メーリングリスト開設サービスの利用

誰でも手軽にメーリングリストを開設できる一番の方法。
サービスには有料と無料の二種類あり。


 ネットワークに詳しい知識がなくても手軽にメーリングリストを始めたい、そんな要求に応えてくれるのがメーリングリスト開設を提供してくれる専門のサービスです。このサービスを利用すれば、インターネットや電子メールの基礎知識さえあれば、技術的な専門知識がなくても簡単な手続きでメーリングリストが開設できます。しかも、ブラウザで開設申込みをして、手続き完了後すぐに運用が始められます。現在、プライベートでメーリングリストを開設するときは、専門の開設サービスを利用するのが早見であり最適です。

サービスの特徴

 なんといっても、インターネットに関する技術的な知識がなくてもメーリングリストを始められ、運営に便利な機能のついたメーリングリストを利用できるのが特徴です。たとえば、保存メールをブラウザで閲覧できるほか全文検索もできたり、ホームページにそのまま貼り付けられる専用の入会・退会フォームがもらえます。メーリングリストの管理作業も、以前はメールに特殊なコマンドを記述して処理する面倒な作業を、大手の開設サービスではインターネットエクスプローラなどのブラウザを使い、マウス操作だけで処理できるようにしています。メールの読み書きやネットサーフィンができる人なら誰でも簡単にメーリングリストを開設できます。開設の申し込みもインターネット上で行え、手続きが完了すれば即運用できるところが多いです。


インターネット接続プロバイダとの違い

 メーリングリスト開設サービスは、メーリングリストの開設だけに特化したプロバイダです。専門の会社がサービスを提供していますが、最近では大手検索サイトがサービスの一環として照り今日しています。しかし、通常のインターネット接続プロバイダのように、電話回線を利用してインターネットにつないでくれるサービスはありません。メーリングリスト開設サービスを利用するときは、必ずインターネット接続プロバイダと契約するなどしてインターネットへの接続環境を用意しなければなりません。


メーリングリスト開設サービスから提供されるもの

 開設申込みをして契約をすると、次のものが提供されます。

サービス提供は有料と無料の二種類

 メーリングリスト開設サービスには二種類の形態があります。有料と無料のメーリングリストで、どちらの方法で提供しているかはサービス会社側でさまざまです。
 有料の開設サービスは、利用者から料金を徴収してメーリングリストを提供します。一方、無料サービスはその名の通り無料でメーリングリストを開設してくれますが、配送メールの先頭または末尾に広告が入るほか、参加者全員に定期的にメールマガジンが配送されます。無料メーリングリストは料金を徴収しない代わりに広告収入で経営がまかなわれており、開設者や利用者に広告配信をしてビジネスをしているのです。有料メーリングリストではこうした配信はありません。

有料・無料メーリングリストの違い
  有料メーリングリスト 無料メーリングリスト
費 用 初期費用500円前後
月額500円程度
(申し込み時の最大登録数による)
無料
費用はいっさいなし
メールに広告 いっさい入らない 配送メールの先頭または末尾に数行の広告が入る。
広告を削除することはできない。
メールマガジン配送 なし 開設サービス発行のメールマガジンが開設者、利用者全員に配送される。
各自で購読停止可能。
機能性
  • 一部サービス会社を除いて無料サービスの方が上。
  • 一般的なメーリングリスト管理ソフトを使っているところが多い。
  • ブラウザで運営管理できる機能を用意しているところが少ない。
  • サーバの安定性はよい。
  • 大手は独自の管理ソフトを開発し、機能性や使い勝手は抜群。
  • ブラウザでの運営管理のほか、スケジュール表や共有フォルダなどの機能を提供しているところもある。
  • サーバ障害が生じるときがしばしばある。
利点・特徴
  • 広告が入らないので、配送メールにわずらわしさがない。
  • メールマガジンの配送もないので、利用者に特別な負担をかけない。
  • ビジネスや業務目的、あるいは真剣な話題を扱うメーリングリストには広告なしは最適。
  • 有料なので、お金を払っている以上メーリングリスト活動を継続していく意志が強い。
  • 顧客から料金を徴収しているので、経営基盤がしっかりしている。
  • 開設数ごとに料金がかかるので、たくさんのメーリングリストを作るには不向き。
  • 無料なので気軽にいくつでもメーリングリストが作れる。
  • 広告配信を気にしなければ利用する上で問題はない。
  • メーリングリスト開設は無料サービスを利用するのが主流。
  • フリートークをはじめ、プライベートのメーリングリストはほとんどが無料サービスを利用している。
  • 無料で開設できるせいか、メーリングリストを作っても長続きしない傾向が強い。
  • 広告収入で経営が左右されるので、突然サービスが終了する場合がある。

開設手順

 ここでは申し込みから開設までの手順を示します。実際に開設するときはたくさんの準備作業があります。詳細は「開設準備編」をご覧ください。

● メーリングリスト開設サービスの選択
 予算や規模を考慮してサービスを選択します。サービス会社の一覧を「メーリングリスト開設サービス一覧」に紹介してあります。

● メーリングリストアドレスの決定
 申込み時にメーリングリスト専用のメールアドレスを決めなければなりません。あらかじめどのようなアドレスにするか候補を考えておきます。命名は、「メーリングリスト名-ml」とつけるパターンが多いです。すでに同じ名前が存在する場合がありますので、2〜3候補ほど用意しておきましょう。

● メーリングリスト紹介文の作成
 メーリングリストによっては、分野別のメーリングリスト紹介ディレクトリがあります。そこへ掲載する簡単な紹介文の記入が申込み時にありますので、100字程度の紹介文を作っておきます。

● 開設申込み
 メーリングリスト開設サービスのホームページから直接申込みができます。メーリングリスト名、希望メーリングリストアドレス、連絡先のアドレスなどを指示に従って記入します。

● メーリングリスト開設
 記入事項に不備がなければ手続きは完了です。サービスによってはこの時点でメーリングリストが稼働できるようになっています。

● 運営開始
 必ず自分でテスト運用をしてから活動を始めましょう。「運営編」にて詳しく説明します。

インターネットの初歩的な知識を身につけよう

 メーリングリストはインターネットの共有資産であるネットワークを使って利用します。開設をしたからには基本的なインターネットや電子メールの仕組みを理解する努力を心がけてください。特にメールを使ったウイルスはメーリングリストで流れるとたちまち被害を拡大させます。何もしないで放っておけば、参加者に迷惑をかけるだけでなくインターネット全体に損益を与え、開設者の姿勢が問われます。基礎知識さえあれば対策は容易に習得できます。手元にインターネットの入門書を用意しておくとよいです。

2002.10.20 更新 

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