契約しているプロバイダのオプションやメーリングリストの開設サービスに申請してメーリングリストを用意しました。しかし、すぐさまメンバーを募り、運営を始めるには早すぎます。今の段階では、メーリングリストを機能させる道具を与えられただけにすぎません。管理人として準備するものがいくつかあります。それを手がけるのが大切です。
メーリングリストを始めるにあたり、まずは入会案内を作成します。当然、個々のメーリングリスト特有の内容となりますから、自分で作らなければなりません。最低限必要な内容として
- メーリングリストの趣旨や目的
- 入会方法と脱退方法(特に、後者は忘れずに)
- メールの投稿先(これが書いていないとメールのやり取りができません)
- 管理人のメールアドレスと名前(名前はペンネームでもかまいません)
- メーリングリスト内でこれだけはしてはならない事項
は書いておくようにします。これらは入会者が参加する際に必要な情報ばかりです。特に、脱退方法や管理人の連絡先を書いておかないとメーリングリスト内で「脱退させてください」といったメールが後を絶えない事態となります。参加者が知っておくために必要な最低限の案内は盛り込んでおかなければなりません。
管理人による参加者の登録や削除のやり方は必ず練習しておきましょう。オープンしてその場でやればよいと考えていると、本番でうまく削除がいかなかったりするものです。そうなってしまっては脱退希望者に迷惑をかけてしまいます。自分のメールアドレスを強制登録・脱退させて確実にこなせるように習得しておくのは大切です。
そのほか、まだいくつかやっておくべき作業があります。これについては、「運営編」にて詳しく説明いたします。
2002.3.5 更新