メーリングリストの主な活用法

プライベートでは同じ趣味・趣向を持つ仲間同士の語らいや情報交換に。
仕事では部署の連絡やプロジェクトチーム内の打ち合わせなど。
同窓生の連絡にも利用可。


<趣味・プライベート>

● 趣味や愛好家同士の情報交換
 プライベートな目的で作るメーリングリストでは最も楽しくポピュラーな使い方といえます。同じ趣味を持つ人が集まり、自分の持ち合わせている情報やうんちくを語り合いながら、新しい情報を得たり仲間を作ることによりその輪を広げていきます。ちょっとマニアかなと思ったメーリングリストでも結構人が集まるもの。インターネットの広さを感じさせてくれます。

● 携帯メールを使ってのグループチャット
 若い世代でメーリスと呼んで活用されているのが、携帯メールを使ったチャット感覚の楽しみ方です。それぞれが同じ場所にいなくてもメールでおしゃべりをする感覚でメールを出し合えるので、お互い身近にいるのと同じ気分になれます。携帯電話専用のメーリングリスト開設サービスを使えば、写メールやデコメール、絵文字までもが機種や携帯電話会社を問わずやりとりできます。面白い光景を携帯電話のカメラで撮影して、そのままみんなに送ってはわいわいと談義をふくらませるのが人気の秘密です。

● テーマ討論や意見交換の場に
 日常生活において、社会問題など特定のテーマで議論や意見交換をするといったものです。日頃考えていることを聞いてもらい、人から意見をもらったり、お互いの主張をぶつけ合いながら新しい考えを身につけるなどじっくり腰を据えた討論も実現できます。不特定多数の人が集まるだけあって、生活体験や環境の違う観点で話ができるので、今まで考えもしなかった意見に巡り合うこともできます。自己啓発や表現力の技能向上にも役立ちます。

● ネット仲間同士の連絡
 ブログやSNS、メールマガジンの読者、ネットゲームなどインターネットで知り合った人同士の連絡用に大いに役立ちます。ブログやSNSでは気のあった人同士で横のつながりを作ることができるだけでなく、ブログの作者と愛読者同士の交流ができるほか、更新のお知らせをメーリングリストで知らせれば即座に閲覧してもらえます。また、ネットゲームでは面子をそろえたいときや不慮のトラブルの連絡といった連絡手段に活用できます。

● 地域交流・世代交流
 インターネットは世界中の人とコミュニケーションできますが、意外と近所の人と知り合えるというのが難しいときもあります。あるいは同世代の仲間を得るにもチャンスが見つからないこともしばしばあります。そこで、同じ地域に住んでいる人や同じ世代の人同士の交流にメーリングリストを活用すると気のあった話がしやすく、井戸端会議的な楽しみがあります。メールだけのやり取りから直接会って話をするオフラインミーティングも開かれるようになり、それがまた楽しみのひとつとなります。

● 勉強会や有志同士の交流
 周りに携わっている人がいなくて知識不足に悩んでいたり、対処できない問題に苦慮しているとき、メーリングリストは大きな力となります。プログラム言語やホームページの作り方、特殊な機器の扱い方などをテーマとしたメーリングリストにはその手の詳しい人が参加していますので、わからないことを訪ねると、的確な解決策を教えてくれます。これぞ、ネットワークでの人のつながりの強味です。もちろん、ギブアンドテイクで自分も人に教えていく姿勢を忘れずに。


● 生活情報
 生活の知恵を共有できるのもメーリングリストならではの活用です。子育てのような生きた知恵を出し合ったり、日常生活で対処に苦慮している悩みを打ち明け相談を受けることもできます。プライベートな相談事でもネットワークでは相談を持ちかけやすく、また大勢の人から回答が寄せられ何度もやり取りを繰り返すことができるので的確な対処を見つけられるのが長所です。そのほかにも、知らないお店やスポットなどの情報交換にも利用できます。

● クラブ・サークル活動の連絡
 地域クラブやサークルの連絡にメーリングリストを使うと事務効率が向上します。連絡事項があるとき、電話で連絡網の順番通りに回していくと全員に行き渡るのに時間がかかり、ファックスでは幹事が全員あてに同じ文書を何度も送らなければならず負担がかかります。メーリングリストであればメールを出すのは一回だけ、しかもメンバー全員に確実に送られ、相手も好きな時間にメールを読めばよいので不在で何度も連絡を入れるといた手間が省けます。さらに、簡単な打ち合わせ程度であればどこかに集まって話をする必要はなくメールのやり取りで済ませることができます。平日、仕事に出ている人にも職場にメールを送れば連絡を取ることが可能なので、電話をかけるより迷惑はかかりません。ただしこういったやり取りは全員が電子メールが読めるという前提がいります。

● クラスの父兄同士の連絡
 クラスの連絡網や父兄同士の連絡用にメーリングリストが広く活用されています。メールを使って行事予定を知らせたり、緊急の連絡を送るのに便利です。電話では連絡が行き渡らない人でも携帯メールを使えば知らせられるメリットもあります。最近ではクラス内の住所録も作られないところが多く父兄への確実な連絡がままならなくなっています。その連絡の代替手段としてメーリングリストを使うようになっています。

<ビジネス>

● 部署内の一斉連絡や通達
 これはメーリングリストというよりもエイリアス設定という形で行われているケースが多いと思います。本質的には同じ仕組みです。たとえば、営業部の人全員にメールを出したいとき、eigyouというメールアドレスに送るというものです。メンバーの登録設定は通常システム担当の人が作業します。そのほか、部署以外でも部長全員や社内全員といったようにいくつか特定のアドレスを用意しておきます。人事異動で管理職が交代しても管理職個人のメールアドレスを覚えずともxx部長であればxx-buchouというアドレスに統一されていると業務上便利になります。


● プロジェクトチームの業務連絡
 各部署から人選されて結成されたプロジェクトでの業務連絡にはメーリングリストは便利です。ある程度固定されたメンバーであれば同報メールでも可能ですが、メンバー交代を繰り返すようなケースの場合は管理処理が便利なメーリングリストを活用するのがベターです。即座にメンバー全員にメールが送れるので、迅速な業務連絡には威力を発揮します。また、メーリングリスト管理ソフトを使えば特定の文書をいつでもメールで入手することも可能です。

● 共同製作打ち合わせ
 業務文書やソフトウェアの作成などテキスト文字で扱われるものを共同製作するときにメーリングリストを利用すると便利です。業務連絡のほかに、文書やプログラムの原本を流してメンバー同士でチェックするといった作業ができます。

● アルバイトのローテーションの連絡
 アルバイトを多く起用している部署では、担当やローテーションの変更を一斉連絡するのに重宝します。特にアルバイトが急に休みとなり代わりの人を他のアルバイトの人に頼むとき、メーリングリストを通じてグループ会議のようなやりとりができます。一人一人に電話やメールを送り届けるより効率的です。

● 異業種間交流
 企業秘密以下のレベルで会社間の交流を深めたり、異なる職種の人同士のコミュニケーションを深めながら、新しいビジネスチャンスを発掘する試みが行なわれています。どちらかというと私的レベルでの参加となります。近年、異業種の連携が重要視されているだけにこういった異業種間交流は注目視されつつあります。

● 宴会幹事等特務者交流
 これはビジネスというよりは番外編といったものです。宴会の幹事をやっていると回を重ねるうちに行く場所が固定化しがちです。ちょっと穴場を探したいときや、円滑な段取りの方法などのほか、身近な人に聞きにくいような相談事(これをまとめて特務という・・・)のできる場として活用する手があります。具体的なメーリングリストの存在は不明ですが、職場内部でクローズドに開設されているケースがあるようです。

<その他>

● 卒業生連絡・OB間交流
 学校を卒業すると同期の仲間はみなばらばらになり連絡を取るのが困難になります。年月が過ぎれば住所も変わり音信不通になる人が多くなります。卒業後の同窓生やサークルのOB連絡にメーリングリストを使うとメールアドレスは変更の機会が少ないので、一度登録すれば比較的連絡を継続させることが容易になります。また、音信不通の人の所在をメーリングリスト上で問い合わせてメンバーから情報をもらうといったこともできます。同窓会の連絡などには重宝します。そのほか、世代を越えたOB同士の交流にも利用できます。

● 就職情報
 近年注目されているインターネットの活用に学生同士の就活情報交換があります。専門の就職活動サイト情報サイトでも活発ですが、メーリングリストを使うと内定状況や面接の感想などがリアルタイムで飛び交います。こういった情報は年々変化するため、メーリングリストでは鮮度の高いタイムリーな情報が得られます。

● ゼミや研究室の一斉連絡
 ゼミや研究室のメンバー同士の一斉連絡はメーリングリストの得意分野です。特に、なかなか一同が揃わないところには最適です。普段さぼってばかりで連絡のつかない人にはメールを使って確実に届けることができます。また、メールを保存しておけば行事予定などの確認をいつでもできる利点もあります。

● テスト対策?
 即席メーリングリスト活用の一例といったようなもので、テスト直前になると突如として開設されるという特殊なメーリングリストがあります。過去の試験問題情報やテストの出所の予想が飛び交ったりと、これで休み中は実家に帰っても安心という話も。テストが終わるとメーリングリストも消滅するケースが多いようです。

● MLのML
 これはメーリングリスト運営・連絡用として管理者同士が利用するためにもうけるものと、メーリングリストの有志が個人的に内輪で作るという2パターンがあります。後者の場合、気のあった仲間同士のクローズドな開設として作ることが多く、よく裏MLと呼ばれます。

2008.5.9 更新 

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