って、音楽の話題も久々なような気がしますが。 久々に 音盤雑記帖 を更新しました。 Underground Sound Of Lisbon, Etnocity (Emarcy (Portugal), 159 617-2, 2000, CD) のレヴューです。 USL については、Various Artists, Ondo Sonora: Red Hot + Lisbon (Red Hot Org. / Bar/None, AHAON-CD-107, 1999, CD) に参加していた、という程度の知識しか無かったのですが。それなりに、 Maria Joao を追いかけているので、 彼女がフィーチャーされているのが気になって聴いてみたのでした。ふむ。 実際のところは、彼女がフィーチャーされた曲はさほどでもなかったのですが、 けっこう楽しめましたよ。
The Wire, Issue 212 (Oct. 2001) の付録CDが、 Atlantic Waves Festival のサンプラー盤ともいえる Exploratory Music From Portugal (The Wire, no cat.no., 2001, CD) で、 Underground Sound Of Lisbon, Etnocity でフィーチャーされていた Maria Joao & Mario Laginha や Gaiteiros de Lisboa も収録されていたり。 他には、Telectu と Carlos Zingaro くらいしか聴いたことが無かったので、とても興味深かったです。 Portugal の「探求的な音楽」の世界もまだまだ深い、というか。
ところで、このレヴューの後、実は、 Maria Joao / Maria Laginha, Chorinho Feliz (Verve (Portugal), 543 749-2, 2000, CD) という、 Toninho Horta、Gilberto Gil、Lenine、Funk'n'Lata といったゲストが参加した Brasil 色濃いCDをリリースしていて、それなりに良いんですが、 なんとなくレヴューしそこねたまま今に至る、というか。 もう、新作、Mumadji (Emacy (Portugal), 2001) が出ているようで…。