大道芸ワールドカップ in 静岡 2006

山本 光洋 によるパントマイム。 といっても、最近始めた操り人形ネタの チャーリー山本 ではセリフ入り。 マイムならではの動きと、独特の間合いのセリフが、面白いです。 大道芸ワールドカップ in 静岡 2002 での写真、 みなとみらい21大道芸 2006 での写真もあります。

ロシア (Russia) / ベラルーシ (Belarus) のロシアン・バー 4人組です。 凝った演出はせず、技で見せます。 飛ぶのはベテラン男性 (黄色いシャツ) と若い女性 (ピンクのコスチューム)。

青ジャージの女、 加納 真実による、 シュールなパントマイム。

フランス (France) の theatre du rue のカンパニー Dynamogéne による、パフォーマンス Monsieur Culbuto。 鉄球の起き上がりこぼしが、ごろごろと揺れながら、 通りがかりの人と絡みます。それだけでも面白いのですが、 いい味を出していたのが、ちょっとクセのある労働者風の運搬役。 台車を持ってきて、すこっと嵌めて持っていってしまいます。

ドイツ (Germany) 出身の Daniela Franzen と イタリア (Italy) 出身の Marcello Monaco のデュオ Daniela & Marcello による violin を弾きながらの、アクロバットと綱渡り (tightrope)。

フランス (France) / カタルーニャ (Catalunya) のクラウン3人組 Los Excentricos による。 コミカルな音楽芸のショー。 ヨーロッパの田舎町の小劇場を巡業してそうな雰囲気が、なんともいい感じです。

ドイツ (Germany) 出身の Petronella von Zerboni と スイス (Switzerland) 出身の Roman Müller の2人のデイアボロ (diabolo) とダンスのデュオ Duo Tr'espace に スイス出身の bass 奏者 Mischa Blau が加わって Tr'espace に。 演目は、おそらく、Rencontre D を大道芸向けにアレンジしたもの。 動きの優雅さとキレだけでなく、構成や空間の使い方に、 コンテンポラリー・ダンスに通じる所があります。 ベースの生演奏が加わり、それが絡むことにより、さらに表現が豊かになりました。 レヴューを書いてあります。 三茶 de 大道芸 2004 での写真、 レビューもあります。

カナダ (Canada) のカンパニー Le Frère de la Sangsue による、 ミニチュア・ホラーショー。 見世物小屋的なノリがいい感じでした。

神山 一朗による、 エンターテイメント部メンテナンス課のお仕事、というか、 クラフトマンの窓ふきパントマイム。

アルゼンチン (Argentine) 出身でイタリア (Italy) を拠点に活動する Verónica González による足芸、というか、足を使ったパペットショー "Teatrino dei Piedi" (2つの足の小劇場)。 足芸だけでなく腹芸も。ほのぼのとした感じです。 2002年に静岡に来た Laura Kibel (写真) と一緒にやったりもしているようです。

旧東ドイツ (DDR) 出身の女性エアリアル・パフォーマー Petra Lange による 女盗賊物語仕立てのロープのショー。 今までも Cirque Eloize, Excentricus に出演したりしていたよう。

今年で3年連続出演となる、 オランダ (Netherlands) の空中芸 (aerial act) とアクロバット (acrobat) のカンパニー Bencha Theater。 衣裳を変えてきましたが、electric な violin と cello に、 女性2人男性1人のパフォーマーで、去年のヴァリエーションという感じでした。 ちなみに、 大道芸ワールドカップ in 静岡 2004 での写真、 大道芸ワールドカップ in 静岡 2005 での写真もあります。

去年、Avanti Display として 静岡に来た (写真) Trevor Stuart と Helen Statman のカンパニーCocoloco による、観客を巻き込んでのストリート・シアター Mafia Wedding。 妊娠した花嫁とその父親であるマフィアのドンが手下を連れて登場。 そのうち「お前がやったのか?」という札を通りすがりの客につきつけて、花婿役が決定。 花嫁介添人、司祭の役も観客から選び、観客を参列者に、マフィアの結婚式が始まります。 結婚式中に花嫁が産気付いて、外科医も観客から。 見事に捕まって、牧師役をやらされてしまいました……。 レヴューを書いてあります。

ドイツ (Germany) の3人組 Les Trois François による、ちょっとハプニングがかったコメディ & ジャグリング・ショー。

今年で3年連続出場となる フランス (France) の歌うアクロバット & ジャグリング・カンパニー Les Acrostiches。 今年からミュージシャン (パーカッショニスト) を加えて4人組になって、 ぐっと良くなったように思います。 特に、ミュージシャンを巻き込んだアクロバットが良かったです。 ちなみに、 大道芸ワールドカップ in 静岡 2004 での写真、 大道芸ワールドカップ in 静岡 2005 での写真もあります。