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可能です。ただし添付ファイル使用時のルール作りやウイルス対策を万全にする必要があります。
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メーリングリストでは基本的に添付ファイルを使わないのが原則です。しかし趣旨や目的の性質上、図面や写真を使って説明する方が効果的なやりとりができる場合があります。その場合はむしろ添付ファイルの使用を許可したメーリングリスト運営が望ましいでしょう。ただし、管理者は添付ファイルを使用する際のガイドラインを作り、参加者に周知して徹底させるようにしましょう。注意点は次の通りです。
<添付ファイル容認のためのガイドライン>
- 使用目的を明確にする。
どんな場合に限って添付ファイルを認めるか明言しておきましょう。
- 添付ファイルの種類と容量を決める。
やみくもに大きなファイルを送れば参加者にメール受信の負担をかけます。添付ファイルは画像データのみ、または特定のソフトで作ったファイルのみと限定して、最大でどれだけの容量のファイルまで認めるか決めます。目安として容量は32キロバイト以下にするのがよいでしょう。
また、ウイルス対策は重要です。添付ファイルを容認することはウイルスの配送も容認するのと同じです。こちらも注意点を挙げておきます。
<ウイルス配送防止の注意点>
- 送信者に添付ファイルのウイルスチェックを義務づける。
ウイルスが流れてからでは取り返しがつきません。送信者に添付ファイルのウイルスチェックをするよう徹底しましょう。
- 添付ファイルの最大容量以上のメールは配信しない設定をする。
プロバイダのサービスとメーリングリスト管理ソフトのどちらの場合でも、配送メールの容量制限をする設定があります。この設定値を容認している添付ファイルのサイズ以上にします。ウイルスは比較的大きな容量のファイルなので、完全とはいえませんがある程度の防御になります。詳しい設定はプロバイダまたはソフトウェアのマニュアルを参照してください。
添付ファイルを利用したメーリングリストは特殊な運営形態となりますので、十分理解した上ではじめるようにしてください。
2002.3.5 更新
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