TFJ's Sidewalk Cafe > 写真集 >

野毛大道芸 2003

Text Last Update: 2003/4/20 | 撮影 on 2003/4/19 in 野毛商店街, みなとみらい21

野毛坂から福富西公園まで移動しながら観た後、みなとみらい21の運河パークへ、という感じで観て回っていました。 ちなみに、観たもの全てについて写真を撮影していたわけではありません。

4/19 12:00〜
江戸太神楽です。順に、寿獅子舞、傘、一つ鞠、花籠鞠です。 単に難しい芸を見せるだけではありません。 特に、花籠鞠のときの後見 (斜め後で○ーの前垂れをかけている人) の 掛け声(?)とか、僕はかなり好きです。 伝統芸とはいえ、面白さはモダンなコミック・ジャグリングに全然負けてません。 ステージと違い、大道芸だと、近くで観られるというのもいいですね。
人間美術館
4/19 13:00〜
海外でも活躍する日本の芸人です。 「人間美術館」は、オリジナリティもあるし、完成度も高く、とても面白いです。 パントマイム風にほとんど無言で、有名な絵画や彫刻をユーモラスに模写していきます。 準備から芸の始まりです。掴みは、「ダビデ像」「弥勒菩薩像」あたりから。 で、客を使って「モナ・リザ」「接吻」を。 「接吻」のように、客がちょっと恥ずかしがるようなことを演じさせるのも、大道芸の面白さです。 で、フィナーレは観客を6人も使っての群衆画「ゲルニカ」。 準備も芸なら、投げ銭集めも芸 (「羅漢像」) です。 ちなみに、僕が、大道芸をよく観るようになったきっかけは、1994年1月に新宿西口地下献血センター前で、この「人間美術館」をやっていたのを偶然観たことでした。 1997年の野毛大道芸では、「ゲルニカ」に参加したこともあったりします。 Avignon, France で観たこともあったり…。
4/19 13:30〜
日本人のペアによるアクロバット芸です。 片腕の上で片手で逆立ちしたり、と、かなりレベルの高いものをみせてくれます。
4/19 14:30〜
Russia から来た、ファミリー・サーカスです。 テンション高いというより、緩くてほのぼのとした感じで、和んで観られました。 けれども、演技の技術レベルは高かったように思います。
人間ジュークボックス
4/19 15:30〜
コインを入れた客のリクエストに応じて、ボックスから顔を出して、トランペットでユーモラスに一曲。 絶妙な面白さがあって、大道芸フェスティバルで見かけるのを楽しみにしていたりします。
4/19 16:30〜
江戸糸あやつり人形です。 伝統的な演目だけでなく現代物もよく演る 結城座 がよく知られていますが、この 上條 充 も、元 結城座 だそうです。 順に、人形と、「かっぽれ」「よいどれ」「獅子舞」です。 「よいどれ」では、ひょっとこの面がその後外れておかめになるのですが、その前後で人形の動きが全然違う (男性の仕草と女性の仕草を演じ分けている) のが、観ていて感動的です。 大道芸だと、人形に手が届きそうな距離で観られるのも、嬉しいです。
4/19 18:00〜
『カバレット・チッタ Vol.2』 (レヴュー) や 『奇天烈喜歌劇 ミステリヤ・ブッフ』 (レヴュー) にも出演していた、Mongol から来たクラウンです。 今回、一番ウケていたのは、可愛らしい愛犬とのパフォーマンスでした。 しかし、観るたびに違うネタが出てくるので、感心しています。
おまけ
夕方になると時折雨がぱらつきはじめたのですが、おかげで、虹を観ることができました。