供たちの笑顔のために
⑤ サンタクロース専用腕時計/Santa Claus’ Specialized Watch
松本卓也(MATSUMOTO Takuya)さん

夜、誰にも姿を見られることなく子供たちにプレゼントを届けるサンタクロースのための専用腕時計。相棒のトナカイを秒針先端に赤く配したのも秀逸。
時間と、あの人の私への想いをはかる
⑥ 恋する乙女専用腕時計/A Watch for Girls in Love
廣瀬由羽(HIROSE Yu)さん

占い好きならぜひ欲しい!? 品川女子学院高等部の生徒さんが企画協力!

原案スケッチなど、企画・開発時の資料も展示されているから、作品とともに、その制作過程にも想いを寄せてみるのも楽しいだろう。

「専用すぎる腕時計展2」の開催は2月16日まで。まだ観ていない方は、想像の斜め上をカタチにした、思いもよらない腕時計の表現手法を楽しみに、ぜひ原宿へGO!

ニバダ グレンヒェン 一風変わったクロノグラフ、

正直に言うと、時々物事を見逃すこともある。認めよう。ニバダ グレンヒェン クロノスポーツのプレスリリースを見たとき、これはヴィンテージニバダを再現したものだなと思い、すぐに忘れてしまった。見た目が奇妙に感じたのだ。9時と12時位置にインダイヤルがあり、3時位置に日付表示がある同じようなクロノグラフはほかに思い浮かばない。それは、(今回の新作が悪いのではなく)元となったプロトタイプのアイデアが未完成に見え、視覚的に上半分が重すぎるように感じた。直感的にコミュニティも同じように感じるだろうと思い、単に奇妙だからという理由だけで、この時計を批判するための場をわざわざ設ける必要はないと感じたのだ。

結局、私が間違っていたようだ。この時計はよく売れており、ニバダファンにも好評だった。私は時代に遅れていたのかもしれないが、“今さら遅い”と思いながらも“やっぱりちょっと変わっているな”と感じた。そしてChrono24でオリジナルを見つけ、購入を考えた。それは私が正気を失っているか、あるいはこの時計に何か引きつけられるものを感じたからかもしれない。残念ながら、Geneva Watch Daysでこの新作とニバダのオーナーであるギヨーム・ライデ(Guillaume Laidet)氏に会った時点で、そのヴィンテージモデルはすでに売れてしまっていた。それと同時に、最信頼性の日本リシャールミルスーパーコピー代引き専門店!この時計が少なくとも1度はじっくりと見る価値があることを証明してくれた。

Chronosport
多くの人が異論を唱えるかもしれないが、まず言いたいのは私はヴィンテージの復刻モデルが好きだということだ。ただし、それがうまくつくられている場合に限る。私はヴィンテージウォッチのアイデアが好きで、いくつか所有している。ただ新しい時計を身につける快適さも捨てがたい。見た目がきれいだからというよりも、長い年月を経た時計を自分の不器用さで傷つけてしまうことを心配せずに済むからだ。またこのモデルの場合、200mの防水性といった信頼性の高い機能も手に入る点が魅力だ。

Chronosport
この時計は発売前からすでに盛り上がりを見せていた。ニバダ グレンヒェンがInstagramで、1970年代に製作された“シンガー製のエキゾチックダイヤル”のプロトタイプのひとつを紹介したのだ。それはブラン&サンズ(Bulang & Sons)で販売されていたもので、推定で20本しか生産されておらず、市販されることはなかった。ヴィンテージウォッチに詳しい人なら、ジャン・シンガー(Jean Singer)がスイスで最も偉大なダイヤルサプライヤーのひとつであったことをご存じだろう。シンガーはオメガ スピードマスター レーシングやホイヤー スキッパーから、あの有名なポール・ニューマン デイトナに至るまで、多くの名作ダイヤルを手がけている。

Paul Newman
2014年に掲載されたReference Points記事から、Ref.6241 ポール・ニューマンのクローズアップ写真。

また、シンガーのプロトタイプが特別な存在であることもご存じだろう(実際、セールスマンが持ち歩くサンプル帳からシンガーダイヤルを流用した、奇妙でユニークなロレックスがいくつも存在している)。このヴィンテージウォッチは、きわめて希少なワンオフ品と、量産された商業製品の中間に位置する。極端に高価というわけではないが、それでもなお希少性は高い。そしてこのようなブランドの歴史にまつわる興味深いエピソードがあれば、時計の発売には十分だ。特に過去のモデルを再現することに力を入れているブランドにとってはなおさらである。

Chronosport
おもしろいことに、ブラン&サンズの写真のファイル名を見てみると、“プア マンズ・ニューマン(Poor Man's Newman)”と記載されていた。確かに、新旧両方にそう呼ばれる特徴がある。最大の特徴は、ニューマンに似たロリポップ型インデックスや、インダイヤルに使われたアール・デコ調のフォントだ。ヴィンテージウォッチにおいては、たとえばオープン6や、少し太くて鮮明な2や5といった特定の数字が強調されており、こういった細かなディテールが大きな違いを生み出している。非常に似ているが、こういった細かい部分こそがヴィンテージ愛好家たちが情熱を注ぐポイントなのだ。

Original Chronosport
Photo: courtesy of Bulang & Sons

Chronosport
こちらは新しいモデル。

ほかのディテールに注目すると、オリジナルの時計はインダイヤルやタキメーターの目盛り、さらにはダイヤルのインデックスまで、すべてフラットなプリントがあしらわれていたことが分かるだろう。さらにダイヤル自体もほぼ平坦で、わずかにテクスチャーはあるものの、ほとんど目立たなかった。さらに夜光は針の先端とインデックスの端にある(経年変化した)黄色いドットにしか使われていなかった。しかし新しいニバダ グレンヒェン クロノスポーツでは、これらの要素が一段と強調されている。

Nivada Chronosport
たとえば、全面的にスーパールミノバが塗布されたバトン型インデックスや、夜光を多く使用した針などは、実用性の観点から見てもとても理にかなっていると思う。インダイヤルを少しだけ窪ませたデザインは必ずしも必要ではないが、悪くないアイデアだと思う。ただタキメーターの浮き彫りプリントは気に入っているが、ダイヤルのテクスチャーに関しては少しやり過ぎた感がある。非常に粗い粒状で、少し気が散ってしまう気がするのだ。

本モデルは特別薄いわけではなく、そのためか少し上部が重く感じる。ステンレススティール製のケースは厚さ15.7mm、直径38mm、ラグからラグまでの長さが44.3mmで、手首につけたときにかなり存在感があった。ただこのケースのシェイプはとても特徴的だ。ブロック状でがっしりしており、まさに1970年代のデザインだ。もし70年代に時計メディアがあったなら、その時代にスタンダードとされていたものについて不満を言っただろうか?

Nivada
ケース側面には美しいハイポリッシュ仕上げを採用している。サテン仕上げのトップケースやブレスレットとは対照的である。この厚さは、改良版のバルジュー7750自動巻きムーブメントによるものだ(個人的には、このムーブメントが搭載されているだけで検討する価値があると思う)。ブレスレットはヴィンテージモデルから改良されており、エンドリンクがケースにぴったりと合うようになっている。さらにダブルドームのサファイア風防は、オリジナルのプラスチック風防をほうふつとさせるようぷっくりとしている。

Old
Photo: courtesy of Bulang & Sons

New
この厚みのあるケースと改良されたエンドリンクは必見。

Old
Photo: courtesy of Bulang & Sons

New
ブラン&サンズで売られていた個体の裏蓋はフラットなデザインだったが、ニバダ グレンヒェンは量産デザインに近いものを採用した。これらすべてはニバダのチームがブラン&サンズモデルの写真をベースにつくり上げたものである。ギヨーム氏によれば、希少なオリジナルの20本のうちのひとつを手にすることができなかったため、写真や寸法、感覚を頼りに進めたという。彼らは3DプリントやCNCを試して、シェイプや厚さを正確にし、プッシャーとリューズがケースに適切に配置されるよう工夫した。オリジナルを手に取ることなく、ここまで近い再現ができたのは見事だと思う。

ヘリテージの復刻モデルを愛しつつも、フォティーナを嫌う人がどれほどいるか分からないが、両者は密接な関係にあるようだ。しかし、きっとコメントで“私だ”と言ってくれる人もいるだろう。とはいえ、ニバダはもうひとつ異なるバージョンを用意している。そちらは黄ばんだ部分をすべて当時のままの白にしているようだ(ただし、インダイヤルは当初からそのようにデザインされていた)。そのモデルを実際に見ることは叶わなかったがそれがきっかけで、最後にお気に入りの小さなポイントに気づいた。もし、テクスチャー加工が施されたアルミニウム製ベゼル(あるいはタグ・ホイヤー F1のようなプラスチック製ベゼル)を持つ古い時計に触れたことがあるなら、その古いコーティングが施されたベゼルの独特な感触が指に残る感じを知っているだろう。本作のフルーテッド加工があしらわれた逆回転防止アルミニウム製ベゼルは黒く塗装されており、その感触は純粋にヴィンテージらしい魅力を持っている。またダイバーズベゼルのような分表示と12時間表示の両方を備えている。

このニバダ グレンヒェンは2180ドル(日本円で約32万円)で販売されていた。デザイン、作り、ムーブメントを考えると、妥当な価格設定だと感じる。またさまざまなストラップオプションも用意されていたが、特に今回のモデルに使われていたストラップが気に入っている。しかし、“販売されていた”ということは...時計を愛する人々にとって残念なお知らせだろう。すでに予約受付が終了してしまったのだ。ただし、二次流通市場ではすでに出回り始めているのを確認した。私はこの時計に恋をしたのか? そういうわけではないが、この時計をもっと評価するべきだと学んだ。自分がクロノマスター アビエーター シーダイバー(略してCASD)ファンだからといって、こんなにも頭が固くなるべきではなかったと気づいたのだ。最近、多くの新作が“同じことの繰り返し”だと感じるなか、1970年代に一風変わったデザインを生み出した象徴的なデザイナーの作品は、まさに私が注目すべきものだったのかもしれない。

グランドセイコー 45GS復刻で鮮烈に蘇る、手巻きハイビートの誇り

グランドセイコーがおよそ50年ぶりに開発した新しい10振動の手巻きムーブメント「Cal.9SA4」を搭載した「ヘリテージ コレクション 45GS 復刻デザイン限定モデル」。グランドセイコーが描く理想形を目指すための、新たな一歩となる。

グランドセイコーの新しい10振動の手巻きムーブメントCal.9SA4。フラッグシップシリーズである「エボリューション9 コレクション」に搭載され話題を集めたが、今秋発売される「ヘリテージコレクション 45GS 復刻デザイン限定モデル SLGW004/SLGW005」は、グランドセイコーの理念や理想を具体化したモデルといえるだろう。なぜならオリジンとなる1968年製の「45GS」は、デザインと機構の両面を極めた初期グランドセイコーの理想形と呼ばれているからだ。

SSケース、38.8mm径、10.4mm厚。3気圧防水。クロコダイルストラップ。グランドセイコーブティック、グランドセイコーサロン、グランドセイコーマスターショップにて展開。

45GSが初期グランドセイコーの理想形とされる理由は、まずはデザインにある。グランドセイコーのデザインコードである「グランドセイコースタイル」は、“機能は見えるように、性能は感じるように”という理念のもと、セイコーのデザイナーであった田中太郎氏がまとめあげたもので、第二精工舎が製作した1967年の「44GS」によって完成した。シャープな平面を生かしたケースや多面カットのインデックスなどが特徴で、その後のグランドセイコーのデザインを方向付けることになる。45GSはその後継機で、グランドセイコースタイルを踏襲したデザインを備えていた。

さらに、パテックフィリップスーパーコピー代引き 優良サイトムーブメントにもセイコーの歴史が詰まっている。諏訪精工舎と第二精工舎は、1964年からスイスのヌーシャテル天文台で開催されていた天文台コンクールに機械式時計で参加していた。諏訪精工舎は自動巻き式にこだわる一方で、第二精工舎は1966年と1967年に、10振動の手巻きムーブメントCal.052を投入し、優れた成績を収めた。そして第二精工舎ではそのノウハウを生かして10振動の手巻きムーブメントCal.4520を開発し、45GSに搭載したのだ。

つまりシャープな造形美をもつ外装デザインと、10振動の高性能ムーブメントがはじめて融合したのが、かつての45GSだったのである。

そもそも45GSとは何だったのか?
高速で回転するコマが安定しているのと同様に、テンプの振動が速い(振動数が高い)ほど、衝撃などの外因の影響を受けにくくなって精度が安定する。そのためグランドセイコーは、10振動というハイビートムーブメントの開発に力を入れてきた。

「ヌーシャテル天文台コンクールへの参加に代表される高精度への挑戦は、すなわち10振動ムーブメントの開発史でもあります。そもそもグランドセイコーは、1969年の1年間の出来事ではありますが採用するムーブメントがすべて10振動だったこともあるくらい、ハイビートムーブメントにこだわってきました。

1998年に機械式のグランドセイコーが復活し、その後、自動巻きの10振動ムーブメントを実現しました。かつてのグランドセイコーのように、手巻きでも10振動キャリバーを実現させて再び世に送り出したいという想いは、ずっと持ち続けていました」とグランドセイコーの商品企画を担当する江頭康平氏は語る。

2020年にデビューした新時代の高性能ムーブメントCal.9SA5は、10振動の自動巻きである。しかし当初からこのムーブメントをベースとしてバリエーションを増やすことが計画されており、2023年にクロノグラフのCal.9SC5が、そして2024年に満を持して10振動の手巻きムーブメントCal.9SA4がデビューする。

「このムーブメントは、まずは『エボリューション9 コレクション』に搭載しました。しかしなぜ10振動の手巻きムーブメントにグランドセイコーが挑戦したのかというストーリーを語るには、実際の時計を提示する必要性がある。だからこそ45GSを復刻させる必要があったのです」(江頭氏)

SLGW004 423万5000円(税込) 世界限定200本(うち、国内175本) 11月9日発売予定

18KYGケース、38.8mm径、10.4mm厚。3気圧防水。クロコダイルストラップ。グランドセイコーブティック、グランドセイコーサロン、グランドセイコーマスターショップにて展開。

新世代手巻きハイビート Cal.9SA4を解き明かす
 ニッチではあるが、グランドセイコーの歴史を語る上で外すことができない「10振動の手巻きムーブメント」。それを実現したCal.9SA4は、知るほどに魅了されていくキャリバーである。

「Cal.9SA5の自動巻き機構用のスペースに対して、パワーリザーブ機構を配置しました。ただ、ベースといってもCal.9SA4では新たに採用した部品が全体の40%を占めており、その多くは手巻き機構とパワーリザーブ表示用です。Cal.9SA5を設計する時点で、自動巻き部分にパワーリザーブを配置した手巻きムーブメントを想定しており、Cal.9SA5がローンチしてひと段落した2021年にCal.9SA4の設計を開始しました」とムーブメントを設計した田中佑弥氏は語る。

Cal.9SA5はハイビートであるだけでなく80時間のロングパワーリザーブも有していた。Cal.9SA4も同様のロングパワーリザープを実現しているうえ、手巻きムーブメントとしての使いやすさにも配慮している。

「Cal.9SA5は自動巻きに合わせた手巻き機構を搭載していますが、Cal.9SA4は手巻きを前提としてユーザーが使いやすくもっと巻きたくなるような巻上げ感を実現するため、新構造の手巻き機構を搭載しています。巻上げ回数と重さ、クリック感が手巻きの感触や使用感に大きな影響を与えるため、巻上げ回数と重さを決める輪列の減速比や、クリック感を決めるコハゼの形状は一から設計しました。もちろんグランドセイコーとしての耐久性は担保しています。また、巻き上げる際の心地よさを探るために、社内の多くの人にプロトタイプを巻き上げてもらい、重さやクリック感に関するコメントを集め、感性的魅力と実用性のちょうどいいバランスに落ち着かせました」(田中氏)

リューズを巻き上げる行為とは、すなわち時計と対話することでもある。パワーリザーブ表示を裏面に配置したのは、ムーブメントを見ながらゼンマイを巻き上げて欲しいというメッセージだという。そしてブリッジには雫石川仕上げが入り、赤みの強いルビーの穴石を収める穴の面取りは斜面を浅くすることでポリッシュ面を広く取り、キラッと輝きを強めた。巻き上げ時にカチカチ動くコハゼの形は、盛岡市の鳥である「セキレイ」を模した。こういった仕様はムーブメント設計者だけでなく、デザイナーも交えたチームで考えた結果である。そのため機能だけでなく、美観も優れたムーブメントとなった。

海外からの反応もよく、スウェーデン・ストックホルムで時計販売店とイベントをした際には、『私たちの鳥が時計に入っている』と興奮して話してくださったお客様もいました。北欧でもセキレイは馴染みのある鳥だそうで、これまでの製品にはなかったストーリーを加えることができました」(江頭氏)

高性能で美しいCal.9SA4には、グランセイコーの”手巻き愛“がギュッと詰まっているのだ。

左は新作のSLGW005、右はオリジナルの45GS。サイズ感やディテールは現代的にアップデートされているものの、コンセプトは確実に踏襲されているのが分かる。

秀逸な10振動の手巻きムーブメントCal.9SA4を搭載したヘリテージコレクション 45GS 復刻デザイン限定モデルは、オリジンと比較してどのような進化を遂げているのだろうか?

「グランドセイコーにおける10振動モデルの象徴として45GSを復刻させるわけですから、デザインは基本的にオリジンに忠実である必要があります。グランドセイコースタイルに則った平面と稜線を利かせたケースデザインはその典型でしょう。ただしサイズ感はオリジンに固執せず、現代的に進化させました。そもそもケース径はキャリバーサイズに関係する部分なので、オリジンよりも2.3㎜大きくなっています。しかしそれでも38.8㎜径という小ぶりなサイズに収めたのは、オリジンの45GSが44GSよりも小型だったという関係性を意識してのことです。現在の44GSモデルの多くは40㎜径なので、それよりも小さくしています」(江頭氏)

ダイヤルデザインはオリジンに合わせてシンプルに徹しつつ、やや上面が黒色であったインデックスと針は、現在のグランドセイコーのデザインコードと異なるので採用せず、またケースバックもシースルーへと変更している。しかしなによりも目に留まるのは、12時位置のSEIKOロゴだろう。

「45GSらしさを表現するために、変えるべきでない箇所はしっかり残しました。グランドセイコーは2017年に独立ブランドとなって以降、12時位置にはGrand Seikoと入るようになりましたが、それでは復刻モデルには見えません。だからあえてSEIKOロゴを掲げたのです。それが自然なことですから」(江頭氏)

左がオリジナル、右が新作のSLGW005。

アクセサリー的に時計を楽しむ流れがある一方で、これ見よがしではないクワイエット・ラグジュアリーな時計が評価され始めている。細部まで美しくまとめられ、時計としてのスペックに優れる「ヘリテージコレクション 45GS 復刻デザイン限定モデル」は、まさにそういう価値をもっており、グランドセイコーをさらなる高みへと押し上げることだろう。

ブルガリ アルミニウム GMT フェンダー® 限定モデル

ブルガリが世界的楽器メーカーであるフェンダーとコラボレーションしたブルガリ アルミニウム GMT フェンダー® 限定モデルを発表した。本作はフェンダーを象徴するギター、ストラトキャスターの誕生70周年を記念し、ブルガリのアルミニウム GMTをベースに作られたスペシャルピースだ。

ブルガリスーパーコピー代金引換を激安お客様に提供します アルミニウム GMT フェンダー® 限定モデルは、70年前の1956年に誕生したストラトキャスターをオマージュし、このアイコニックな楽器にインスパイアされたディテールやオリジナルカラーを採用している。印象的なフェンダーのシグネチャーであるラッカーフィニッシュにちなんだブラウンクリームのグラデーションダイヤルに始まり、ダークブラウンのラバーベゼル、ギターにも採用されているダークブラウン&クリーミーホワイトカラーを取り入れたセカンドタイムゾーン表示(上半分の18時から6時までがダークブラウン、下半分の6時から18時がクリーミーホワイト)、そしてギターのフレット(ギターネックの上に設けられている金属製の横線パーツ)をイメージしたロジウムメッキの鏡面インデックスと針など、ストラトキャスターをほうふつとさせるディテールを随所に宿す。

本作は単独可動のGMT針による“コーラー”タイプGMT。ベゼルは固定式で、リューズによりGMT針を動かして2タイムゾーン表示をさせるシンプルな機能だが、それゆえ操作も簡単で扱いやすい。

DLCコーティングを施したチタン製ケースバックには“Fender®”の文字があしらわれている。そして一見レギュラーコレクションと同じように見えるアルミニウムリンクを持つラバー製ブレスレットは、ピンバックルではなく最適なフィット感が得られるベルクロストラップを採用している。一方、ケース内部にはレギュラーコレクションと同様、固定式の24時間スケールと単独可動のGMT針による2タイムゾーン表示、いわゆる“コーラー”タイプのGMT表示機能を備えたCal.B192を搭載する。

なお、本作は世界1200本限定だが、時計本体に加えてアイコニックなギターケースにインスパイアされた特注ウォッチケース、さらにストラトキャスターの70年の歴史をたどる冊子がセットになった140個の限定パッケージ版はブルガリの公式サイトにて8月30日(金)から先行販売を開始した。こちらはすでに販売終了となっているが、冊子のつかない通常版(商品、スペシャルボックスに関してはEC先行分と同じ仕様)は2024年10月より店頭で発売予定とのことなのでご安心を。価格は66万円(税込)だ。

ファースト・インプレッション

このブルガリ アルミニウム GMT フェンダー® 限定モデルのベースは2021年に登場したアルミニウム GMTだ。搭載ムーブメントはCal. B192で、サイズなども変わらず、スペックはレギュラーコレクションと同じため、本稿では特に触れない(スペックやGMT機能についてはこちらの記事で紹介している)。本作において語るべきは外装の違いにつきる。

最大の見どころはダイヤルだ。レギュラーコレクションには青赤のセカンドタイムゾーン表示を持つブルーラバーモデル、黒赤表示を持つブラックラバーモデルの2種類があるが、どちらもダイヤルは表面を少し荒らしたマット仕上げ。一方、本作のダイヤルはストラトキャスターにインスパイアされたブラウンクリームのグラデーションカラーを採用しているのは紹介したとおりだが、そのギターのように表面にラッカーフィニッシュが施された艶のある質感を備えているのが特徴だ。また針やインデックスもレギュラーモデルは全体の仕上げに合わせてマット調だが、本作ではロジウムメッキの鏡面仕上げでやはり艶のある質感を持つ。どちらかといえばスポーティでカジュアルな雰囲気が強いレギュラーコレクションと比べると、この限定モデルは少しドレッシーな印象がプラスされておりシックなモデルに仕上がっている。

アルミニウム GMTは季節を問わずつけられる時計だが、レギュラーコレクションに対する個人的な感想としては夏の装いに爽やかなアクセントとしてつけるのにぴったりなイメージがあった。一方、本作はその色合い的にスエードのジャケットやフランネル素材のセットアップやスーツなど、どちらかといえばこれから迎える秋冬の装いにこそ映えそうな印象が強い。

そして本作において感心したのはベルクロストラップの採用だ。ダークブラウン&クリーミーホワイトカラー、そしてグロッシーなダイヤルなどともすればドレス感が強いディテールなのだが、ベルクロストラップを合わせたことでブルガリ アルミニウムが持つ、スポーティでカジュアルなイメージから逸脱することなくバランスよく留まっているように筆者には感じられた。

強いて気になる点を挙げるとするなら、価格だろうか。レギュラーコレクションは56万6500円であるのに対し、この限定モデルは66万円(ともに税込)で10万円ほどの価格差があるのだ。同スペックのバリエーションモデルという見方からすれば、やや高く感じるかもしれない。

だが、チャンスがあればぜひ店頭で見比べてみて欲しい。このアルミニウム GMT フェンダー® 限定モデルに魅力を感じたのなら、おそらくレギュラーコレクションと迷うことはないだろうと筆者は思っている。なぜならスペックは同じかもしれないが、この限定モデルが持つディテールにはレギュラーコレクションでは代替できない、この時計だけの魅力があるからだ。

基本情報
ブランド:ブルガリ(BVLGARI)
モデル名:アルミニウム GMT フェンダー® 限定モデル(Aluminium GMT × Fender® Limited Edition)
型番:104117

直径:40mm
ケース素材: アルミニウム(ベゼルはブルガリ・ブルガリロゴのダブルエングレービングを施したブラウンのラバー製、リューズとケースバックはDLCコーティングを施したチタン製)
文字盤色: ブラウン‐クリームのグラデーション
インデックス: バー(6と12はアラビア数字)
夜光: 時・分針、インデックス、セカンドタイムゾーン24時間目盛り、GMT針にスーパールミノバ®
防水性能: 10気圧
ストラップ/ブレスレット:ブラウンのラバー製ブレスレット×アルミニウム製リンク&バックル付きベルクロ製ストラップ
追加情報:チタン製ケースバックに「Fender®」ロゴ

ムーブメント情報
キャリバー:B192
機能:時・分表示、センターセコンド、3時位置に日付表示、センターにGMT表示針
直径:26.2mm
厚さ:4.1mm
パワーリザーブ:約42時間
巻き上げ方式:自動巻き
振動数:2万8800振動/時
石数:25石
クロノメーター認定: なし

価格 & 発売時期
価格:66万円(税込)
発売時期:スペシャルセット140本分は8/30〜31の2日間のみEC上で先行購入受付。また冊子のつかない通常版(商品、スペシャルボックスに関してはEC先行分と同じ仕様)は10月より店頭でも発売予定
限定:世界限定1200本(8/30〜31の2日間のみ発売のスペシャルセットは140本限定)

ピアジェが新たなコレクション、ヴィンテージ着想のトラペーズ型トリビュート。

現代の市場はラウンド型(それとオクタゴン型)ケースで飽和状態にあるが、ピアジェの新作シックスティは大胆なデザインの復活に説得力を持たせている。台形のケースを採用したこのモデルは、メゾンが最も実験的だった1960年代後半をほうふつとさせる。当時のピアジェは、ウォッチメイキングとファッションの境界を曖昧にしていた時代であり、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)のようなカルチャーアイコンの注目を集めた時期でもあった。ウォーホルが愛用していたのは、ゴドロン装飾と独創的なシルエットを持つピアジェウォッチであり、今回の新作はまさにそのモデルに着想を得ている。

シックスティのケースサイズは29mm×25.3mm、厚さはわずか6.5mmだ。このプロポーションは、内部に搭載されたスリムなクォーツムーブメントと、ウルトラスリムウォッチ製造におけるピアジェの長年の技術力によって実現されたものである。サイズ感とスタイリングの両面から見ても明らかにレディスウォッチではあるが、そのケースシェイプはコレクター心をくすぐる魅力に満ちている。柔らかく丸みを帯びたコーナー、繊細なアシンメトリー、そしてヘアライン仕上げとポリッシュ仕上げの織り成す奥行きあるコントラストがその特徴だ。ケース素材はステンレススティールと18K4Nピンクゴールドの2種類でラインナップ。単一素材のモデルに加え、ツートン仕様も用意されている。2モデルには51個(計0.52ct)のブリリアントカットダイヤモンドをセッティングしたベゼルが採用されており、ケースとダイヤルの建築的なコントラストをさらに際立たせている。

4つのリファレンスすべてに共通するのは、光を放つホワイトサテン仕上げダイヤルである。縦方向に施されたヘアラインが光をとらえ、ベゼルに刻まれたゴドロンのようにそれを巧みに反射・拡散させる。この意匠は、アンディ・ウォーホルが愛用していた1970年代のピアジェモデルへの静かなオマージュとなっている。バトン型の針とアプライドのゴールドインデックスに、ローマ数字をアクセントとして配したダイヤルは、個性的なケースシェイプに反して、パネライ スーパーコピー驚くほどクリーンなレイアウトに仕上がっている。シックスティのブレスレットはSS、ゴールド、またはツートンのいずれかで構成されるトラペーズ型リンクを編み込むように配したデザインが特徴的で、その一体感ある造形が際立っている。アンラウンドケースにもかかわらず、装着感は実にシームレスだ。加えて隠しプッシュボタン式のフォールディングクラスプにより、セキュリティと視覚的な一体感が両立されている。

Piaget Sixtie
我々の考え
1969年、ピアジェはジャン=クロード・ギュエ(Jean-Claude Gueit)がデザインディレクションを手がけた“21世紀コレクション”を発表した。彼は、時計をジュエリーオブジェとして再定義する上で重要な役割を果たしたビジョナリーである。このコレクションではカフやソトワール、そしてもちろんトラペーズといった、従来の枠にとらわれないシルエットが登場し、ウォッチメイキングとハイファッションの境界線が曖昧になった。新作シックスティは、この台形美学を現代に蘇らせたものであり、ピアジェのアーカイブにとどまらず、その時代全体のデザイン的影響をも反映している。たとえばYSLのトラペーズドレス、ミッドセンチュリーモダンの建築的ダイナミズムを思い浮かべる。

55年の時を経て、ピアジェは自らの黄金時代に敬意を表している。まるでミニ・アンディ・ウォーホル・ウォッチのようなこれらの新作は、1970年代の大胆なクリエイションに対するアシンメトリックなオマージュであり、そのスケールはやや控えめに再解釈されているとはいえ、その精神は確かに息づいている。このトラペーズ型のフォルムは、あえてニッチであることを貫く姿勢が印象的で、メゾンの中核コレクションとしては大胆な選択だ。ラウンドケースの復刻モデルであふれる市場において、シックスティはまさにデザインにおける勇気を思い出させてくれる鮮烈で爽快な一撃である。

基本情報
ブランド: ピアジェ(Piaget)
モデル名: シックスティ(Sixtie)
型番: G0A50300(SS)/G0A50301(SS×PG)/G0A50302(PG)/G0A50304(PG、ダイヤモンドベゼル)

直径: 29mm×25.3mm
厚さ: 6.5mm
ケース素材: ステンレススティール/ステンレススティール×18K 4Nピンクゴールド/18K 4Nピンクゴールド/18K 4Nピンクゴールド(ダイヤモンド付き)
文字盤: ホワイトサテン仕上げ
インデックス: アプライド
夜光: なし
防水性能: 50m
ストラップ/ブレスレット: SSまたはPGまたはツートンのブレスレット、プッシュボタン付きフォールディングクラスプ

Piaget Sixtie
ムーブメント情報
キャリバー: 57P、クォーツムーブメント
機能: 時・分表示

価格 & 発売時期
価格: SSモデルが169万8400円/SS×PGモデルが198万円/PGモデルが479万6000円/PG、ダイヤモンドベゼルが567万6000円(すべて税込)
限定: なし

新しい脱進機、一体型ブレスレットを備えたロレックス ランドドゥエラーと、

ロレックスがスカイドゥエラーを2012年に発表した際、バーゼルワールドのロレックスブース前には報道陣が押し寄せ、にわかに熱気を帯びていた。ショーウィンドウにはサブマリーナー各種が美しくディスプレイされ、その隣にはひときわ背の高いスタンドがシルクの布で覆われていた。それが何かは明かされていなかったが、明らかに“特別な何か”であることは誰の目にも明らかだった。ショー初日、予定された時刻になるとその布が厳かに取り払われ、姿を現したのがスカイドゥエラーだった。

ロレックスが前回、まったく新しいモデルを発表したときにはシルクのカバーが使われていた。

ロレックスコピーが“スカイドゥエラー”の商標を出願したとき、時計業界のインターネット界隈は騒然となった。これは何を意味するのか? どんな時計になるのか? 予想記事や憶測が飛び交い、期待と好奇心が渦巻いていた。だが正式発表までのあいだ、スカイドゥエラーの画像も動画も一切公開されることはなかった。その実態を知る者は誰ひとりいなかったのである。そしてついに、あのシルクのカバーが持ち上げられた瞬間、ロレックスは見事に革新を成し遂げていた。しかし目の前に現れたその姿に、多くの愛好家たちは困惑した。「これは一体、どう受け止めればいいのか?」という空気が、その場には確かに流れていた。

2025年現在、ランドドゥエラーの発表に先立って行われたのは、商標および特許の出願、6枚ほどの“リーク”画像の流出、公式Instagramアカウント(@rolex)によるティザー投稿、数媒体への事前アクセスの付与、ロジャー・フェデラー(Roger Federer)によるInstagramフィードへの“さりげない”投稿、そしてジュネーブ時間午前0時1分への直前の発表解禁時間変更であった。もはやシルクの布とはかけ離れたアプローチである。ロレックスは数十年来のモデルに少しずつ改良を加えていくスタイルで知られるブランドであり、完全な新作を発表する際には慎重さが求められる。しかし、今回はその“お決まりの流れ”を覆すような発表手法がとられた。これはまったく新しいモデルに対する打ち出し方として、極めて理にかなっていると言えるだろう。

A Rolex Land-Dweller in steel
まったく新しい製品に対する、まったく異なるリリース戦略。それが今回のランドゥエラーで見られたものだ。しかし時計愛好家たちの反応はというと、どこかスカイドゥエラーのときと重なるものがある。つまり技術的な革新に対しては敬意を表しつつも、デザインや価格設定に対しては戸惑いを隠せない。そんな空気が広がっているのだ。

Watches & Wondersでは毎年のように、シルクのカバーが外された瞬間や情報解禁のタイミングで、ロレックスがいかに保守的なブランドであり、時計業界の“基準”となるモデルを数多く擁しているかを改めて思い知らされる。新色の追加、ムーブメントの改良、既存モデルのバリエーション展開。そうした発表がショーの中心を占めるのが常だ。それでも、時折ロレックスは私たちに思い出させてくれる。マスターズや全仏オープンの中継で耳にする“Perpetual Excellence(永続する卓越)”という言葉が決して飾りではないということを。

A Rolex Land-Dweller in steel
左はエバーローズゴールドにバゲットダイヤモンドのダイヤルとベゼルを備えたランドドゥエラー 36、右はプラチナ製のランドドゥエラー 40。

ランドドゥエラーのようなモデルが発表されるような場面において、私(あえて言えば時計界全体を代表して)はどう受け止めるべきか毎回迷ってしまう。もし“顧客は常に正しい”という論理が時計界にも当てはまるのであれば、今日、ノーチラスもロイヤル オークも、アクアノート、デイトナも、これほど記憶に残る存在とはなっていなかっただろう。いずれも登場当初は酷評されたり、発売当時にはまったく売れなかったりしたモデルばかりである。
そんなとき、HODINKEEの元編集者が引用していたジョン・アップダイク(John Updike)の“神様は手紙の返事を書かないものだ(God does not answer letters)”という言葉を思い出す。

ランドドゥエラーは、ロレックスが築き上げてきたアイコン的モデルの系譜に新たに加わる1本となった。そしてもし関税をめぐる問題が話題をさらっていなかったとしても、このモデルこそがWatches & Wonders 2025の主役であったことは間違いない。多くの来場者、さらには遠く離れた愛好家たちからしても、今年どころか過去数年においてもっとも“実際に手に取り、試してみたい”と強く望まれ、期待されたモデルであっただろう。私を含むHODINKEEチームも、ロレックスの“ブース”、実際にはブランドロゴに覆われ、フルーテッドベゼルを想起させる壁面が配された会場内の巨大な建造物といった趣だが、そこに入るときには興奮と緊張が入り混じった気持ちだった。そしてロレックスの担当者たちは、前置きもそこそこに紹介を開始した。最初に姿を現したのは、40mm径のステンレススティール製ランドドゥエラーだった。

大会議室のようなテーブルに着席し、数日間にわたって特許出願書類や確認できた情報を読み漁ってきたランドドゥエラーが、ちょうど反対側の端から回され始めた。私の前に届くのは最後になる。そのあいだ私は黙って観察し、耳を傾けることにした。最初はほとんど言葉が交わされなかった。こうした場では、それが常である。誰もが、たとえおしゃべり好きで知られるタンタンでさえ、まずは腕時計をじっくりと手に取り、手首に載せて確かめたうえで、「すごい」や「美しい」といった第一声以上の言葉を見つけるには少し時間がかかる。同席した仲間たちの表情や所作を見て、彼らが思い描いていたランドドゥエラーのイメージとは、実物が少なからず異なっていたことが伝わってきた。

写真、特にロレックスの公式ビジュアルではまず文字盤に目を奪われ、そこから目が離せなくなる。フェムトレーザーによって刻まれたハニカムパターンや、“6”と“9”のアラビア数字。この“顔”の印象があまりに強いのだ。だが実際に手に取ると、ランドドゥエラーの魅力は文字盤だけではなく、むしろロレックスがこれまで築いてきた伝統的な文法を静かに覆すような意外性が細部にまで宿っている。Ref.1530に着想を得た新しいケース形状は、現代ロレックスらしい仕上げと構造美によって極めて新鮮な印象を放っている。薄く、手首に沿ってしっかりとフィットし、つけ心地も快適だ。同じく新設計のフラットジュビリーブレスレットは、従来よりも鏡面仕上げの面積が明らかに少なく、その名のとおりフラットな印象を与える。スケルトン仕様のケースバック、その奥に見えるムーブメント、クラウンが刻まれたクラスプ。目に入るものすべてが、これまでのロレックス像に一石を投じるかのように鮮烈である。

A Rolex Land-Dweller in steel
ベンの手首に収まる、40mmケースのランドゥエラー。

A Rolex Land-Dweller in steel
このケースのポリッシュ仕上げを見てくれ!

A Rolex Land-Dweller in platinum
そう、これがプラチナである。

黒のチョークストライプのスーツとややきつめの白いカフのあいだに、ランドドゥエラーは難なく収まった。自分でも気づかぬうちに、袖のなかへと時計を滑り込ませたり、また引き出したりを繰り返していた。現代のロレックスでこうした体験をしたのは、1908を除いてこれが初めてだった。そしてほんの一瞬、私は心を奪われていた。その薄さに驚きながらも、本当に40mm径なのかを2度確認した。確かに40mmだったが、装着感は38mm径のように感じられた。ヴィンテージのRef.1016 エクスプローラーを好む自分としては、36mm径がラインナップにあることを知って喜んだが、実際にはこの40mmモデルに圧倒的な魅力を感じていた。ケースとブレスレットの設計はまさに完璧だった。小径時計を好む自分でさえ、大きめで汎用性の高いこのサイズを選びたくなるほどに。

そして、ようやく文字盤に目が向いた。思ったよりも時間がかかったが、気がつけば肘を曲げ、顎を襟元に乗せた姿勢でじっと見入っていた。頭のなかでは、次々と感想が浮かんでいた。「やっぱり白文字盤にはあまり引かれないな。プラチナのほうはどうだ?」、「あわよくば、黒文字盤も出してくれないだろうか」、「6と9の数字は思ったほど目立たないな。将来的には省かれるかもしれない」。私は自分の腕にある時計を、特にその文字盤について、頭のなかで編集しようとしていた。そしてその瞬間、はっきりと気づかされた。“神様は手紙の返事を書かないものだ”というあの言葉の意味を。

A Rolex Land-Dweller in steel
ランドゥエラーにおいて唯一、誰もが納得しているとは言いがたい部分。それがダイヤルである。

A Rolex Land-Dweller in platinum
プラチナ

A Rolex Land-Dweller in Everose gold
エバーローズゴールド

ふと思う。1972年のオーデマ ピゲのブースでロイヤル オークを目の前にした当時のリッチ・フォードン(私だ)は、頭のなかでどんな“修正”を加えたのだろうと。プチタペストリーは、彼にとって過剰に映っただろうか? あるいは、1997年のパテック フィリップのブースでRef.5060 アクアノートに対して、「アラビア数字か夜光の大型インデックス、どちらか一方にすべきだったのでは?」と考えたかもしれない。

ランドドゥエラーのCal.7135についてIntroducingで記事を書いたときは興奮を抑えられなかった。そしてケースやブレスレットへの深い愛、それも間違いなく本物だった。だが実際に手にすると、文字盤は自分の望んでいたものとは少し違っていた。とはいえ私は気難しく、移り気な時計愛好家にすぎない。もし友人がこの文字盤を気に入って「どう思う?」と聞いてきたら、私は間違いなく全力で背中を押すだろう。ムーブメントの性能やヴィンテージに通じるデザインの系譜について、相手が口を開く前にまくし立ててしまうに違いない。

マークならこんな写真も撮れてしまう。

価格についても触れておこう。ここで紹介している40mm径のステンレススティール製ランドドゥエラーは、225万5000円(税込)。36mmモデルは211万5300円(税込)に設定されている。クラシックラインにおける位置づけとして、ロレックスの最新作である本モデルは、貴金属のみで展開されるデイデイト(639万3200円〜)より下位に、ステンレススティール製のスカイドゥエラー(244万2000円)よりも下、そしてステンレススティール製のデイトジャスト41(160万2700円)より上に位置している。こつまり、ごく自然なかたちでカタログ内に収まる、見事な価格設定がなされているわけだ。ムーブメントの技術と明確に差別化されたデザインを考えれば、デイトジャストに対して約60万円の価格差は妥当であると私は考える。この差額を高いと感じる向きもあるかもしれないが、たとえばオイスターブレスレット単体であっても、中古市場では4000ドル(日本円で約60万円)で取引されていることを思えば納得がいくはずだ。

2012年に登場したスカイドゥエラーは、発売当初こそ非常によく売れた。時期によっては、正規販売店で最も入手困難なロレックスとされ、定価以上で取引されることも珍しくなかった。それがまだ“普通”ではなかった時代に、である。しかし年月が経つにつれ、ロレックスで最も複雑なこのモデルは、たとえその重要性が変わらなかったとしてもいまやカタログのなかで“頼めば出てくる数少ないモデル”のひとつとなってしまった。ロレックスというブランドは、少しずつ改良を重ねることで進化を遂げていく。その意味で、プロフェッショナルやクラシックといった象徴的なモデル群から逸脱した完全な新作を出すことは、ロレックスにとって容易ではない。発表時には熱狂が巻き起こるものの、そののち徐々に熱は冷めていく。これまで何度か繰り返されてきた構図だ。ランドゥエラーがこの流れのなかでどう位置づけられるのか。その答えが出るには、まだ時間が必要だ。10年後にまた聞いて欲しい。
https://www.jpan007.com/brands-category-b-1.html
ランドドゥエラーは、“ロレックスがロレックスたるゆえん”を体現する時計である。現代的なトレンドを押さえつつ、数十年前のリファレンスに根ざし、他ブランドとは明確に一線を画す存在だ。新たに搭載されたダイナパルス エスケープメントは、完全自社開発による工業的量産化という点においてロレックスにしか実現できない技術であり、機械式時計業界全体を精度と技術革新の新時代へと押し上げる可能性を秘めている。この時計が象徴するのは毎年4月、世界中の時計愛好家たちがパレクスポに注目する理由そのものだ。それがシルクの布であれ、世界的テニスプレーヤーのSNSであれ、ロレックスが次にどんな時計を発表するのか。その一挙手一投足が、時計界を動かしているのだ。そしてそれは、あなたの、そう、時計で確かめることができる。

今年登場した大人気モデルM.A.D.1の続編には、

時計業界を席巻したオリジナルのM.A.D.1から初めて本格的なデザイン変更を遂げたモデルであった。もっともそれは完全な刷新というより洗練を加えた進化だったとはいえ、多くの人々にとってこの変化は時計で得られる体験そのものを一変させるものだった。そしてこのモデルにまつわる話題のなかでひっそりと告げられていたのが、数カ月以内にブランドの次なるマイルストーンが登場するという予告——そう、M.A.D.2である。MB&Fから派生した独立系ブランド、M.A.D. エディションズは自らを“出版社”と称し、ひとつの大きな謎めいたブランドではなくデザイナーやアイデアに帰属するエディションを展開している点が特徴だ。MB&Fの創業者マキシミリアン・ブッサー(Max Büsser)氏の名がM.A.D.1およびM.A.D.1Sに冠されたことで、人々はM.A.D.を純粋な時計製造という意味では比べようもないにせよ、MB&Fのエッセンスを極めて手の届きやすい価格帯で体現した“ミニMB&Fマシン”と受け取った。

そして今回、ついにM.A.D.の新たな刺客としてM.A.D.2が登場した。手がけたのはエリック・ジルー(Eric Giroud)氏。彼は20年以上にわたりMB&Fのデザインに携わっており、ハリー・ウィンストン在籍時代にブッサー氏と出会ったことがきっかけで関係が始まった。今回、より手の届く価格帯で自身を投影するモデルを白紙の状態から任されたのは、ごく自然な流れといえよう。MB&F以前のジルー氏は“Erico”で知られていた。彼がこのモデルに込めたインスピレーションは、1990年代にローザンヌのDJシーンで過ごした時間に由来するという。その影響は本作にはっきりと表れており、彼の人生の旅がこの時計でひとつの円環を成す。まさに文字どおり“円”を描くのだ。

ダイヤルはターンテーブルを模したふたつのディスクからなり、散りばめられた数字と水滴型(あるいはギターピックのようにも見える)のインジケーターが時と分を指し示す。その下にはメインとなる大きなダイヤルプレートがあり、そこにはアナログレコードのような溝が刻まれている。この溝が光を反射し、ダイヤル全体に視覚的なアクセントを加え、ウブロ コピー時刻表示部に自然と目がいくような構造となっている。

時刻表示についてこのM.A.D.2で新たに注目すべき点は、ふたつのディスクが単なる針の代わりではなく、“ジャンピングアワー”と“ドラッギングミニッツ”という複雑機構の一部を担っていることである。これは価格帯を超えた時計製造としての価値を与えている要素だ。ミニッツディスクは1時間をかけてゆっくりと回転し、左側のディスクは次の時間が近づくと瞬時に切り替わる。ジャンピングアワーの動作は60分に1回のみで、ごく控えめではあるが、左側のポインターに現在の時刻がぴたりと合うことで時刻の読み取りが非常にわかりやすくなる。もちろん、M.A.D.1と同様に分単位の正確な時刻までは把握できない。それでもこの時計を身につけて過ごしていると、なんとなくの感覚で時刻を言い当ててからスマートフォンで確認するという遊びを繰り返すようになり、その誤差はたいてい1〜2分以内に収まっていた。そう考えるとデザインとしては十分に楽しめるクオリティといえる。

このコンプリケーションは、MB&Fチームが自社開発した新しいジャンピングアワーモジュールによるものである。双方向に操作可能な設計となっており、時刻合わせの際に針を逆回しにしても、時間が正しく逆戻りする。モジュールを駆動するのは、ラ・ジュー・ペレ製のCal.G101。これはアップグレード版のM.A.D.1Sにも搭載されたムーブメントであり、64時間のパワーリザーブを持つ。先代のミヨタムーブメントを搭載していたやや厚みのあるM.A.D.1と比べて、仕上げの美しさが明らかに向上しており、しかもスイス製である。M.A.D.1Sとは異なり、キャリバーおよびローター(ブランドによれば、Technics SL-1200ターンテーブルの縁からインスピレーションを得たもの)は文字盤の下によく見られる配置で収められている。ただし42mm径のスティールケースはインナーダイヤルとベゼルのあいだに空間を設けており、そこからローターを覗き込むことが可能となっている。さらに夜光を充填したドット状のピンが配置されており、ローターが高速回転すると、光の軌跡のような遊び心のある演出が楽しめる。愛さずにはいられない仕様だ。

このM.A.D.2は直径42mm、高さ12.3mmのステンレススティール製ケースに収められており、滑らかで小石のようなフォルムが特徴だ。メインダイヤルの周囲にスペースを設け、内部のローターが見える構造のために手首に乗せた際のサイズ感としては決して小さくはない。装着感はM.A.D.1Sとはまったく異なる。一般にケースが薄くて直径が大きい時計は“ディナープレートのような印象”を与えることがあるが、このM.A.D.2にもその傾向は若干見られる。それでも1週間ほど実際に着用してみた限りでは、それが気になることは1度もなかった。ストラップにはカーフスキンが使われており、SS製のフォールディングバックルが装着されている。時計本体や全体のパッケージ同様、ティアドロップ(もしくは宇宙人、ギターピック)型のモチーフが随所にあしらわれているのも印象的だ。

そして何より大きな発見は、初代M.A.D. エディションと異なりこのM.A.D.2は普通の時計としてつけられるという点である。多くの人にとって、これはM.A.D. エディションというブランドの意味を大きく変える出来事だろう。正直なところ最初にこの新作の画像を見たとき、自分のなかには少し戸惑いがあった。初代モデルの大ファンである自分としては、M.A.D.1Sを装着した際に感じるMB&Fのほかのオロロジカル・マシン同様のスペースエイジ的インスピレーションに心引かれていたからだ。面取り、ケース構造、そのすべてがほかのブランドには思いつかないようなものであり、それこそが魅力だった。しかし、いま振り返ると、自分はM.A.D.というレーベルの精神を本当には理解していなかったように思う。自分のなかではあのデザイン言語が今後も続くのだと決めつけ、勝手に期待を固めていたのだ。しかし数日間M.A.D.2を身につけて過ごしたことで、ようやくその真意をつかんだ気がする。

あの最初の戸惑いこそが、多くの人々がM.A.D.2の登場に熱狂した理由なのだろう。数々のバリエーションを重ねた初代を経て、ついにこのスピンオフブランドが“遊び心ある時計づくり”という精神を受け継ぎながらも、より親しみやすく日常使いしやすい理想的な形を実現したと言える。ジルー氏によるこの新作は初代よりもぐっと抑制が効いており、アプローチは異なれど楽しさという点では変わらない。多くの人にとって、日々に取り入れやすい1本になるはずだ。さらにジャンピングアワーという複雑機構が加わったことで、「その時計、何?」と聞かれたときにちょっとしたストーリーを語れるという楽しみも増える。

なお、MB&Fオーナー限定の“MB&F Tribe”向けバージョンとしてオレンジダイヤルのモデルが用意されている(残念ながら、M.A.D.1の所有者は対象外)。一般向けの抽選販売ではグリーンダイヤルのモデルが登場する予定だが、こちらは実物を見る機会がなかったのが惜しまれる。初回ロットはおよそ2000本とされているが、ブランド側は「限定モデルではない」と明言しており、今後も追加生産が予定されているようだ。価格は2900スイスフラン(日本円で約49万円)。新開発の双方向ジャンピングアワーモジュールを搭載していることを考えれば、非常に良心的な設定といえる。

ショパールが "世界で最も美しいレース”「1000 Miglia」の連続36回目のワールドスポンサー&オフィシャルタイムキーパー就任~

Chopard at the 1000 Miglia 2023~今年もメゾン ショパールが36回目のワールドスポンサー&オフィシャルタイムキーパーに就任

ショパールは、1000 Migliaとのパートナーシップの伝統に則り、1988年のパートナーシップ提携以来、毎年レースの開催に合わせ、新しいモデルを発表してきました。今年もこの美しいレースへのオマージュを込めた「ミッレ ミリア クラシック クロノグラフ」の4モデルを披露。加えて、最新作となる“イタリア限定エディション”の「ミッレ ミリア GTS クロノ」を発表しました。この限定ウォッチの収益の一部は、2023年5月にイタリア北部のエミリア=ロマーニャ州を襲った洪水災害の被災者に寄付されます。

ショパールが今年もイタリアの町、ブレシアに帰ってきます。メゾンは“世界で最も美しいレース”として有名な「1000 Miglia」の連続36回目のワールドスポンサー&オフィシャルタイムキーパーを務めます。ウォッチメーカーとオートモービルイベントとの関係において、これまでで最も長いパートナーシップのひとつとなるメゾンと1000 Migliaとのこのパートナーシップは、ショパールのクラシックレーシングカーへの弛まぬ愛とモータースポーツへの情熱を明確に表明しています。

メゾンの真摯な情熱は、1989年に共同社長カール‐フリードリッヒ・ショイフレがジャッキー・イクスとともに初参戦して以来、今年で35回目におよぶ彼の1000 Migliaへの参戦経験が証明します。カール‐フリードリッヒ・ショイフレは、再びナビゲーターシートに、ル・マン24時間耐久レースに6回もの優勝を果たした伝説のドライバー、ジャッキー・イクスを迎え、初参戦より搭乗しているお馴染みの“メタリック・ラズベリー”のメルセデス・ベンツ300SLガルウィングを駆って、ブレシア~ローマ間の往復路を巡るこの過酷なレースに挑みます。


受け継がれてきたその伝統~2023年発表の「ミッレ ミリア」ウォッチ
オーデマピゲスーパーコピーn級が届く4つの新作モデルで構成された「ミッレ ミリア クラシック クロノグラフ」は、ショパールが独自に開発したルーセントスティール™(通常のスティールに比べて50%の高硬度を持ち、医療、航空・宇宙、自動車、時計業界からのリサイクル素材より生成)製の40.5mm径ケースで、1960年代のダンロップレーシングタイヤのパターンをあしらったメゾンのシグネチャーであるラバーストラップ、もしくはトラディショナルなドライビンググローブを彷彿させるブラウンのカーフスキンレザー製ストラップが装備されています。

今年のコレクションの特徴は、そのカラフルな文字盤のバリエーションにあります。ロッソ・アマレーナ(チェリーレッド)、グリジオ・ブルー(グレーブルー)、ヴェルデ・キアーロ(ライトグリーン)、ネロ・コルサ(レーシングブラック)。


4色のカラーはそれぞれ、1957年以前に「1000 Miglia」に参加していたヴィンテージレーシングカーのボディ、および内装の塗装にインスピレーションを得て、考案されました。

それぞれのウォッチの文字盤とケースバックには、36年間変わることのないアイコニックな「1000 Miglia」のルートマーカーのロゴがあしらわれています。

ショパールは、「ミッレ ミリア クラシック クロノグラフ」に加え、より大きな44mmケース径の「ミッレ ミリア GTS クロノ」のスペシャルバージョンも今回製作しました。100本限定で登場したこのルーセントスティール™製ウォッチの販売収益の一部は、5月初旬にエミリア=ロマーニャ州を襲い、壊滅的な被害をもたらした洪水災害の犠牲者に寄付されます。「ミッレ ミリア GTS クロノ リミテッド エディション イタリア」は、イタリアのフラッグカラーであるグリーン&レッドをキーカラーに採用し、オリーブグリーンのベゼルには、速度や走行距離を計算するタキメータースケールが搭載されています。

「ミッレ ミリア」ウォッチコレクションの“フォルム&ファンクション”をさらに際立たせるこのタイムピースには、頑丈なマッシュルームプッシャーと大径リューズが搭載され、レース時の使用に耐えうる強固なグリップ感と快適な操作性を実現しています。

ショパールの「ミッレ ミリア クラシック クロノグラフ」、および「ミッレ ミリア GTS クロノ リミテッド エディション イタリア」は、“世界で最も美しいレース”に参加するドライバーたちだけでなく、このレースを愛するヴィンテージレーシングカーの熱狂的なファンにとっても最適なタイムピースです。参戦もしくは観戦、いずれの立場であっても、このウォッチがスリル満点のゴールまで、あなたの旅を見守り続けます。


ルーセントスティール™ 製の「ミッレ ミリア クラシック クロノグラフ」~名高いレーシングウォッチの新デザインがコンペティションが持つエスプリの限界をさらに押し広げる

ショパールの「ミッレ ミリア」コレクションに登場した、新たなデザインを纏った「ミッレ ミリア クラシック クロノグラフ」。このモデルは、ショパール独自のルーセントスティール™ 製40.5mm径のケース、レーシングカーのボディに着想を得た多彩なカラーを採用した極めて高い視認性を誇る文字盤、レトロな装いを見事に演出する美しい‘glass box(グラスボックス)’クリスタルを備えています。ショパールは過去35年間にわたり、コンペティションスピリット&自己超越、エネルギー&ダイナミズム、スピード&スタイルといった、イタリアの名高いクラシックカーレース「1000 Miglia」を象徴するこれらの要素を「ミッレ ミリア」コレクションのタイムピースに体現してきました。2023 年の最新作モデルも、そのコンセプトを踏襲しています。

時計製造と自動車産業:卓越のエンジニアリング
自動車も時計も卓越したエンジニアリングの結晶であり、時計および自動車の愛好家であれば誰もがそれを知っています。そして、1988年にイタリアの「1000 Miglia」のワールドスポンサー&オフィシャルタイムキーパーに就任して以来、メゾン ショパールは、オートモービルの世界とは切っても切り離せない関係が続いているのです。

コンペティションに対するファミリーの情熱を反映する共同社長カール-フリードリッヒ・ショイフレは、1989年から毎年このレースに参加し、トータル30,000マイル以上の距離を走破してきました。

ウォッチメーカーとモータースポーツイベントにおける史上最長のパートナーシップの中で、エンツォ・フェラーリが「世界で最も美しいレース」と呼んだエッセンスとスピリットを見事にとらえた35のエディションが「ミッレ ミリア」コレクションから誕生しています。

エディションを重ねるごとに、車に対する情熱、コンペティションスピリット、レースへのエモーションを進化させるメゾンのデザイナーたちは、絶えずクリエイティビティの限界を押し広げてきました。

今回発表された新作「ミッレ ミリア クラシック クロノグラフ」は、今日におけるクラシックカーの比類ないスタイル、そして多彩な装飾のディテールにインスピレーションを得ています。


ダイナミックな輝きと心地よさ
前作と比較して大きな変更が加えられたケースは、異なる構造が採用され、「1000 Migila」にエントリーしたクラシックカーの美にふさわしい、よりコンパクトなサイズに設計されています。外径40.5mmのタイムピースはドライビングを妨げることなく、これまでと同様にイブニングドレスやレーシングスーツにもマッチします。

ルーセントスティール™ 製の新しい“ボディ”は、4年におよぶ研究開発期間を経て誕生したショパール独自のスティール合金の長所を存分に発揮しています。白熱のような輝きを放つルーセントスティール™ は、サージカルスティールと類似した特性を有するだけでなく、一般的なステンレススティールの1.5倍の硬度を誇り、ケースの衝撃、振動、摩擦に対する耐性を大きく向上させています。またルーセントスティール™ はREACH認証に準拠し、80%リサイクル素材を使用した責任ある方法で製造されており、抗アレルギー性を備え高い互換性と快適な肌触りを保証しています。

ルーセントスティール™ 製の3モデルのベゼル、リューズ、プッシュボタンは同素材で製作されているのに対し、バイカラーモデルには18Kエシカルイエローゴールドが採用されています。また、プッシュボタンに施されたローレット加工は自動車のブレーキペダルをイメージさせ、リューズは滑りにくさを追求し、さらに多くの刻み目を施しています。

ケース先端のラグは溶接されており、目利きの時計愛好家たちが注目する優れたクオリティの証となっているでしょう。さらに、ピンバックルは前作からリデザインされ、ケースのポリッシュ/サテン仕上げと対を成しています。

レーシングカーのカラーを纏う文字盤
オートモービルの世界と強い繋がりを持つカール‐フリードリッヒ・ショイフレは、レーシングカーから着想を得た4色を文字盤にセレクトしました。これはサーキット上でより頻繁に見かけるようになった新しい世代のドライバーを筆頭に、あらゆる世代のクラシックカー愛好家を魅了することでしょう。

ルーセントスティール製モデルは、サーキュラーサテン仕上げの“ヴェルデ・キアーロ(ライトグリーン)”と“ロッソ・アマレーナ(チェリーレッド)”、またエンジンターン仕上げの“ネロ・コルサ(レーシングブラック)”と名付けられた文字盤を特徴としています。一方、ルーセントスティール&エシカルゴールド製バイカラーバージョンは、サテン仕上げの“グリージオ・ブルー(ブルーグレー)”文字盤を備えています。

これらのカラーはレースに参加したクラシックカーの塗装や内装を想起させる一方で、サテン仕上げやエンジンターンの装飾は各計器の特徴的なデザインや装備のテクスチャーを体現しています。

すべての文字盤上において、速度と距離の計算に不可欠なホワイトカラーのミニッツトラックとタキメータースケールが立体的になっているのに対し、インデックスと時分針にはスーパールミノバ® グレードX1を塗布し、夜間の運転に必要な高い視認性を確保しています。

中央の秒針の先端は実用面と審美性を考慮し赤く塗られており、各文字盤にあしらわれた有名な「1000 Miglia」のレッドロゴと対を成しています。

“実用的な美”を追求した文字盤は、スリムなベゼルに固定された‘glass-box’サファイアクリスタルで保護されています。文字盤に遠近感を与え、くっきりとした美をもたらし、開口部の奥行を最大限に引き出し、上や横から入り込んだ光を文字盤に上品に反射させます。


認定精度を誇る時計のエンジン
時計裏面のサファイアクリスタルのケースバックからは、スイス公式クロノメーター検定局(COSC)の認定を受けた、54時間のパワーリザーブを搭載する自動巻きクロノグラフムーブメントがご覧いただけます。
自身もレースの参戦者であるカール‐フリードリッヒ・ショイフレは、「1000 Miglia」のようなコンマ数秒によって成功と失敗が分かれるイベントに参加する際には、高精度クロノグラフを装備していることの重要性を認識しています。

また、新作「ミッレ ミリア クラシック クロノグラフ」では、実用面に加えてタイムピースの美も引き立てる、滑りにくいローレット加工のプッシュボタンによる正確な調整が可能です。

ドライバーたちは競技中、4Hz振動のムーブメント、ストップセコンド機能、タキメータースケール、そして3つのサブダイアルである12時間積算計、30分積算計、スモールセコンドを高く評価することでしょう。

このモデルは、メゾンのアンバサダーを務め、長年の友人であり、そしてル・マン24時間耐久レースで6度の優勝経験を誇る伝説的ドライバー、ジャッキー・イクスのスピリットを受け継ぎ、自己超越を探求するドライバーに捧げられます。


オートモービル界にインスパイアされたストラップ
ネロ・コルサ文字盤を備える「ミッレ ミリア クラシック クロノグラフ」は、1960年代のダンロップレーシングタイヤのトレッドパターンに着想を得たモチーフで装飾され、吸湿性の高いライニングをあしらったラバーストラップを採用しています。このパターンは限界を超えた車が路面に残した黒いタイヤ痕を想起させます。

他の3モデルは、ヴィンテージブラウンカラーのカーフスキンストラップを備え、伝統的なレーシンググローブを彷彿とさせています。今回登場した全4モデルともに、ルーセントスティール製バックルを採用しています。


今回の新作モデルに対し、カール-フリードリッヒ・ショイフレは次のように述べています。
「今年のタイムピースは、コレクション36番目のバリエーションとなり、前作よりもさらに“1000 Miglia”のユニークなオーラを反映しています。今年のレースにおける私のチャレンジのひとつは、自分の車を引き立てるミッレ ミリア クラシック クロノグラフを選択すべきか、それともお気に入りの時計に合わせて車を選択するべきか、を決断することでしょう。」


【技術仕様】
ミッレ ミリア クラシック クロノグラフ
ルーセントスティール™製

Ref.168619-3001
– ルーセントスティール™ 製、ネロ・コルサ文字盤、ラバーストラップ

ケース:ルーセントスティール™
外径:40.50 mm
厚さ 12.88 mm
防水 :50 m
ステアリングホイールモチーフを刻んだステンレススティール製リューズ:7.50 mm
・ローレット加工を施したスティール製プッシュボタン
・反射防止加工の‘Glass-box’サファイアクリスタル
・外周に「1000 Miglia」のロゴをあしらったシースルーケースバック

ムーブメント:自動巻きクロノグラフムーブメント
外径 :28.60 mm
石数 :37
振動数 :毎時28,800 回(4Hz)
パワーリザーブ :54時間
COSC(スイス公認クロノメーター検定局)認定クロノメーター

文字盤と針:エンジンターン仕上げのネロ・コルサ文字盤
・ミニッツトラックにホワイトの転写、タキメータースケール
・レッドカラーの「1000 Miglia」ロゴ
・スーパールミノバ® グレード X1を塗布した時表示の数字
・スネイル仕上げのブラックカラーのスモールセコンド&クロノグラフカウンター
・スーパールミノバ® グレード X1を塗布したロジウム仕上げのバトン型時針、分針
・ロジウム仕上げのバトン型クロノグラフカウンター
・中央にロジウム仕上げの秒針、先端にレッドのアクセント

機能:中央に時、分表示、クロノグラフ
・3時位置にスモールセコンド
・9時位置に30分積算計、6時位置に12時間積算計
・4時30分位置に日付表示
・ストップセコンド機能
・タキメータースケール

ストラップとバックル:60年代のダンロップレーシングタイヤにインスパイアされたラバーストラップ
・ルーセントスティール™ 製バックル


Ref.168619-3003
– ルーセントスティール™ 製、ロッソ・アマレーナ文字盤、レザーストラップ

ケース:ルーセントスティール™
外径 :40.50 mm
厚さ :12.88 mm
防水 :50 m
ステアリングホイールモチーフを刻んだステンレススティール製リューズ: 7.50mm
・ローレット加工を施したスティール製プッシュボタン
・反射防止加工の‘Glass-box’サファイアクリスタル
・外周に「1000 Miglia」のロゴをあしらったシースルーケースバック

ムーブメント:自動巻きクロノグラフムーブメント
外径 :28.60 mm
石数 :37
振動数:毎時28,800 回(4Hz)
パワーリザーブ :54時間
・COSC(スイス公認クロノメーター検定局)認定クロノメーター

文字盤と針:サーキュラーサテン仕上げのロッソ・アマレーナ文字盤
・ミニッツトラックにホワイトの転写、タキメータースケール
・レッドカラーの「1000 Miglia」ロゴ
・スーパールミノバ® グレード X1を塗布した時表示の数字
・スネイル仕上げのロッソ・アマレーナスモールセコンド&クロノグラフカウンター
・スーパールミノバ® グレード X1を塗布したロジウム仕上げのバトン型時針、分針
・ロジウム仕上げのバトン型クロノグラフカウンター
・中央にロジウム仕上げの秒針、先端にレッドのアクセント

機能:中央に時、分表示、クロノグラフ
・3時位置にスモールセコンド
・9時位置に30分積算計、6時位置に12時間積算計
・4時30分位置に日付表示
・ストップセコンド機能
・タキメータースケール

ストラップとバックル:ブラウンカラーのカーフスキンストラップ
・ルーセントスティール™ 製ユニバーサルバックル

Ref.168619-3004
– ルーセントスティール™ 製、ヴェルデ・キアーロ文字盤、レザーストラップ

ケース:ルーセントスティール™
外径 :40.50 mm
厚さ :12.88 mm
防水 :50 m
ステアリングホイールモチーフを刻んだステンレススティール製リューズ :7.50 mm
・ローレット加工を施したスティール製プッシュボタン
・反射防止加工の“Glass-box”サファイアクリスタル
・外周に「1000 Miglia」のロゴをあしらったシースルーケースバック

チューダースーパーコピー代引き 激安ムーブメント:自動巻きクロノグラフムーブメント
外径 :28.60 mm
石数 :37
振動数:毎時28,800 回(4Hz)
パワーリザーブ :54時間
・COSC(スイス公認クロノメーター検定局)認定クロノメーター

文字盤と針:サーキュラーサテン仕上げのヴェルデ・キアーロ文字盤
・ミニッツトラックにホワイトの転写、タキメータースケール
・レッドカラーの「1000 Miglia」ロゴ
・スーパールミノバ® グレード X1を塗布した時表示の数字
・スネイル仕上げのヴェルデ・キアーロスモールセコンド&クロノグラフカウンター
・スーパールミノバ® グレード X1を塗布したロジウム仕上げのバトン型時針、分針
・ロジウム仕上げのバトン型クロノグラフカウンター
・中央にロジウム仕上げの秒針、先端にレッドのアクセント

機能:中央に時、分表示、クロノグラフ
・3時位置にスモールセコンド
・9時位置に30分積算計、6時位置に12時間積算計
・4時30分位置に日付表示
・ストップセコンド機能
・タキメータースケール

ストラップとバックル:ブラウンカラーのカーフスキンストラップ
・ルーセントスティール™ 製ユニバーサルバックル