「 アジアの想い出 − キナバル山登頂記(3) 」

( 2000年 10月 31日 登録 )

これは、私が28歳の時、ボルネオ島にある4000メートルの高峰「キナバル山」に登った
想い出の写真集です。                                       



これは私たちがベースキャンプをした山小屋です。泊まり心地はとても良く、ぐっすりと
眠ることが出来ました。切り立ったがけの下にあるのですが、落石などが当たらないく
らいの位地に建てられていました。 右上に見えるのは「ドンキー・イヤー(ロバの耳)」
と呼ばれている峰です。                                     




ベースキャンプからはいつも夜明け前に出発し、最初の目印となる「ドンキー・イヤー」を
通過するときは、まだ日の出前。そこで目に留まるのは下に見える雲海です。そして、雲
海から浮き立つ雲の流れがとてもダイナミックだったのが印象的でした。         




昼からは恒例のスコールがやってきます。午前中に目的の峰を次々と登って早めに
ベースキャンプに戻らなければなりません。帰り際に見える、サウスピークと入道雲。
さあ、もうすぐ土砂降りのスコールが降ってくるのです。                 




スコールの音がベースキャンプのトタン屋根から消えました。外に出てみると崖はちょうど
白糸の滝状態でした。 乾いた岩が水分を吸収して、思ったほど大きな滝にはなっていま
せんでした。雨雲は速やかに上の方に去っていきます。今日の日課は予定通り進みます。






ここは赤道の近く。夜空に輝く南十字星。                         
最初探すのに手間取りましたが、一度見つけ方を覚えればすぐ見つかります。   
でも、今は忘れてしまいました。確かカノープスと言う星を見つけて・・・そこから・・・。




以後、続編をお待ちください。

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