メーリングリストの過去のメールをネットスケープやインターネットエクスプローラを使って閲覧できれば大変便利です。fmlとmajordomoを使っているメーリングリストではこうした利用ができます。fmlでは標準でその機能があり、config.phにメールをHTML保存する項目がありますのでそれをオンにします。また、Majordomoは専用のパッチがあり、それをあてることで実現できます。それ以外にも、対応しているソフトがありますのでマニュアルなどを調べてみてください。
ただし、プロバイダを使ってメーリングリストを開設している場合はfmlやmajordomoを使っているとしても望んでいる機能が利用できるとは限りませんので、プロバイダに問い合わせてみることをおすすめします。メールをホームページから閲覧できる機能を売り物にしているMLプロバイダもありますので、開設前に検討してみるのもよいです。
最後にひとつ注意として、たとえメーリングリストのメールをホームページ上で閲覧できるようになっても、誰でも読めるというのは危険です。メンバー専用ページとしてパスワード設定するなどセキュリティをかけておくようにします。保存メールからはアドレスや参加者といった個人情報が容易にわかってしまうため、部外者でも閲覧できるのは問題があります。その点を十分に考慮に入れておく必要があります。
2002.3.5 更新